2024.1.31更新

壁に付けられる棚 - インテリアと収納を格上げする選び方と活用法

お部屋のインテリアと収納スペースを同時に改善したと思っているなら、壁に付けられる棚(ウォールシェルフ)は絶好のアイテムです。
シェルフやラックを壁掛け型にすることで、床面を有効活用し、壁面を美しく彩ることができます。賃貸住宅でも簡単に取り付けられる選択肢が増えていて、低価格帯のものから高額なものまで幅広く、オーク材やウォールナット材のような高級木材を使用した棚も人気です。
今回は、おしゃれな壁掛け棚の選び方と活用法についてご紹介します。

壁掛け棚の選び方と分類
DIYで壁付け棚を作る利点
壁掛け棚の配置アイデアと活用方法
壁に棚を付けるための注意点と基本手順
おすすめの壁付け棚のアイテム紹介

壁掛け棚の選び方と分類

壁に設置する棚は、お部屋の空間効率を向上させるだけでなく、デザイン要素としても優れています。
選び方として、最初に考慮すべきは耐荷重です。壁の素材と取り付け方法を調べ、予定している荷物の重さに耐えられるかを確認しましょう。

次に、棚のサイズと形状です。収納するアイテムや設置する壁のスペースに合わせて選びます。
さらに、材質も重要なポイントです。木製はナチュラルな雰囲気を、金属製はモダンでクールなインテリアに適しています。
色や仕上げもインテリアに合わせて選ぶと、一体感のある空間が作れます。

壁掛け棚は、フロートタイプ、コーナータイプ、キューブシェルフなど、さまざまな形状があります。
フロートタイプは壁面にすっきりと溶け込み、コーナータイプは部屋の隅を効果的に活用できます。キューブシェルフはモジュール性が高く、自由な配置が楽しめるでしょう。
用途とデザインを考慮して、最適な壁掛け棚を選びましょう。

サイズについて - 壁掛け棚のメリット

壁面に設置するので、サイズやデザインの選択の幅がとても広いのがメリットにはなりますが、大きすぎず、小さすぎず、を意識したり、実際の壁面で事前にイメージすることで、自分に合ったサイズを見つけましょう。
壁掛け棚は、本棚やディスプレイ棚として使用するにあたり、お部屋の広さや空間の広さに合わせて、バランスの良いサイズを選ぶのがおしゃれなレイアウトのコツになります。
大きい(長い)サイズのデザインを選ぶ際は耐荷重に注意をして選択しましょう。

デザイン選び - おしゃれな壁掛け棚の選び方

壁掛け棚のデザインを選ぶ際には、お部屋のテーマや既存の家具との調和を考えましょう。
北欧風のシンプルな木製デザインや、モダンなアイアンの飾り棚まで多種多様な商品があふれています。
お気に入りのインテリアに合わせて、適切なカラーや素材を選びましょう。ラックに飾る雑貨や本の大きさに合わせた奥行きや高さの棚を考えることも大切です。

素材について - 木材の壁掛け棚の魅力

木製の壁掛け棚は、天然木の温かみがあり、ナチュラルなインテリアにぴったりです。オーク材やウォールナット材を使用した商品は、木目が美しく、インテリアの質を格上げしてくれます。
また、木製は耐久性にも優れており、適切な取り付けをすれば長期間の使用に耐えるのもポイントです。
さらに、突板を使用したデザインは自然の風合いがナチュラルインテリアや北欧インテリアと相性がいいのでおすすめです。

壁付け棚の種類と取り付け方法

壁に取り付け可能な棚は大きく分けると、直接壁に固定するタイプと、棚受けを使用して設置するタイプがあります。
直接壁に固定するタイプは、シンプルな見た目でスペースを取らず、多くはフックやネジで壁に固定します。
高さや位置を調整しやすい棚受けを使用するタイプは、diyにもおすすめです。

DIYで壁付け棚を作る利点

DIYで壁付け棚を作る最大の利点は、自由なデザインとサイズで、自分だけのオリジナリティある棚を作ることができる点です。
また、手軽に100均のアイテムを活用することもでき、費用を抑えられます。
市販の棚では見つからない特別なサイズやデザインが必要な場合や、インテリアショップで販売しているようなシンプルな家具に自分なりのアクセントを加えたい際にもおすすめです。
専用フックや金具で固定することで、壁面収納を自在にアレンジできるのも魅力の一つです。

但し、耐久性には注意が必要です。
不安な方や初心者の方はインテリアメーカーから販売しているものを選ぶ方が安心といえるでしょう。

壁掛け棚の配置アイデアと活用方法

壁掛け棚は、スペースを有効活用し、インテリアに洗練されたアクセントを加える素晴らしいアイテムです。

リビングでは、壁掛け棚をソファの上のアートワークのように配置することで、部屋のフォーカルポイントを強化することができます。
また、書籍や観葉植物をディスプレイすることで、居心地の良い読書コーナーを作ることも可能です。

キッチンでは、棚を使ってスパイス類やよく使う調理器具を整理し、作業効率を向上させながら、デザイン要素を取り入れることができます。
子供部屋では、壁掛け棚を低い位置に取り付けることで、おもちゃや絵本の収納に活用することができ、子供たちが自ら片付けを行いやすくなります。

埋め込み式の棚は、洗面所や浴室でタオルやバス用品の整理に役立ち、空間を広く見せることができます。
壁掛け棚はデザインや材質を工夫することで、どんな部屋にもマッチし、収納とインテリアの両方の問題を解決する洗練された選択肢になり得ます。

おしゃれな壁付け棚の配置例

リビングやダイニングに壁掛け棚を取り入れることで、インテリアのアクセントになります。
壁面に合わせたサイズのシェルフを選び、置くものに合わせたデザインを選ぶことが大切です。日中にふと目に入る棚にこだわりのアイテムをディスプレイすることで、日常に心地良い変化を与えましょう。

小物の収納に便利な壁付け棚の配置アイデア

トイレや洗面所、玄関などの限られたスペースには、壁掛け棚が便利です。
スリムなデザインや浅い奥行きのモデルを選ぶと、場所を取らずに小物をスッキリと収納できます。また、高さを利用して複数段に配置することで、収納スペースを効率的に増やすことが可能です。

子供部屋での利用法 - 安全性と機能性を重視した壁掛け棚の使い方

子供部屋に壁掛け棚を設置する際は、安全性に特に注意が必要です。耐荷重の確認や、尖った部分のないデザイン、アイテムへのアクセスのしやすさを考慮しましょう。
子供の成長に合わせて高さを変更できる棚受けタイプは、機能性に優れています。

リビングでの活用法 - リビングを広く見せる壁掛け棚の配置方法

リビングを広く見せたい時には、壁掛け棚を利用して空中に収納スペースを作りましょう。壁に色をつけずに、シェルフやラックでアクセントを加えることもできます。
シンプルなホワイトのラックはインテリアに合わせやすく、清潔感を保つことができます。

壁に棚を付けるための注意点と基本手順

壁に棚を設置する際は、まず壁の材質を確認しましょう。石膏ボードやコンクリートなど、材質によって適切な取り付け方法と必要な工具が異なります。

石膏ボードには専用のフックを使う商品が多く、コンクリート壁にはドリルなどで施工をして設置することが一般的です。
自身の取り付けたい壁の材質を事前に確認しておきましょう。

次に、設置場所の水平を確認し、棚が傾かないようにマーキングします。
安全のためにも、棚の重量と耐重量を考慮して、しっかりと固定することが重要です。
最後に、付属の取付け金具やネジを使って棚を固定しましょう。DIY初心者の場合は、安全のため補助者と作業することをお勧めします。

壁付け棚の取り付け方法

壁付け棚を取り付ける際には、棚の種類に応じた取り付け方法を把握しておくことが重要です。
直接壁に固定するタイプは、壁材に合ったピンやアンカー、ネジを使用して取り付けます。また、壁受けを使用するタイプは、壁受けの固定に注目して取り付けましょう。

必要な道具

コンクリート壁などはドリル、水平器、ネジドライバー、ハンマーなど基本的な工具が必要です。(自身で行わず専門の業者に依頼することをおすすめします。)
石膏ボードなどの柔らかい壁材の場合は、アンカーを使用して棚を支えることが一般的です。購入する棚に専用フックや金具があれば、それも忘れずに準備しましょう。

設置位置の決め方

設置位置を決める際には、収納するアイテムの大きさや、人が歩く通路との距離を考慮しましょう。また、壁の構造を理解し、強度がある部分に取り付けるのが望ましいです。
特に賃貸では、取り付け位置に対する制限がある場合がありますので、事前に大家さんや管理会社に確認することも大切です。

壁材別の留意事項

壁材によって取り付け方が異なります。木造や鉄骨造の壁では、柱を見つけてそこに取り付けることが推奨されます。
石膏ボードの場合は、専用のアンカーやボード用ネジを使用することで、しっかりと固定できます。壁材を傷つけないよう、正しい取り付け方法を調べておくことが不可欠です。

安全対策

安全対策として、取り付け作業は一人で行わず2名ないし3名など複数名で行いましょう。また、耐荷重を超えないようにし、棚がしっかりと固定されているか、定期的にネジの緩みがないかチェックすることも重要です。
特に賃貸住宅では、壁を傷つけないような取り付け方法や取り外しが可能な製品がおすすめです。

おすすめの壁付け棚のアイテム紹介

インテリアのアクセントにもなる壁付け棚は、適切に選ぶことで収納スペースを効率的に増やし部屋をスタイリッシュに演出できます。

例えば、無垢材を使用したシンプルな壁棚はナチュラルな雰囲気を生み出し、お部屋に温かみをプラスします。
また、金属製のモダンなデザインは都会的で洗練された空間に最適です。
浮遊感のある隠し金具で取り付けるタイプは、視覚的にもすっきりと見えるため、小さな空間でも圧迫感を与えません。
機能的な面では、コーナーに収まるL字型のデザインは、角のデッドスペースを有効活用するのに役立ちます。
さらに、取り外して洗える棚板のものや、高さを調節できる棚などは、用途に応じたカスタマイズが可能で実用性も抜群。
壁付け棚を選ぶ際には、お部屋のイメージや収納したいアイテムの大きさを事前に考慮して、最適なものを見つけましょう。

ここでは、ウォールシェルフをサイズオーダーでき、多様なデザインを販売しているarneインテリアの壁掛け棚をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。