キッチンダイニングを横並びにレイアウト-間取りの実例とメリット・デメリットをご紹介!

横並びのキッチンダイニング

日々の家事の中で特にウェイトが大きい食事の準備。
ご家族の中で調理を担当する人はキッチンで過ごす時間も長いため、キッチン周りの間取りは特にこだわりたい部分ではないでしょうか?
今、新築や住宅のリホームを考えている方たちに人気で、おすすめしたいレイアウトが、キッチンとダイニングが横並びになった間取りです。

本記事では、間取りの実例を交えながら、キッチンダイニングを横並びにレイアウトする際の魅力的なメリットと、検討すべきデメリット部分について詳しく探っていきます。
家族や友人との共有時間をより快適なものにするための工夫や、効率的な動線設計に関するアイデアをご紹介していきます!





横並びのキッチンダイニングのデメリット

キッチンダイニングを横並びにレイアウトした際のデメリットとは?
注意点としてどんな部分があるか考えてみましょう。

食事のにおいや音が広がりやすい

料理のにおいや調理中の音がダイニングエリアにまで広がる可能性があります。
特に揚げ物や焼き物の際、油のにおいや煙が広がることが多いため注意が必要です。
充分な換気を心掛けてください。

片付けを放置すると散らかりやすい

キッチンの片付けを放置すると、ダイニングエリアも散らかりやすくなる可能性があります。
横並びのキッチンダイニングは作業スペースの境界が曖昧なので、これにより調理中の材料や道具がダイニングエリアに広がりやすく、散らかりやすい状態が生じます。
また、調理と食事の動線が交差するため、作業と片付けのタイミングの調整が難しいことがあり、これが放置状態を招き、散らかりがちな状態を生み出します。
計画的な進行を心掛けることで、散らかりやすさを軽減することができるでしょう。

生活動線が長くなる

キッチンとダイニングをピッタリと横並びに設置することで、移動動線が悪くなる場合があります。
キッチンに行きたい場合、ダイニングをぐるっと回らなければならないため、ダイニングテーブルが大きくなるほど動線は長くなります。
対策としては、キッチンとダイニングテーブルの間に人が通れる分の通路を確保するか、キッチンを壁から放して通路を確保する方法があります。
こちらは新築や住宅のリホームを行う場合対策できますが、賃貸などすでにキッチンの場所が決まっている場合はダイニングテーブルでの工夫が必要です。


横並びのキッチンダイニングのメリット

次にキッチンダイニングを横並びにした際のメリットを考えてみたいと思います。

家事動線が短くなり、移動や配膳がしやすいこと

調理スペースのすぐ隣での食事となるので、準備から片付けまでの移動距離が短くなりスムーズになります。
食事中でもキッチンとの行き来もしやすいので便利です。

限られたスペースを最大限に有効活用できる

キッチンとダイニングを横並びにすることでコンパクトになり、スペースを縦に広げる必要がなくなります。
これにより、狭いスペースでも広がりを感じられるデザインが実現できます。
また、キッチンとダイニングの仕切りを少なくするため、お部屋全体がオープンで広々とした印象になります。

家族や友人とコミュニケーションが取りやすい

キッチンとダイニングが一体化することにより、料理をしながら会話ができるため、コミュニケーションが活発になり、楽しい食事ができます。
また、子供の宿題などを見守りながら自分も料理や片付けができるので、家事がしやすくなります。

家族の家事の参加を促しやすい

家族が調理を見ていることで、家事参加の気持ちが育まれることが期待できます。
横並びのキッチンダイニングは、子供の様子を気に掛けながら一緒に食事の準備や後片付けを効率的に行えるレイアウトです。
ダイニングテーブルを使用していない時は調理台の延長として使用することができるので、広いスペースを確保できるようになります。
この配置は家族の連帯感を高めながら日常の家事を気軽に共有できるという利点を持っています。

キッチンとダイニングを横並びで使うメリットは余白が生まれること

横並びのキッチンダイニング実例:一直線にレイアウト

一直線に配置

キッチンからダイニングテーブルまで一直線にレイアウトした間取りです。
調理したものをすぐ横のテーブルに配膳でき、片付けもサッとシンクに置くことができるので家事動線がシンプルで効率化を図れます。
また、キッチンとダイニングを一体化させることでLDK空間を広く確保できます。
壁や仕切りを取り払い、キッチンダイニングを一つの開放的なエリアとしてデザインすることで、部屋全体が開放感のある印象になります。

キッチンとダイニングとリビングまでをまっすぐに使うレイアウト

また、ダイニングエリアの背面にも収納スペースを設けることができるので、食事の際に追加で必要になった取り皿や、カトラリーなどを取り出せるように揃えておくこともできます。


横並びのキッチンダイニング実例:L字にレイアウト

L字に配置

こちらは腰壁エリアにもテーブルを配置し、ダイニングテーブルとシームレスになるようにL字型にレイアウトしてみました。
食事や家族団らんの際にはダイニングエリアが中心となりますが、腰壁部分のテーブルは作業スペースとして活用したり、来客時などに追加の座席スペースとしてご利用いただけます。

キッチンとダイニングを横並びで使うことでスペースを広く使う

さらに腰壁部分を座席スペースとして活用することで、ダイニングテーブルのサイズを縮小することが可能です。
これによりスペースが確保されるので、LDKスペースを広々と使うことができます。
また、テーブルのそばにプレイマットなどを敷いて子どもたちが遊べるスペースを設けることもできます。
子供たちが遊ぶ様子を見守りながら家事をこなしたり、テーブルでくつろいだりできるので、より機能的で効率的な居心地の良い空間を作っていただけます。

キッチンから部屋が見渡せるレイアウト

横並びのキッチンダイニング実例:お友達を招きたくなるレイアウト

キッチンダイニングをコンパクトに

ダイニングエリアはコンパクトでいい。その代わりにリビングスペースを広くしたい。そんな方にこんなレイアウトはいかがでしょうか?
キッチン横に配置された丸テーブルは、四角いテーブルと比べて圧迫感を軽減し、すっきりとした印象を与えます。
丸テーブルは省スペース向きなデザインなので少人数で食事をする際に便利です。
キッチンダイニングをコンパクトにした分、リビングスペースを広く確保できるのでゆったりとした時間を過ごしていただけます。
また、友人を招いて楽しいひと時を過ごす団らんの場所としてもご活用いただけます。

LDKを広く確保してゆったりと過ごす空間に

キッチンダイニングにおすすめのテーブル

住宅を建てる際、キッチンの横に造作でテーブルを設置することは見た目が美しく、お部屋の雰囲気に合わせてカスタマイズすることができるためおすすめです。
しかし、家族構成の変化や成長に伴い、レイアウトの調整が必要になる場合、造作家具では取り外したり配置を変えることが難しく、柔軟性が制限される可能性があります。
こういった心配がある方は、独立したダイニングテーブルを検討することをお勧めします。
独立したダイニングテーブルは場所を選ばずに配置できるため、ニーズの変化に合わせて柔軟に対応できます。
arneのダイニングテーブルはデザインやスタイルの幅が広く、木目調板、天然杢突板、鏡面が美しいメラミン板と素材やカラーバリエーションが豊富にあり、
サイズオーダー可能なテーブルもありますので、イメージに近い理想的なキッチンダイニングを作ることができます。

シンプルで美しいコの字型テーブルZERO-X

美しいコの字型テーブル

無駄のないデザインがおしゃれなコの字型テーブル。
シンプルな形だからこそ、テーブルとしてだけではなく使い手に合わせて様々な使い方ができるのが特徴的なテーブルです。
サイズオーダー可能で、幅は40~150cm、奥行は25~90cm、高さ37~90cm
上記範囲内、1cm単位でオーダー可能です。※高さ73cm~90cmは最小奥行40cm~となります。
腰壁部分にもマッチするシンプルなデザインなので、高さを合わせカウンターとしても使用できます。

商品の詳細を見る
天板と脚のカラーが変えられるテーブル

天板と脚の色が変えられるテーブル

こちらもサイズオーダー可能。
幅は90~180cm、奥行き50~90cm、高さ40~90cmで範囲内、1cm単位でオーダー可能です。
また、天板の形も3種類ご用意しています。
天板と脚のカラーをそれぞれ選んでいただけるので、お部屋のテイストによってコーディネートいただけます。

商品の詳細を見る
スタイリッシュなテーブル

スタイリッシュなテーブル

使いやすいシンプルなデザインで、ダイニングテーブルに丁度いい高さ72cm。
天板は幅125~180cm、奥行60~90cmまで1cm単位でオーダー可能で、天板の形、素材、カラーバリエーションを豊富に取り揃えています。

商品の詳細を見る
一本足がおしゃれなテーブル

一本足がおしゃれなテーブル

シンプルな見た目なので様々なテイストのお部屋にマッチします。
天板の形も幅広くご用意しており、テーブルの高さも3段階あります。
インテリアとしてお部屋に合わせて選んでいただけます。

商品の詳細を見る

まとめ

会議

注文住宅やリホームを考えてみえる方は、具体的な日常生活を想像し、どのような間取りが快適で過ごしやすいか考えてみてください。
設計の際は土地の広さや建物の形状、LDKの広さをどうするか、平屋か2階建てかなど、様々な要因を検討する必要があります。
設計の際に注目するポイントとして、

・キッチンへの動線
・リビングへの動線と間取り
・キッチン台とダイニングテーブルの間の腰壁の有無
・ダイニングテーブルの高さ
・テーブルなど造作家具にするかどうか
・キッチン、ダイニングスペースのコンセント設置位置
・キッチンと同じフロアに設けるランドリールームやバスルームなどへの回遊性


などが考えられます。

このコラムでは横並びにしたキッチンダイニングのメリット、デメリットを実例を交えながらご紹介しました。
これらのポイントを意識しながら、自身のライフスタイルやニーズに合った最適なレイアウトを検討し、建築事例などを参考に、後悔のない理想的な家づくりを実現してください!



このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

関連タグ

お問い合わせ

メール・お問い合わせフォームのいずれかよりご連絡下さいませ。
現在ご注文過多により電話でのお問い合わせを一時停止させて頂いております。
お急ぎのところご迷惑をお掛けいたしますがご理解とご協力をお願い申し上げます。


株式会社arne(アーネ)
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須3-1-44

最近見た商品