縦長リビングの魅力を引き出すレイアウト術

モノトーンの縦長リビング

リビングスペースはくつろいだり、家族団らんで過ごす、家庭における中心的な場所。
縦長のリビングはスペースが限られているので、いかに魅力を引き出し、縦長の形状を上手に活用することが求められています。
バランスの取れたレイアウトとインテリア選びによって、快適で機能的な居住空間を実現できます。

このコラムでは、縦長リビングの持つ特徴や魅力、効果的なレイアウト術について探っていきます。
リビングスペースをより快適で魅力的な空間にしていきましょう!



縦長リビングが持つ特徴と魅力

ナチュラルテイストの縦長リビング

縦長のリビングは通常の四角いリビングとは違い、奥に広い形状になっているので、動線を生かしたレイアウトにすることで開放感と視覚的効果が際立ち、空間をより広々と感じることができます。
部屋全体を見渡しやすいので、部屋全体に統一感を持たせやすく、効果的なレイアウトによってさらに魅力を引き立てることができます。
しかしながら、家具の配置を間違えると、かえって狭さを感じやすいデメリットも。
特有の縦長な形状を活かしつつ、一般的はリビングにはない魅力的な空間を作っていきましょう。

縦長が生み出す開放感と視覚的効果

縦長のリビングは、高い天井と縦方向の延長が視覚を引き延ばし、空間に開放感を与えます。
壁面に大きな窓がある間取りは、自然光を十分に取り入れることができるので、リビングをより明るく演出できるのでおすすめです。

部屋の一番奥まで目が届くようなレイアウトは、空間をより広く感じさせてくれるので、視覚的効果が際立つインテリアコーディネートを組んでいきましょう!



縦長リビングのレイアウトの基本

縦長リビングのレイアウトで重要なのは、家具やアイテムを適切に配置し、スムーズな動線を確保すること。
ソファやテレビの配置から始め、家具のバランスを考えながら、縦長リビングの特徴を生かすポイントを抑えていきましょう。

ソファとテレビの配置

縦長の構造を生かすために、まずソファとテレビの配置を工夫しましょう。
ソファとテレビは壁面に沿って設置することにより、部屋を広く見せ、リビングがすっきりとした印象になります。
リビングの動線を阻害することが無いようにテレビとソファの前に十分な通路スペースを確保して、部屋の移動がスムーズになるように計画しましょう。

また、設置する際はソファからテレビまでの距離も重要で、適切な距離を保つことによりリラックスしてテレビを見ることができます。
ソファに座りながら、楽な視線の高さにテレビを設置できるよう、壁面に直接テレビを取り付けたり、テレビボードで高さを調節しましょう。

家具の配置で考えるバランス感

縦長リビングは、その形状から、家具の配置を慎重に計画することが、圧迫感を避けてバランス感のある空間を作り出す鍵となります。
まず、部屋の中央には無理に大きな家具を置かず、必要なスペースを確保することが大切です。
インテリアはシンプルに保ち、部屋のサイズに見合った家具を選びましょう。

例えば、ソファは壁に沿わせて置き、向かい側にはローテーブルを配置することで動線を確保します。
また、リビングの一角には読書スペースを作るなど、機能ごとに家具をグルーピングすると、生活空間がより使いやすくなります。
全体として、家具配置には部屋の奥行きを感じさせるような計画を立て、縦長の特性を活かしたインテリアにしましょう。
このように配慮を重ねることで、縦長リビングはただ長いだけの空間ではなく、心地良い居住空間へと生まれ変わるのです。

スペース活用のポイント

縦長リビングはその形状を生かした家具選びがポイントです。
まず、スペースを有効活用するためには、壁面に付けられる収納家具を活用することをお勧めします。
これにより床面は広々と確保でき、家具を配置する際の自由度が増します。
また、リビングの機能性を向上させるためには、生活に必要な物の収納場所を見つけることが大切です。

例えば、本や小物を格納できる壁面の棚はおしゃれなだけでなく、収納力も抜群。
さらに、床から天井までの高さを利用した収納家具を選ぶことで、縦の空間を効率的に使うことができます。
リビングの中心には、座り心地の良いソファやコンパクトなコーヒーテーブルを配置し、快適なくつろぎスペースを作りましょう。
各家具はリビングの形状に合わせて選ぶことで、スペースが限られた縦長リビングも魅力ある空間に変わります。



インテリア配置と家具選びのアイデア

縦長リビングは、工夫次第でとても魅力的な空間になります。
まず、インテリア配置において大切なのは、「空間をどう区分するか」
部屋の奥行を活かし、ソファやラグを使って複数のエリアを作り出すことで、全体の雰囲気が変わります。
家具選びでは、部屋の形状に合わせたテーブルや、スペースを有効活用できる壁面収納やスリムな家具がおすすめ。
配置は、部屋の中心に家具を集めず、壁沿いや角を活用して空間を広く使うことがポイントです。
また、同系色や同じ素材感のもので揃えると部屋全体に統一感が出て、まとまった空間に仕上がります。

壁面を活用した収納術

スペースが限られている部屋では壁面も有効に使っていきましょう。
壁に収納を設置することによって、床面積を確保しつつ、収納力を高めることができます。
また、自分の好きな場所・使い勝手のいい場所に設置することができるので、個性を出しおしゃれなインテリアを楽しむことができます。

スリム家具で広さを確保するコツ

縦長のリビングは奥行きにゆとりがある分、幅が狭いので、視覚的に圧迫感を軽減させるためにスリムでコンパクトな家具がおすすめです。
例えば、壁に寄せて配置できるスリムな本棚や、脚の細い家具などはリビングの圧迫感を軽減しつつ、必要な収納スペースや機能性を提供してくれます。
その結果、縦長のリビングをより広く、快適に使うことができます。

ムードを高める照明の選び方

インテリアにマッチした照明を選ぶことで、リビングのムードが格段に向上します。
照明は単に部屋を明るくするだけではなく、空間全体の雰囲気を左右する重要な要素です。
インテリアと調和する照明を選ぶことで、洗練された空間を作り出し、視覚的な快適さを提供します。
部屋のスタイルや色合いにフィットする照明を選び、リビングに落ち着きと洗練されたムードをもたらしましょう。

多目的に使える場所の選択

限られたスペースを有効活用するために、多目的に使える場所を作るのはどうでしょう。
例えばキッチンの壁にデスクを設置することで、そこで食事もとれますし、ちょっとした作業台にもなります。
デスクの横に本棚を設置すれば、物の出し入れも簡単なので使い勝手抜群。
省スペースにも設けることができるのでおすすめです。



まとめ-家具の配置で広がる縦長リビングの可能性-

魅力的な縦長リビング

今回紹介した縦長リビングのレイアウト術を活用すれば、スペースの制限を感じさせない快適で開放的な空間を実現することができます。
家具の選び方一つで変わるリビングの表情に注目し、自らの理想的なリビングダイニング空間を作っていきましょう。


このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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