トイレの収納は「浮かせる」が最適解!スッキリさせるポイントとは?

トイレにウォールシェルフを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

「トイレの収納が足りない・・・」
「トイレットペーパーや掃除グッズなどがごちゃごちゃしてイヤ・・・」
「狭いトイレをもっと広くスッキリ見せたい・・・」
このようなお悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか?
トイレの収納において、収納力を確保しながら空間をスッキリ見せるポイントとなるのが、「浮かせる収納」を取り入れること。
この記事では、浮かせる収納がトイレにもたらすメリットと、スタイリッシュな収納アイデアを実例を交えて詳しくご紹介します!
浮かせる収納に役立つ便利な収納家具もあわせてご紹介していくので、最後までお見逃しなく!



トイレに浮かせる収納を取り入れるメリット

トイレにウォールシェルフを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

そもそも浮かせる収納とは、文字通り床に直接物を置かずに収納すること。
床に直接物を置かないと一口に言っても、扉のついた収納棚などを壁面に取り付けて徹底的に隠す収納法から、便利な100均グッズなどのプチプラアイテムを駆使して、いろんな物を吊り下げる収納法まで、その手法はさまざま。
おうちのあらゆるシーンで活用できる注目の収納アイデアなのですが、特にトイレという狭くて汚れやすい空間においては、浮かせる収納が相性バツグン。
ここでは、なぜトイレに浮かせる収納がピッタリなのか、そのメリットについて掘り下げていきましょう。

掃除がしやすくなる

トイレに浮かせる収納を取り入れる最大のメリットは、床に物を置かないことで断然掃除がしやすくなる点です。
毎日掃除をしていてもすぐに汚れてしまいがちなトイレにおいて、常に清潔な状態を保つためには「掃除のしやすさ」「お手入れのしやすさ」「汚れにくさ」という3つの工夫をするのがポイントですが、浮かせる収納にすることで、これらのポイントをしっかり押さえた空間にすることができるのです。
例えば、トイレットペーパーやトイレブラシなどのトイレ用品や掃除用品を床置きしていると、トイレ掃除のたびにいちいち物をどかさないといけないだけでなく、隙間にホコリや汚れが溜まりやすくなるので、見た目にも衛生的にもよろしくありません。
ここで浮かせる収納を取り入れることで、床面の物をどけなくていい(=掃除がしやすい)、掃除用品が手に取りやすくなる(=お手入れしやすい)、ホコリが溜まりにくくなる(=汚れにくくなる)ので、常にスッキリきれいなトイレをキープできるのです。
最近ではこうした浮かせる収納に対応できるように、フックで引っ掛けたりマグネット取り付けできるようなトイレブラシやワイパー、スプレーボトルなどの商品が各雑貨メーカーから購入できるので、これらのアイテムも上手に取り入れれば、さらに掃除がしやすく清潔な環境をキープできるでしょう。

デッドスペースを活用しながら収納力を増やせる

こちらも機能的なメリットですが、トイレに浮かせる収納を取り入れることで、デッドスペースを活用しながら手軽に収納力を増やすことができます。
トイレは他の部屋に比べて格段に狭く、また間取りによっては便器の後ろや壁面、コーナー部分や手洗い場の下など、活用しづらいデッドスペースが多くできがちなので、収納ボックスなどを使って物を収納するには難易度が高め。
しかし、浮かせる収納を上手に利用すれば、これらのデッドスペースをたちまち収納スペースに生まれ変わらせることができるのです。
便器後ろの狭いスペースであれば、マグネットやフックなどを利用した吊り下げアイテムを活用したり、壁面やコーナーにスペースがある場合は、ウォールシェルフを取り入れてお気に入りの雑貨やトイレットペーパーを収納したりなど、スペースや収納アイテムに合わせた方法で浮かせる収納を取り入れてみましょう。

トイレが広く見える

トイレでの浮かせる収納は、機能面だけでなく視覚的なメリットももたらします。
床面に物や収納家具を置かないことで足元がスッキリ見えるので、トイレが広く感じられます
特に賃貸住宅や狭小住宅にお住まいの方の中には、居住スペースを確保するためのしわ寄せとして、トイレの広さが犠牲になっているという方も多いのではないかと思いますので、少しでもスッキリとした空間を実現するために、浮かせる収納を取り入れるのがおすすめ。
この場合、視界よりも高い位置にウォールシェルフやスリムな吊り戸棚といった収納家具を設置することで、床面をスッキリさせつつ見せたくないトイレ用品や掃除用品などを隠せるので、見た目やインテリアの面でも〇。
また、高い位置に収納を設置することで、前述したようにデッドスペースを活用できるだけでなく、小さいこどもの手が届かなくなるので、イタズラや誤飲・誤食などを未然に防ぐことも可能に。
後ほどご紹介するような石膏ボード対応の壁掛けウォールシェルフであれば、サイズ豊富で簡単に取り付けや取り外しもできるので、狭小トイレにお困りの方ほど有効な収納アイデアとなるでしょう。



トイレに浮かせる収納を取り入れる場合のポイント

トイレにウォールシェルフを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

トイレでの浮かせる収納を取り入れるメリットがわかったところで、ここからは実際に浮かせる収納を上手に取り入れるためのポイントを押さえていきましょう。
大まかなポイントとしては、清掃のしやすさとアクセスの良さを意識すること。
具体的に順を追ってみていきましょう。

収納するアイテム選び

まず考えたいのが、トイレに何をどれだけ収納したいのか?ということ。
トイレで使うアイテムはどうしても生活感の出てしまうものばかりなので、基本的な考え方としては、扉付きの収納棚などを利用して全て隠す収納を徹底するのが、スタイリッシュでスッキリとしたトイレづくりの鉄則。
一方で、トイレは他の部屋に比べてスペースに限りがある場所でもあるので、収納するアイテムの内容や量、大きさに十分注意しなければならないのも事実です。
もしトイレ内の既存の収納で十分なアイテムを収納できないと判断した場合、
①今からご紹介するような、壁掛け式の浮かせる収納棚を追加して収納する
②前述したような、アイテム自体を浮かせたり引っ掛けられるタイプのものを選ぶ
③よく使うもの以外は洗面所やバス、玄関など、近くの他の部屋に移動する
収納の方向性として、まずは以上のいずれか、もしくは組み合わせて取り入れることを検討していく流れになります。
収納するアイテムやトイレの広さ、お部屋の間取りを総合的に考えて、自分に合った収納スタイルを取り入れていきましょう。

浮かせる収納の置き場所やサイズ選び

浮かせる収納を取り入れる際、特に収納ラックを取り入れて物を収納する場合は、トイレのサイズや構造に合わせた収納棚の選定が大切です。
収納に使う戸棚やウォールラック・シェルフなど、どのようなタイプのものにしても壁面や天井などに固定して使うことになるのがほとんどなので、
・設置したいスペースは十分にあるか
・壁面や天井の石こうボードの位置は問題ないか
・扉の開閉や動線に支障が出ないか(体にぶつからないか)
などを念入りにシミュレーションしましょう。
省スペースを意識したい場合や、トイレットペーパーホルダー上の空きスペースなどを活用したい場合には、スリムで取り付けやすいオープンタイプのウォールラック、収納ケースを駆使してたくさんのアイテムを収納したい場合は、大容量の吊り戸棚式壁面収納といったように、こちらでも収納量や内容に合わせて収納棚のタイプを選んでいきましょう。

掃除のしやすい素材やデザイン選び

トイレで使用する収納棚や収納アイテムを選ぶ際は、掃除やお手入れのしやすさを基準に選ぶのも一つのポイント。
水や汚れに強い材質や、作りがシンプルで拭き掃除がしやすい、掃除用品を収納しやすいデザインの収納家具を選ぶことで、掃除の手間を省き、いつも衛生的なトイレを保つことができます。
インテリア面だけでなく、掃除やお手入れのしやすさといった機能面においても、シンプル&浮かせる&隠す収納を徹底した方がトイレにおいてはメリットが多いので、意識して取り入れるようにしましょう。



トイレの浮かせる収納アイデア①シンプルなウォールラックを使う

トイレにウォールラックを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

ここからは、ご紹介してきた浮かせる収納のメリットやポイントを踏まえて、実際にトイレに浮かせる収納を取り入れたコーディネートを見ていきましょう。
まずはトイレ空間に馴染みやすいシンプルデザインのウォールラック。
シンプルながらもボリューム感のある厚みで、掃除用品はもちろん、フレグランスから観葉植物などの重量物までしっかり支えられます。
石こうボードに取り付け簡単な壁掛けタイプのウォールラックなので、画像のコーディネートのように複数使いもしやすく、diyの苦手な方でもまるで造り付けのような収納スペースを持てるのがこちらの商品の最大のメリット。
収納用途から飾り棚用途まで、幅広い用途で活用できるので、まずは気軽に1つから試してみてはいかが?



トイレの浮かせる収納アイデア②吊り戸棚タイプのシェルフにしまう

トイレに扉付きウォールシェルフを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

トイレの空間を活かしつつ、収納力を上げるのに最適なのが、こちらでご紹介する吊り戸棚タイプのウォールシェルフ。
サイズやカラーが豊富なこちらのシリーズは、簡易オーダーサイズにも対応しているので、スペースや収納ケースなどに合わせてピッタリのサイズを選ぶことができ、賃貸や一人暮らしの方、狭小住宅や備え付けのトイレ収納が十分でない方でも、たくさんのトイレ用品をストッカーとしてまとめて収納できます。
また、光沢のあるこちらのホワイトのシェルフは、メラミンという傷や汚れ、湿気や水分に強い素材を採用しているので、洗練された雰囲気を演出するだけでなく、トイレのような汚れやすい環境にもピッタリ。
トイレで使うアイテムはトイレの収納で完結させたい!という方にはうってつけの収納棚ですね。



トイレの浮かせる収納アイデア③ウォールハンガーラックに掛ける

トイレにウォールハンガーラックを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

ここまでは収納棚タイプの浮かせる収納をご紹介してきましたが、こちらでは引っ掛けて浮かせる収納ラックをご提案。
この壁に取り付けられるウォールハンガーラックは、もともと洋服やかばんなどをハンガーを使って引っ掛けて使う商品なのですが、トイレではフックを利用してタオル掛けや掃除用品掛けとして活用。
とてもスリムで省スペースなウォールラックなので、手洗い場横などのごくわずかなスペースでもバッチリ機能します。
華やかなパステルカラーのラインナップもあるので、画像のようなモノトーンでシンプルなトイレにインテリア面でアクセントをプラスする効果も。
価格もお手頃なので、タオルやトイレブラシなどの浮かせる収納にお困りの方には特に救世主といえるような商品となるでしょう。



まとめ:トイレをスッキリさせるには浮かせる収納が有効!

トイレにウォールシェルフを使って浮かせる収納を取り入れたコーディネート

いかがでしたか?
ここまで実例やおすすめの収納家具をご紹介しながら、トイレの浮かせる収納についてその魅力を発信してきました。
浮かせる収納はトイレをスッキリさせるための大きなカギとなります。
ウォールラックやシェルフ、ハンガーラックなど、様々なアイテムを活用して、トイレの空間を効率良く、そしておしゃれに使いこなしましょう。
毎日使う空間だからこそ、浮かせる収納でスッキリ機能的なトイレにすることで、お手入れも簡単で心地よい空間となり、日々のくらしの質も上がっていくでしょう。
新生活が始まって間もない今が収納を見直すチャンスなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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