40平米1LDK、二人暮らしを快適にするためのレイアウトガイド
40平米の限られた空間で快適な二人暮らしを実現するためには、賢い部屋作りが必要です。
特に、1LDKのお部屋では、生活動線や家具選びがポイントとなります。
同棲を始めたカップルや友人とルームシェアを始める方たちに、空間の使い方から家具やインテリアの選び方まで、具体的なアイデアや実例を紹介します。
スペースを最大限に活用し、快適な二人暮らしの実現を目指しましょう!
目次
40平米ってどれくらいの広さ?
新しい物件を探す際に、よく目にするのが「40平米1LDK」や「40平米2LDK」といった表記ですが、実際にどれくらいの広さなのでしょうか?
40平米は、畳数に換算すると約24畳となり、そこから玄関や水回りのスペースを除くと、居室部分は16畳程度になるのが一般的です。
コンパクトではありますが、二人暮らしでもゆったりと生活できるスペースを確保しています。
快適な二人暮らしのための基本の考え方
二人暮らしを始める前に、まずは部屋の機能や収納計画をしっかり立てることが大切。
お互いのプライバシーや作業スペース、共有のリビングエリアのバランスを考え、限られたスペースを最大限に活用しましょう。
2人のインテリアの好みをすり合わせ、統一感のあるインテリアコーディネート・カラーコーディネートを目指すこともポイントです。
空間の使い方を計画する
40平米の1LDKという限られたスペースでの二人暮らしを快適に過ごすためには、空間の使い方を計画することが重要です。
まずは、間取りをよく考えましょう!
LDKはリビング・ダイニング・キッチンの略で、この一体感が重要です。
リビングダイニングのエリアには食事を楽しむスペースと、リラックスできるくつろぎスペースを確保しましょう。
キッチンから動線がスムーズで使いやすい配置にすることがポイント。
このように、各エリアの機能を明確にし、効果的な配置を考えることで、二人暮らしを快適に過ごすことができます。
収納の工夫で生活感を抑える
収納は快適な二人暮らしを充実させるために欠かせない要素です。
収納家具を選ぶ際には、部屋のサイズや形に合ったサイズを選ぶのがポイント。
また、収納力がありながら部屋を圧迫しないコンパクトなデザインの家具を選ぶことで、空間に余裕が生まれ開放的な印象になります。
日用品など生活感の出やすいものは扉付きの収納にしまい、好きな雑貨やアクセサリーなどインテリアとして楽しむことができるアイテムは、飾る収納として使い分けると、生活感を押さえながらおしゃれですっきりとした空間をキープすることができます。
インテリアの色使いで広がりを演出
40平米1LDKの部屋を広く見せるためには、インテリアの色使いが重要です。
明るい色やナチュラルな色合いの家具やアイテムを選ぶことで、空間が明るく開放的に感じられます。
また、同系色を統一して使うことで、統一感のある空間を演出することができます。
例えば、リビングエリアでは明るいベージュや淡いグレーのソファやラグを取り入れると、部屋全体が広く感じられます。
暗い色の家具や大型の家具は、圧迫感があり部屋を狭く見せてしまう可能性があります。
暗い色を使いたい場合は、床に近い高さのものを取り入れ、天井付近の空間を開けることで開放感を維持することができます。
40平米1LDKの効率的なレイアウト
効率よく快適な生活空間を作るには、家具の配置やスペースの使い方が重要です。
実際のレイアウト例を参考に、二人暮らしにおすすめのアイデアをご紹介します。
寝室を快適に保つ工夫
寝室は、良質な睡眠を確保するために、リラックスできる落ち着いた空間であることが不可欠です。
40平米1LDKの場合、寝室の位置や家具の配置を工夫し、快適な眠りを送れるように環境を整えましょう。
2人で寝室を使う場合、シングルベッドを2台並べるか、ダブルベッドを置くかを検討するかもしれませんが、部屋のサイズを考慮して、慎重にベッドのサイズを選んでください。
ベッドは部屋の大部分を占めるため、圧迫感を回避するために、壁沿いにベッドを置くなど配置を工夫して空間を広く保つ工夫をしましょう。
さらに、リラックスできる間接照明や、ベッドサイドに置くサイドテーブルなどを置くことでより快適な寝室を実現できます。
快適な二人暮らしのレイアウト実例
実際のレイアウト例を見ることで、より具体的なイメージが湧きます。
ここでは、お部屋に快適さと機能性をもたらすレイアウトの実例をご紹介します。
二人暮らしを充実させる家具とアイテム選び
二人暮らしを始める際には、機能的でスペースを有効活用できる家具の選び方が大切です。
適切なアイテムを選ぶことで、お互いのスペースを確保しつつ、共有エリアも心地よく保つことができます。
スペースを有効利用する多機能家具
限られたスペースの中で、収納力と機能性を兼ね備えた多機能家具を選ぶことにより、二人暮らしのスペースを効率的に活用できます。
例えば、ソファベッドや折りたたみ式のダイニングテーブルなど、使わない時はコンパクトに収納できる家具を選ぶことで、スペースを有効活用することができます。
収納力のある家具や、壁面収納などを活用することで、生活空間をすっきりと保つことができるでしょう。
ベッドにもなる2wayソファ
普段はソファとして使用し、くつろぎたい時や来客時の簡易ベッドとしても使用できるソファベッド。
広げるとシングルベッド位の大きさなのでゆったりと寝ることができます。
伸縮可能なラック
スペースに合わせてサイズを自由に変えることができる伸縮式のディスプレイラック。
省スペースにおすすめで、コーナーにも置くことができるので、自由度が高いアイテムです。
間仕切りとして使用することも可能なので、リビングダイニングなど空間を仕切りたい時にも便利。
壁面を収納スペースに
スペースの確保が難しい場所に収納を増やしたい時におすすめなのがウォールラック。
壁面に取り付けることで、床面積は確保したまま収納スペースが増やせます。
デザインやサイズが豊富なのでお部屋にピッタリなものが見つかるはず。
二人の暮らしを彩るデザインとアイテム
ダイニングテーブル/チェア/間仕切りラック/ソファ/テレビ台/フラップ収納/壁面収納(奥)/壁面収納(手前)
二人暮らしの部屋には、お互いの好みやライフスタイルに合ったデザインやアイテムを取り入れることで、より快適で充実した空間を作ることができます。
例えば、共通の趣味や興味を反映したインテリアアイテムや、お気に入りの絵画やポスターなどを飾ることで、お部屋にアクセントを加え、より過ごしやすい空間に。
また、共同のスペースとは別に、お互いのプライベートスペースを確保できると、自分の時間を楽しみたい時や集中したい時に便利なので、マイルームやワークスペースを設けることも考えてみてください。
部屋数的に個室を設けることができない場合は、パーティションや家具を間仕切りとして使用して区切った空間を作ることもできます。
まとめ:二人暮らしを豊かにするレイアウト設計の秘訣
最後に、40平米1LDKの部屋での二人暮らしを快適に過ごすためには効果的なレイアウト設計が不可欠です。
以下はまとめとして重要なポイントです。
・空間の使い方を計画する
リビング、ダイニング、キッチンなどのエリアを明確に区切り、それぞれの機能を考えた配置を行うことが重要です。
LDKを一体化することで、開放感を演出しましょう。
・収納の工夫で生活感を抑える限られたスペースを最大限に活用するために、収納家具や壁面収納などを利用しましょう。
生活感を抑えるためにも、収納力のある家具を選びましょう。
・インテリアの色使いで広がりを演出明るい色やナチュラルな色合いを選ぶことで、部屋全体が明るく広く感じられます。
同系色を統一して使うことで、統一感のある空間を演出しましょう。
2人暮らしの部屋はお互いの生活スタイルや好みを踏まえながら共有スペースとプライベートスペースをバランス良く配置することが大切です。
効率的なレイアウト設計と、お互いのコミュニケーションを大切にして、快適な二人暮らしを楽しんでください。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。