狭いお部屋でも大丈夫!二人暮らしに合うベッドサイズとスペース活用術

狭いお部屋での二人暮らしを快適にするために、寝室はこだわりたい場所。
多くのカップルや夫婦が抱える共通の課題であり、お互いの快眠を確保するためにベッドサイズの選び方や部屋のレイアウトがポイントになってきます。
本記事では、二人暮らしに最適なベッドサイズの選び方から、スペースを広く見せる工夫まで徹底解説します。
ぜひ参考にしてみてください!
二人暮らしに適したベッドの選び方

ベッドサイズの基本とは?
ベッドサイズを選ぶ際の基本的なポイントは使用人数とお部屋の広さです。
一般的なベッドサイズには、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングなどがあります。
シングルサイズのベッドは横幅約97cmとなっており、一人で使用するには十分な広さですが、カップルや夫婦で一緒に寝るには狭すぎるため、二人で使用する場合最低でもセミダブル以上がおすすめです。
セミダブルであれば約120cm、ダブルであれば約140cmの横幅があり、二人で寝るのに快適なスペースを確保できます。
寝返りや動きが多い方や体格によってはセミダブルは少し窮屈に感じることもあるので、その場合はダブルやクイーン、キングサイズが適しています。
ベッド選びの際は、お部屋の間取りや動線も考慮しつつ、お互いの睡眠スタイルに配慮して最適なベッドサイズを選びましょう。
部屋のレイアウトとベッドの配置
2人暮らしの寝室では限られたスペースを上手に活用することがポイントです。
部屋の形状や壁の位置を考慮してベッドを配置することで、部屋を広く見せつつ使いやすい空間を作ることができます。
例えば、ベッドを壁際に配置することで通路スペースを広く取り、動線をスムーズにすることが可能です。
また、ローベッドを選ぶと、視覚的な圧迫感を軽減し、部屋全体を広く感じさせる効果があります。
さらに、部屋の中央にベッドを配置することで、どちらかが先に就寝していても相手を起こさずにベッドに入ることができます。
この配置はお互いの生活スタイルに応じて柔軟に対応できるのがメリットです。
生活スタイルや部屋の使い勝手を考慮しながら最適なレイアウトを見つけることで、二人暮らしでも快適な寝室を実現できるでしょう。
部屋を広く見せるベッド周辺の工夫

色と素材で空間を広く見せるテクニック
部屋全体を広く見せるためには、明るい色や軽やかな素材を選ぶことがポイントです。
壁紙やベッドフレーム、家具に明るい色を取り入れることで、空間が広く開放的に感じられます。
例えば、ベッドフレームや寝具はホワイトやグレー、ベージュなどのナチュラルな色合いを選ぶと統一感がでて開放的な印象に。
また、木材やファブリックなどの柔らかい素材を取り入れることで空間に温かみをプラスできます。
収納機能付きベッドの利点
収納付きベッドは小さな部屋での収納スペース不足を解消する強い味方です。
引き出し付きやベッド下に収納ボックスやスペースがあるタイプを選ぶことで、衣類や寝具、小物類を効率的に整理できます。
収納機能付きベッドは、別途収納家具を置くスペースが不要となり、限られた空間を有効活用し、クローゼットの負担を減らせるのが魅力。
ベッドをただの睡眠の場所ではなく収納の役割を持たせることで、すっきりとした実用的な寝室づくりが実現するのです。
ミラーやライトの活用法
部屋を広く見せるために役立つアイテムがミラーとライト。
ミラーは光を反射させお部屋を明るくしてくれますし、奥行き感をプラスしてくれるアイテムなので、狭いお部屋をより広く見せる効果があります。
また、間接照明を活用することで、柔らかな光が部屋全体を包み、リラックスした雰囲気を演出します。
例えば、壁に大きめの壁掛けミラーを設置、照明は天井に強い光を設置するのではなく、複数の間接照明を利用し、部屋全体に均等に温かみのある光を広げることで明るく開放感のあるお部屋に。
ベッドサイドに小さなランプを置いたり、壁に取り付けられるアームライトを使って読書スポットを設けたりすることで、部屋はより機能的かつ快適な空間へと変わります。
このようにして、限られた空間でも二人が快適に過ごせる工夫を凝らしてみましょう。
小さな部屋で二人が快適に過ごすための技

プライバシーの確保のヒント
二人暮らしではお互いのプライバシーを尊重する工夫も不可欠です。
狭いお部屋では、リビングやワークスペースなど複数の役割を持つ共用空間に寝室を設けることもあります。
そんな時、ベッド周りにパーテーションやカーテンを設けることで、簡易的ながらもプライベートな空間を作り出すことができます。
移動が簡単な仕切りを選べば、必要に応じて空間の使い方を変更することも可能ですし、カーテンであれば圧迫感を与えずに空間を区切ることができるので、狭い部屋にも最適です。
さらに、カーテンやパーテーションの素材や色を部屋の雰囲気や装飾と合わせることで、機能性だけでなく統一感のあるインテリアとしても活躍します。
お部屋のサイズが小さくても、賢くスペースを活用すれば、二人暮らしを快適にするために必要なプライバシーを確保することができます。
空間を広く感じる色彩の選択
狭い空間を広く見せるために、お部屋の色彩にもこだわりましょう。
ホワイトやグレーなどの明るいトーンや淡いカラーを基調とすることで、空間を明るく、広く見せる効果があります。
例えば、部屋全体をグレージュのような柔らかなカラーでまとめることで、落ち着いた雰囲気を演出しつつ視覚的に広がりを感じさせます。
そこにアクセントとなる深みのある色を取り入れることでバランスの良い空間を作り出せます。
おすすめのベッドフレーム

シンプルなベッドフレーム
二人暮らしの小さな部屋に最適なのは、シンプルでコンパクトなベッドフレームを選ぶことです。
特にローベッドは、低いフレームが空間を広く見せる効果を持っており、スペースを有効に活用できます。
こちらのシンプルなベッドフレームは、ヘッドレストタイプとフレームが角ばったスタイリッシュなもの、柔らかな印象を与えるラウンド型の3タイプをご用意。
さまざまなインテリアデザインとも調和しやすいシンプルなフレームは、部屋全体の雰囲気をスッキリとまとめ、限られたスペースでもゆとりを感じさせてくれます。
サイズもシングル・セミダブル・ダブルと3サイズあるので、お部屋のサイズや使い勝手に合わせたデザインを選び、二人が快適に過ごせる空間を作り出して下さい。

高級感のあるベッドフレーム
少し贅沢な雰囲気を演出したい方には、高級感のあるベッドフレームがおすすめ。
ファブリック素材やレザー調のデザインは、寝室にホテルライクな特別感をもたらします。
モダン、ミッドセンチュリー、ナチュラルなどどんなテイストのお部屋にもマッチし、生地で包まれたデザインは木製や金属製のベッドとはまた違った質感があり、デザイン性が高く、寝室に置くだけで空間全体にリッチな雰囲気を与えます。
ホテルのようなすっきりとした寝室を保つことで、毎晩の睡眠を特別なひと時に変えましょう。
このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
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