二人暮らしの寝心地向上!ベッドで重視すべき5つのポイント

二人暮らしの寝室

二人暮らしを始めると、生活スタイルや家具の選び方が大きく変わります。
その中でも、快適な睡眠を確保するためにベッドの選び方はこだわりたいポイント。
寝心地の良いベッドは、二人の健康と日常生活の質を向上させるカギです
しかし、どのようにベッドを選べば良いのか、具体的なポイントがわからない方も多いのではないでしょうか?

本記事では、二人暮らしに最適なベッドを選ぶためのポイントを5つに絞って詳しく解説します。
ベッドのサイズからマットレスの種類、寝具の選び方、ベッド周りの環境作りまで、あらゆる角度から快適な寝心地を実現するためのアドバイスを提供します。
これから同棲を始めるカップルや、新婚の方、現在の寝室をより快適にしたい方にとって、必見の内容です。
ぜひ参考にして、二人で素敵な睡眠環境を作り上げてください。



ベッドの選び方:快適な睡眠の土台を築こう

快適な睡眠

サイズを正しく選ぶ

二人暮らしのベッド選びで最も重要なのはサイズ。
二人が快適に眠れるスペースを確保するため、ダブルベッド以上のサイズを選びましょう。
クイーンサイズやキングサイズのベッドは2人で寝ても十分な広さがあり、寝返りも打ちやすいのでおすすめです。
また、生活スタイルの変化に対応するため、シングルやセミダブルを二つ連結するツインベッドという選択肢も。
お部屋のスペースやレイアウトも考慮に入れ、適切なサイズを選びましょう。

マットレスの種類を知る

寝心地の大部分を左右するマットレス。
一般的な選択肢には、ポケットコイル、高反発ウレタン、低反発ウレタンなどがあります。
ポケットコイルは一つ一つのコイルが独立しているため、振動が伝わりにくく、二人で寝ても快適。
高反発ウレタンは体をしっかり支え、寝返りがしやすいのが特徴です。低反発ウレタンは体にフィットする感覚があり、ゆったりとした寝心地を提供します。
各種マットレスのメリットとデメリットを理解し、あなたとパートナーの好みに合った最適なマットレスを選びましょう。

フレームの素材と構造

ベッドフレームはインテリアに溶け込むシンプルなデザインか、それとも収納機能や棚付き、照明つきなどの機能を重視するかで選び方が変わります。
また、ベッドは湿気がこもりやすく、カビの発生が懸念されるため、通気性も気にしたいポイントです。
木製フレームは温かみがあり、どんなインテリアにも馴染みやすい一方で、金属製フレームはスタイリッシュでモダンな印象を与え、通気性と耐久性にも優れています。
特にすのこベッドは、高い通気性と湿気対策に優れており、長期間快適に使用することができます。

さらに、フレームの高さや機能性を考慮することで、使い勝手が向上します。
ロータイプのベッドは部屋に圧迫感を与えず、広々とした印象を作り出し、反対にハイタイプのベッドは、腰掛けてから寝ることができるため、腰痛持ちの方にとって楽な姿勢で寝る準備ができます。
また、コンセントや照明が付いたベッドフレームは、ベッドで過ごす時間をより充実させることができます。



マットレスの硬さ:あなたとパートナーに合ったものを

快適なマットレスの硬さ

体重と寝姿勢に着目する

前述した通り、マットレスには様々な種類があり、自分たちに合ったものを探すのはなかなかに大変です。
実際に使用してみて良しあしを判断するのが一番ですが、自分にはどういったマットレスが合いそうなのか見ていきましょう。

マットレスの硬さは、体重や寝姿勢に大きく影響されます。
体重が重い人、体格が大きい人は硬めのマットレスを選ぶことで体が沈み込まず、正しい姿勢を保てます。
一方軽い人や体格の小さい人は柔らかめのマットレスが体にフィットしやすく、快適に眠れます。
寝姿勢も重要で、仰向けで寝る人は腰が沈み過ぎない中程度の硬さが適しており、横向きで寝る人は肩や腰の負担を軽減するために、やや柔らかめのものが理想的です。
二人の体重差や寝姿勢の違いを考慮し、それぞれに最適な硬さのマットレスを選ぶことが、快適な睡眠を得るためのポイントです。

硬さの目安となる指標

マットレスの硬さを選ぶ際の指標として、「ニュートン(N)」という単位が用いられ、この値が高いほど硬いマットレスであることを示します。
例えば、100N未満は非常に柔らかく、200N以上は非常に硬いとされています。
多くの人にとって快適な硬さは150Nから200Nの範囲内にありますが、これはあくまで目安であり、実際に試してみることが重要です。
店舗で試しに横になってみる、試用期間が設けられている商品を購入するなど、実際の使用感を確かめてから決定すると失敗が少なくなります。
寝返りのうちやすさやなどを確認し、快眠をサポートするものをチョイスしてください。



寝具の役割:枕と布団の重要性

寝心地を向上させる寝具

枕の種類と選び方

枕には、低反発、羽毛、ウレタン、パイプなど様々な種類があります。
頭の形にフィットし、首や肩の負担を軽減してくれるものや、通気性がよく熱がこもりにくい素材、高さ調節が可能なものなど、自分の首の形状や寝姿勢に合わせて枕を選びましょう。
パートナーとそれぞれの好みに合った枕を選ぶことが、より良い眠りをサポートします

布団と掛け布団の材質

布団の材質にも注目しましょう。
綿やポリエステル、羽毛など様々な材質がありますが、それぞれの特性を理解して選ぶことが大切です。
綿布団は吸湿性が高く、肌触りが良いのが特徴。ポリエステル布団は軽くて扱いやすく、洗濯がしやすいメリットがあります。
羽毛布団は保温性が高く、冬の寒い季節に最適です。また、通気性に優れた夏用羽毛布団もおすすめです。
また、アレルギー対策が施された商品も多く、清潔を保ちやすい点もポイント。
季節や部屋の環境に合わせて、適切な材質の布団を選ぶことで、快適な睡眠環境を作り出せます。



ベッド周りの環境作り:光と音、温度のコントロール

寝室の照明

カーテンやブラインドの役割

ベッド周りの環境を整えるためには、光のコントロールが重要です。
遮光カーテンやブラインドを使うことで、外部の光を遮断し、朝までぐっすり眠ることができます。
特に寝室は、暗さを保つことでより深い眠りが得られるため、高遮光性能のカーテンやブラインドがおすすめ
また、光を完全に遮断するだけでなく、程よい明るさを調整できるタイプも便利です。
光のコントロールは、睡眠の質に大きく影響するため、適切なカーテンを選びましょう。

睡眠を助ける照明の選び方

寝室の照明選びも快適な睡眠には欠かせません。寝る前にリラックスできる暖色系の照明を選ぶことで、自然な眠気を誘発します。
調光機能付きの照明は、時間帯や気分に合わせて明るさを調整できるため、非常に便利です。
また、間接照明を取り入れることで、柔らかい光が部屋全体を包み込み、落ち着いた雰囲気を作り出します。
照明選びにこだわることで、寝室の環境を整え、リラックスしたより良い睡眠が得られるでしょう。

温度と湿度を最適に保つ

快適な睡眠を得るために、寝室の温度と湿度を気にしてみましょう。
理想的な睡眠環境は、温度が16〜20度、湿度が40〜60%とされています。
エアコンや加湿器、除湿器を活用して、これらの条件を満たすよう調整しましょう。
特に夏場や冬場は、温度管理が難しいため、定期的にチェックすることが大切。
温度と湿度を適切に保つことで、快適な睡眠環境を維持し、質の高い睡眠が得られるようになります。

ここで注意したいのが、湿気が多い環境になるとカビが発生しやすくなります。
通気性のいいすのこベッドを使用したり、適宜換気を行うなど、清潔なベッド環境を保つよう心がけましょう。



ライフスタイルとベッドの関係:より良い選択をするために

ライフスタイルの変化に合わせた寝室づくり

生活スタイルに合わせたベッドの選択

生活スタイルに合わせてベッドを選ぶことも重要です。
例えば、仕事が忙しくて毎日の睡眠時間が短い場合、短時間でも質の高い睡眠を得られるベッドが必要です。
また、リビングと寝室が一体化している場合、ソファベッドのような多機能なベッドを選ぶと便利。
同棲カップルの場合は、生活リズムが異なることも多いため、振動が伝わりにくいマットレスを選ぶことで、お互いに快適な睡眠をサポートできます。
生活スタイルに合わせたベッドの選択は、快適な生活を実現するための基本です。

将来の使い方を見据える

同棲を始める際や新婚生活のスタートにあたり、将来も使用を続けることを想定したベッド選びが大切です。
子どもの誕生や家族構成の変化に合わせて、柔軟に対応できるベッド選びを検討するのもよいでしょう。
例えば、シングルベッドを2台並べて使うことでクイーンベッドよりも幅が大きくなるので、二人でもゆったり使え、子どもが増えても十分な広さで眠ることができます。
また、将来的にベッドを離し使用することができるので、生活スタイルの変化に柔軟に対応することができます。
更に、長く使うことを前提に、耐久性やメンテナンスのしやすさも確認しておくことが大切。
将来を見据えたベッド選びが、長期的に快適な生活を支える要素となります。

シンプルなベッドフレーム

シンプルなベッドフレーム

シンプルで様々なテイストに合うベッドフレーム。
すのこベッドになっているので通気性は抜群です。
フレームのデザインは3タイプあり、サイズもシングル、セミダブル、ダブルと3サイズあります。
2台並べても快適にお使いいただけます。

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ホテルライクなベッドフレーム

高級感のあるベッドフレーム

フレームにファブリックを使用した高級感のあるベッドフレーム。
ホテルのようなおしゃれなベッドフレームはモダン、ミッドセンチュリー、ナチュラルなどどんなテイストのお部屋にもマッチ。
生地で包まれたデザインは木製や金属製のベッドとはまた違った雰囲気を出してくれます。

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まとめ:二人暮らしに最適なベッドの選び方

居心地の良い空間を作り出すために、様々なポイントを押さえて、二人だけの快適な睡眠空間を実現しましょう。
二人の生活の質を大きく向上させるために、この記事を参考に、快適な寝心地を追求し、最適なベッド選びを楽しんでください。


このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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