45°に切削された部材同士をくっつけてドイツ製の固定具で固定するという仕組みですが、私が購入した製品(803072=幅80cm、奥行き30cm、高さ72cm)では組み立てただけでは直角が出ず、左右の脚の下端の幅寸法が本来716mmなければいけないところ、5mm以上「下すぼまり形状」になってしまいました。目で見てはっきりわかる程度です。とてもカッコ悪い。
構造を考えれば納得で、固定具で締め付ければ引き込まれて内角が>90°になるのは当然です。組み立てたときに内角が±90°になるようにするためには、切削角度を45°+𝜶にしておかないとならないはずです。
仕方がないので、紙を輸送する筒段ボールを所定の寸法に切り、接着剤をつけて本体を組み立ててから、下部に筒をはめて直角になるように固定、これでなんとか内角を90°+90°にしました。とんだ無駄骨を折りました。
「欠陥設計」とまでは言いませんが、この商品を購入した方々がみなさん「内股」でお使いになっているのかと思うと悲しいです。
板も薄い感じがせず、収納力も思っていたよりあったので大満足です。
フラップ扉も上に雑誌を載せた時にちょうどいいサイズでした。
しっかりとした作りなので長く使えそうでいい買いものをしたと思います。