ベッドと布団、どっちがいいのか? それぞれのメリットとデメリット
眠るときはベッドと布団どちらを使っていますか?
良い睡眠は身体の修復や免疫機能の向上、認知機能強化、心理的な安定、代謝の調節など、健康や自身の安定に不可欠な役割を果たしています。
そんな睡眠をサポートする寝具はこだわりたいですよね。
本コラムではベッドと布団それぞれのメリット・デメリットから選び方、おすすめのベッドフレームをご紹介します。
目次
ベッドと布団それぞれのメリットとデメリット
良質な睡眠をとるために、ベッドと布団それぞれ異なる特性があります。
メリットとデメリットを比較し、自分の好みや生活スタイルにあった寝具を選ぶ参考にしてみてください。
ベッドのメリット | ・体に合ったマットレスを選ぶことで、快適な寝心地と良好なサポートを提供 ・ベッドフレームのデザインが豊富で、寝室のインテリアに合わせやすく、機能性が高いものが多い ・ベッドフレームには引き出しや収納スペースが付いていることがあり、スペースの有効活用ができる ・ベッドは床からの高さがあり通気性が良いため、湿気やカビの発生を抑えることができる ・立ち上がるのが楽で、足腰に負担がかかりにくい |
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布団のメリット | ・軽量で上げ下ろしや掃除が比較的簡易。ワンルームなどスペースが限られている場所に適している ・お手入れがしやすく、毎日布団を上げ下ろしすることで湿気やカビの発生を抑えやすく通気性が良い ・布団は比較的手軽に購入でき、予算的に抑えやすい |
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ベッドのデメリット | ・ベッドフレームはスペースを取るため、ワンルームなど省スペースに置く際は配置に注意が必要 ・高品質なマットレスやベッドフレームは一般的に高価であり、予算の制約がある場合は検討が必要 ・ベッドフレームとマットレスは重く、取り扱いに注意が必要。移動の際や掃除の際に手間がかかる ・ベッドから転落して怪我のリスクがある |
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布団のデメリット | ・敷き布団の硬さや厚みが一本化されるため、好みに合った寝心地を得るのが難しく腰痛などに注意が必要 ・布団は柔軟性があるため、収納時には一定のスペースが必要。押し入れなどのスペースに限度がある ・床に直接敷くため、通気性の面で湿気が溜まりやすくカビやハウスダストに注意が必要 ・布団から立ち上がる際に足腰に負担がかかる |
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快適な寝心地やベッドフレームのデザイン性などを重視する方にはベッドにするメリットが大きく、一方で、掃除のしやすさ、湿気やハウスダストが気になる方は布団がおすすめです。
それぞれのメリットとデメリットを理解し寝具選びを行ってください。
生活スタイルと健康面から見たベッドと布団の選択
ベッドと布団の選択には生活スタイルや健康面の要素が影響します。
一人暮らしの場合や収納スペースの有無、健康への影響などを考慮し適切な寝具を選ぶためのポイントを紹介します。
生活スタイルによるベッドと布団の選択
例えばワンルームなどスペースが限られる空間で、少しでも空間を広く使いたい人は出し入れしやすい布団が便利です。
寝るとき以外押し入れに布団を片付けておけばお部屋もスッキリとしますし、そのスペースを有効活用できます。
また、ベッドに比べて安価で、処分する際の費用も安く済むので、生活スタイルの変化に合わせて寝具を買い替えたい人におすすめです。
逆にベッドはインテリアの一部としてレイアウトができるので、ベッドフレームや寝具をこだわることができます。
収納が少なく布団を片付けるスペースが取れないお部屋の場合は、片付ける必要がないベッドがいいですね。
収納付きやベッド下のスペースに収納をプラスできるので、物が多い方や収納を増やしたい方はベッドがおすすめです。
このように自分の生活スタイルに応じて最適な寝具を選んでください。
健康面から見たベッドと布団の選択
一般的に、成人においては7~9時間の睡眠が推奨されており、1日の約3分の1から4分の1に相当します。
腰痛、肩こりなどへの影響を考慮しながら、睡眠の質を高めるために自分に合う寝具の選択が必要です。
ベッドはマットレスにこだわることで、体の自然な曲線にフィットし、良好な姿勢をサポートしてくれます。
また、硬さなども自分の好みで選ぶことができるので、より自分に合ったものを見つけることができます。
高齢者の方や関節の不調を抱える方は、立ち上がりやすく関節の負担を軽減できるベッドがおすすめです。
その際はベッドから転落のリスクがありますので、手すりや柵の付いたベッドがよいでしょう。
布団の場合は体重を均等に分散するので、体圧を軽減できます。これにより血行が改善し、快眠や朝のすっきり感に繋がることがあります。
さらに柔軟性のある布団は寝返りがしやすく、一般的な成人の場合一晩に20回前後寝返りを打つといわれており、寝返りを行うことで、体にかかる負担を軽減し、睡眠の質を向上させてくれます。
寝姿勢や寝返りに重点を置く方は布団が好ましいかもしれません。
また、寝相の悪い方は落ちたとしても怪我のリスクが少ない布団をおすすめします。
ベッドと布団共通して言えることですが、定期的なお手入れが重要です。
ホコリや湿気などによりハウスダストやカビが発生し、健康状態に影響を与える可能性があります。
シーツを適宜洗濯し、布団は天日干しすることで細菌やカビの繁殖を予防できます。
マットレスは壁に立てかけ通気を行うなどお手入れを行ってください。
マットレスは重量のあるものが多いので、お手入れが難しいと感じる方もみえるかもしれません。
寝具選びにおいて、お手入れがしやすいかどうかも考慮にいれると良いでしょう。
季節に合わせた寝具の選び方
日本は季節により気温や湿度が大きく変わります。
夏場は湿気が多く、気温も高いためいつも以上に汗をかいてしまいます。
その際は通気性の良いリネンなどのサラッとした肌触りの寝具がよいでしょう。
最近では接触冷感のものも多くみられます。
逆に冬場は気温が下がり乾燥する季節なので保温性の高い寝具が重要です。
起毛しているふわっとした肌触りのものは温かさと安らぎを与えてくれるので寒い冬にぴったりです。
季節ごとに寝具を変えることで、快適な睡眠環境を作り出すことができます。
おすすめのベッド紹介
人生の3分の1を占める睡眠時間。
大半の時間を過ごす場所なので寝心地だけではなくデザインや使い勝手にもこだわりたいですよね。
arneおすすめのベッドをご紹介いたします!
角型、ラウンド型のヘッドボートとヘッドレスタイプの3型のデザインがあり、カラーバリエーションも豊富なのでお部屋の雰囲気に合わせて選んでいただけます。
通気性の良いすのこベッドなので、ベッド下にこもりがちな湿気を逃がし、マットレスのカビやダニの発生を抑えます。
床下は10cm程の空間があり、ベッド下に溜まるホコリも掃除しやすく、お掃除ロボットも通れる高さなのでいつも清潔に保つことができます。
マットレスを乗せると、乗り降りしやすい丁度いい高さになるので、足腰に心配のある方も安心してお使いいただけます。
CD Bed
サイズはシングル、セミダブル、ダブルの3型をご用意しています。
厚みを抑えたすっきりとしたスマートな形なので、圧迫感がありません。
また家族で使用する際、赤ちゃんの頃は一緒に寝て、子供が成長するにつれて寝るスタイルは変化します。
その変化に対応するために、ベッドを2台並べて使い、後に分割して個別で使うという方法もおすすめです。
高級感とデザイン性のあるベッドフレームをお探しの方におすすめしたいのは、ステッチとクルミボタンをあしらった高級感のあるヘッドボートが特徴的なベッド。
ファブリックで包まれたベッドフレームは木製や鉄製のベッドとは違う柔らかな雰囲気を出してくれます。
ヘッドボートの奥行きは17cmあり、時計や携帯、読みかけの本などちょっとしたものを置くことができるので、ベッドサイドにテーブルを置くスペースがない方にもおすすめです。
こちらのベッドもスノコ仕様のベッドなので湿気を逃がす通気性の良いものになっており、床下も10cm程の空間があるので、掃除がしやすく、お掃除ロボットも使っていただけます。
LowBaggyBed
サイズはシングル、セミダブル、ダブルの3型をご用意しており、カラーバリエーション豊富で、起毛した肌触りのいい生地と合皮生地で選んでいただけます。
こちらもおすすめ
arneのソファベッド
リクライニングのできるソファベッドは使い勝手抜群!
昼間や作業をする際にはソファとして、夜寝る時は背もたれを倒してベッドとして利用できるので、スペースの限られているワンルームなどに最適です。
また、来客が宿泊する際のゲストベッドとしても利用できます。
コンパクトで機能的なデザインを揃えているのでソファベッドもおすすめです。
まとめ
ベッドと布団の違いなどをご紹介いたしました。
最終的な選び方として、ベッドと布団の違いを理解し、価格面やデザイン性、機能性や自分のライフスタイルにあったものを考慮して選びましょう。
睡眠の質やコストパフォーマンス、掃除のしやすさなど何を重点に置くかで選択肢は絞られると思います。
よりご自身にあったものを選び、快適な睡眠と安心できる寝室空間を作り上げましょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。