部屋の仕切り方法ごとの特徴と活用、DIYアイデアまで詳しく解説

部屋の仕切り方法で快適な間取りを実現

おうち時間が増えたから間取りを見直したい、子供部屋を2つに分けたい、生活空間と在宅ワークの仕切りを付けたいなど、「部屋を仕切る方法」にお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、様々な方法から行う部屋の仕切り方法についてアイデアと共に詳しく紹介していきます。
パーテーション、カーテン、家具配置のコツから、おしゃれで機能的なDIY解決策まで、ライフスタイルに応じた2024年におすすめの間仕切り術をたっぷり解説。費用と効果を天秤にかけた実例も見ながら、あなたのお部屋を快適な個室へと変貌させるデザインと機能性を重視した選び方を提案します。

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部屋を仕切る理由とメリット

部屋を仕切る理由とメリット

間仕切りは、自由度のある仕切り方で今の住居に取り入れやすいというメリットがあります。衝立や家具を間仕切りとして導入する方法から、DIYや工事による仕切り方まで豊富な方法が存在します。
また、仕切りを設置することでプライバシーを確保し、仕事スペースを確保するだけでなく、冷暖房効率の向上や防音性の改善など、様々なメリットがあります。さらに、部屋の仕切り方次第で、住まいの雰囲気をガラッと変えることができ、おしゃれなインテリアとしても活用できます。

仕事や作業に集中できる環境作り

仕事や作業に集中できる環境作り

在宅勤務が増える中、書斎はないけど家の中にワークスペースが欲しいと思った方も多いはず。ワンルームであっても専用のスペースを作り生活空間と視線を遮ることで、集中力を保ち生産性も向上させられます。
方法としては、可動式のパネルドアやロールスクリーンを利用すれば目隠しとして機能します。デスク周りの壁面収納の活用をすれば、目隠しをしつつ収納スペースの確保も出来ておすすめ。

子供部屋を作るための仕切り方

子供部屋を作るための仕切り方

お子さんが成長してくると、子供専用のスペースが必要になります。柔軟な間仕切りを用いれば、子ども部屋を簡単に作ることができます。例えば、アコーディオンカーテンで手軽に仕切ったり、ラックやハンガーラックを上手く配置してみたり。
子どもの成長と共に必要な環境は変わってくるので、模様替えに対応しやすい調整可能な仕切り方を検討してみましょう。

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部屋を仕切る種類とその特徴

部屋を仕切る種類とその特徴

部屋を仕切る方法には様々なタイプがあり、それぞれに特徴とメリット、デメリットがあります。
一般的なパーテーションを利用する方法から、間仕切り家具を取り入れる方法、ソファ背面に棚を設置することで自然と空間を仕切ったり、アコーディオンドアや引き戸を取り入れることで、スペースを有効活用することもできます。
ここからは、仕切り方別の方法とメリット、デメリットを見ていきましょう。

移動式パーテーションの使用法

移動式パーテーションは、その日の必要に応じてスペースを自在に変更することができる柔軟性と、賃貸でも簡単に導入できる手軽さといったメリットがあります。
折り畳み出来るため、不要な時は畳んで片づけておくことが可能です。キャスター付きであればレイアウトの変更も容易で、オフィスでも自宅でも活用されています。高さやサイズ、デザインの豊富さも移動式パーテーションの魅力の一つです。
ただし、畳んでしまう場合にも身長程度の高さがあるものが多く収納場所を選ぶこともあったり、行き来の多い場所では転倒にも注意したいアイテムです。音や光を遮断する効果はないため、あくまで目隠しのための用途に使われます。

カーテンやブラインドの活用法

窓に使用しているカーテンやブラインドは、間仕切りとして手軽に導入できるアイテムのひとつです。遮光性や防音性を持ったタイプを選べば、プライバシーの確保や騒音対策にもつながります。突っ張り棒を利用すれば自分で簡単に部屋を仕切れる上に、壁を傷つけたり穴をあけることもありません
レイアウトを固定せず、アコーディオンカーテンやロールスクリーンなどの開け閉めで目隠しできるので、開放感も保たれます。
デメリットとしては遮音性が低く風で揺れたりする場合もあるため、集中したい空間には向かないこと、突っ張り棒で設置できないサイズやウッドブラインドなどは重量があるため工事が必要な場合もあるといった点です。

パネルドアや開閉壁を設置する

リフォームやリノベーションのために工事も検討している場合には、壁自体の新設や、比較的簡単に仕切りを作れる板がパネル状に連なった折り戸のパネルドアのような選択肢もあります。
ただし他の方法に比べて高額になったり、マンションなどでは規約で制限があることも。設置したら撤去は難しい方法でもあるので、慎重に検討したい方法です。

家具を巧みに配置するテクニック

家具を巧みに配置するテクニック

大型の本棚やシェルフ、ワードローブといった家具を間仕切りとして配置することで、無駄なスペースを生まない間仕切りが可能です。本棚を使えば、収納スペースを増やしながら間仕切りとしても機能し、間取りやリノベーションに大きな手を加えることなく、ライフスタイルに合わせたスペース作りが実現します。
ソファ背面に棚を設置することで自然とリビングとダイニング、キッチンとの空間を仕切ったりするようなことも部屋を仕切る方法のテクニックのひとつです。
工事が不要なので、賃貸や引っ越しの際にも利用できるのがポイントです。

デメリットとして見られるのは、家具として存在感があるため、ワンルームなどの狭い部屋では窮屈に感じてしまうことがあるというところです。



DIYで簡単に部屋を仕切る方法

最近は手軽に道具の購入をしたり、方法の検索ができるので、DIYをするという方も増えています。部屋を区切るのもDIYで、というのもオススメの選択肢。
カーテンタイプの場合は、気に入った布と間仕切りがあれば短時間で工具を使わずにDIY完了です。
パーテーションを立てる場合には、パーテーション自体の構造はシンプルなので、材料をそろえて連結させるだけなので比較的手軽ですね。
木材やパイプを使った自作の仕切りは、オリジナリティを出せるので、自分なりの空間作りをしてデザイン性も楽しめるアイデアです。

100均で手に入る便利なアイテムの活用法

100均で手に入る便利なアイテムの活用法

100均では部屋の仕切りに役立つ多種多様なアイテムが手頃な価格で手に入ります。例えば、パーテーション用のカラフルな布やカーテン、そしてそれらを吊るすための突っ張り棒などがあります。大きな空間を仕切るための材料を全て揃えるのは難しいですが、キッチンとの境や、簡単な目隠しを作るためであれば十分ですね。
また、リアルな木目調のシートやステッカーを使って、DIYの仕切りにオシャレな外観をプラスすることもできます。さらに、連結可能なワイヤーネットは、フックに収納アイテムを掛けられるため、空間を有効に活用しながら目隠しにもなります。これらのアイテムを組み合わせれば、コストを抑えつつも機能的なプライベートスペースを作り出せます。

DIYで作るパーテーションの作り方

DIYで作るパーテーションの作り方

DIYパーテーションは空間を自在に仕切るための便利なアイテム。基本的には木材や布、市販のパネルを用いて作ります。まずは設置したい場所の寸法を測り、材料を準備。安定感を持たせるために、板材は大きさや重さにバラつきがないように、お店のカットサービスなども利用しましょう。
木材でフレームを作成し、布や軽量のパネルで面を作ります。安定感を高めるため、フットパーツをしっかりと取り付けることが重要です。オリジナルのデザインやカラーリングにすることで、空間のアクセントにもなります。
また、自立するパーテーション以外にも厚みのある板材などを天井との間につっぱり棒で固定させるという方法も手軽でオススメです。

自作可能なおしゃれカーテンの選び方

自作可能なおしゃれカーテンの選び方

カーテンは部屋の雰囲気を変える上で重要な役割を担います。カーテン生地を選ぶ際には、質感や色、柄に注目しましょう。ナチュラル感を出したいならリネンやコットン、モダンな印象には幾何学柄や濃い色がお勧めです。透け感のある生地を選べば、光を通して空間を明るくしつつプライバシーも保てます。
また、手軽に取り入れられるのがクリップやリングを使ったカーテンです。布を選んだら、好みのサイズにカットし、上部にリングやクリップをつけるだけで、オリジナリティ溢れるカーテンの完成です。
生地によって、遮光性や防音性、UVカットなど様々な機能や性能ランクがあるので、暮らしに合わせてDIYでおしゃれな空間を実現しましょう。



部屋を仕切る方法の価格比較

部屋を仕切る方法の価格比較

部屋の仕切り方と費用は多様です。カーテンやパーテーションは低価格で手軽に始められ、例えばシンプルなカーテンなら数千円から、パーテーションでも5,000円程度からあります。一方、本格的な引き戸や壁の設置には数万円から数十万円を要し、プロの施工も考慮する必要があります。
DIYによる木製のフレーム作りは選ぶ材料によって大きく差が出ますが、材料費として数千円から2万円程度と、作る手間を楽しむ方に適しています。予算と目的に応じて選んでいきましょう。

パーテーション、カーテン、ブラインドの価格帯

部屋を仕切る手段として一般的なのはパーテーション、カーテン、ブラインドであり、それぞれ異なる価格帯を持っています。
パーテーションは、簡易的な折りたたみ式から、デザイン性の高いカスタムメイドまで幅広く、価格は数千円から数万円で変動します。
一方、カーテンは生地の種類やサイズによって、一枚あたり数百円のものから性能やデザイン性の高い高級品で数万円のものまで存在します。
ブラインドも材質や機能に応じて価格が異なり、手頃なビニール製は数千円、木製やアルミ製など特別な素材を使用したものは数万円の費用が必要です。予算と部屋の用途に合わせて、最適な仕切り方や商品を見つけましょう。

DIY項目の材料コスト比較

DIYでは、材料選びがコストを左右します。例えば、木材は自然な雰囲気を演出しやすいですが、種類によって価格が大きく異なります。パイン材は比較的安価で扱いやすく、オーク材は耐久性に優れていますがコストは高めです。
一方、布やカーテンを使う方法は材料費を抑えられるうえ、取り付けも容易です。どの材料を選ぶかによって、費用も変わりますので、目的と予算、またどこまでは自分でDIYするかの計画を先に立てておくのがいいでしょう。DIYといっても全てを行う人もいれば、材料や一部の加工はプロに任せるなどの手段をとることも可能です。



賃貸でも可能な部屋の仕切り方

賃貸でも可能な部屋の仕切り方

賃貸物件では壁に穴を開けることが難しいため、取り付けが簡単で取り外しが可能な仕切り方が求められます。例えば、簡易カーテンレールやテンションポールを使用してカーテンで仕切る方法です。また、移動可能なパーティションや折りたたみ式のスクリーンもおすすめ商品です。これらは設置が容易で、レイアウト変更時にも対応しやすいのがポイント。
さらに、収納家具を活用して間仕切りとして機能させる方法もあります。シェルフや本棚を突っ張り棒で天井と床に固定して壁のようにしたり、ソファとラックを背中合わせにしてダイニングとキッチンを分割したり。
いずれの方法も、壁や天井へのダメージを最小限に抑えられるため、賃貸住宅に適しています。

賃貸でもできるDIYアイデア

ちょっと変わり種な賃貸住宅でも挑戦できるDIYアイデアの一つが、取り外し可能な壁面デコレーションです。例えば、壁に貼って剥がせるウォールステッカーを活用して、お部屋にオリジナリティをプラス。壁の色が分割されると視覚的な効果による仕切りが行えます。重厚感を出したい場合は、軽量のフェイクパネルを壁に貼り付けることで、質感の変化を楽しむこともできます。
大掛かりな工事や壁へのダメージを避けたい賃貸において、これらのアイデアは部屋の雰囲気を変える手軽な方法としてぴったりです。

賃貸生活を楽しむための部屋仕切り

賃貸ではよくあるワンルームのお部屋。キッチン、リビング、寝室が全て続き間になっていることも珍しくありません。壁を変更することが難しいため、工夫次第で空間を有効活用しましょう。
例えば、カーテンやパーテーションを使ってリビングと寝室を手軽に分けます。ロータイプの収納家具なら、壁際に並べずに部屋の中央に間仕切り家具として置いたとしても圧迫感は少なくて済み、仕切りとしての役割を果たしてくれます。



まとめ:あなたの部屋に最適な仕切り方を見つけよう

部屋の仕切り方には多様な選択肢があり、それぞれにユニークな特徴があります。カーテンやスクリーンで手軽に仕切る方法から、本格的なパーティションの設置、壁紙を変えることによる視覚的な仕切り方、さらには創造性を発揮したDIYに至るまで、空間の活用法は無限大です。
自分のライフスタイルや部屋の機能を考慮しつつ、最も適している仕切り方を選び、快適で機能的な空間を実現しましょう。


この記事を書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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