間仕切り家具を使って収納をアップする、おしゃれな部屋のアイデア例

おしゃれな部屋の間仕切り方で北欧カフェ風にした例

新社会人で家族と離れてはじめての一人暮らしを始める方も多い時期。ワンルームや1Kのお部屋で新生活を始める方も多いですよね。

どんな家具を置いてコーディネイトしようかなど楽しみの広がる一人暮らしですが、段々とお部屋が寝るだけの場所になってしまった…という方も一定数います。
その大きな原因の1つが、一人暮らし向け賃貸は狭いお部屋が多いこと。寝室やダイニングが仕切られていないので、どうしても生活を区切ることが難しくなり、とりあえずベッドに寝転がってしまったりして締まりのない生活が続いてしまいがちです。

そうはいっても広いお部屋は高く、賃貸でDIYを始めるのは難しい場合も多いです。
そこで今回は、ワンルームや1Kなどの一人暮らし向けの賃貸を例にして、限られた空間を上手に仕切った間仕切り家具とインテリアをご紹介します。

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おうち時間が増えたから間取りを見直したい、子供部屋を2つに分けたい、生活空間と在宅ワークの仕切りを付けたいなど、「部屋の仕切る方法」にお悩みの方も多いのではないでしょうか?この記事では、パーテーション、カーテン、家具配置のコツから、おしゃれで機能的なDIY解決策まで、ライフスタイルに応じたおすすめの間仕切り術をたっぷり解説。費用と効果を天秤にかけながら、デザインと機能性を重視した選び方を提案します。


なぜ間仕切りに家具がいいの?
パーテーションと
間仕切り家具の比較

間仕切りにパーテーションを選んだ場合

■ パーテーションや衝立で間仕切りする場合
間仕切りするために最初に選択肢に入るのがパーテーション、衝立にスクリーンといった間仕切り壁として立てて目隠しをするタイプです。
こちらはそのまま壁として仕切ることと、折り畳みできることがメリットです。
ただ、狭い賃貸マンションの一人暮らしなどに取り入れる場合には限られた空間に壁としてしか使えないパーテーションを置くかどうか微妙なところを感じる人もいるのではないでしょうか。高さ180cmなど大きいものは圧迫感があったり、ロータイプの低い物でもデザインが限られていて選択の幅が少ないことも多くあります。

また、畳めるからこそ自立式になっていますがパーテーションの横に通路を確保したときなどに、横を通ったら引っかかって倒れてしまうことがあるという難点も。
普段はクローゼットなどに片づけておいて、人が来た時だけ使うのも収納場所がもったいないし、ちょっと面倒ですよね…。

■ カーテンを間仕切りにする場合
パーテーション以外の目隠しでカーテンを使う場合もありますが、こちらは特定の場所だけを天井に近いところから隠すのに適しています。そのため部屋をリビングと寝室に分けたいときなど、大きく区切りたい時にどうやってカーテンを設置するか悩みます。
幅の範囲によってはつっぱり棒も長いものを用意する必要がありますが、強度によっては重みで落ちたり壁に凹みが出来るのは賃貸では困ります。ピンやテープで壁に傷を作るのも同様に賃貸では避けたいところ…。

■ 収納棚やソファといった家具を間仕切りにする場合は?
そこで選択肢の新たなひとつとして家具を上手く間仕切りとしてレイアウトに取り入れるアイデアを3パターンのお部屋の例でご紹介していきます。



1K12畳の部屋に間仕切り家具で寝室とカフェスペースを作る

部屋の間仕切りに本棚を使っておしゃれなインテリアに

画像の部屋は12畳の北欧風の雰囲気でまとめたインテリア。そのお部屋をベッドのある寝室とテーブルを置いたカフェ風のリビングスペースに分けた例です。
間仕切りには本棚やディスプレイに使えるおしゃれな収納棚と観葉植物を活用。豊富な収納力を持ちつつ、部屋の中央に置くだけなので簡単に部屋の間仕切りが完成です。

カフェ風インテリアからみたお部屋

間仕切りで分けたカフェ風スペース側。丸いテーブルとチェアを置いてオシャレなカフェのようなインテリアに。
壁際にはテレビ台を設置して、テレビ周りの小物や機器をすっきり収納します。
広めの空間を作っているのでテーブルとチェアを脇に寄せれば、テレビの前で動画を見ながらのエクササイズやゲームを楽しむこともできそうです。

間仕切りで作ったベッドルーム

反対側にはベッドを配置。
リビング側よりも少し狭いくらいに仕切ることで落ち着く空間になるようにしています。狭い場所は人に安心感を与えるので、ベッドルームとして気持ちを和らげる空間にするならベッドがちょうど収まるくらいの幅でも十分です。

間仕切り家具で寝室とリビングを分ける場合には、「広い場所でのびのびと活動したい」「狭いと落ち着く」の2つの心理を意識してみるのがおすすめです。


間仕切り収納で作ったカフェ風インテリアの使用家具

伸縮間仕切りで
さまざまな部屋の間取りに対応

オープンラックを間仕切りにすれば、完全に壁になるわけではないので飾った小物の隙間から空間が感じられ、部屋を区切ったことによる圧迫感をなくしてくれます。
また、扉がない収納なので飾り棚としてインテリア雑貨を置いたり、書棚としてたくさんの本を収納したり好きなものを飾る楽しみが生まれます。
さらに最大の特徴として、伸縮する可動式間仕切りなので部屋の大きさやコーナーにも適応する優秀な収納家具です。

価格44,800
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作業用にも食事用にもおすすめチェア

片肘タイプのダイニングチェア。アームチェアの身体を包み込んでくれる形もいいですが、片側がアームレスだと立ったり座ったりの動作がとても楽になります。
脚の色はインテリアに合わせてナチュラルとダークブラウンから選べます。

価格23,100
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一人暮らしにぴったりなシングルベッド

部屋の中でも特に大きく場所を取りがちなベッド。インテリアに合わせて木目のある北欧カラーです。省スペースを考えるならヘッドレスタイプをおすすめします。間仕切りで分けた空間は、高さを抑えて圧迫感を押さえます。

価格19,800
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観葉植物としてウォールグリーンを配置

お部屋の差し色や癒しの効果を求めて置かれることの多い観葉植物。本物の植物を置くのはお世話の心配や土が苦手な人には少しハードルが高いもの。
イミテーショングリーンである壁掛けの造花なら、空気をきれいにしてくれる光触媒効果と手入れ不要のおかげでお部屋に取り入れやすいアイテムです。

価格16,500
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1K8畳の部屋でソファの間仕切りとキャスター付きテーブルで空間を有効活用

ソファを間仕切りに使ったインテリアのアイデア

こちらは一人暮らし向け賃貸の広さ7畳のお部屋。
間仕切り家具として使用したのはアームレスの日本製ソファ。ベッドに背を向ける形でソファを配置することで落ち着くスペースと、食事やテレビを鑑賞するダイニングスペースに分けています。

ホテルライクを意識した家具のレイアウト

最初の12畳のお部屋よりも狭い、高さのある収納家具などで区切るのではなくソファーを間仕切りにすることでホテルライクを意識したようなおしゃれな部屋になりました。
ソファに座っている時は、休憩スペースであるベッドが視界に入らないのも集中して何かに取り組みたいときにはぴったりです。

テーブルを可動式にして邪魔にならないアイデア

ブラックカラーのテレビ台はテーブルとしても使用できます。オーダーでキャスターが付けられるので、間仕切りのソファに座って食事をするときはローテーブルとして、掃除のときや部屋の中を移動するときにはテレビ台や収納として壁際に移動ができて便利です。


ソファを間仕切りにしたホテルライクのインテリア家具

間仕切り家具として使ったアームレスソファ

アームがないおかげですっきりとしたシンプルな2人掛けソファ。賃貸ワンルームでソファを置くか悩んでいる方にもおすすめできるソファです。肘がないと横からスムーズに座れるので、日常のストレスが軽減されます。また、脚はローソファ用のアジャスター脚も付属しているのでローソファとしてもご利用いただけます。

価格45,800
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お安い手ごろなオーダーテーブル

オーダーでもっと使いやすく!
キャスターテーブル

テレビ台であるZERO-XTをオーダー仕様にしてキャスターを付けて、移動が簡単なローテーブルにしました。キャスターはブラックとホワイトから選べます。
食事の時はダイニングテーブルとしてソファに合わせて、不要な時は壁際に寄せてテレビ台や壁面収納ラックとして活躍します。

価格22,000~
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ベッドサイドにぴったりなサイドテーブル

ちょっとの収納があると便利な2段の引出しがあるミニサイドチェスト。高級感のある大理石調の模様が部屋のコーディネートに箔をつけてくれます。
スマホの充電場所や読書用の本を置いたり、スタンドライトや目覚まし時計を置いたりとベッド周りの小物の置き場所にぴったりです。

価格44,800
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ワンルーム10畳の部屋に見せる間仕切り棚と、くつろぎ床生活

狭い部屋でも間仕切りで生活空間を分けれます

画像はワンルームで約10畳のお部屋。こちらも一人暮らしの賃貸物件ではよくある形のお部屋です。
ワンルームだから玄関から部屋の奥まで全てが直線状に見渡せてしまう間取りです。これを間仕切りとしてディスプレイラックを置くことでベッドのある寝室スペースを分けて、真っすぐな視界と隔てました。

初めての一人暮らしによくある狭いワンルーム

キッチンと続いているよくある形の間取り。間仕切り家具を置くときには動線になる部分を意識して、中央に置くか端に寄せるか決めると良いですね。

視界にベッドが入らない間仕切りの置き方

玄関から部屋を見たときにベッド側に間仕切りを置くことで、見せたくない部分は目隠しして隠すことが出来ています。

狭いからこそ落ち着くベッド周りの空間

ベッドの周辺は休むための空間として、間仕切り家具をあえてリビング側よりも狭いくらいの区切りで分けて配置しています。



見せる間仕切り収納棚と、
くつろぎ床生活に合わせたいインテリア家具

見せる収納棚でカフェ風インテリア

間仕切りとして使った見せる収納棚を使ってベッド側を隠す工夫をしています。こちらの完成品の収納は雑誌やお気に入りの本をカフェのようにディスプレイしたり、よく使う生活雑貨を並べると手に取りやすくて便利な収納です。
オーダーが可能なので、欲しいサイズとカラーを選択できます。

価格36,000~
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床生活に合わせたいローテーブル

マンションやアパートの狭いワンルームは低い家具で床生活にすると圧迫感がなくなって部屋のスペースを広く感じられます。
間仕切りは壁としての役割があるので、間仕切り家具を部屋の中で一番背の高い家具にして他の家具は全てロースタイルにするとまとまり良くなりますよ。

価格33,800
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ローテーブルに合わせる大きいスツール

椅子やソファでなくスツールを選ぶ理由

空間にゆとりをもったコーディネイトをしたいなら、高さのある椅子やソファではなく、女性でも抱えて移動もしやすいスツールがおすすめ。
画像は幅120cm×奥行60cmでゆったり座れるサイズで、座ったり立つときに邪魔な肘掛けもなく日常の小さなストレスをなくします。

価格68,000
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部屋に間仕切りを作るおしゃれな家具のレイアウト例

リビングやダイニング、寝室やキッチンなど既に部屋が壁で区切った間取りではない場合、あとから分けたくなった時にどうしようか迷うポイントになります。
最近はテレワークをする方も増えたので、カメラ越しにベッド周りやプライベート空間が見えないように区切ったり隠したいと思う方も増えたのではないでしょうか。
部屋の間仕切りにカーテンやパーティションを使うのもいいですが、どうせ家具を置くなら収納力のある間仕切り家具やキャスターを付けた可動間仕切りを取り入れて、ただの壁ではない間仕切りの取り入れ方法を試してみてはいかがでしょう?



DIY不要でお部屋を過ごしやすくするアイデアレイアウト


このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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