キッチンに吊り戸棚を後付けしたいと思ったら読んでほしいアレコレ
1枚扉タイプウォールシェルフ/3枚扉タイプウォールシェルフ/オープンタイプウォールシェルフ
キッチンの収納スペースが足りない・・・とお悩みの方!吊り戸棚を後付けするのがおすすめです。
収納力を高め、空間を有効活用できるのが吊り戸棚の魅力。
この記事では、吊り戸棚の設置を考えている人向けに、吊り戸棚のメリットやデメリットを交えながら、自分で簡単に取り付けられるおすすめの商品をコーディネート実例とともに詳しくご紹介します。
これを見れば、簡単にあなたのキッチンがより魅力的で使いやすい空間へと生まれ変わること間違いなし!
そもそも吊り戸棚とは?
吊り戸棚とは、壁面や天井に直接取り付けるタイプの収納棚で、いわゆる「浮かせる収納」です。
通常の食器棚やキャビネットとは異なり、壁や天井に直接取り付けることでスペースを確保しながら収納力を向上させる事ができます。
デザインもオープンラックタイプから開き戸式、引き戸式、ガラス戸式などさまざまなタイプが展開されており、好みに合わせてピッタリのものを選びやすいのも〇。
まさに、かゆいところに手が届く収納家具、それが吊り戸棚なのです。
キッチンでの吊り戸棚の役立ち度
食器や調理器具、調味料から食材のストックに至るまで、キッチンは家の中でも特に物で乱雑な場所になりがちですよね。
特に食器や調理器具は日々使用するものなので、手の届く場所に綺麗に収納しておきたいものです。
そこで役立つのが、キッチンの空いた空間を有効活用するための吊り戸棚です。
設置することで、作業スペースを広く保ちながら必要なアイテムをすぐに取り出せるようになります。
また扉付きのものが多いので、キッチンにはつきものの油汚れや水ハネ、ホコリなどから収納物をしっかり守ってくれるのもうれしいポイント。
十分な収納スペースを確保しづらい賃貸物件の方や、狭小住宅の方にうってつけの収納家具ですね。
キッチンの吊り戸棚は後付けにした方がいい?
では、吊り戸棚はあればあるだけ便利なの?と思う方もいるかと思いますが、必ずしもそうであるとは限りません。
そもそも、一から設計されたキッチンや賃貸住宅のキッチンなどでは、自分に合った調理器具や食器の量を見極めるのが難しく、また、ライフスタイルの変化などで物が増え、必要な収納スペースが不足するといったことも起こりえるので、どれだけ収納場所が必要かというのは予測が立てづらいもの。
しかし後付けの吊り戸棚なら、使い勝手を把握した上でその都度必要なサイズやデザインを選ぶことができます。
さらに、後からご紹介するように、後付けであれば自分の好みに合わせてテイストや見た目、素材などを自由に選べるので、おしゃれな商品を選べばキッチンの見た目もグッと引き締まります。
生活や環境の変化に柔軟に対応できるという点では、後付けの収納は大きなメリットとなるのです。
吊り戸棚後付けのメリットとデメリット
吊り戸棚を後付けすることには、数多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも把握しておく必要があります。以下、メリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット1:スペースを有効利用できる
吊り戸棚をキッチンに後付けすることの最大のメリットは、空いている壁面を収納場所として有効活用できる点です。
キャビネットやレンジ台のように地面の設置スペースが不要なので、カウンタートップや作業台の上に追加で取り付けられたり、隙間収納として家具家電の間に設置できたりなど、設置の自由度が高いのが特長です。
隙間空間に収納場所を増やすことで整理整頓がしやすくなり、作業スペースをしっかり確保し、より効率的に調理をすることができるでしょう。
メリット2:ライフスタイルや環境の変化に柔軟に対応できる
先にご紹介した通り、後付けの吊り戸棚のメリットは欲しい時に欲しい分だけ収納を増やすことができるという点にもあります。
既存のシステムキッチンや賃貸物件のキッチン収納では、スペースに限りがあるorスペースを作りすぎて使わない場所ができてしまった、といった問題が起こりがち。
後付けの吊り戸棚であれば、家族が増えた時に必要な分だけ追加できるので、無駄なく収納を増やすことが可能です。
さらに、後ほどご紹介する取り外し可能な壁面収納棚であれば、転居や引っ越しなどで生活環境が変わる、といったケースにも柔軟に対応することができます。
物を最小限に抑えたいミニマリストや転勤族の方、引っ越しや模様替えを頻繁に行う方にとっては、このように欲しい分だけ収納を増やすというアイデアは、合理的で賢い選択だといえるのではないでしょうか。
メリット3:デザインの自由度が高くなる
システムキッチンやオーダーキッチンなどの作り付けの収納棚とは違い、後付けの吊り戸棚であれば選べるデザインの幅も広がります。
サイズバリエーションが豊富なので、調味料など小物を置くだけの小さなウォールシェルフから、造作家具にも劣らない大型収納棚に至るまで、既存のキッチン収納では機能的にもう少し、というような部分を用途に合わせて補うことができます。
また見た目の面でも、カラーやデザインなどでアクセントをつけることで、キッチンをおしゃれに彩るインテリアアイテムへと変貌します。
機能性を高めながら、自分好みのおしゃれなキッチンインテリアを楽しみたいという方にはピッタリですね。
デメリット1:取り付けが難しい場合がある
一方で、吊り戸棚を設置する際に生じるデメリットとしては、取り付けが難しかったり、そもそも取り付けできない場合があるという点です。
吊り戸棚を後付けする際には、壁の強度やスペースの確認が必須です。
特に、壁材が石膏ボードや薄い合板の場合、十分な支持力が得られないことがあります。
また、既存の配管や電線が通っている場所には取り付けが難しくなる場合もあります。
そういった状況では、補強工事が必要になるかもしれません。
もし自分で取り付けるのが不安なら、専門業者に相談することをおすすめします。
壁の状況を正確に判断し、最適な取り付け方法をアドバイスしてくれます。
安全で長持ちする吊り戸棚を設置するためにも、プロの知識を頼りにしましょう。
デメリット2:コストが高くなる場合がある
もう一つのデメリットとして、後付けにすることによってコストが高くなるというデメリットも生じます。
一般的に、高品質かつ耐久性のある素材であったり、サイズが大きく作りがしっかりしている吊り戸棚は価格が高めに設定されている場合が多いです。
さらに、自分好みのデザインやサイズの特注の吊り戸棚を作りたいとなった場合は、造作家具の専門店などへ依頼するのが一般的ですが、設計費用などが上乗せされることがほとんど。
加えて、前述のように専門業者に取り付けや補強工事を頼んだ場合、別途で工事取り付け費用が発生するので、さらに費用がかさんで予算オーバーとなってしまうことも・・・。
そんな悩みを抱える方々へ朗報!次にご紹介する商品がその悩みを解決できるかも・・・?
キッチンに後付けできる吊り戸棚のおすすめ商品
「プロに頼むとお金がかかるし、かといってDIYで取り付けるのは不安・・・」
そんな方におすすめするのが、arneオリジナル壁掛け収納棚「WallBox」シリーズです。
豊富なサイズを取り揃えており、スペースや用途に合わせて自在にサイズや仕様をカスタマイズできるのが最大の特長。
壁面が石膏ボードであれば付属のフックで簡単に取り付けることができ、強度が必要な場合はDIYで下地に向かってねじ止めすることも可能です。
さらに、壁掛けフックでの簡単取り付けの場合は取り外しも簡単にでき、引っ越しや模様替えにも柔軟に対応することができます。
デザイン展開も豊富で、さまざまなテイストにマッチするベーシックなものから、高級感と高い機能性を持ち合わせたハイテク素材まで、お好みに合わせて選ぶことができます。
実際に、タイプごとにコーディネート実例を交えながら詳しく見ていきましょう。
開き戸タイプ
まずはベーシックな開き戸タイプからご紹介。
プッシュオープン式で見た目もすっきりしたこちらのタイプなら、どんなテイストのキッチンにも違和感なく溶け込みます。
サイズも幅60~180cmまで幅広く展開されているので、スペースに合わせてピッタリのサイズを選べます。
こちらのコーディネートは、カップボードの木目色に合わせてナチュラルな木目をセレクト。
明るさとナチュラルさを全面に出したキッチンに仕上げております。
引き戸タイプ
こちらは板引戸タイプとオープンタイプを組み合わせて、吊り戸棚として活用した事例です。
引き戸式なので開閉ラクラクで、汚れやホコリから中身をしっかり守ってくれるところも見逃せないポイントですね。
カラーは、モノトーンで統一したキッチンのアクセントとなるようにパステルブルーをチョイス。
他の大型収納家具よりも比較的サイズが小さいので、派手目のカラーでも取り入れやすくイチオシのコーディネートとなっています。
キッチンが一気に北欧風のおしゃれな雰囲気になりますね。
こちらもサイズ展開が豊富で、奥行や高さなどが既製のサイズでは満足できない方向けに、フルオーダーサイズの対応も可能となっています。
ガラス戸タイプ
こちらのタイプは、前述の板引き戸がガラス引き戸になったタイプです。
扉を閉めていても中身がしっかり確認できるので、食器や調味料などの収納にもってこい。
見た目にもかわいいデザインなので、実用性とデザイン性を兼ね備えた万能選手となっています。
本体素材にも、ガラス戸の高級感に合わせてメラミン素材を全面に使用し、さらに高級感と機能性をアップさせています。
メラミン素材は耐熱・耐水・耐傷・防汚性に優れており、カウンタートップなどにも使われる高機能素材となっているので、なにかと汚れやすいキッチンにはうってつけですね。
まとめ:キッチンに吊り戸棚を後付けするなら壁掛けタイプがおすすめ!
3枚扉タイプウォールシェルフ/4枚扉タイプウォールシェルフ/オープンタイプウォールシェルフ
いかがでしたか?
自分で取り付けるにはハードルが高い吊り戸棚も、このように簡単かつ頑丈に壁掛けできる商品を選べば、大掛かりな工事や高い費用をかけることなく理想の空間を手に入れることができます。
サイズや材質の自由度も高いので、理想のキッチンを想像しながら一度ご相談してみては?
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。