ルーター収納アイデア集。見た目もスマートな収納方法とは？

フラップキャビネット/ウォールシェルフ/デスク

デジタルガジェットであふれる現代において、Wi-Fiルーターはもはや生活になくてはならないもの。
しかし、その配線や形状はインテリアになじみづらいことも。
そこで、本記事ではさまざまな収納家具を使った、スマートなルーターの隠し方をご提案します！
本棚の隙間に仕込む、オシャレなボックスに収める、壁面のデコレーションと融合させるなど、工夫次第で見栄えを損なうことなく収納可能です。
さまざまな実例の収納アイデアを取り入れて、スタイリッシュな空間を実現しましょう。

ルーター収納を考えるメリット

ウォールシェルフ

ルーターやモデムは配線や生活感が丸出しになりがちなアイテム。
しかし、さまざまなタイプの収納家具を活用することで、リビングや寝室、ワークスペースなど多くの場所で快適な空間を保ちながら、機能性も損なわないスマートなインテリアを作り出せます。
ケーブルボックスや収納ボックスをうまく利用することで、配線も最低限にまとめられたり、きれいに隠すことができるため、見た目にもシンプルかつおしゃれな印象を与えられます。
また、ホコリや水分、直射日光など不具合を引き起こしかねない要素から機器を守ることができるので、長期間安全に使用することができます。
ルーター収納を適切に考えることは、お部屋のインテリア面とルーターの機能面のどちらも向上させることにつながるのです。

ルーターを収納する前に準備しておくべきこと

スマートなルーター収納を実現する前に、収納場所や収納アイテムの選定が必要です。
以下の3つの点に注意して、事前準備をしましょう。

①ルーター周辺の掃除・整理整頓をする

収納を始める前に、まずはルーターやモデム周りの掃除と整理整頓をしましょう。
コード類を1つにまとめ、ホコリを取り除くことで、見た目がスマートになるだけでなく、掃除もしやすくなります。
また、1つにまとめることでコードのねじれや断線などを防ぎ、通信性能の低下を防ぐことにも繋がります。

②収納場所を選定する

ルーターを設置する場所は、
「電波が家中に届きやすい」
「電波が遮断されにくい」
という2つのポイントをできるだけ意識して選ぶようにしましょう。
これらを踏まえた具体的な位置について解説していきます。

できるだけ高い位置に設置する

よくWi-Fiルーターを床に直置きされる方がいますが、床や壁の近くに置いてしまうと電波が透過(通り抜けていく)・減衰(反射して弱くなる)するのであまりおすすめしません。
電波はルーターを中心に360°広がるので、できるだけ床から離れた場所に設置するようにしましょう。
こうすることで、1ルームはもちろん複数階建ての戸建てのお部屋でもまんべんなく電波を行きわたらせることができます。

できるだけ家の中央に近い場所に設置する

前述の通り、wifi電波はルーターを中心に360°広がるので、可能な限り家の中心に設置するとその効果を最大限発揮できます。
特にこれから新築の注文住宅などを考えている方であれは、回線やコンセントの位置と併せてぜひとも押さえておきたいところ。
家の間取りの兼ね合いで難しい場合もあるかもしれませんが、このポイントを考慮しておけば快適なネット環境を構築できます。

③通信性能への影響を考慮する

ルーターを収納するときには、通信性能への影響を最小限に抑えることも意識したいポイント。
収納アイテムや方法を選ぶ際は、電波が遮られないように注意し、できればWi-Fiの性能を試しながら最適な位置を探しましょう。
具体的には以下の2点をチェックするようにしましょう。

金属製の収納ケースは避ける

アルミやトタン、ステンレスといった金属には電波を反射させる性質があるため、このような金属全般で作られたケースや収納家具にルーターを収納すると、電波の拡散が妨げられてしまいます。
よくあるアルミラックやステンレスラックなどは機器の設置に不向きなので、置かないようにしましょう。

電子機器の近くは避ける

同様の理由で電子機器、特にテレビや電子レンジなどはwifi電波と同じ周波数帯の電波やノイズを発生させているので、お互いに干渉して通信速度の低下や電波状況の悪化を引き起こす可能性が高いのです。
通信パフォーマンスを重視するのであれば、このような電子機器の近くを避けてルーターを設置するのをおすすめします。

水回りや湿度の高い場所の設置は避ける

水回り、特に風呂場やキッチンに加えて水槽や花瓶など水が常に張ってあるものの近くにおいては、水や空気中の水分が電波を吸収してしまい、同じく電波状況を悪化させてしまいます。
また、高い湿度自体も機器の故障の原因となるため、これらの場所もルーターの設置場所としては特に適していません。要注意を。

ルーターを機能性を損なわずスマートに収納するコツ

上手なルーター収納のコツは、ルーターの機能性を保ちつつ、お部屋に調和する収納方法を探ることです。
以下の工夫をぜひ取り入れてみてください。

壁面を利用したルーター収納アイデア

それでは実際に、ルーター収納に適した収納家具を利用してコーディネート実例を見ていきましょう。
こちらの項目では、限られた居住スペースや狭小住宅でも安心な、壁面収納家具を使用したアイデアをご紹介していきます。
壁掛けタイプの収納家具もさまざまなタイプがあるので、自分のデザインの好みや使い勝手を考えて上手に選んでみては？

いろんな収納家具に隠すスタイリッシュなルーター収納アイデア

こちらではお部屋のスペースに余裕のある方や、模様替えなどで収納家具の新調を検討されている方向けに、日常的に使うであろう収納家具を活用し、ルーターを上手に収納するアイデアをご提案。
レンジ台などの意外なものから、見せる収納と隠す収納を両立させたキャビネットまで、隠し方は無限大！
ぜひ参考にしてみてください。

ルーター収納を見直して、快適なスマートホームを実現しよう

ウォールシェルフ/モニタースタンド

いかがでしたか？
今回ご紹介したスマートなルーターの収納アイデアやコツを参考に、見た目も美しく機能的にもバッチリの素敵なお部屋作りを目指しましょう。
少しの工夫とアイデアで、お部屋の生活感がぐっと減るルーター収納のアイデア。
今よりもっとおしゃれで快適に過ごせるように、一度試してみては？