キッチンに見せる収納を!コーディネート実例とおすすめ商品をご紹介

北欧風キャビネットを使ってキッチンに見せる収納を取り入れたコーディネート一例

キッチンは毎日料理をする大切な空間。
同じ料理をするにしても、普通のキッチンではなくお部屋のようにこだわった空間で料理をした方が、気分も上がり作業もはかどりますよね。
お気に入りの空間で楽しく料理をしたい方にぜひおすすめしたいのが、見せる収納を取り入れたキッチンコーディネート!
本記事では、キッチンに見せる収納を導入するメリットと、見せる収納に使えるおすすめの収納家具を、コーディネート実例を交えて詳しくご紹介します。
北欧風やナチュラルテイスト、モダンでスタイリッシュなテイストなど、さまざまな角度からその魅力を発信していくので、おしゃれなキッチンにしたいとお考えの方はぜひ参考にしてくださいね!



見せる収納とは?キッチンでも使える?

壁面収納をカフェ風に取り入れたキッチンの見せる収納のコーディネート一例

見せる収納とは、おしゃれな食器やキッチンツールをディスプレイの一部として活用する収納方法です。
他のお部屋と同様に、もちろんキッチンでも見せる収納を取り入れることは可能で、生活感を感じさせずにさまざまなアイテムを整理しつつ、インテリアとしても楽しむことができます。
しかし、あくまでキッチンは料理という作業をする場所。
使い勝手を考えず、ただお気に入りの食器やアイテム、調味料などを適当にディスプレイするだけでは見せる収納と言えません。
お気に入りのアイテムやツールを見せつつ、しっかり機能性が感じられるような調理空間にすることが、おしゃれで使い勝手のいいキッチンにするための最大のポイントです。
「おしゃれで機能的って両立できるの?」と半信半疑の方もいると思いますが、ご心配なく。
コーディネート実例を参考に、あなたのキッチンにもバッチリ使えるおすすめの収納アイデアや便利な収納家具をご紹介するので、ぜひ取り入れてみましょう。



キッチンに見せる収納を取り入れるメリット

カラフルなオープンラックを使ってキッチンに見せる収納を取り入れたコーディネート一例

見せる収納は、一見するとスタイルやインテリア性を重視したアイデアのように思えますが、実は適切に取り入れることでスペースを有効活用ができたり、使い勝手が増して作業効率が上がったりなど、機能性もアップしながらキッチン空間をスタイリッシュに彩ることができるのです。
ここでは、このように実際に導入したときの主なメリットを詳しく見ていきましょう。

どこに何があるかわかりやすい

見せる収納を取り入れると、どこに何があるのかが一目でわかるようになります。
アイテムごとに置き場所をきっちり決めてどこに何があるかを把握しておけば、必要なものをいちいち探したり迷ったりすることなく作業を進められるので、毎日の料理がスピーディーになります。
また、収納されているものが常にさらされているため、「きれいにしなければ!」という心理が働き、こまめな整理整頓を意識するようになり、物を溜めこんだり散らかしっぱなしな状態になりにくくなるのも魅力の一つです。
整理や整頓が苦手な人にこそおすすめしたいアイデアが、見せる収納というわけなのです。

アイテムを取り出しやすい・移動しやすい

上のメリットと似ていますが、見える収納は常にアイテムが見える・触れる状態なので、必要な道具をサッと取り出す・しまうことができます。
調理器具や調理家電などの大きく重たいものであるほど、取り出したり片づけたりする手間や労力が省け、こちらも結果的に調理の時短に繋がります。
また、アイテムを取り出しやすい=移動しやすいということなので、キッチンカウンターや食事スペースに調味料などのアイテムを手軽に移動できることも、見せる収納の大きなメリットです。
それに加えて、模様替えや配置換えもしやすくなるので、料理をしながらその都度自分の使いやすいようにレイアウトを工夫できるので、日々忙しくてとにかく効率よく料理がしたい!という方にはうってつけといえるでしょう。

好みのテイストや個性を出しやすい

ここまで機能面でのメリットを紹介しましたが、見せる収納を導入するにあたって最も魅力的なメリットは、やはり自分好みのテイストや個性を出しやすいという点に尽きます。
どれだけお気に入りの食器やキッチングッズを持っていたとしても、無機質な戸棚の奥深くに押し込んだままでは、あなたの好きなスタイルやこだわりをキッチンに反映させるのは難しいでしょう。
北欧雑貨やデザイナー家電、こだわりをもって選び抜いた食器や調理器具、おしゃれなラベルの調味料から観葉植物に至るまで、キッチンのあらゆるお気に入りアイテムがアクセントとなり、ゲストにも自分のインテリアセンスをアピールできます。
ぜひこだわりを持ってコーディネートをしてみてはいかがでしょうか?



キッチンにおける見せる収納のポイント

さまざまな色やデザインの壁面収納棚を使ってキッチンに見せる収納を取り入れたコーディネート一例

ここまでキッチンにおける見せる収納の導入メリットをお話ししてきましたが、ここからは実際に取り入れる際に気を付けたいポイントを詳しく解説していきます。
他のお部屋と違って、キッチンは作業をしたり汚れやすい場所でもあるので、このようなリスクをしっかり把握・対策した上で、見せる収納を上手に取り入れていきましょう。

見せるアイテムと隠すアイテムを決める

前述した通り、見せる収納といっても好きなものをなんでもかんでも見せたり飾ったりすればいい、というわけではありません。
ただでさえキッチンはものであふれかえっていて生活感が出やすい場所。
調味料や日用品にしても、全部が全部洗練されたおしゃれなパッケージのアイテムを使える、という人は少ないはず。
全てを見せる収納にするのではなく、ディスプレイとして適したアイテムと収納棚に隠すべきアイテムを使い分けましょう。
見た目に統一感を持たせるためにも、何をディスプレイするかの選択は重要です。
食器やカップなど見せても素敵なアイテムを選び、あまり使わない調味料やキッチンツールは隠す収納でスッキリとさせる工夫がポイントです。

隠す収納も上手に活用する

見せるアイテムと隠すアイテムが決まったら、それをどのように隠すかを考えるのもポイントです。
上のコーディネート画像のように、見せる収納で使った収納家具などとサイズやテイストを合わせて統一感を持たせれば、隠す収納を取り入れても雰囲気を壊すことなく見せたくないものを収納できます。
ここで隠す収納にしまったものでも、時々使うことがあるというアイテムに関しては、統一感のあるカゴや収納ケースを使ってすぐに取り出せるところにしまっておくのも一つの手。
調味料や食品類などで気に入らないパッケージのものなら、おしゃれな保存容器に移し替えるなどの一工夫をするのもいいですね。
また、本当に使用頻度が低いものは割り切って、備え付けの吊り戸棚や引き出しの中などに隠してしまうのも、見せる収納を引き立たせるコツです。
見せたくないものは徹底的に隠し、上手にメリハリをつけることが大切なのですね。

収納に使う家具はなるべくシンプルなデザインを選ぶ

見せる収納をキッチンに取り入れるときにまず意識したいのが、収納に使う家具選び。
収納に使う家具は、とにかくシンプルなデザインのものにすることをおすすめします。
見せる収納は、あくまで収納するアイテムがインテリアの主役なので、それらのアイテムを引き立たせるためにも、ラックや棚などは極力主張の強いものを避けるのがベター。
シンプルな家具であれば、キッチンはもちろんダイニングなど他の部屋ともスタイルやテイストを合わせやすく、統一感を損ないません。
また機能面でも、シンプルなのでデザインよりも機能性を重視して設計されている場合が多く、凝ったデザインの家具よりも収納スペースを効率的に活用できます。
余計な飾りがなく、複雑な形をしていないフラットデザインであれば、ほこりも溜まりにくく掃除もしやすいので、汚れやすいキッチンであっても清潔感が出しやすいということも大きなメリットになります。

浮かせる収納を活用する

壁に取り付けたウォールシェルフや飾り棚を上手に使い、空間を有効に活用することも見せる収納を取り入れるときのポイントです。
浮かせる収納は足もとにスペースができるので、収納物がたくさんあっても空間が重たい印象にならず、キッチンをスッキリ広く見せられます
収納家具のタイプもオープンシェルフタイプから吊り戸棚タイプまでさまざまで、置きたいものやスペースに合わせて取り入れやすいのも浮かせる収納の魅力です。
後ほど、見せる収納にピッタリの筆者イチオシ壁掛け収納棚をご紹介するので、最後までお見逃しなく!



見せる収納でもキッチンをキレイに保つためのコツ

キッチンカウンター上に壁面収納棚を使って見せる収納を取り入れたコーディネート一例

見せる収納となると、汚れが気になってしまうのでは?と心配な方もいると思いますが、そもそもキッチンという家の中でトップクラスに汚れやすい場所では、清潔さと使いやすさ・作業効率のよさを両立するのは至難の業です。
キッチンでキレイを保つポイントとして大切なのは、使用者が汚さないように気を付けるというよりも、「汚れても簡単に対応できるようにする」「気を付けなくてもそもそも汚れない工夫をする」という2つの考え方を持つことです。
具体的な解決法については次でご紹介していきます。

掃除のしやすい素材を選ぶ

見せる収納はどうしても、ホコリや汚れが目立つことがあります。
ここで大事なのが1つ目「汚れても簡単に対応できる=掃除を楽にする」を意識することです。
具体的には、見せる収納に使う家具は拭き掃除しやすい素材を選んだ方がいいでしょう。
特に天板やラックの棚部分などの手が多く触れる場所については、できれば水や油汚れに強い材質を採用するのが望ましいです。
筆者のおすすめは、業務用のテーブルやキッチンカウンターなどにも採用されるメラミン素材
耐熱・耐傷・耐水・防汚性に優れ、汚れても一拭きで簡単にお手入れができ、耐久性にも優れているので、まさにキッチンのための素材といえるでしょう。

ガラス扉の収納を取り入れる

見せる収納にしたいけど、収納するアイテムは汚したくない・・・。という方におすすめなのが、ガラス扉のキャビネット
透明なタイプであれば、中身は見えますが扉が付いているので、ホコリや油が収納物に直接つくのを防ぎます。
食器や調味料など、衛生的に気を付けたいアイテムには最適ですね。
また、ガラスのタイプによっては擦りガラスや型ガラスなど中身をほどよく隠すタイプもあるので、用途によってガラスタイプを使い分けるのもおすすめです。
キッチンをきれいに見せつつ、「掃除の手間を省ける=気を付けなくてもそもそも汚れない工夫をする」を実現する一石二鳥のアイデアですね。
後ほどコーディネート実例において、これら2つのポイントをそれぞれ満たすおすすめの収納家具のご紹介もしていきますのでそちらも要チェックを。



キャビネットを使ったキッチンの見せる収納コーディネート

北欧風キャビネットシリーズを使ってキッチンに見せる収納を取り入れたキッチンコーディネート一例

それでは実際に、キッチンに見せる収納を取り入れたコーディネート実例を、実際に使った収納家具の紹介とあわせてみていきましょう。
まずは食器収納などにおすすめのarneオリジナル家具「aster」シリーズより、北欧風の脚付きシェルフを使ったコーディネート。
使いやすいサイズ感とシンプルながら飽きがこないデザインなので、北欧スタイルはもちろん、シンプル、ナチュラル、ミッドセンチュリーまで幅広いテイストにおすすめです。

キッチンの見せる収納に最適な北欧風ガラスキャビネット

ガラスキャビネット

こちらの半透明のガラスキャビネットは、レトロでおしゃれなデザインの格子状のガラス扉が程よく置いたものを目隠ししてくれるので、食器やグラスをおしゃれに魅せるのにおすすめ。
ガラスキャビネットは、前述したように汚れを未然に防ぐという機能面だけでなく、そのデザインを活かして外から内から光を当てることで、内部のアイテムが際立ってより高級感のある空間を演出できるというインテリア性も高ポイントです。
照明を工夫して、自分好みの空間にしてみてはいかがでしょうか?

価格47,800
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キッチンの見せる収納に最適な北欧風オープンラック

オープンラック

こちらは前述のガラスキャビネットとコンビで使いたいオープンラック。
こちらはあえてオープンタイプを選んで、お気に入りの雑貨や食器をディスプレイさせて楽しみます。
オープンシェルフであればリビング感覚でキッチンに取り入れることができ、食器だけでなく雑貨や調理家電をおしゃれにディスプレイできるのでおすすめです。
このように高さやデザイン、組み合わせを工夫することで、使い勝手とおしゃれさを兼ね備えたコーディネートを実現できます。

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壁掛け収納棚を使ったキッチンの見せる収納コーディネート

さまざまなタイプの壁面収納棚を組み合わせて見せる収納を取り入れたキッチンコーディネート一例

続いては、キッチンの壁面を活用して見せる収納を取り入れたコーディネートを紹介します。
壁掛け収納棚は、限られた空間を有効に使いつつ、アクセスしやすい場所に日常使いの食器や調味料を置くことができます。
また、壁掛け収納家具自体のデザインも豊富なので、自分のキッチンに合ったスタイルを選ぶ楽しみもあります。
お手入れ面でも、前述のメラミン素材の棚を使えば掃除が簡単で耐久性も高いので、このタイプの収納にはピッタリの素材といえるでしょう。

キッチンの見せる収納に最適なオープンタイプのウォールシェルフ

ウォールシェルフタイプ

まずこちらは、ベーシックなオープンタイプのウォールシェルフ。
キッチンの壁に取り付けることで、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出することができます。
調味料やスパイス、グリーンなどを整理してディスプレイし、使い勝手とデザイン性を兼ね備えたキッチンにコーディネートできます。
また、画像のように収納ケースなどを取り入れることで、このようなオープンシェルフでも見せる収納と隠す収納を両立させることが可能です。
サイズ展開も豊富なので、取り付けたいスペースに合わせて自在にカスタマイズできるところがこの商品のポイントですね。

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キッチンの見せる収納に最適なガラス引き戸タイプののウォールシェルフ

ガラス引き戸タイプ

ガラス引き戸タイプの壁掛け収納棚は、モダンで洗練されたキッチンに最適です。
こちらは、前にご紹介したガラスキャビネットとは違って透明なガラス扉を採用しているので、中身が見やすく取り出しや整理も簡単に。
見せる収納として狭いキッチン空間でも広く見せつつ、キッチンのあらゆる汚れから収納物を守れるいいとこ取りの収納家具ですね。
前述したメラミン素材であれば、さらにお手入れの手間も省けるので、まさにキッチンの見せる収納にうってつけですね。

価格20,900
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まとめ:キッチンに見せる収納で料理も楽しむ

オープンタイプの壁面収納棚を使って見せる収納を取り入れたキッチンコーディネート一例

いかがでしたか?
毎日の暮らしの中で大切な時間を過ごすキッチンでは、調理をもっと楽しくするために、見せる収納を取り入れるアイデアがおすすめです。
お気に入りの食器や調理器具をおしゃれにディスプレイすることで、素敵なインテリアの一部に変えつつ、使い勝手もよくなります。
今回ご紹介した実例やおすすめ商品を参考に、空間を最大限に活用し、調理の時間も快適に過ごせるアレンジをしてみましょう。
インテリアにこだわりながら、毎日の料理がさらに楽しくなるように、ぜひキッチンに見せる収納を取り入れてみてはいかが?


この記事を書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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