本は見せる収納でスッキリおしゃれに!収納のコツやおすすめ家具を実例付きでご紹介
おうち時間のお供に最適な「本」。
雑誌や絵本、文庫本からコミックに至るまで、とりあえず本棚にしまっているだけという方も多いと思いますが、実はほんの少しのアイデアで本も立派なインテリアアイテムとなるのです。
本記事では、インテリア好き&本好きのあなたにピッタリの、インテリアアイテムとして本を活用するための「見せる収納」の方法やコツ、本の見せる収納におすすめの収納家具を実例を交えて一挙ご紹介!
この記事を参考に本をおしゃれにディスプレイして、本を読むだけでなくインテリアとしても見て楽しめる空間づくりをぜひ始めてみましょう!
目次
本を見せる収納にすることのメリット
「見せる収納」とは読んで字のごとく、収納した物が見える状態のままおしゃれに収納するスタイルのこと。
主にオープンタイプの収納家具などを使い、インテリア雑貨や小物などを上手に取り入れながら物を収納していくというインテリア上級者向けの収納スタイルなのですが、実は本などの書籍の収納にも非常に相性のいい収納スタイルでもあるのです。
まずインテリア面でのメリットでは、お気に入りのおしゃれな表紙の雑誌やデザイン性の高い洋書などをディスプレイすることで、おしゃれな図書館やブックカフェのような雰囲気を演出することができる点。
後述しますが、本というのはコツを抑えればインテリア的に統一感を出しやすく、なおかつやり方次第で他のインテリアアイテム同様に目を引くこともできるアイテムでもあるので、趣味としての実用性とインテリア性を両立させられる万能アイテムにもなるのです。
また、表紙などの内容がよく見えることで、自分の好みのテイストや個性をお部屋に反映しやすく、来客にあなたの好きなスタイルをアピールしたり話のネタにしやすくなるのもメリットの一つ。
さらに、機能面でも何がどこにあるのかが一目瞭然となり、必要な本をすぐに手に取ることができます。
すぐ手に取りやすい=すぐにしまいやすいということにもなるので、これは整理整頓の面で大きなメリットに。
常に本がさらされていることで、きっちり整理しなければ!という心理が働きやすくなるので、ズボラさんにこそおすすめしたいライフハック、もとい収納テクニックでもあります。
このように、収納としての機能性をキープしながら文化的かつおしゃれな空間を作ることができるのが、本の見せる収納の最大のメリットなのです。
本をおしゃれに見せる収納にするためのコツ
本をおしゃれに見せる収納にするためのコツは大きく3つ、
「本の置き方を工夫する」
「収納場所に余白を作る」
「統一感のある収納家具に揃える」
以上になります。
この3点に共通することは、ただ詰め込んでる感をいかに出さないようにするかということ。
これを踏まえて、3つのポイントについて順を追って詳しく見ていきましょう。
本の置き方を工夫する
まずは最初のポイントについて。
「本の置き方を工夫する」と一言にいっても、おしゃれに見せる本の置き方というのは小物使いも含めると多岐にわたりますが、比較的取り入れやすい方法として、こちらの画像では具体的に以下の3点を意識してコーディネートしています。
・本の高さを揃える
・本の色味を揃える
・本の向きを変える
いかがですか?これらを意識するだけでも本棚のごちゃごちゃ感がなくなっているのがおわかりでしょうか?
こちらの実例のように、見た目に統一感や清潔感を出す(=本の高さや色味を揃える)、そして見た目にメリハリを出す(=本の向きを変える、つまりところどころ平積みにしたり表紙を出したりする)ことにより、本をただ詰め込んでいる感がなくなるのです。
シリーズ物の小説や文庫本などをたくさんお持ちの方はもちろん取り入れやすいテクニックですし、ジャンルレスに書籍があって困る!という方も、ブックカバーをつけて色味を統一したり、細かくセクションごとに高さを合わせるようにすれば、同じようにスッキリ洗練された印象を持たせることができるので、ぜひあきらめずにチャレンジしてみてください。
収納場所に余白を作る
続いてのポイントも見せる収納をごちゃ見せさせないための大きなポイント。
おしゃれなカフェやインテリアショップを想像するとお分かりだと思いますが、そういった空間では乱雑かつぎゅうぎゅうに本を詰め込んでいることはありません。
見せる収納だから、と片っ端から本を隙間なく詰め込んでいては、ただの乱雑な本棚と変わりありません。
こちらの実例のように、本の見せる収納をおしゃれに取り入れている人は、収納スペースにあえて余白を持たせたり、合間に小物や雑貨などを挟んで収納全体の窮屈感や圧迫感を減らすのがとても上手なのです。
余白を作るポイントとしては、本側のサイズや置き方ももちろん重要ですが、収納量に余裕のある家具を取り入れたり、収納スペース(特に高さ)に対して余裕が出せるように、棚板の高さを細かく変えられるフリーラックを導入したり、ブックエンドなどで間仕切りを増やして余白を作り出すのも一つの手。
前述した本の統一感のある置き方がどうしても難しいという方は特に、このように余白を作ることで、まとまりづらい本棚もスッキリさせることができるので非常におすすめの手法です。
統一感のある収納家具に揃える
最後に、本の置き方や小物使いにいくらこだわっていても、カラーボックスのような簡素な本棚だったり、統一感のない書棚で収納していては見た目も映えません。
当然ですが、本を収納する家具自体もお部屋のテイストに合わせてトータルコーディネートする必要があります。
逆に、収納家具自体がデザイン性の高いものであったり、テイストにあった統一感のあるもので揃えられていれば、多少乱雑に本を収納していたとしても、おしゃれな図書館のような雰囲気が出せる場合があるのです。
大量の本がジャンルレスにあって、小手先のテクニックでは収拾がつかない!という方は、収納家具の見直しから始めてみるのもアプローチとしてはアリ。
この場合のポイントは、いかに造り付けの収納棚のような雰囲気を出せるかということ。
前述の本の置き方と同じように、収納家具もまた色味や素材、家具の高さや奥行などを揃えて設置することで、統一感のある空間を演出することができるのです。
次にご紹介する実例集では、本の見せる収納におすすめの、デザイン性の高くて他のシリーズと統一感を出しやすいarneオリジナル家具を併せてご紹介していくので、収納家具選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
本の見せる収納におすすめの収納家具実例①
ここからは、実際に本の見せる収納におすすめの収納家具を、実例を交えながらご紹介していきます。
まずは一人暮らしのリビングを想定したコーディネート。
よくありがちなブックシェルフの中央に、オープンタイプのマガジンラックをセットしてみました。
お気に入りの表紙の雑誌や写真集をセットすることで、爽やかなカラーも相まって、リビングが一気におしゃれなカフェのような雰囲気に一変。
両サイドの本棚も、arneの商品であればマガジンラックに合わせてサイズオーダーが可能となっているシリーズとなっているので、カラーも含めて統一感が出しやすく、とても洗練された雰囲気になっていますね。
収納している本自体も、前述のコツを踏まえて適度に余白を作ったり、また隠す収納を併用していることで、見た目にメリハリがついて〇。
リビングだけでなく、書斎やワークスペースなど、いろんなお部屋に取り入れやすいおしゃれな見せる収納の好例となっています。
オープンタイプのマガジンラックでカフェ風に
こちらで使用しているのは、一般住宅はもちろん、オフィスや飲食店などでも人気のセミオーダータイプのマガジンラック。
こちらのシリーズのように、収納家具自体にもあえて余白を設けることで抜け感が出て、カフェ風のおしゃれな雰囲気を演出できます。
2段と3段、木製脚とアジャスター脚のそれぞれ2タイプから選べ、幅サイズであればオーダーも可能なので、設置スペースや好みのテイストに合わせて自在にカスタマイズが可能です。
ロー&ミドルタイプで視認性もよく、まさに本を見せる収納にするための商品といえるでしょう。
本の見せる収納におすすめの収納家具実例②
本棚/フラップキャビネット小/デスク/チェア/蓋付きウォールシェルフ/オープンウォールシェルフ
続いてはワークスペースでの実例をご紹介。
こちらもインテリア家具の素材を全て統一することで、洗練された空間を実現しました。
ここでの収納アイテムのメインは、デスク両サイドに設置しているフラップ開閉式のキャビネット。
フラップ扉の前面には飾り棚のように書籍類を立てかけることができるので、画像のようにオープンタイプの収納棚と組み合わせることで、見せる収納と隠す収納を同時に取り入れることができ、メリハリの効いたおしゃれなワークスペースにグレードアップできます。
本だけでなく、デスク周りのこまごましたものも併せて収納できるので、このコーディネートのように書斎やワークスペースにうってつけのキャビネットですね。
他にもこちらで使用している商品は全て、サイズオーダーもしくは商品バリエーションが豊富なシリーズばかりなので、自分の思い通りに細かく組み合わせできるのが最大の魅力。
できる大人のワークスペースの一例として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
見せる収納と隠す収納でメリハリをつけるフラップキャビネット
こちらの実例で使用したフラップ扉付きのキャビネットは、サイズ展開6型×収納パターン4型から選べる便利なディスプレイラック兼収納ラック。
デスク下に収まるような小さいサイズから、壁面収納のように大きなサイズまでバリエーション豊富で、なおかつ扉の配置や色まで細かく選べるのがうれしいポイント。
内部も大容量の収納スペースを兼ね備えており、収納力もぬかりなし。
見た目がカラフルな雑誌や漫画など、コーディネートが難しい書籍類は隠す、おしゃれなビジュアルの本はフラップを利用して置いて見せる、といった使い分けが可能で、こちらも見せる収納として使いやすい要素が満載のおすすめ収納家具となっています。
本の見せる収納におすすめの収納家具実例③
最後の実例は、arneおすすめの壁掛け収納棚シリーズを大胆に使ったコーディネート。
画像のように、シンプルながらもモダンなデザインが際立つフローティングシェルフは、見せる収納の心強い味方となります。
壁面を利用することで、空間を圧迫することなくお気に入りの本をディスプレイしつつ、デッドスペースを活用しながら収納力をアップさせることができるという優れもの。
前述の見せる収納のコツを踏まえながら、他の本棚とカラーを合わせてコーディネートしたことで、たくさんの本や雑貨があってもおしゃれなブックカフェのような雰囲気が出ていますね。
とにかく図書館のように360°本に囲まれておしゃれに暮らしたい!という方には、このようなフローティングシェルフがそのポテンシャルを最大限発揮してくれるでしょう。
狭いスペースでもバッチリのウォールシェルフ
こちらは限られたスペースを有効活用したい場合におすすめのウォールシェルフ。
石膏ボードの壁であれば、付属の壁掛け金具で場所を選ばず設置ができ、おうちのいろいろなところに棚を増やすことができるウォールシェルフとなっています。
省スペースながら板の厚みは4cmとボリュームたっぷりなので、本のように重量のあるアイテムでもしっかり支えることができます。
あと少しだけ本を収納できれば・・・という場合にピッタリの選択肢なので、収納力不足やデッドスペースの活用にお困りの方は、導入検討してみてはいかがでしょうか?
ショップのように本をディスプレイできる薄型ウォールラック
ショップ風のディスプレイを限られたスペースで楽しみたい場合は、こちらのウォールラックがおすすめ。
薄型スリムでデザイン性の高いこちらのウォールラックは、もとはフックなどを引っ掛けて使う壁掛けハンガーラックなのですが、フックを掛ける部分が本を立てかける隙間としてもバッチリなので、このように本のディスプレイラックとしても機能するのです。
実例のように大量の本の間に設置することで、そのスペースが際立ち、一気に洗練された雰囲気に格上げされます。
価格もお手頃なので、まずは気軽に一つからお試しあれ。
まとめ:本の収納は見た目も機能性も〇な見せる収納がおすすめ!
いかがでしたか?
ご紹介してきたようなちょっとしたアイデアやコツ、またはおしゃれな収納家具を取り入れることで、本も立派なインテリアアイテムとなるのがお分かりいただけたかと思います。
本を見せる収納にすることで、見た目だけではなく使いやすさや機能性もアップするので、今よりももっと楽しく快適な読書タイムを過ごせるはず。
特に本好きの方の中には、置き場所もないたくさんの本を本棚に眠らせているだけ、という方も少なくないと思いますので、この記事を参考に、本を上手に活用したおしゃれかつ機能的なインテリア空間を目指してみませんか?
きっと素敵な空間になりますよ。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。