住みやすさを格上げ!賃貸アパートに最適なインテリアコーディネート術

コンパクトなダイニングエリア

賃貸アパートでの暮らしをもっと快適で住みやすくするために、インテリアにはこだわりたいところ。
限られた空間でもちょっとした工夫で快適な居住空間を実現することができます。
趣味やライフスタイルに合わせたインテリアコーディネートや、賃貸物件でも実践できるアレンジ方法など、具体的な方法やポイントをご紹介します。
自分らしい居心地のいい空間を手に入れるためのヒントを探っていきましょう!

  • アパートに引っ越すため、スペースを最大限に活用したインテリアコーディネートを知りたい
  • 省スペースに合った収納家具や収納方法を知りたい
  • 賃貸でも自分の好みやライフルタイルを反映させたおしゃれなインテリアを楽しみたい!


はじめに:アパートのインテリアコーディネートの重要性

はじめに、一人暮らしや二人暮らしでの賃貸アパート生活において、居心地の良さを左右するのは間違いなくインテリアコーディネートです。
狭いスペースを上手に活用し、おしゃれで快適な空間を作り出すコツを紹介します。
部屋に自分ならではの個性を加えるお部屋作りは、賃貸住宅であっても自由
賃貸特有の制限を理解しつつ、自分の好みやライフスタイルに合わせたインテリアコーディネートを見つけ出し、お部屋作りを楽しみましょう!



スペースを最大限に活用するインテリアの選び方

賃貸アパートにおける家具選びは、限られたスペースを活用する重要なポイント。
1LDKや1DKなどのコンパクトなお部屋では動線を意識し、効率的なインテリアを心掛けましょう。
特に家族や同居人が集まったり、リラックスタイムを送るLD(リビングダイニング)のインテリアを工夫することで、開放感のある生活空間を作ることができます。

コンパクトな家具を選ぶ

賃貸アパートの限られたスペースを快適にするには、コンパクトな家具選びが鍵を握ります。
たとえば、1LDKやワンルームの部屋には、場所をとらないスリムなソファやローテーブルが最適。
LDKで過ごす時間が多いなら、スペースを有効に使用し、動線をスムーズに保つことを心掛けましょう。
コンパクトであってもくつろぐことのできるソファや、スペースを有効活用できる家具を選ぶことで、住み心地を十二分に格上げできます!

多機能家具で空間を有効活用

スペースが限られている賃貸アパートでは、多機能家具を使うことで居住空間を有効的に活用できます。
一つの家具で複数の役割を果たしてくれるので、余分な家具を置く必要がなくなり、その分空間を広々と使うことが可能です。
例えば収納付きのダイニングテーブルは、食事のスペースとしてだけでなく、小物などをしまっておけるので作業スペースとしても◎。
また、引き出し付きのベッドやソファベッドも有効です。昼間はソファ、夜はベッドとして使用できるでの1台2役の2WAY家具は省スペースにもってこい。
1台で多目的に使える家具が沢山あるので、多機能家具を上手く取り入れ、限られたスペースを柔軟かつ効率的に活用していきましょう!

縦の空間を活かした収納術

縦の空間」を賢く使うことで、アパートの部屋の収納力を高めることができます。
背の高いハイシェルフや、壁に直接設置するウォールラックを取り入れることでお部屋のスペースを圧迫することなく収納力を上げることが可能。
特にウォールラックは床のスペースを確保できるので、その分広く使え開放感が増します。
天井近くには季節ものや普段はあまり使わないものを、手の届く範囲には日常使いする物を配置すると使い勝手もよくなります。
見える部分は収納ボックスやカゴを用いて、見た目も美しく統一感あるものに揃えることもできますし、ディスプレイラックとしておしゃれに飾ることも◎。
縦の空間を上手く使う収納術を取り入れることで、アパートでの生活がより豊かになります。
ただし、背の高い家具は地震の際など倒れやすいデメリットもあるので、もし設置する際は転倒防止具を使用し固定するなど対策も考えましょう。



色と照明でムードを作る

部屋の雰囲気や居心地の良さを大きく左右する要素として、色と照明の効果的な使い方は欠かせません。
狭いアパートの空間であっても、これらを駆使することでおしゃれで快適な空間を生み出せます。
最適なカラーコーディネートや照明での居心地の良い空間づくりのコツを探っていきましょう!

カラーパレット

カラーコーディネートの基本

カラーコーディネートはお部屋の雰囲気を変えるのに欠かせません。
狭い賃貸アパートでも色使いを気にすることで、部屋に奥行きを持たせたり、気分を落ち着かせることも可能です。
明るく淡い色調を基調とすることで、部屋全体が明るく広々とした印象に。逆にダークカラーを基調とすることでモダンな落ち着いた印象へと導きます。

色は居住空間に大きく影響を与え、ムードや印象を操ることができます
リビングやキッチンなど活動的な場所には、エネルギッシュな暖色系を取り入れ、寝室や落ち着きたい場所にはリラックスできる寒色系が適しています。
さらには、部屋を視覚的に広く見せたい場合は、ホワイトなど明るい色を基調に選ぶことで空間が開放感あるものに変わります。

アクセントカラーの効果的な使い方

お部屋をおしゃれに見せる秘訣は、アクセントカラーの効果的な使い方にあります。
まず、部屋全体の基調となる色を決めお部屋の印象を決めましょう。
アクセントカラーはその基調色とは対照的な色を選ぶことで、空間にリズムとハイライトを提供します。
例えば、壁や家具は白やグレーなどの中立色にし、クッションや小物で赤や青などのはっきりしたカラーをポイントで加えます。
単一のアクセントカラーを複数のアイテムに繰り返し使うことで、スタイリッシュながらも統一感のあるデザインに仕上がります。
重要なのは、アクセントカラーを使い過ぎないこと
一般的に「1部屋3色」に絞ることでバランスの取れた、統一感のある空間を作ることができます。
壁や床など部屋の大部分を占めるベースカラーを60%、家具やラグなどセカンドカラーで30%、雑貨など部屋のポイントとなるアクセントカラーを10%
このルールを守ることで、部屋の色彩が調和し、まとまりのあるインテリアが実現できます。
特に賃貸アパートでは壁の色を変更できないことが多いため、家具や小物で色を取り入れて自分のスタイルを出していきましょう!

照明を使った空間作り

アパートの限られた空間を最適に活用するため、照明も上手く取り入れていきましょう。
ただ単に明るくするだけでなく、リビングや寝室などの生活シーンに応じた照明計画を立てることで、お部屋の雰囲気や機能性を大幅に向上させることができます。
天井に取り付けるシーリングライトの他に、ウォールライトやスタンドライトなど形状は様々。
使用したい場所や雰囲気に合わせて機能性やデザイン性を考慮して設置することで、お部屋がより快適に、おしゃれになります。
照明一つで空間の雰囲気が大きく変わり、自分だけの特別な空間作りを楽しむことができます。

ダイニングを照らす照明

ライトの色温度で雰囲気を変える

デザインだけでなく、照明の色温度を変えることでお部屋の雰囲気を作ることができます。
照明の色温度は部屋の見え方や感じ方に大きく影響し、暖色系のライトは温かみのある雰囲気を、寒色系のライトは清涼感のある雰囲気をそれぞれ作り出します。
リビングや寝室などは黄色がかった温かみのあるソフトな照明を取り入れることで、リラックスできる空間を作ることができ、一方で勉強や作業をするスペースではクリアな寒色系のライトを取り入れることで集中力を高める空間を作れます。
また、多目的で利用する部屋はライトの色を変更できる調光機能付きの照明がおすすめ。色温度や光の強さを調整できるので、一つの部屋でも多様なシーンに対応可能です。



賃貸でもできる、壁と床のアレンジ

取り付け可能な壁装飾

カラフルなウォールラック

お部屋をおしゃれにするために、視覚的面積の多い壁面をアレンジすると印象がガラッと変わります。
ただ、賃貸物件では原状回復が求められるため、大掛かりな模様替えやDIYはなかなか行えません。
壁を傷つけず、ダメージを最小限に抑えながらアレンジできるアイテムを取り入れて、お部屋をデコレーションしていきましょう。

例えば、取り外し可能な壁紙やウォールステッカーは、簡単にお部屋に個性をプラスできます。
最近は種類も豊富で、賃貸向けのものが数多く販売されており、比較的簡単に貼り付けることが可能。
また、壁に穴を開けることには抵抗がありますが、比較的小さい穴で固定できる壁面用フックや、はがすことができる粘着フックなどがあり、それらを使用することで絵画やポスター、ウォールラックなどを設置することができます。

ポイントは、取り外す時に壁を傷めないこと
賃貸物件を退去する際に原状回復が必要とされるので、アイテム選びの際はダメージ予防と修復の容易さを考慮しましょう。

床の印象を変える便利なアイテム

ナチュラルテイストのワンルーム

壁と同じように床もお部屋の印象を左右する重要な要素。
一番手軽に印象を変える方法はラグやマットを取り入れることです。
温かみのあるお部屋にしたければ暖色系のラグ、涼しげで落ち着いた印象を与えたければ寒色系のラグがおすすめです。
また、お部屋のテイストによって柄や素材などあったものを選ぶことで、お部屋の雰囲気がより魅力的に。
例えば、モダンなインテリアにはモノトーンでシンプルなデザインのラグを、ヴィンテージテイストの部屋には少し色あせたようなラグを選ぶと良いでしょう。

賃貸ではなかなか床の素材やデザインを変更できません。理想的なお部屋にするためにラグやマットを使うほかに、フロアタイルを利用するのはどうでしょうか。
賃貸でも床を傷つけず、置くだけで簡単に設置できるのでDIY初心者の方でも簡単に取り入れることができます。
素材や柄が豊富にあるので、手軽に理想のお部屋に近づけます。



機能的かつスタイリッシュなアクセサリーの選び方

好きなものを詰め込んだリラックススペース

賃貸アパートのお部屋をより快適にするために、機能的かつデザイン性も考慮したアクセサリーを上手に取り入れましょう。
限られたスペースを活かしつつ、おしゃれで実用的なアイテムを選ぶことで、居心地の良い空間を作ることができます。

実用性を兼ねたデコレーション

賃貸アパートをより快適にするために、おしゃれでありながら実用性を兼ね備えたアイテムを取り入れることで、生活のQOLが大幅に向上します。
以下に生活を豊かにするための具体的なアイデアをご紹介します。

ウォールラックを取り入れる
前述でもご紹介しましたが、壁面に取り付けるラックは、デッドスペースを上手く使うことができるので、空間を広く保ちつつも収納力を上げることができるアイテム。
また様々な形状やサイズがあるので、1台だけでなく複数組み合わせることで、収納力を上げるだけでなくお部屋のデザイン性も向上します。

オープンラックで見せる収納
ラックは収納だけでなく、ディスプレイスペースとしても活用できます。
お気に入りのアートや雑貨、観葉植物を飾ることでギャラリーのような空間を作ることができ、一種のアートスペースに。
お部屋全体のデザインが向上し、より自分好みの空間を作り出すことができます。
また、オープン部分と扉が付いたクローズ部分が一緒になったラックを選ぶことで、ディスプレイしたいものはオープン部分に、生活感が出るものは扉の中にしまうことで、実用性とデザイン性を兼ね備えたお部屋を作ることが可能です。

インテリアの一部となる雑貨

雑貨類は自分自身の個性をお部屋に反映させ、生活の質を上げる役割を果たします。
お部屋全体のカラースキームやテイストに合わせて選んだクッションやラグは、実用的でありながらもお部屋の印象を変えるアクセントになりますし、緑豊かな観葉植物を取り入れることで、部屋に生命感と新鮮な空気をもたらすことができます。
ポイントとしては、お部屋のテイストを決め、それに合ったアイテムを必要最低限に絞り、ごちゃごちゃさせずにスッキリとした配置を心掛けることです。
実用性も考慮しつつ、視覚的にも楽しいアイテムを選ぶことで気分も向上するので、普段の生活空間を機能的かつ魅力的に見せるためにも、インテリアと調和する雑貨を上手に選びましょう。



まとめ:インテリアコーディネートを格上げするコツ

賃貸アパートにおけるインテリアコーディネートは、自分らしい心地よい空間を作り出すための重要なポイントです。
住みやすさを格上げし、快適かつおしゃれなインテリアを実現させるためには、機能的な家具選びに始まり、カラーコーディネート、賢い収納方法などさまざまな要素を組み合わせることで、より快適でおしゃれな生活空間を実現することができます。
是非、このコラムを参考に、自分らしい賃貸住宅での快適な暮らしを楽しんでください!


このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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