一人暮らしに必要な家具は?おすすめのアイテムをご紹介!
一人暮らしを始めるにあたって、最適な家具選びは欠かせません。そのためには、何が本当に必要で、何が不要かを見極めることから始める必要があります。本記事では、一人暮らしに適した家具とその選び方、またおしゃれで実用的なおすすめ商品を紹介します。コンパクトな空間でも快適に過ごせるアイテムを、価格、サイズ、デザイン、そして収納力といったポイントを踏まえながら選んでいきましょう。
この記事では、賃貸のワンルームや1Kアパートでも実践できる、スマートな部屋作りのためのコツと、16のレイアウトイメージをご紹介します。これらを参考に、自分だけの理想の生活空間を実現しましょう。
一人暮らしの間取りに必要な家具は?
一人暮らしを始める際、部屋の間取りに合わせた家具の配置が生活の質を左右します。お部屋作りで最も重要なのはスペースを最適に利用することです。限られた間取りの中で生活するため、適切な家具配置が快適な暮らしにつながります。ここからは、お部屋の広さに合わせた必要な家具についてご紹介していきます。
ワンルームの場合
ワンルームでのお部屋作りは、スペースの有効活用が鍵です。限られた空間を開放的に見せつつ、生活に必要な機能をしっかりと備えることで、空間に圧迫されず、住みやすい環境で過ごすことができます。おすすめは、空間に統一感を持たせるロータイプの家具を選ぶことです。特にテーブルやソファは、ワンルームの中心的存在であり、ローソファに合わせたテーブルを配置することで、省スペースな空間が実現することができます。さらに、部屋全体の統一感を出すために、色や素材感も統一すると、開放的でおしゃれな印象のお部屋に仕上がります。
また、高さを抑えた収納家具は、視線を遮ることなく、お部屋を広く見せる効果もあるので、デザインと機能性を兼ね備えた家具選びで、快適なワンルームを実現してみましょう。
1Kの場合
1Kの物件ではキッチンが独立していることが多いため、リビングとして使える空間がワンルームに比べて少しだけ広がります。この場合、ダイニングテーブルと椅子、あるいはカウンターテーブルと高さのあるチェアを置くことができるので、更にレイアウトの幅を広げられます。物件によっては、デスク兼用のテーブルがリビング空間に配置されている場合もありますが、そうでない場合は、ワンルーム同様コンパクトな家具がおすすめです。
また、ハンガーラックや本棚などの収納家具も配置しやすくなるので、デスクワークをする機会が多い方は、本棚の近くにデスクとチェアを設置しておくと良いでしょう。
1DKの場合
1DKでは、ダイニングとして利用する空間とキッチンが分けられている物件が多いため、ダイニングエリアを設けることができます。快適な食事スペースを確保するために、ダイニングテーブルと椅子を適しているサイズで選びましょう。寝室のスペースでは、ベッドの他に、チェストなどの収納家具も検討することが可能です。寝室とリビングの間仕切りとして、高さがある本棚を利用するのもひとつのアイデアです。
リビングでは、スペースを取り過ぎないサイズのテーブルと、動きやすさを考慮したソファを配置するのがおすすめです。また、リビングの収納家具を選ぶ際は、収納するものの量やサイズ感を想像しつつ、生活感を隠すことができて、空間に馴染むデザインを選びましょう。
これらのアイテムによって、1DKのスペースでも機能的かつ居心地の良い空間を作り出すことができます。
一人暮らしの家具を選ぶポイント
一人暮らしの家具選びでは、限られたスペースを有効活用しながらも、自分のスタイルに合ったインテリアを購入することが重要です。
まず考慮すべきなのは、その家具がどれだけスペースをとるか、またそのサイズが自分の住空間に適しているかどうかです。収納力があるもの、または多機能性を持った家具を選ぶと、スペースを節約しながらも生活必需品を整えることができます。カラーやデザインが部屋全体と調和するようにセレクトして、機能性だけでなく、自分の好みを反映させた家具を選べば、居心地の良い空間を作り出すことができるでしょう。
ここからは、家具を選ぶときのポイントについて、いくつかご紹介していきます。
コンパクトなサイズを選ぶ
一人暮らしの空間におすすめなのが、圧迫感を減らすためにコンパクトなサイズの家具を選ぶことです。ソファを選ぶときは奥行きが少なめのものを選んで、部屋の広さとソファに見合った高さのローテーブルを配置すると、お部屋が広く感じられます。
テーブル選びでは、使わない時には壁に立てかけられる折りたたみが可能なデザインを選ぶと、スペースを有効活用できて使い勝手の良さも向上します。このように、家具一つ一つのサイズを慎重に選び、機能性とインテリアのバランスを考えることが、快適な一人暮らしには不可欠なのです。
収納力があり不要なものをできるだけ隠せるものを選ぶ
お部屋に開放感を出してすっきりと見せるためには、ただ収納できる家具ではなく、その家具がどれだけの収納力を持っているかを見ることが、購入する際に注目すべきポイントになります。
さらに、壁面収納などの高さを活かした収納棚は生活必需品を整理しやすく、部屋の中をすっきりと保つことが可能です。
テレビボードも収納機能が付いているものを選べば、リモコンやゲーム機などの細かい物をきちんと隠しつつ、お部屋を常に整頓された状態に保つことができます。整理された暮らしは心の余裕にもつながるので、収納力があり、お部屋の雰囲気にも合う収納家具を選んで、快適な一人暮らしを実現してみましょう。
統一感を考慮して色や素材感にこだわる
一人暮らしの部屋作りにおいて、インテリアの選択は快適な生活空間を作るうえで大切な要素になります。統一感のあるインテリアコーディネートを意識することで、おしゃれで落ち着きのある空間を実現することができます。ソファやテーブルなどの主要な家具を同じ色味や素材で揃えると、空間にまとまりが生まれます。色や素材感にもこだわって、例えばナチュラルな雰囲気にするなら、天然木や木目調の家具を選んだり、部屋全体をホワイト系の色で統一しましょう。
また、小物やファブリック類でアクセントを加えることで、インテリアに深みと個性が加わります。コーディネートのポイントは、自分の好きなスタイルやテーマを明確に持ち、その基準に沿ってアイテムを選ぶことです。部屋全体を見渡した時に、色や素材の調和がとれた空間を目指しましょう。
一人暮らしに必要・あると便利な家具
一人暮らしには、日常生活を豊かにするための必需品や、あると便利な家具があります。
必要最低限のアイテムに加えて、ワンルームのような狭い部屋でもスペースを有効活用できるように、多機能性や収納力を備えた家具を選ぶと良いでしょう。
ここからは、暮らしを快適にするためのアイテムをご紹介していきます。これらを参考に、お部屋の広さに合わせて家具を選んでみてはいかがでしょうか。
空間を広く見せられるテーブルとソファ
一人暮らしのリビングを、広くて心地良い空間に見せたいのであれば、主要な家具となるソファやテーブルの選び方が住みやすさを左右します。ソファ選びでは、高さが低く圧迫感の少ないデザインを選びましょう。例えば、脚が取り外し可能で、ローソファになるモデルや、肘掛けが小さめか、ついていないものがおすすめです。こうすることで、空間に余白を作り、開放感を演出することができます。次にテーブルですが、ローテーブルはリビングの中心に置くだけで、一気に部屋に統一感が生まれます。また、収納付きのものや伸縮可能なものを選べば、空間に合わせて自由なレイアウトを実現することができます。
これらのテーブルとソファをうまく組み合わせれば、ワンルームなどの限られたスペースでも、快適なリビング空間を作り上げることができるでしょう。
収納機能付きのテレビ台
リビングを快適で整理された空間に保つためには、収納機能付きのテレビ台が大変便利です。このようなテレビ台は、リモコンや周辺機器をしっかりと収納できるため、テレビ台としてだけでなく、玄関や寝室の収納家具としても重宝します。お部屋の広さに合わせてテレビ台を選ぶことで、収納スペースが増えるというメリットの他にも、家具自体の存在感も増すので、テレビ台の上に小物を配置して、お部屋のアクセントにするのも良いでしょう。
収納付きのテレビ台は、一人暮らしのおすすめのアイテムとして、見た目だけでなく機能性を兼ね備えたアイテムです。このような収納家具を上手に使って、お部屋をスッキリさせながら快適なリビング空間を実現しましょう。
書斎や寝室にぴったりなチェスト
衣類や小物を整理するためにはチェストやタンスが必要になります。書斎や寝室にチェストを設置するメリットは大きく、小さな物から大きな物まで、引き出しに入れることで、お部屋が整って見えるので、常に清潔感を保つことができるのが主な利点です。
場所を選ばず、様々なシーンで活躍できる商品だからこそ、ただ小物や衣類を整頓するためだけではなく、自分の好みやお部屋のテイストに合わせてみたり、素材やサイズにもこだわることができるものを選びましょう。
見せる・隠すの両立ができるキャビネット
収納家具の購入を考える中で、おしゃれな飾り方ができるアイテムを検討するのであれば、見せる収納と隠す収納のメリハリのあるアイテムを選ぶのも一つのアイデアです。例えば、キャビネットを本棚として使うなら、取っ手部分に雑誌を立てかけて、他の本や日用品は見えないように隠しておいたり、隠す収納家具として使うなら、バスルームなどで乱雑になりがちなタオルや洗剤などを扉の中にしまったりと、配置する場所によって、用途や収納の仕方は様々です。スペースを取りすぎず、部屋をおしゃれに見せる収納術の一つとして、キャビネットを導入してみてはいかがでしょうか。
壁に取り付けられる収納家具
壁に取り付けられる収納家具は、床置きの収納と比べて、部屋の限られたフロアスペースを圧迫せず、空白になりやすいデッドスペースを利用して物を整理できます。例えば、ウォールシェルフはキッチンで使う食器や小物を飾りながら収納できるため、色違いで配置をするなど、デコレーションとしてもお部屋の雰囲気を変えてくれます。また、壁掛けの収納家具は、自分の身長や使用頻度に合わせて、使いやすい位置に設置可能なのも大きなメリットです。
部屋がすっきりと見えるだけでなく、掃除の際にも床面が空くため、掃除機をかけたり、モップ掛けが楽になるなど、メンテナンスもしやすくなります。効率的な収納家具を選ぶことで、一人暮らしの限られた空間を、快適な住みやすい環境にすることができるのです。
まとめ:適切な家具を配置して快適な一人暮らしを
一人暮らしをスタートさせる際、快適な生活を送るためには、適切な家具選びが重要です。ポイントは家具のサイズとデザインのバランスを見ながら、購入を検討することです。サイズはお部屋の広さに合わせて設定し、収納力のある商品や壁面収納を選ぶと、利便性が高まり、空間を有効的に活用することができます。また、レイアウトを考えたり、実際に家具を配置する際は、動線を意識して、無駄な移動が少なくなるように考慮しましょう。
本記事で紹介したポイントを踏まえて、適切なアイテムを選んで、毎日の生活を楽しく快適に過ごせる環境を目指しましょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。