取り付け簡単!賃貸OKのウォールハンガーで空間を広げるアイデア
ウォールハンガーといえば、狭いお部屋でも収納スペースを増やし、空間を広く見せるとっても便利なアイテム。
フック付きのものからシェルフタイプ、パイプハンガータイプまで、昨今ではさまざまなデザインと機能性を兼ね備えた商品が揃っています。
この記事では賃貸住宅でも設置OKのおすすめ商品や、お部屋をおしゃれで機能的な空間に変えるアイデアを余すことなくご紹介します!
コート掛けや帽子掛けとしても役立つウォールハンガーは、シーンを選ばず重宝するインテリアアイテムなので、特に狭いお部屋にお困りの方は最後までお見逃しなく!
目次
そもそもウォールハンガーとは?
そもそもウォールハンガーとは、壁に取り付けることで洋服や小物などを掛けられるようになる収納家具のこと。
壁付けするハンガーラックのため、置き型のハンガーラックと比べて省スペースに整理整頓できるのが大きな特徴です。
また、タイプによってデザインや使い勝手も多種多様で、シンプルで機能性重視のものから、いろんなテイストのインテリアに馴染むデザイン性の高いものまでさまざま。
ここからは、代表的なウォールハンガーのタイプについて、特徴とともに掘り下げていきましょう。
フックタイプ
まずはフックタイプから。
ウォールハンガーといえばこれ!なこちらのタイプは、ピンや画鋲、強力な粘着式テープを使って簡易的に固定するタイプが多く、簡単にハンガー収納を増やすことができる反面、あまり重いものをかけることができないのが大きな特徴。
比較的軽い衣類や帽子、バッグやストールなどを掛けるのに最適で、その取付方法から賃貸の壁紙でも傷つけにくいのがポイントです。
価格も安価な商品が多く、DIYで手軽に簡易的な衣類収納を追加したい!という方にとっては第一候補となるのではないでしょうか。
パイプタイプ
最後にご紹介するのはパイプタイプのウォールハンガー。
パイプタイプのウォールハンガーは、クローゼットのパイプハンガー部分をそのまま壁に取り付けたようなデザインです。
お部屋のワードローブに比べて薄型かつコンパクトながらも耐荷重は大きく、ある程度の重さの洋服掛けやコートハンガーとして最適ですが、その特性上どうしてもネジや専用金具を使ってしっかりとした固定が必須な場合もあります。
しかし最近では、サイズバリエーションが豊富でスペースに合わせたチョイスができるタイプや、画像の商品で使っている金具のように、高耐荷重を保ちつつ賃貸住宅でもOKな壁掛け金具を使った商品も多く、おうちに衣類収納が少ない方の新たな解決策として今大注目のウォールハンガーなのです。
賃貸住宅におすすめのウォールハンガーの選び方
賃貸住宅に住んでいる以上は、さまざまな制約が出てきます。
最も重要なのは、「壁を傷つけない、傷がついても目立たせない」ことですが、その他にも押さえておきたいポイントがいくつかあります。
順番に掘り下げていきましょう。
サイズと耐重量のバランス
ウォールハンガーを選ぶ際は、必要な収納量と壁の素材を考慮し、適切なサイズと耐重量を備えた商品を選びましょう。
賃貸マンションやアパートの壁は石膏ボードや木製(合板)のものが大半なので、まずは壁面の素材を確認したうえで、気になっている商品の取り付け方を確認し、自宅の壁に対応した固定方法かどうか必ず事前にチェックしましょう。
また、意外と盲点なのが「取り付けマージンを設ける」こと。
特にハンガーラックのサイズが設置スペースギリギリの場合、取り付け時のズレや取り付け後の収納物のサイズによっては、スペースからはみ出したりそもそも取り付けできないといったリスクも生じます。
取り付けスペースや商品サイズには必ず余裕を持って購入するように心がけましょう。
デザインとインテリアへの影響
見た目の面でも、お部屋のインテリアに合わせたデザインのものを選ぶのが重要です。
ハンガーラックは目線の高いところに位置する場合が多く、意外とインテリア的に主張が大きくなりがち。
そのため、モダンでスタイリッシュなお部屋にアンティーク調のアイアン製品を持ってきたり、北欧風やナチュラルテイストといった温かみのあるお部屋にピカピカでスタイリッシュなデザインを取り入れたりすると、たちまちお部屋の雰囲気がチグハグに。
たかがハンガーラックと思わずに、必ずお部屋のテイストに合ったデザインを取り入れるようにしましょう。
また、ウォールハンガーラックの使い方もポイントで、ハンガーラックは洋服などの掛け方によっては生活感が非常に出やすいアイテムでもあるため、お洒落に見せるためには物の掛けすぎ、詰め込みすぎは絶対NG。
空間に余白をもたせることがおしゃれなインテリアのコツなので、この点もぜひ意識するようにしましょう。
取り外し可能なタイプのメリット
賃貸住宅では、取り外し可能なウォールハンガーラックが非常に便利です。
取り外しが容易だと、生活環境やライフスタイルの変化で必要に応じて付け外しが可能になるので、家族が増えたりといった場合でも柔軟に対応できます。
また取り外しができることで、ウォールハンガーのメリットの一つである高さの細かい設定がしやすくなるのと、引越しや模様替えもスムーズにできるようになります。
一般住宅の方はもちろん、オフィス用や飲食店、またはセレクトショップといった、人やレイアウトの流動性が大きい環境でも使い勝手◎。
特にインテリアにこだわりのある方は、ぜひとも「取り外しできる」ことを重点ポイントとしてウォールハンガーを探してみてはいかがでしょうか?
賃貸住宅ウォールハンガー活用法①
それではここからは、ご紹介したウォールハンガーでも特にオススメの「パイプタイプ」と「パネルタイプ」を使った収納アイデアを2選ご紹介していきます。
まずはしっかり収納の方におすすめのパイプタイプを使った実例。
こちらは一人暮らしやミニマリストのベッドルームを想定したコーディネートです。
お部屋の好きな場所に壁取り付けできるのがウォールハンガーの最大の魅力なので、こちらの実例のように、複数セットで組み合わせて取り入れても◎。
壁掛け式のため場所を取らず、本棚やラックとしても十分な強度と収納力を活かせるので、衣類収納が少なくて困っている方だけでなく、お家に物が少ないミニマリストの方にもピッタリの衣類収納アイデアですね。
またこちらの商品のように、パイプタイプのウォールハンガーはステンレス製パイプで作られているものが多く、耐荷重はもちろんサビや汚れにも強いのが特徴。
そのため、居住空間だけでなくキッチンや洗面所でウォールハンガーを利用するのも非常におすすめなのです。
タオル掛けや調理器具、バスグッズの収納など、汚れや湿気の多い環境でも活躍するので、1台で何役も使いたいワンルームや狭小住宅にお住まいの方の心強い味方となるでしょう。
賃貸住宅ウォールハンガー活用法②
こちらは反対に、デザイン性&サイズ感重視のパネルタイプを取り入れたコーディネート実例。
ウォールハンガーの設置場所としてはリビングや寝室が一般的ですが、こちらの実例のように実は玄関収納にも最適なのです。
お出かけの際の雨具やコートラックとして、または子どもの遊び道具や帽子、カバンを掛けておくのにもちょうどいいですね。
賃貸住宅の玄関というと、居住スペースに比べてどうしても狭く取られがちですが、こちらのパネルタイプのウォールハンガーは奥行がとってもスリムな仕様なので、動線上や狭いスペースに設置しても邪魔にならず、まさに玄関収納のためのウォールハンガーといえるでしょう。
玄関のみならず、お部屋の圧迫感を減らしたい!という方にもピッタリのウォールハンガーラックとなっています。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。