インテリア本棚の魅力と選び方

壁面に本棚が並んでいる

インテリアの本棚は、部屋の雰囲気を大きく左右する重要なアイテムです。
おしゃれなだけでなく、収納性や機能性も兼ね備えた本棚を選ぶことで、快適かつ魅力的な空間づくりに繋げられます。
ここでは、本棚の種類や選び方のポイント、インテリア効果を高める活用術について詳しくご紹介します。

  • 本が増えて収納場所に困っている方
  • 自分にぴったりの本棚を見つけたい方
  • おしゃれな収納スペースを作りたい方
  • 部屋の雰囲気をガラリと変えたいと考えている方


本棚の種類と特徴

本棚に本や観葉植物がディスプレイされている

本棚には多様なデザインや構造が存在し、それぞれの特徴を知ることでより使いやすく魅力的な収納が叶います。
本棚と一口に言っても、クラシックな木製のものからスタイリッシュなガラス製、金属フレームを使ったモダンなタイプまで選択肢は豊富です。実際に販売されている中には本だけでなく雑貨や観葉植物を一緒にディスプレイできる製品もあり、インテリアとしての役割を担うものも多くあります。機能性や耐久性を重視するなら、耐荷重や転倒防止対策などの仕様にも目を向けておくと安心です。
また、一人暮らしや限られたスペース向けには組み立て式や伸縮型といった手軽にレイアウト調整ができるものも存在します。部屋の大きさに合わせて本棚の形を変えられるため、いつでもベストなバランスを保ちやすい点が魅力です。使用目的やライフスタイルによって、本棚の選び方は大きく変わってくることを理解しておきましょう。
重視したいポイントがデザインなのか収納力なのかで選ぶべきタイプは変わります。加えて、ディスプレイ棚のように本の表紙を魅せる仕組みがある製品や、大容量収納のための縦長タイプなど用途に応じた選択肢も幅広いです。まずは、自分の部屋のレイアウトと収納したい本の量を把握することから始めると、スムーズに最適な本棚が見つかります。

オープンシェルフの魅力

オープンシェルフは扉がなく、開放的な雰囲気を室内に与えてくれます。雑誌やインテリア小物を並べたり、本のタイトルをすぐに確認できるため、利便性も高いです。また、抜け感があるので、部屋を広く見せたいときにも活躍します。

扉付き本棚のメリット

扉付きの本棚はホコリや日光から本を保護するうえ、見た目をすっきりさせるメリットがあります。急な来客時にも、扉を閉めるだけで部屋全体の統一感が保てるのが便利です。さらに、扉のデザインやカラーによって部屋の雰囲気を変えられる楽しみもあります。

壁面収納タイプのポイント

壁面収納タイプの本棚は、天井近くまでの高さを有効活用できるため、大容量を確保しやすいのが特徴です。空間を縦方向に使うことで、限られた床スペースを有効に活かせる点も見逃せません。本が増えやすい人やコレクションをたくさん持っている方に適した方法と言えます。

スライド式本棚の収納力

スライド式本棚は、前後の棚をスライドさせることで奥側の本にアクセスできる仕組みです。空間効率が高く、限られたスペースでも多数の本を整理整頓しやすい点が大きな魅力となっています。収納スペースを二重化できるため、本を大量に保有している人にもおすすめです。

回転本棚の利便性

回転本棚はその名の通り、本棚自体を円柱状に回転させて使用します。すべての面に本を収納できるので、検索性に優れ、好きな場所で止めれば目的の本がすぐに取り出せる点が魅力です。狭いコーナーに設置しやすく、収納効率を最大化したい場合にも注目されています。

省スペースに対応する薄型本棚

薄型本棚は、奥行きをおさえることで省スペースを実現したタイプです。廊下や玄関近くなど、スペースに余裕がない場所に設置しても邪魔になりにくい設計が特長です。読みかけの雑誌や小型の文庫本が多い方にとって、気軽に置き場所を増やす手段にもなります。



本棚選びの基本ポイント

本棚のあるリビングルーム

理想的な本棚を選ぶには、部屋の広さやデザイン、収納力など、複数の要素をバランスよく検討する必要があります。
本棚を置くときはまず、実際の設置場所を考慮しつつサイズを確認することが大切です。特に天井の高さやドアの開閉、通路の確保などを含めたレイアウト全体を把握しておけば、後から困るリスクを減らせます。狭い部屋であれば縦長タイプや薄型を選び、広い部屋であればデザイン性や素材にこだわった大容量タイプなど、スペースに応じた選択をするのが理想的です。
部屋の雰囲気に合わせた色合いや素材を取り入れることで、インテリア全体に統一感を持たせることができます。例えば、ナチュラルな雰囲気を出したいなら木目調や天然木素材、クールでモダンな部屋であればガラスやスチール素材など、デザインによって印象が大きく変わる点も注目です。家具のテイストを合わせるだけでなく、床や壁、他のインテリアとの調和を意識すると、より統一感のある空間ができあがります。
使い勝手に関しては、取り出しやすさや移動のしやすさも見逃せません。頻繁に使う本はすぐに取り出しやすい位置に、コレクションとして残したい本は上段や奥に配置するなど、本棚の構造と合わせて検討すると便利です。多機能な本棚やアレンジの自由度が高い組み立て式などを選べば、読書スタイルや収納スタイルの変化にも柔軟に対応できます。

部屋の広さを考慮した選び方

部屋の広さにあった本棚を選ぶことは、快適な空間づくりに直結します。大きすぎる棚を選ぶと圧迫感が生じ、逆に小さすぎると収納が不足してしまうため、部屋の寸法やレイアウトを正確に把握することが大切です。例えばワンルームに置く場合は圧迫感が出ないように背の低い本棚を選ぶ、リビングに置く場合は壁面収納で収納力を上げつつインテリアの主役にするとよいでしょう。窓やドアの位置、家具との動線もしっかりと考慮しながら最適なサイズを検討しましょう。

デザインと素材の調和

本棚は空間の印象を左右する大型家具のひとつであるため、デザインや素材選びにこだわることで洗練された雰囲気を演出できます。木製ならぬくもり感を、スチールやガラスならシャープなイメージを与えるなど、理想のインテリアスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。例えば木製なら北欧風、和風、ナチュラルなど様々なテイストに合わせやすく、スチールやガラス製ならインダストリアルやモダンなテイストに合わせやすいです。素材ごとの耐久性やお手入れのしやすさも考慮して、長く使える一台を見つけることがポイントです。

収納力と使い勝手のバランス

どれだけの本を収納するのか、またどの頻度で取り出すのかを事前に考えることで、より快適に使える本棚を選べます。漫画や文庫本が多い人と、美術書や雑誌など大判サイズの本が多い人では、必要な高さや奥行きが異なる点に注意が必要です。例えば漫画や文庫本が多い人はスライド式本棚や回転式本棚がおすすめ、美術書や雑誌など大判サイズの本が多い人はオープンシェルフや壁面収納がおすすめです。重い本を多く保有している場合は、耐荷重がしっかりしているかどうかもチェックしておくと安心です。

本の量や設置場所に応じた選び方

普段の読書量やコレクションの重視度合いによっては、オープンシェルフか、扉付きか、あるいはスライド式や壁面収納タイプなど、最適な形態が異なります。例えば書斎に置く場合は壁面収納やスライド式本棚がおすすめ、リビングに置く場合はオープンシェルフやキャビネット型本棚がおすすめ。キッチンの近くなど湿気の多い場所に設置する場合は、扉付きや耐湿性のある素材が向いていることもあります。どこにどんな本を置きたいかをイメージし、設置場所との相性を考えたうえでタイプを選ぶことが、長く満足できる秘訣です。



本棚をインテリアに活かすコツ

デザイン的な本棚

収納家具としてだけでなく、おしゃれな装飾やアクセントにもなる本棚の活用法をご紹介します。
本棚はあくまでも収納が主な役割ですが、配置方法や見せ方によってはインテリアの一部として強い存在感を放ちます。特に見た目の美しさと実用性を両立できるように、本と一緒に小物を配置したり、棚のレイアウトを工夫したりすることで、お気に入りのスペースが生まれます。自分らしい空間を演出するには、本棚をただの収納として捉えず、ちょっとした飾り棚のように活用する視点が大切です。
インテリア的な要素を高めるには、色のバランスも重要です。壁紙やカーテン、ソファなどと色合いを揃えた小物を本棚に配置すれば、部屋全体が統一感のある雰囲気になります。逆にあえて差し色を取り入れてアクセントを付けると、より個性的な空間を楽しめます。
また、ライティングを活用することもおすすめです。間接照明やLEDテープライトなどを上手に取り入れて、本棚そのものを照らし出すとおしゃれな演出ができ、夜間の読書にも便利です。自由度の高いディスプレイを楽しむことで、本棚をより有効に活用できます。

見せる収納と隠す収納を使い分ける

お気に入りの本やおしゃれな表紙の雑誌はオープンに飾り、頻繁に使わないものや雑多なアイテムは隠す収納を活用することで、メリハリのある空間を作れます。扉付き本棚の一部を見せる収納として使うのもよい方法です。見えている部分と隠れている部分とのバランスが、スタイリッシュなインテリアに繋がります。

本と小物を組み合わせたディスプレイ

本棚には本だけでなく、写真立てやオブジェ、キャンドルなどを一緒に飾ることで、デザイン性が一気に高まります。本のサイズや色を考慮しながら小物を配置すると、まとまりのある見た目を演出できます。季節ごとにディスプレイを変えると、その時々の気分に合わせた空間づくりが楽しめます。

観葉植物や雑貨とのコーディネート

緑のある空間は心地よさと癒しを与えてくれるため、本棚の近くに観葉植物を置くのはおすすめの方法です。小ぶりのサボテンや多肉植物なら、透け感のあるオープンシェルフとの相性も抜群です。雑貨を組み合わせると季節感や趣味をより反映でき、部屋全体に温もりをプラスできます。

カラーコーディネートや照明での工夫

本棚をアクセントにしたい場合は、棚内や背景に差し色を取り入れる方法が効果的です。カラフルな背表紙を揃えて並べる、ユニークなブックエンドを用いるなど、ちょっとした工夫で雰囲気は大きく変わります。照明にこだわることで、本の背表紙が映えて読書の楽しみも倍増するでしょう。



まとめ~インテリア本棚でおしゃれ空間を実現~

カラフルな色の本棚

本棚は収納だけでなく、部屋全体の雰囲気を左右する重要な要素です。個性に合った本棚を選び、使いやすさとデザイン性を両立させることで、より快適で魅力的な空間を演出できます。
インテリア本棚を選ぶ際は、まず自分の部屋の広さや雰囲気、収納したい本の量をしっかりと把握することが大切です。種類も多岐にわたるため、オープンシェルフや扉付き、壁面収納やスライド式など、自身のライフスタイルに合った一台がきっと見つかるでしょう。最後に、小物や植物などで彩りを添えれば、本棚が暮らしとインテリアの中心となる、魅力ある空間が完成します。


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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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