ラグを取り入れたインテリア実例をご紹介!お部屋にあったラグでインテリアをおしゃれに

ラグを取り入れた北欧テイストインテリア

おしゃれなインテリアを作りたい方にとって、ラグマットやカーペットは欠かせないアイテムです。
ラグマットの種類は豊富で、テイストに合わせて柄や形、素材などおしゃれで快適な空間を作り出すためには、ラグの選び方が重要です。
本記事では、さまざまな要素を考慮しながら、インテリアにぴったりなラグの選び方と、その魅力についてご紹介します。


デザインとカラー

ナチュラルテイストの部屋

部屋のテイストによって似合うラグのデザインやカラーは様々。
例えば北欧テイストのインテリアですと、シンプルでミニマルなデザイン、自然な色使い、そして機能性を重視するのが特徴として知られています。
魅力的なデザインは部屋に明るさと温かさをもたらし、心地よい空間を演出します。
植物や花柄など自然をモチーフにした模様であったり、幾何学的なパターンやモダンで抽象的なデザインのラグは遊び心と個性をプラスしてくれます。
反対に無地の柄のないデザインはシンプルで、その他の家具を引き立たせてくれる存在になります。


コントラストとアクセント

ラグは部屋のコントラストやアクセントとしても活用できます。
ナチュラルテイストや明るい部屋にはダークカラーやモノトーンのラグを取り入れることで目を引くアクセントに。
モノトーンのインテリアに対しては、カラフルなパターンやデザインのラグを敷くことで鮮やかなアクセントになります。
コントラストとバランスを意識してラグを選ぶことで、部屋全体の調和と一体感を実現できます。

モノトーンの部屋

素材と機能性の選択

ベッド横のラグ

ラグの上を素足で歩いたり、座ったりと肌にふれることが多いので、快適性や実用性も考慮すべき重要な要素です。
素材の選択や機能性の備わったラグは、快適な歩行や衛生面の配慮に役立ちます。


素材の選択

ウール:
ウールは柔らかさと耐久性を兼ね備えた素材でありラグに最適です。
その繊維の特性から吸放湿性と保温性に優れており、夏場はサラッと快適に過ごせ、冬場は足元を温かく保ちます。
また、ウールには抗菌や防臭機能も備わっています。

コットン:
コットンは天然の繊維素材であり、柔らかさと通気性が特徴です。
コットンのラグは手触りがよく快適な歩行感を提供します。
また、コットンは洗濯機でのお手入れがしやすく清潔さを保ちやすいという利点もあります。
ウールほどの耐久性はありませんが、ポリエステルなど他の繊維と組み合わせることにより(綿混)、性能を高め欠点を補うことができます。

合成繊維:
ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は耐久性があり、お手入れが簡単です。
また、素材によって防水性や耐摩耗性などを備えています。
特に人気なマイクロファイバーのラグは、肌触りがよく、ラグの上でゆったり過ごしたい人におすすめです。


機能性の考慮

防ダニ加工:
ダニの繁殖を抑える効果があります。
ラグはダニや花粉、ホコリなどが舞い上がりにくいのでアレルギー症状の軽減にも役に立ちます。

抗菌、防臭機能:
抗菌と防臭機能を備えたラグは、衛生面を向上させ、嫌な臭いや菌の繁殖を防ぎます。
特に子供のいる家庭やペットを飼っている家庭では、抗菌と防臭機能があると清潔さを保ちやすくなるので取り入れたい機能です。

撥水加工:
液体のこぼれや汚れに対して、ラグ表面を保護し、汚れの侵入を防ぎます。
特にキッチンやダイニングエリアなど、水や汚れの多い場所で使用する際に便利です。

滑り止め:
滑り止め付きのラグは安定した歩行感を可能にし、転倒を防止します。
特に子供や高齢者のいる家庭では安全性を重視するために、滑り止めが必要です。

防音性:
防音性のあるラグは音の響きを軽減し、階下への騒音を軽減する効果があります。
特にマンションやアパートなど共用住戸では防音性が重要な要素となります。

洗濯機対応:
清潔さを維持する上で、手洗いや洗濯機で丸洗いが可能かも気になるポイントです。
特に子供やペットのいる家庭では定期的な洗濯が必要となるため、洗濯機対応のラグを選ぶことがおすすめです。


ラグの素材と機能性の選択は、快適さと実用性を追求する上で重要な要素です。
暮らしをより良くするために、様々な要素を組み合わせ自分にとって理想的なラグを選びましょう。


サイズと形状

センターテーブルの下にしいたマット

適切なサイズを選ぶことで、部屋全体のバランスを整え、快適な空間を作り出すことができます。
一人暮らしのワンルームであったり、一軒家のリビングなどお部屋のサイズは様々です。
部屋の広さや配置を考慮しましょう。


部屋の形状とラグの形状

部屋の形状もラグの選び方に影響を与えます。
長方形の部屋では、部屋の長辺に沿った形状のラグが適しており、
一方で正方形の部屋では、正方形や円形のラグがよく似合います。
部屋の形状とラグの形状を調和させることで、部屋全体のバランスを整えることができます。

長方形と正方形の部屋

ラグの配置

家具の配置や部屋の用途に応じてラグの配置を考えてみましょう。
リビングではソファやテーブルの下や前にラグを敷くことで、アクセントになりますし、床を保護する役目も担えます。
寝室ではベッド下に敷くことで、ベッドから立ち上がるとき足元が快適で温かく、特に冬場の床が冷たい時期には最適です。
また、部屋全体をカバーしたい時は、ラグの周囲に30~40cmの余裕を持たせると良いといわれています。

ベッドサイドに敷いたラグ

部屋のサイズに合わせた適切なサイズのラグは部屋のインテリアをより一層魅力的なものにするための重要な要素です。
部屋やラグの形状、配置する場所などを考慮しながらラグのサイズを選び、部屋全体のバランスを整え、快適な空間を演出しましょう。


シーズンに合わせた選択

シーズンでラグや絨毯を変える

オールシーズン使えるラグもいいですが、季節ごとに素材や色味を変えてみるのもどうでしょうか?
季節ごとに適切な素材やデザインのラグを選ぶことで、快適さや季節感を演出することができます。

春のラグ
春らしい明るい色合いのラグを選ぶことで、部屋に明るさと活気をもたらします。
また、コットンのように軽やかで柔らかい素材を取り入れることで春の軽快な雰囲気を表現できます。

夏のラグ
夏は暑さや湿気が気になる季節です。
コットンやリネンのような、さらりとした肌触りで通気性の良い素材を選ぶことで涼しげな雰囲気を演出できますし、
汗や水の汚れに強い撥水加工が施されたラグであれば、清潔さを保ちながら快適に過ごせます。
また、触れるとひんやりとした冷たさを感じる、接触冷感の機能が付いたものもおすすめです。

秋のラグ
秋は季節の変わり目で、色味の深いものが似合う季節になってきます。
また、肌寒くなってくるので保温性のあるウール素材など暖かな素材を取り入れると快適さを保てます。

冬のラグ
寒さが厳しくなり、暖かさが求められる季節なので、高密度で厚手のウール素材や、
ファー素材やシャギーラグのような毛足の長いものを選ぶことで足元を温かく保てます。
柔らかさと厚みのあるラグは、暖かな雰囲気を作り出し、冬の寒さを和らげてくれます。
また、冬は床暖房やホットカーペットを使用するご家庭も多いのではないでしょうか?
フローリングの上で直接ごろ寝するのが嫌だったり、ラグの心地よさをプラスしたいですよね。
素材によってはラグやフローリングの損傷や汚損する可能性があるので、ホットカーペット床暖房対応のものを選びましょう。


シーズンに合わせたラグは、部屋の雰囲気や快適性を向上させてくれます。
季節ごとにラグを変えて、四季を感じるインテリアを楽しんでみるのも楽しいですね。


部屋に合わせたラグのコーディネート実例

北欧インテリアのワンルーム

北欧風の明るい部屋にはパターン柄がかわいいコットンラグがおすすめです。
ホワイトと木目を基調とした部屋には、くすみホワイトのラグが相性よく、柔らかく優しい雰囲気を演出してくれます。
座り心地・踏み心地の良いラグを選べば素足でもくつろげる癒しのスペースに。

北欧風インテリアに合うラグ

寝室にくつろげる座位スペース

ベッドとソファ両方置くと窮屈になってしまう寝室には、座位でくつろげるスペースを作るのはどうでしょうか。
遊び心のある丸ラグは四角いラグよりもコンパクトで省スペースにもピッタリ。
座椅子を置けば落ち着ける空間になります。

座位でくつろぐスペース

シンプルでシックな部屋に合うラグ

落ち着いたシンプルなお部屋にグレーのラグを合わせてみました。
少し起毛した肌触りのいいラグはお部屋のスタイルや床色にマッチしてリラックスできる場所を提供してくれます。
シンプルがいいけれどなにか物足りない…そんな時はラグを取り入れるとゴチャつくことなくいいアクセントになってくれます。

落ち着いた北欧スタイルに合うシンプルラグ

フレンチモダンスタイルのリビングダイニング

クラシカルなフレンチスタイルはアイテム選びが難しいですが、そこにエレガントな柄のラグを敷くことで一気に高級感のある雰囲気に。
花柄や徽章が描かれたアンティーク調のラグは、色味や模様が様々なので、好みのラグを見つけるもの楽しいですね。

フレンチモダンスタイルに合う絨毯

キッチンや洗面所などに最適な機能性

水跳ねなどで汚れやすい場所には見た目だけでなく機能性も重視したいですよね。
撥水加工が付いていたり、洗濯可能な素材であれば清潔を保つことができます。
また、秋冬はキッチンや洗面所など足元の冷えが強くなる季節。
そんな時足元を温かく保ってくれるラグマットは気分を上げてくれるアイテムです。

キッチンや洗面所など水場に合うラグ

まとめ

ラグはおしゃれなインテリアに欠かせない重要なアイテムで、その魅力は多岐にわたります。
デザインやカラー、機能性、サイズ、素材など様々な要素を考慮しながら選ぶことで、
おしゃれで快適な北欧風のお部屋を実現することができます。
自分の好みやインテリアのテイストに合わせて、素敵なラグを選び理想のインテリア空間を演出しましょう。



このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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