リビングにピンクを取り入れたおしゃれなテイスト別コーディネート実例
ソファ/ベンチ/チェスト/ウォールラック/スツール/サイドボード
ピンクはその柔らかな色合いと優雅さから、インテリアデザインにおいて人気を集めている色です。
リビングルームに取り入れることで、空間に華やかさと温かみをプラスすることができます。
一方で、ピンクは一般的に女性らしい色とされているため、甘くガーリーな部屋になってしまうと敬遠されることも。
しかし、ピンクを使ったコーディネートは、テイストやスタイルによって大きく異なる表情を見せてくれます。
今回はおしゃれなテイスト別のリビングコーディネート実例をご紹介します。
あなたのリビングにピンクを取り入れてお気に入りのスタイルを見つけてみませんか?
目次
ホワイト×ピンクでミニマルなモダンインテリア
ホワイト×ピンクの組み合わせは、清潔感と温かみを同時に感じさせる絶妙なバランスのスタイルです。
ホワイトを基調とした空間は清潔感と広がりをもたらしてくれるので、空間を明るく開放的に見せてくれます。
一方でピンクは優雅さと温かみがあり、心地よい雰囲気を作り出すことができます。
ピンクをアクセントとして取り入れることにより、シンプルさを保ちつつ、温かみと個性をプラスすることができるので、統一感のある、美しいミニマルなモダンインテリアを実現することができます。
ホワイトの合皮ソファでL字を作り、アクセントにピンクとイエローのクッションを置きました。
テレビの下には、単体でも使えるチェストを組み合わせ、ロータイプのテレビボードとして設置しています。
壁にはパステルピンクの棚を設置して、シンプルの中に個性をプラス。
落ち着きのある大人っぽいインテリアに仕上がっています。
グレー×ピンクでコンテンポラリースタイルなインテリア
コンテンポラリースタイルとは現代的な要素とモダンなアプローチを取り入れたインテリアとして今人気です。
中でもグレー×ピンクの組み合わせはシックで洗練された雰囲気と温かみのある色彩が融合し、女性だけでなく男性でも取り入れやすいスタイルとなっています。
ライトグレーのアクセントクロスを壁に使用し、目線よりも低い高さで家具を揃えたことにより、圧迫感のない明るく開放感のあるお部屋に。
チェアや小物などでピンクを足せば甘くなり過ぎずにスタイリッシュなコンテンポラリースタイルになります。
また、ブラッシュピンクというほんのり淡いピンクを取り入れることで、モダンの中に上品さもプラスされるので、落ち着いた雰囲気を作り出せます。
グレージュ×ピンクは最も取り入れやすい組み合わせなので、おすすめです。
和×ピンクで伝統と可愛らしさが融合するオリエンタルモダンスタイル
落ち着いた色味になりがちの和室にピンクをプラス。床の間の壁とクッションに桜色を取り入れました。
和室は日本の伝統的な空間であり、日本の美意識が強く出る場所ではないでしょうか。
そこに桜の花をイメージさせる淡いピンク色は相性が抜群で、優雅さと柔らかさ、儚さを表現してくれます。
今回はお部屋の中心に掘りごたつとテーブルを設置して、憩いの空間を作りました。
和室独特の凛とした空間の中に桜色を取り入れることで、魅力をより引き立てることができます。
ナチュラル×ピンクでボヘミアンスタイルのインテリア
3人掛けソファ/1人掛けソファ(生地特注)/サイドチェスト/キャビネット/ハンガーラック/ラック
ボヘミアンスタイルは自然な雰囲気と個性的な要素を組み合わせたインテリアスタイルです。
自然素材とピンクの魅力を融合し、自然の温かさとピンクの柔らかさが調和して、心地よい空間を作ることができます。
木目のある家具を合わせたり、ラタンや竹などの自然素材を取り入れることでより温かみのある空間に。
ピンクはアクセントカラーに最適で、クッションやカーテン、壁紙や小物などに取り入れることで個性的で柔らかな雰囲気を作り出せます。
ボヘミアンスタイルではパターンやテクスチャーの多様な組み合わせが特徴です。
自然な柄やエスニック調、フリンジやタッセルなどのディテールを取り入れることでより個性的で豊かな空間を演出できます。
また観葉植物で自然の要素をプラスすることもお勧めします。
モノトーン×ピンクで北欧風のスカンジナビアスタイルのインテリア
ミニマリズムやシンプルさを重視した、清潔感のあるデザインが特徴のスカンジナビアスタイル。
モノトーンの色調はモダンで洗練された印象を与え、そこに木目の家具や自然素材の雑貨などを取り入れることで落ち着きがありながらも温かみのある北欧風のお部屋に仕上がります。
モノトーン×ピンクはとても相性がよく、ピンクのアクセントが柔らかさをプラスしてくれます。
お部屋の角に一人掛けのピンクカラーのソファを置き、読書をしたりするリラックススペースを作りました。
北欧デザインの特徴である自然素材と明るい色合いを活用することで、居心地の良さを実現します。
海外風のエクレクティックスタイルのおしゃれなリビング
カウチソファ/オットマン/1人掛けソファ/ハイテーブル/ラック
エクレクティックスタイルは様々な文化やスタイルを組み合わせ、独自の個性豊かな空間を作り出すスタイルです。
パッと目が覚めるようなマゼンダピンクのアクセントクロスを取り入れたリビングは、鮮やかで大胆な魅力を放ちます。
そこにブルーグリーンのソファを合わせてみました。
ピンクの反対色(グリーン)を取り入れることにより、部屋の色合いに対比を生み出し、視覚的なバランスを与えることができます。
これにより部屋が一体感を持ちつつも、より鮮やかで興味深い雰囲気を醸し出してくれます。
周りの家具は重厚感のあるブラックやゴールドでまとめました。
このスタイルはモロッコ風のクッションやインドの織物など、異なる文化やスタイルを取り入れるのに最適で、様々な要素を取り入れることでエクレクティックな雰囲気を演出できます。
トラディショナルとコンテンポラリーをミックスした大人可愛いリビング
ソファ/ベンチ/チェスト/ウォールラック/スツール/サイドボード
淡いピンクのアクセントクロスにモールディング装飾が施されたヨーロッパ調のお部屋にシックなグレーのソファと収納家具を合わせました。
古典的な要素と現代的なデザインが絶妙に調和した魅力的なスタイルです。
柔らかく可愛らしい印象の部屋に、丸みのない角ばった家具を配置することで、柔らかさとの対比が生まれ洗練されたアクセントになります。
幼さを排除しつつも、ピンクの可愛らしさと魅力を引き立てることができます。
窓際にはテーブルとスツールを配置して、どこかレトロ感もある落ち着く空間に。
いくつかのアイディアとテクニックを活用することでガーリーになり過ぎず、「大人可愛い」リビングを実現することができます。
スモーキーなくすみピンクで心落ち着けるリビング
3人掛けソファ/1人掛けソファ/ローテーブル/スツール/収納ラック(右奥)/収納ラック(右手前)
リラックスできる空間を作りたい時、くすみピンクを取り入れるのはどうでしょうか?
明るすぎず暗すぎず、適度な抑えたトーンでありながら、温かみと柔らかさを感じさせてくれます。
この色合いはストレスを和らげたり、心をリフレッシュさせる効果があります。
また、スモーキーなくすみピンクは他の色との相性も良くさまざまなスタイルに合わせやすい特徴もあります。
今回はくすみピンクのアクセントクロスを使用し、アイボリーやブラウンなど温かみのある家具と合わせ、間接照明の柔らかな光に照らされるリビングに。
穏やかな癒しと心地よいリラックスを追求する方におすすめなくすみピンクで、日々のストレスから解放されましょう。
大好きなものに囲まれたオールピンクのリビング
個性と愛情あふれる特別なインテリアスタイル。
家具からアクセントクロスまでピンクで揃えました。
自分の好きなものや個性を取り入れることで、心地よく過ごすことができる場所になります。
ピンクは優しさやロマンスを象徴するカラーであり、リビングに取り入れることで心地よい雰囲気を醸し出せます。
パステルの収納家具に濃いめのピンクのソファを合わせることによりメリハリがつき、個性的なアクセントとして加えることができます。
収納力のあるラックには大好きなものや思い出の品、特別なアイテムをディスプレイすることで、さらに個性を表現できます。
ナチュラルポップな北欧風のインテリア
ソファ(ピンク)/ソファ(パープル)/ローテーブル/ウォールラック/チェア
自然な素材とポップなアクセントが融合したインテリアスタイルは、北欧のデザインの特徴であるシンプルさと機能性を保ちながら、自然の要素と遊び心を取り入れた独自のスタイルが生まれます。
天然素材のラグの上に、自然な風合いが楽しめるオークカラーのコーヒーテーブルを設置し、ポップなアクセントとしてカラフルなクッションやアート作品を飾りました。
ソファを同系色にすることで、ごちゃごちゃして見えず、まとまりがあります。
自然な素材や明るいポップなアクセントを加えることで、個性と魅力が引き立ちます。
北欧風のデザインの特徴を活かしながら自分自身のスタイルや好みを取り入れて、独自の「ナチュラルポップな北欧インテリア」を実現させましょう。
まとめ
この記事を通して、ピンクを取り入れたリビングのアイデアを、様々なテイストでご紹介しました。
各スタイルに合わせてピンクの色合いがどのようにインテリアと調和し、独自の雰囲気を生み出すのか探求しました。
自分自身の好みやインテリアスタイルに合わせて、ピンクを取り入れる際の参考にしてみてください。
暖かく柔らかい、時にはパワフルな元気をくれるピンクをインテリアに取り入れて、個性的で心地よい空間を作っていきましょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。