ソファの配置にこだわる!リビングを広く見せる配置法
リビングのスペースを最大限に活用するには、ソファの配置が重要です。ソファ配置のコツを抑えると、快適さと広々とした感覚を両立できます。小さなリビングでは、L字型ソファよりも、ロータイプのソファが圧迫感を減らしおすすめです。さらに、ソファの向きを窓や光が入る方向に向けることで、開放感が増しリビングがより広く感じられます。これらのコツで、ご自宅のリビングもより快適で広々とした空間に生まれ変わります。
目次
はじめに:なぜソファ配置が大切なのか
お部屋の印象を決める大切なポイントとして、ソファの配置は無視できません。リビングの中心となる家具の一つであるソファは、来客の目にも触れやすく、ご家族がくつろぐ場所としても重要な役割を果たします。また、快適なリビングダイニングコーディネートのために、適切な位置にソファを配置すると、空間を広く開放的に見せることができるのです。この記事では、失敗しないソファ配置のコツと、リビングを広く見せるレイアウト法を紹介します。
リビングのスペースを測る
ソファを配置する前に、必ずリビングのスペースを測定しましょう。間取りや家具のサイズ、動線を考慮した上で、最適な位置を選ぶことが基本中の基本です。部屋の寸法や家具の高さなどの詳細を把握しておくことで、空間に余裕を持たせ、圧迫感のないインテリアコーディネートが可能になります。
部屋の寸法を正確に測る方法
部屋の幅、奥行き、高さをメジャーで測って詳細を記録します。LDKやワンルームなどの全体の寸法だけでなく、窓やドア、テレビ台やテレビボードの位置も確認しましょう。このデータを基に3Dシミュレーションなどを活用すると、家具の配置やレイアウト例を視覚的に確認できます。
家具のサイズを考慮する
既存の家具や新しく追加予定の家具のサイズも測定しておきます。特にソファを置く際は、奥行きや幅、背もたれの高さが重要です。これらのサイズをもとに、おしゃれで快適なリビングの実例を参考にして、ソファの選び方や配置を決める際に役立てましょう。
ソファのベストな位置を特定する
ソファの最適な位置は、リビングの機能と生活パターンを考慮して決めます。例えば、テレビを見ることが多い場合は、視線の高さや画面までの距離も考慮した位置選びが重要です。また、家族が集まるリビングダイニングを快適なスペースにするためには、ダイニングテーブルやキッチンとのバランスを考える必要があります。
ソファの形とサイズを選ぶ
テーブル/ダイニングソファ右/ダイニングソファ左/収納左/壁面棚
ソファの形状やサイズは、部屋のサイズに合わせて選ぶことが重要です。コンパクトな2人掛けからゆとりのある3人掛け、家族が集まるL字型まで、多様な種類があります。部屋の広さや用途、家族構成に合わせてソファを選び、居心地の良い空間作りを目指しましょう。
2人掛け、3人掛け、L字型などの種類
2人掛けソファは一人暮らしやカップルにおすすめで、場所を取らずにおしゃれな印象を与えます。3人掛けソファは家族や来客が多いお部屋に合わせやすく、機能性にも優れています。L字型ソファやカウチタイプはリラックススペースの確保に役立ち、オットマンを併せて使うことでさらに快適なリビング空間を実現します。
部屋のサイズに合ったソファを選ぶ
部屋のサイズに合わせてソファを選ぶことは、快適なリビング作りにおいて必須です。狭めのスペースではハイバックやアームレストが低めのモデルがおすすめ。寛ぐスペースを重視するなら、ゆとりのあるサイズが適しています。サイズ選びの際は、実際に座って座り心地や高さをチェックし、家族全員が快適に過ごせるよう配慮しましょう。
2人掛けおすすめソファ
背もたれと座面にあしらわれたくるみボタンがアクセントになっているアーネオリジナルソファ「Boule(ブール)」。
モダンなデザインでくつろぎの時間にぴったりのソファです。一人暮らしのお部屋からファミリーまで様々なシーンで活用していただけます。
家族向け3人掛けおすすめソファ
『広く、心地よく、のびやかに』がコンセプトの圧迫感のないワイドローソファー。
寝転がったり、あぐらをかいたりできるように座面の奥行きを69cmと広めにしました。
低めにデザインされた肘掛けは、寝転んだときに枕としても使えます。
お部屋を広く見せたいならローソファがおすすめ。
リビングに、より寛げる空間を作るL字ソファ
3つの座面クッションの置き方を変えることによって、3タイプの形状を楽しめるソファです。
シーンに合わせてお気に入りの空間作りが可能。
ひじ掛け部分も布張りですので、寄り掛かった際にも安心感のある柔らかな感触を得られます。
テレビやスピーカーの最適な配置
ソファ/テレビ台/センターテーブル/ラック左/オープンラック/デスク
リビングでのエンターテインメントの中心であるテレビやスピーカーの配置も、ソファとのバランスを考慮することが大切です。テレビボードの高さや画面サイズに合わせて、最適なソファの位置を決めましょう。視線が自然に画面に集まり、音響効果を高めるためにも、これらの家具のレイアウトが重要です。
通路を確保する
リビング内の動線をスムーズにするため、家具の配置は通路幅をしっかり確保することがポイントです。特にソファの前後には、適切な通路幅をもうけておくことで、生活のしやすさと安心感を醸し出すことができます。適度な距離感を保ちつつ、開放的なリビング空間をコーディネートし、居心地の良い暮らしを実現します。
歩行スペースの重要性
歩行スペースを適切に確保すると、家具間を自由に動けるだけでなく、清掃や模様替えが楽になります。また、部屋を広く見せる効果も期待でき、スペースの有効活用が可能となるでしょう。目安として大人一人が通れる幅は60cm程度、大人二人が正面ですれ違うのに必要な幅は120cm程必要なので参考にしてみてください。間仕切りやカーテンを活用することで、動線を意識したおしゃれなレイアウトも作り出せます。
ソファを部屋の焦点にする
ソファをリビングのメイン家具として位置づけ、その周りにインテリアをコーディネートすることで、部屋の焦点を作ります。これは、ダイニングやキッチンが対面になるオープンな間取りのLDKでは特に効果的です。また、ソファを窓際に配置し、自然光を活用することも、開放感あふれるリビングづくりに寄与します。(※生地や材質を痛める可能性があるので、直射日光は避けましょう。)
アクセントとして小物を使う
ソファだけでなく、クッションやラグなどの小物を使って、空間にアクセントを加えましょう。これらはインテリアコーディネートの中でも、簡単に取り入れられる要素であり、色やデザインを変更するだけで、お部屋全体の雰囲気を一新できます。
クッションやラグで快適さを
適切な硬さと高さのクッションを選ぶことでソファの座り心地は大きく向上し、リラックスできる空間を作り出せます。ラグは足元の温もりだけでなく、視覚的な温かさも演出する役割を持ちます。色や素材を選ぶ際には、リビング全体のデザインとの調和を考慮してください。
実際に配置してみる
準備が整ったら、いよいよソファをリビングに配置してみましょう。はじめは紙や3Dシミュレーションでレイアウトを練っても、実際に配置すると印象が変わることがあります。実際に座ってみて、視線や動線を確認しながら微調整を重ね、理想のリビング空間を作り出しましょう。
模様替えの際の注意点
ソファの模様替えをする際には、家具を動かす際の床への傷や、ソファ自体の重さなどに注意が必要です。また、変更したレイアウトが快適かどうかは生活をしてみないと分からないこともあるため、家族と相談しながら最適な配置に落ち着けるよう努めましょう。
まとめ:リビングを広く見せるソファ配置法のポイント
この記事では部屋を広く、おしゃれな空間にするポイントを紹介しました。リビングは家族が集まる場所であり、広々としたおしゃれな空間に保つことが重要です。ソファ配置のコツを理解すれば、限られたスペースでも広く演出することができます。是非お引越し、模様替えの際はこの記事を参考にしてみてください!
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。