ルンバブル家具とは?おしゃれな家具で変わる掃除の風景
ルンバブル家具は、ロボット掃除機ルンバが簡単に下を通れるよう設計された便利なインテリアです。お部屋を快適に保ちつつおしゃれな雰囲気も損なわないので、インテリア業界では特におすすめされています。
ソファやダイニングチェア、テーブルといった家具がその例で、通常よりも高さを持たせた脚付きのデザインが特徴。
木製でナチュラルな北欧スタイルから、モダンなテレビ台まで、リビングやダイニングを一新するルンバブル家具を取り入れて、新しい掃除の風景を体験しましょう。
目次
ルンバブルとは?
ルンバブルとは、Roomba(ルンバ)+ able(可能)から成る造語です。
「ルンバブル家具」とは、自動掃除機ロボット「ルンバ」が簡単に移動できる家具を指します。
ルンバがスムーズに動くためには、家具の高さが最低10cm必要。このような家具を使用することで、掃除が効率的になり、インテリアの魅力も向上します。現代生活に適応したルンバブル家具は、日々の快適さを高める新しい標準です。
ルンバの寸法はどれくらい?
掃除ロボット「ルンバ」をお持ちの方も、これから購入を検討している方も、家具選びに考慮する必要があります。ルンバがスムーズに動けるかどうかは、家具の寸法に大きく左右されるからです。一般的なルンバの高さは約9.2cmですが、モデルによっては若干の違いがあるので、購入前には必ず仕様をチェックしてください。
モデル | サイズ(幅×高さ) |
---|---|
RoombaComboj9+ | 33.9cm×8.7cm |
RoombaCombo9+SD | 33.9cm×8.7cm |
Roombaj9+ | 33.9cm×8.7cm |
Roombaj9 | 33.9cm×8.7cm |
RoombaRi5+ | 34.2cm×9.2cm |
RoombaRi5 | 34.2cm×9.2cm |
RoombaRi2 | 34.2cm×9.2cm |
iRobot社が発表しているシリーズのサイズ表です。ここに掲載されていない古いモデルは、幅が35cmある場合があります。
ロボット掃除機のサイズはモデルによって異なるため、ご自宅のモデルに合わせた家具選びをすることが重要です。掃除機のサイズを事前に確認し、適切な家具を選ぶことで、効率的かつ問題なく使用できるようになります。
ルンバを最大限活用するための家具選びのポイント
ルンバを効果的に使用するために、家具選びは掃除機ロボットの動線を意識することが重要です。最適なインテリアとは何か、次に挙げるポイントを参考にしてください。
家具の脚の間の幅も選ぶポイント
家具の脚の間隔も重要です。一部の古いモデルでは幅35cmのものもあるため、ルンバがスムーズに通るためには、最低36cmの幅が必要とされています。通販サイトで購入する際は、このサイズを事前にチェックしましょう。人気の北欧風ダイニングチェアーなど、通れる幅を考慮した家具選びが推奨されます。
ルンバに適したチェアの選び方
ダイニングチェアを選ぶ際には、ルンバが椅子の脚の間をスムーズに通れるかどうかを考慮することが重要です。脚の間隔が広いデザインの椅子はルンバにとって理想的です。もしルンバが椅子の間を通れない場合、椅子を浮かせるか、浮かせない場合はダイニングテーブルの上に移動させて動線を確保することが望ましいです。このようにして、ルンバが効果的に動けるようにすることで、ダイニングエリアの清掃効率を高めることができます。
ルンバを効果的に使えるお部屋づくりのポイント
ルンバブル家具と共に、掃除ロボットを効果的に使える部屋作りも大切です。ここでは、ルンバが快適に動き回れるお部屋づくりのためのポイントを4つ紹介します。
①ルンバが通れる高さ10cm以上を確保する
ルンバでの掃除を快適にする基本は、ソファやベッドなどの家具の下が10cm以上の高さを保つことです。このスペースを確保することで、ルンバがスムーズに移動し、部屋の隅々まできれいにすることができます。ダイニングセットを選ぶ際も、ルンバブルな設計を意識し、おしゃれで機能的な空間を実現しましょう。
②幅36cm以上の動線を確保する
ルンバが効率的に部屋を清掃するためには、家具の配置に工夫が必要です。特に、ルンバがスムーズに移動できるよう、幅36cm以上の動線を確保することが大切。これにより、掃除の際に家具の周囲をルンバが容易に行き来でき、隅々まできれいにすることができます。
③ラグマットの段差は2cm以内にする
ルンバは最大2cmの段差までしか乗り越えられないため、それ以上の厚さのラグでは対応できません。また、非常に薄いカーペットはルンバによってめくられる可能性があるため、固定する必要があります。ルンバは毛足の長いラグを巻き込んでしまうこともあり、また黒いカーペットでは落下防止センサーの誤作動を引き起こすことがあります。
これらの問題に対処するために、適切なカーペット選びや、場合によってはルンバの使用を避けるなどの対策が必要です。
④床に物を置かないようにする
掃除ロボット、特にルンバの活躍の場を広げるには、床置きの物に注意が必要です。ルンバブル家具の魅力は、ロボット掃除機がスムーズに動ける空間を提供する点にあり、これによりインテリアを損ねることなくおしゃれで快適な部屋を維持できます。ですので、床に物を置かない生活習慣を身につけることが、掃除のシーンを劇的に変える一歩となります。
おすすめ!ルンバブルな脚付き家具
おしゃれで機能的なルンバブルな脚付き家具を紹介します。これらはルンバの利便性を高めると共に、リビングや寝室のインテリアとしても抜群のおすすめ商品です。特に、脚の高さが調整可能なソファー、空間を有効活用する高さのダイニングテーブルや、快適な生活空間を演出する天然木のテレビボードが人気です。これらの商品は、快適な暮らしと時間を節約する掃除の両立をかなえてくれるでしょう。
ルンバブル家具①
木製の脚がおしゃれなソファ
天然木の脚がおしゃれなフルカバーリングソファ。アームのラインが特徴的で、エレガントさを感じさせてくれます。座面は硬めで長時間座っていても疲れにくく、背もたれは柔らかめのクッションです。高さが17cmあるため、ルンバの大きさも余裕でクリアしています。
ルンバブル家具②
北欧デザインの脚付きテレビボード
北欧デザインのテレビボードは、床に向かって細くなるテーパー脚で軽やかな印象を与えてくれます。テレビ台だけでなく、同シリーズのキャビネットやチェスト、ラックも脚付きでルンバブル家具。統一感のある部屋作りに適しています。
ルンバブル家具③
金属脚がモダンな収納キャビネット
鏡面仕上げのメラミン素材に、金属脚の組み合わせがモダンでおしゃれな扉付きの収納家具。脚の長さは20cmあるのでルンバも楽々通ります。シンプルデザインなのでリビングはもちろんダイニングや玄関、寝室など様々なお部屋に合うインテリアです。
ルンバブル家具④
シンプルデザインのベッドフレーム
シンプルなフラットヘッドボードは、さまざまなインテリアに溶け込むデザイン。通気性に優れた天然木を使用したすのこベッドは湿気を逃がし、健康的な睡眠環境を提供します。国内工場で丁寧に製造し、最高ランクの安全基準F★★★★(フォースター)の素材を使用。床下は10cmあるのでルンバも余裕で通れます。
ルンバブル家具⑤
壁面に取り付けられるウォールシェルフ
床に物を置きたくないなら、壁面を利用しましょう!石膏ボードの壁さえあれば、どこにでも収納キャビネットを増やすことができる壁面収納。用途に合わせて様々な形状やカラーを取り揃えているので、欲しいデザインがきっと見つかります。
まとめ:ルンバブル家具でスマートなお部屋作り
ルンバがある生活は確かに快適ですが、家具がその動きを阻んでしまうこともあります。そんな悩みを解消する「ルンバブル家具」は、掃除ロボットがスムーズに動けるように設計されたおしゃれかつ便利なインテリアです。床下空間が確保されているので、ルンバが家具の下を自由に行き来できるようになっています。
これにより、掃除の手間が減り、快適な生活空間が実現します。新しいタイプの家具を取り入れることで、掃除の効率とインテリアのおしゃれさを両立させることが可能です。この新しい種類の家具は、掃除とおしゃれさを同時にかなえるスマートなお部屋作りの強力な味方。掃除の風景が変わるだけでなく、毎日の生活がより快適になることでしょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。