おしゃれと機能性を両立!リビングダイニング兼用のインテリアテクニック
テーブル/チェア/ソファ/オットマン/本棚/デスク/スツール
スペースに限りがある都市型住宅で、リビングダイニングのエリアをおしゃれかつ機能的な空間にしたいですよね。
その空間を魅力的で機能的なものにするには、工夫が必要!
このコラムではリビングダイニングのインテリアテクニックに焦点を当て、空間の有効活用から快適な配置計画、そして装飾のアイデアまでを紹介します。
おしゃれな空間を演出しつつも、家族や自分自身が快適に過ごせるリビングダイニングを作り上げるためのヒントを探ります。
目次
はじめに:兼用リビングダイニングの魅力とは
テーブル/チェア/スツール/ソファ/サイドテーブル/ラック/ウォールラック
空間の有効利用
リビングダイニングを一体化させることで、限られたスペースでも開放的な空間を手に入れることができます。
リビングとダイニングの境界をなくし、スペースを最大限に活用できるように意識しながらインテリアや家具を選んでいきましょう。
例えばダイニングセットは食事の時間だけでなく、作業スペースや子供のリビング学習スペースなどで使用できるように広さや高さなどのバランスを考えて配置すれば、限られたスペースでも機能的で快適な空間を作り出すことができます。
見た目の統一感
兼用リビングダイニングの魅力の一つに、見た目の統一感があります。
家具やインテリアのコーディネートを決める際には、リビングエリアとダイニングエリアのテーマやカラースキームを統一することを考えましょう。
そうすることで、空間全体が一体感を持ち、おしゃれな雰囲気を演出できます。
家族のコミュニケーション促進
リビングダイニング兼用の空間は、家族と一緒に過ごす時間を自然に増やすことができます。
忙しい日常生活の中で、家族が自然と集まりやすい環境を作ることが大切で、食事やリビングでのリラックスタイムなど様々なシーンでのコミュニケーションが生まれます。
ソファーやダイニングのレイアウトを工夫することで、快適な居心地を実現しながら、それぞれの時間を楽しんだり、家族でコミュニケーションを取り合ったり、団らんの時間を過ごしやすい空間を作っていきましょう。
スペースを広げるデザイン選び
ソファ/ローテーブル/ウォールラック/ラック/ダイニングテーブル/スツール
兼用リビングダイニングをデザインする上で、スペースを広く見せる工夫は欠かせません。
適切な家具の配置や色彩の選択が、空間に開放感を与える鍵となります。
ソファやダイニングテーブルなどの家具選びのポイントや、カラースキームでの視覚効果を活用するテクニックを解説していきます。
カラースキームの選定
カラースキームとは、インテリアでの空間デザインにおける色彩計画のこと。
テイストやコンセプトにあわせ、まとまりが出るように部屋の色味の計画を立てていくことを指しています。
兼用リビングダイニングのカラースキームを選定する際には、空間の一体感を考えることが重要。
色のトーンを統一することで、リビングとダイニングの境界が曖昧になり、広々とした開放感のある空間を演出できます。
例えば、温かみのある柔らかなベージュや、穏やかなグレージュを基調としたパレットは、リラックスした雰囲気を醸し出し、家族や友人が集まる場所としての居心地の良さを高めます。
色の選び方ひとつで、リビングダイニングの魅力は大きく変わるため、まずはどんなお部屋にしたいかを考えていきましょう。
暖色系と寒色系の使い分け
部屋を広く見せるには、壁や床、家具の色選びがカギになります。
兼用リビングダイニングでは、暖色系と寒色系を上手に使い分けることをおすすめします。
明るめの暖色系を基調にすることで、親しみやすく温かみのある空間が生まれ、寒色系のアクセントカラーを取り入れることで、洗練された印象に。
全体のバランスを考慮しながら、色彩でスペースを操りましょう。
家具選びのポイント
賃貸住宅や狭小住宅でのリビングダイニングでは、限られたスペースを有効的に使う工夫が求められます。
機能性とデザインが両立した家具を選び、空間を最大限に活用できることが理想的。
例えば、壁面収納を取り入れると、床面積は確保したまま収納スペースを増やすことができます。
どうしても生活感が出てしまう日用品は隠し、おしゃれな雑貨や本などはディスプレイできるような収納家具を選ぶと、お部屋もスッキリとします。
また、収納スペース付きのソファやベッド、折りたたみ式のダイニングテーブルなど、多機能な家具を取り入れることで、スペースを広く使うことも可能。
お部屋の奥行きやレイアウトに合わせて、家具の形状やサイズを選ぶことが大切です。
快適さを最優先した配置計画
快適な兼用リビングダイニングを作るためには、それぞれの家具をどのように配置するかが重要です。
日々の生活動線を考慮した家具の配置計画、光の取り入れ方、そして収納の工夫を通じて、居住者の快適性を追求したインテリアデザインをご紹介します。
収納の工夫
リビングダイニングでは収納の工夫も欠かせません。
押し入れやクローゼットなど作り付けの収納スペースがあればいいですが、スペースがあっても狭かったり、欲しい場所になかったりします。
そんな時は収納家具を上手く取り入れて十分な収納スペースを確保しましょう。
また、リビングエリアにはアイテムを飾れるオープンラック、キッチンやダイニングエリアには食器や日用品などをしまえる扉付きの収納棚など、見せる収納と隠す収納を使い分けることで、生活感を隠しながらすっきりと洗練された空間を維持することができます。
おすすめの壁面収納
限られたスペースを最大限に活用し、お部屋をすっきり見せるために、壁面収納は最も効果的な収納方法です。
おすすめのポイントは、まず高さを生かした収納力。
床から天井までの空間を利用することで、圧倒的な収納スペースを確保できます。
オープンタイプなら、お気に入りの飾り物や本をディスプレイしながら収納可能。扉付きのタイプなら、生活感のあるのもは扉の中に収納するだけで見た目もすっきり。
また、壁面を利用することで、家具で床面を占領することなく、部屋の開放感を保つことができます。
アクセントとなる装飾のアイデア
テーブル/チェア(手前)/チェア(左)/ベンチ/ウォールラック
アートワークと装飾品の選び方
リビングダイニングのアクセントにアートや装飾品を取り入れるのはどうでしょうか?
お部屋のテイストに合ったアートを選ぶことで、空間に統一感をもたらし、よりおしゃれな雰囲気に。
選び方のポイントとして、リビングダイニングのテイストやカラースキームに合わせた色調やデザインを選ぶこと。
例えば、モダンなインテリアには抽象画やミニマルな造形のオブジェを、カントリースタイルなら温もりのある風景画や手作り感のある装飾品を取り入れるなど、テイストに合わせたアートや装飾品を選ぶことでグッと雰囲気が増します。
また、季節感を表現する小物を随時変更することで、常に新鮮な印象に保つことができます。
植物や緑を取り入れる
植物の緑を取り入れることで、空間に心地よさと生命力や癒しをもたらすことができます。
観葉植物を置くことでリラックスした雰囲気を演出できるので、まずはエアプランツやサボテンといった手軽な植物から取り入れるのもいいかもしれません。
観葉植物は小ぶりのもの型大型のものまで種類が豊富なので、お部屋のスタイルやメンテナンスの好みに合わせて選べます。
植物のお世話が苦手な方にはフェイクグリーン(造花)という手もあるので、ぜひ自分に合った観葉植物を探してみてください。
植物にふれることでヒーリング効果やリラックス効果、眼精疲労の回復など、さまざまな効果があるといわれています。
その中でも観葉植物に空気清浄効果があるって知っていましたか?
お部屋にグリーンを取り入れて、目からだけでなく空気もきれいにして心地よい空間を作っていきましょう!
まとめ:おしゃれと機能性を備えたリビングダイニング作りへの一歩
リビングダイニング兼用で使用することは、空間の有効活用や家族のコミュニケーションを促進するだけでなく、お部屋全体をおしゃれに自分好みにしてリラックスできる空間を作ることでもあります。
このコラムでは、リビングダイニングの魅力と機能性を両立させるためのテクニックをご紹介しました。
毎日過ごす空間だからこそ、デザインや機能性にこだわり、住みやすいおしゃれなインテリアを実現していきましょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。