2畳でも大満足!コンパクトな書斎の作り方とお部屋実例
L字型デスク/オープンラック/コの字型ウォールシェルフ/L字型ウォールラック/コーナーラック
自宅の限られたスペースを活用して、スタイリッシュで実用的な書斎を作りませんか?この記事では、おしゃれで快適な書斎づくりのアイデアからデザインの実例まで、大満足の書斎作りのポイントをご紹介します。
自宅が1LDKや2LDKでスペースに余裕がない方、またリモートワークで効率的なワークスペースが必要な方必見です。
コンパクトな書斎のメリット・デメリット
2畳ほどのコンパクトな書斎は限られたスペースを有効活用し、快適な作業環境を提供するための素晴らしい方法です。ここでは、コンパクトな書斎のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
スペースの有効活用
小さなスペースでも書斎として十分に機能させることができます。たとえば、ウォークインクローゼットやリビング、寝室の一角など、通常は活用しきれない余ったスペースを効率的に使うことが可能です。
経済的
大きな家具を購入する必要がないためコストを抑えられ、部屋全体をリノベーションせずに新たな作業スペースを確保できます。
集中しやすい環境
必要最低限のアイテムで構成されるため、無駄な物がなく集中しやすい環境を作ることができます。シンプルな空間で作業効率が向上し、自分の好みに合わせたカスタマイズが容易なため、デザインの自由度が高いのもメリットです。
デメリット
収納・作業スペースの不足
広い作業スペースが必要な場合には不向きで、複数のモニターや大型のデスクを配置することができません。また収納面でも、本や資料、文具などの収納スペースが限られるため、常に整理整頓された空間を維持するための工夫が必要です。
プライバシーの制約
リビングや寝室と共用する場合、家族や同居人の生活音が気になり、集中しにくいことがあります。
通気性と明るさの問題
窓がない場合は換気や自然光の確保が難しく、照明や換気設備の工夫が必要です。
以上のように、コンパクトな書斎にはメリットとデメリットがあります。しかし、工夫次第でこれらのデメリットを最小限に抑え、メリットを最大限に引き出すことが可能です。
2畳スペースの最適活用法
たった2畳でも、 計画的に取り組めば十分な書斎スペースを作ることが可能です。ここでは、より快適な空間づくりのアイデアをご紹介します。
壁掛け・壁面収納の魅力
壁面を活用することも、2畳のスペースに大きな変化をもたらします。壁掛けタイプの棚やピクチャーレールを設置することで、床面積を確保しつつ、必要な文房具や資料を収納する場所を作ることができます。
壁面収納は見た目のスッキリ感だけではなく、作業効率のアップにもつながり、コンパクト書斎には欠かせない要素です。
デザインと機能性を両立させるコツ
コンパクトな書斎を作る際には、限られたスペースを最大限に活用する工夫が重要です。先述した壁面収納や多機能家具は、必要な物を整理しながらデスク周りをスッキリと見せます。
では、より快適で開放感を感じさせる空間に必要なものは何か。詳しく解説しましょう。
色彩や素材で空間を広く見せる
色彩や素材は、限られた空間を広く見せる上で大きな役割を果たします。
例えば、明るい色の壁紙や、統一感のある素材を使った家具は、スペースに一体感を持たせ、快適な作業環境を作り出します。また、鏡を設置することで、光を反射させて部屋をより広く感じさせることもできます。
照明とアクセサリーの効果的な使い方
適切な照明は書斎の集中力を高めるだけでなく、インテリアの一部としてもおしゃれな雰囲気を演出します。デスク上にはタスク照明を設置し、間接照明を用いると空間に奥行きが生まれます。
また、アクセサリーや小物を上手に配置することで、個性的な書斎空間が完成します。家族の写真や、趣味のアイテムを飾ることも、書斎を個人の特性に合わせた場所にするためのポイントです。
空調やコンセントなどの設備の検討
快適な2畳の書斎を設計する際には、空調とコンセントの設備を慎重に検討することが重要です。
まず、空調については、狭いスペースであるためにエアコンのサイズと位置が特に重要です。小型のスプリットエアコンが最適で、効率的な温度調整とスペースの節約が可能です。また、小型のサーキュレーターファンをエアコンと併用することで、均一な温度分布を実現できることがあります。
次に、コンセントの配置については、PCや多様な電子機器の同時利用を見据えて設計します。コンセントの高さや壁面への配置も重要で、利便性を向上させつつスペースを有効活用することが目指すべき点です。
おしゃれなコンパクト書斎実例
2畳の限られたスペースを最大限に活用するには、機能とフォルムを兼ね備えた家具選びが重要です。
ここでは、狭い空間を活用した書斎実例をご紹介します。
省スペース家具を活用した書斎
2畳という狭い空間でも、快適な作業場を実現することが可能です。例えば、壁面を利用した棚やスリムデスクを配置することで、限られた場所でも効率良く仕事や趣味の時間を楽しむことができます。
さらに、壁に取り付けるタイプのデスクは、使用しないときは場所を取らず、必要な時にサッと開けて作業を始めることができるため、補助デスクとしても機能します。
また、収納も壁に取り付けるシェルフにすることで、床面積を圧迫せず、空間を有効に使うことが出来るのです。加えて、ミラー扉のシェルフを選べば、部屋を広く見せる効果も。
狭い空間を活用するためのアイデアが詰まった書斎です。
リビングに作るワークスペース
リビングスペースを活用したワークスペースの家具を選ぶ際は、インテリアに溶け込むデザインを選ぶことが大切です。例えば、スリムでスタイリッシュなデスクは、存在感を抑えつつも、必要十分な作業スペースを提供してくれます。
重要なのは、作業に集中できる環境を整えることです。周囲の動きが気にならないように、パーティションを使って視界を遮る、または角度を考えてデスクを設置するなどの工夫が求められます。伸縮タイプのデスクなら、状況に応じてデスクの向きを変えることが出来るので、共用スペースでの書斎づくりにおすすめのアイテムです。
ウォークインクローゼットを書斎に
ウォークインクローゼットは洋服や小物を収納するだけでなく、工夫次第で快適なコンパクト書斎へと変身させることができます。
まず、書斎には集中して作業を行うためのデスクが必要不可欠です。薄型のカウンターを配置し、カウンターチェアを置くことで、作業内容や気分次第で立ち作業・座り作業を両立して行なえる空間に。または、折りたたみ式や壁に固定して使えるデスクなども、スペースを有効活用するための選択肢の一つです。
また、デスクの上にはデスクライトを配し、全体の照明としてはクローゼット内に間接照明やダウンライトを設置すると、落ち着いた雰囲気の書斎を作り出すことができます。
オーダー家具で空間を最大限に活用
2畳の書斎づくりの基本となるのはデスクの選択。特にオーダー家具を活用することで、必要な作業スペースを確保することが可能です。
オーダー家具を選ぶ最大のメリットは、部屋の形状にぴったり合わせられること。空間に合わせて作られたL字型デスクや、デッドスペースを活かした収納スペースの設計、屋根裏部屋や斜めの壁がある場合にも、オーダー家具を活用することで、部屋の特性を最大限に引き出します。
収納面でも、本や資料、文房具などを整理するためのスペースを、部屋に合わせてオーダーすることで、限られた場所でもたくさんの物をスマートに収納できます。
オーダー家具はコストがかかることもありますが、部屋を最大限に活用したい方には、高い満足度が得られる選択肢となります。
まとめ:2畳の書斎で大満足のデスクワーク
コンパクトながらも機能的で、おしゃれな書斎は、スペースの制限を超えて快適なデスクワークを実現します。適切な家具の選択、賢い収納の利用、そして心地よいレイアウトが重要なポイントです。
この記事を参考に、ご自宅にぴったりなコンパクト書斎を設計しましょう。素敵なホームオフィスで、作業や趣味の時間をより充実させることができるでしょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。