夏のインテリアアイデア特集｜快適で涼しげなインテリアにするポイントとは？

ダイニングソファ/テーブル/キャビネット/ウォールシェルフ/ソファ

夏の訪れは、私たちの住空間にも爽やかな変化をもたらす時でもあります。
この記事では、そんな夏を彩りつつ、見た目も体感でも快適なお部屋にするためのコーディネートアイデアやテクニックを、お部屋別に実例を交えながら一挙ご紹介します！
過ごしやすい季節が終わりを告げた今、見た目にも機能的にも涼しげなインテリアで室内を心地よく演出しましょう！

インテリアに夏を感じさせるには？

ラック/テーブル/ソファ/スツール

夏のおうち時間を涼やかで快適に過ごすためのインテリアポイントは、

「色彩：爽やかなカラー」
「素材：涼しさを感じさせる素材感」

の2つを意識することがポイントです。
具体的には、ブルーやグリーンといったクールで夏の爽やかさを感じさせるカラーをアクセントとしてプラスしたり、明るく軽やかなファブリックや、天然素材で涼しげなインテリアアイテムを取り入れることで、お部屋全体が明るく爽やかになるでしょう。
特に近年は、屋外に出るのも億劫なほど暑い時期が昔よりも長くなっているので、お部屋が明るく爽やかに彩られることで、外出せずとも夏のワクワク感が感じられて気持ちも上がりますね。
ここからはこれらのポイントを踏まえて、おうちのいろんなシーンを想定した、あなたにぴったりの簡単で魅力的な夏のインテリアコーディネートを具体的にご紹介していきます。

インテリアに夏らしい「色彩」を取り入れたコーディネート①ダイニングキッチン

ダイニングテーブル/ウォールシェルフ

ダイニングキッチンは家族が集う場所でありながら、火を使ったり作業をしたりする場所なので、夏場はどうしても暑い思いをしてしまう空間でもあります。
夏に向けてこの空間を涼しげに彩るには、色の選択が重要です。
初心者の方でも手軽に夏色に仕上げる方法としておすすめなのが、こちらの実例のようにダイニングチェアやランプシェード、キッチンタイルといったインテリアアイテムに、ポイントとしてブルーアイテムを取り入れること。
ホワイトや木目を基調としたシンプルモダンなコーディネートに取り込めば、北欧風の涼しげでおしゃれなダイニングキッチンに早変わりしますし、画像のようにウッディなフローリングやダイニングテーブルに合わせれば、たちまち西海岸風の爽やかな空間に早変わりします。
チェアや照明器具であれば、気分に応じて模様替えがしやすいですし、キッチンタイルといったアクセントアイテムも、昨今ではDIYで簡単に取り外しができるような壁紙も各メーカーで取り揃えているので、大型の収納家具を取り替えるのと違って気軽にチャレンジしやすいのがいいですね。
他にも、テーブルクロスやクッションカバーといった小物の色を爽やかな色味に変更したり、透明感のあるガラス製の食器や花瓶といったインテリア雑貨を配置することで、手軽に夏らしい軽やかな雰囲気を演出することができるので、まずはこのように取り替えやすいアイテムの色や素材感を変えてみるということからチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

インテリアに夏らしい「色彩」を取り入れたコーディネート②リビング

ソファ/ウォールシェルフ/チェスト

続いては、リビングを季節に合わせたスタイルにアップデートした実例のご紹介。
こちらでは夏の木々を思わせるグリーンをメインとした配色でまとめ、爽快感を感じられる空間に仕上げました。
グリーンでまとめるとなると一見難しそうに感じますが、こちらのコーディネートのように色の濃淡や素材の違ったグリーンアイテムを使用することで、違和感なく爽やかにお部屋をまとめることができるのです。
特に観葉植物は、色合いや質感が多様かつ大きさや高さ、スタイルもさまざまなので、グリーンなお部屋のアクセントとして最適。
また、窓辺には透け感のあるレースカーテンやブラインドを選び、光を柔らかく取り込むことで自然の明るさを活かすと爽やかさがさらにUPします。
季節感を重視したインテリアコーディネートは、見た目の美しさだけでなく、心地よさをもたらしてくれる重要な要素なのがよくわかる実例となっていますね。

インテリアに夏らしい「色彩」を取り入れたコーディネート③リビング

スツール/ソファ/テレビボード/テーブル

続いてもリビングコーディネートになりますが、今度はブルー×グリーンの合わせ技。
メインのソファに夏の空や海を感じさせる爽やかな青をチョイスし、ポイントで生花や観葉植物の緑を取り入れたインテリアは、夏の大自然の爽快感や開放感を家の中で感じることができます。
季節の生花を花器に生けてリビングや玄関にディスプレイしたり、画像のモンステラのようにサマーテイストあふれる大ぶりな葉っぱの観葉植物を随所にセットすることで、簡単に季節感を出せます。
観葉植物は夏のインテリアとしても人気のアイテムです。
気軽に始められる小さな観葉植物から、部屋のアクセントになる大きな植物まで、様々なサイズや種類のグリーンを組み合わせてディスプレイするのはいかがでしょうか。

インテリアに夏らしい「素材」を取り入れたコーディネート①ワンルーム

ミニチェスト/デスク/チェア/ウォールラック(仕切付き)/ウォールラック(仕切なし)/スツール/ベッド/1人掛けソファ/サイドテーブル

ここからは、アイテムの「素材」に注目して夏らしいインテリアを演出するポイントをご紹介。
夏のインテリア素材としておすすめなのが、天然素材。
具体的には、軽やかな麻(リネン)や綿(コットン)などのナチュラルな風合いのファブリックや、通気性のいいラタンなどを使ったバスケットなどの木製品、またナチュラルさを連想させるような明るい木目の木製家具などがあります。
これらの天然素材を効果的に取り入れることで、部屋全体が明るく、涼しげな雰囲気に包まれるのです。
リビングや寝室など、日々の生活で肌に触れやすいお部屋ほど、見た目でも体感でも涼しげな印象になるので、こちらの一人暮らしのワンルームコーディネートのように、ホワイトや明るい木目の色合いで統一しつつ、涼やかな素材感を全面に出してみるのはいかがでしょうか？

インテリアに夏らしい「素材」を取り入れたコーディネート②ベッドルーム

ベッド/サイドテーブル/ソファ

こちらはハワイアンリゾートをモチーフに、ベッドルームをリラックス感あふれる空間に仕上げた夏仕様のコーディネート。
ベッドルームではソファやクッション、ラグやカーペットなど、肌に直接触れるファブリック製品が多く使われるシーンでもありますが、このようなシーンにこそ夏の素材感を存分に出していきたいところですね。
夏をイメージさせる木製素材のサーフボードの置物や、ナチュラルな木製のインテリア小物が、サーフテイスト満点の夏空間を演出。
小物の色味を天然木調で統一したことで、南国リゾートホテルを満喫しているかのような上品で高級感あふれる雰囲気もプラスされていますね。
布団やブランケットといった寝具類も涼感を感じる色味や自然素材に統一して、生活感を感じさせないおしゃれなトロピカルスタイルを作り上げましょう。

インテリアに夏らしい「素材」を取り入れたコーディネート③リビングダイニング

ソファ/ローテーブル/ダイニングテーブル/ダイニングチェア

最後にご紹介するのは、その広々した間取りを活かして、バリ風のリビングダイニングに仕上げて夏気分を盛り立てたコーディネートです。
リビングダイニングの主役となるのは、ベージュのソファ。
このソファの柔らかな風合いが、爽やかなアジアンリゾートのイメージを印象付けます。
反対に木製のダイニングテーブルやダークブラウンのチェアで空間を引き締めることで、明るく爽やかな中にもどこか洗練された雰囲気をプラスするのです。
ランプシェードやタペストリーなど、随所にナチュラルな素材感が際立つラタンや竹を取り入れることで、自然と一体化するバリの生活を反映し、心地よい夏の空気感を強調します。
また、素材や色使いだけでなく、広い空間ながらもあえて家具を少なく配置することで、空気の通りをよくして暑さ対策をしているのもこちらの実例の特長です。
夏以外でも、人とは違ったテイストにしたい方や、機能的かつリゾート感あふれる空間にまとめたい方にはおすすめのコーディネートといえるでしょう。

まとめ：暑い夏もインテリアの工夫で涼しげにしよう！

いかがでしたか？
暑い夏を心地よく過ごすためには、インテリアも季節感に合わせた工夫が必要です。
見た目にも体感でも涼しげなインテリアにするためには、色使い、素材、そしてレイアウトがポイント。
外に出るのも危険なほど暑い日が続いていますが、インテリア面だけでも涼やかな気分になることで、日々の過ごしやすさが断然違ってくることでしょう。
ぜひともこちらの記事のアイデアやテクニックを参考に、暑い夏を乗り切っていきましょう！