レコードを収納できるおすすめのインテリア家具と保管方法
レコードを楽しむ上で収集したコレクションは大切に保管したいですよね。
お気に入りのレコードが増えるのはうれしいことですが、収納方法をどうしたらよいか迷う方も多いのではないでしょうか?
また、ジャケットがかっこいいレコードは保管するだけでなくおしゃれに飾ってもおきたいですよね。
今回はレコードを収納する際のポイントとおしゃれな収納方法をご紹介します。
目次
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レコードを収納する際のポイントと注意点は?
ポイント1.|盤面をクリーニングしてから保管する
ポイント2.|積み重ねはNG!まっすぐに立てて収納する
ポイント3.|直射日光を避ける
ポイント4.|高温多湿を避ける
ポイント5.|定期的にクリーニングを - おしゃれにレコードを収納できるおすすめのインテリア家具
アンティークモダンなお部屋|レコードサイズのぴったり収まるオーダー家具
海外インテリア風のお部屋|ジャケットを魅せて収納するウォールラック
シンプルテイストのお部屋|大容量レコード収納で音楽や映画を楽しむ趣味部屋 - まとめ|レコードをおしゃれに収納して音楽を楽しむこだわり空間を
レコードを収納する際のポイントと注意点は?
現在流通している多くのレコードはビニール盤と呼ばれるポリ塩化ビニール素材です。
塩化ビニールはとてもやわらかい素材で、熱や直射日光などの温度変化にも弱く、長い時間浴び続けると表面が伸びて曲がったり変形しやすい素材です。
レコードの厚みは約2mmと薄いためキズや歪ゆがみが発生しやすかったり、静電気を帯びるとホコリも溜まりやすく、ノイズや音飛びの原因にもなるため、定期的なメンテナンスが大切です。
レコードジャケットも紙製のため湿気を吸い込みやすくカビの原因にもなりやすいです。
そこで今回はご自宅でアナログレコードを保管する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
ポイント1.|盤面をクリーニングしてから保管する
レコードを聴き終わったら、必ずレコードの表面をクリーニングしてから保管しましょう。
レコードに付いたホコリはノイズの原因になったり、指紋はカビの原因になりますのできれいにふき取ってから収納することが大切です。
ジャケットにしまった後は、ビニールカバーするとジャケットの傷つき防止やジャケットが劣化してきてしまった場合の底抜けをカバーしてくれます。
ジャケットの開口部にビニールカバーの底の部分を被せるように入れることでレコードの落下も防げます。
ポイント2.|積み重ねはNG!まっすぐに立てて収納する
レコードを積み重ねて収納してしまうと重みで変形して歪みや破損の原因になります。
複数枚を斜めに立て掛けておくのも重みで変形してしまうことがあるのでなるべく垂直に立てて収納しましょう。
また重ねることで通気性が悪くなり、紙製のレコードジャケットは湿気が溜まりやすくカビの原因になるため立てて収納することが大切です。
ポイント3.|直射日光を避ける
レコードは熱や直射日光などの温度変化にも弱い素材です。
レコードを直射日光の当たる場所に置いたりすると盤がゆがんだり変形したりする恐れがあります。またジャケット焼けなど劣化の原因にもなるため直射日光は避けましょう。
直射日光同様に、火元や暖房器具の近くに置いていても状態が悪くなる恐れがあるので避けましょう。
ポイント4.|高温多湿を避ける
レコードを高温で湿度の高い場所に保管すると盤の変形やカビの原因になります。
紙製のジャケットは湿気によってカビが発生しやすく、カビがレコードの溝に入ると修復が困難です。
季節にもよりますが結露が発生する窓際も湿度が高いので避けた方が良いです。
ポイント5.|定期的にクリーニングを
適切な場所で保管していても、ホコリが入り込むなどしてレコードがダメージを受けてしまいます。
レコードの素材は静電気を帯びるためホコリを吸い寄せやすい素材ですので、静電気防止スプレーなどの対策アイテムを利用してメンテナンスを行いましょう。
クリーニングというひと手間もアナログレコードのよさの1つ。楽しみながらメンテナンスを。
おしゃれにレコードを収納できるおすすめのインテリア家具
アナログレコードを収納する際のポイントを押さえたところで、次はレコードをきれいに整理して収納できる家具をお部屋のテイスト別にご紹介していきます。
レコードをぴったり納めれるオーダー家具や、直射日光を避けれる扉付きキャビネット、レコードジャケットをおしゃれにディスプレイできるレコード棚などを取り入れたコーディネートをぜひ参考にしてみてください。
■ アンティークモダンなお部屋|レコードがぴったり収まるオーダー家具
標準サイズの一般的なLPレコードは直径30センチ(直径12インチ)。
レコードを縦入れしたときに、取り出しやすいように高さは35センチにして少し余裕を持たせるのがおすすめ。
背表紙をツライチに美しく見せたいときは奥行きを35センチに。
ホコリ対策で少し深めにしておきたいときは奥行を36センチ~37センチくらいにしておくとよいですよ。
収納したいレコードの量によってお好みの幅にしたり、複数個並べて設置するのもきれいに収納するコツです。
レコードプレーヤーやオーディオを設置する収納キャビネットもレコードラックとカラーや素材を一緒にすることで、コーディネートしやすく統一感のあるおしゃれなお部屋に。
1cm単位でオーダーできる収納ラック
幅・奥行・高さを1cm単位でオーダーができる収納棚。
収納物や収納スペースに合わせて好みのサイズを注文できるのでこんなサイズが欲しかったを叶えてくれます。
配線穴加工も対応しているので配線のあるオーディオや照明などを設置したいときにもうれしいオプションです。
北欧モダンなサイドボード
側板の上部前面に丸みがあるデザインが柔らかい印象を与える北欧テイストのサイドキャビネット。
天面にレコードプレーヤーやオーディオ機器を設置しておしゃれな空間を。
扉収納と引き出し収納を兼ね備えているので収納力も確保できます。
ディスプレイしやすい壁掛けラック
前面に桟が付いたタイプの壁掛け収納ラックは、レコードをディスプレイしながら収納ができます。
お気に入りのレコードジャケットを飾って自分だけのこだわりの音楽部屋に。
スツールと丸天板を組合せたローテーブル
フラットなラウンドスツールに天板を組み合わせておしゃれなテーブルに変身。
ロータイプのゆったりとしたソファと組み合わせてスタイリッシュな空間を演出してくれます。
天板を使用しないときは立て掛けて置けるので省スペースで収納しておくことができます。
■ 海外インテリア風のお部屋|お気に入りのジャケットを魅せて収納するウォールラック
収納しておくのはもったいない!魅せたいおしゃれなレコードジャケットはたくさんありますよね。
壁面を有効活用できるウォールラックでお気に入りのレコードをディスプレイしながら収納するアイデア。
お家時間をゆったり過ごす自分だけの趣味部屋を。
壁面に取り付けるウォールラック
飾っておくだけでもおしゃれなデザイン性の高い壁掛けラック。
3枚の板が組み合わされていて、溝にレコードを収納することで壁面にお気に入りのジャケットをディスプレイすることができます。
ハンガーラックとしての機能もあるので多用途にお使いいただけます。
サイズやカラーも豊富なのでお部屋やシーンに合わせてセレクトしてみてください。
マーブル模様がおしゃれなキャビネット
高級感のあるメラミンを使用したおしゃれなキャビネットは、収納力抜群で大容量に収納ができます。
すらりとしたスチールの脚付きなので掃除もしやすくスタイリッシュな印象です。
多用途に収納できるのでリビングやキッチンのご自宅から、オフィスやカフェなど幅広いシーンでご利用いただけます。
コンパクトな木製脚スツール
木のぬくもりを感じられる無垢材の脚を使用したスツールはどんなインテリアにもすっと馴染んでくれます。
ディスプレイしてもさまになるコンパクトなスツールは壁際に置いてインテリアとして、来客時のダイニングチェアとしていろいろと活躍してくれる便利なスツールです。
■ シンプルテイストのお部屋|大容量レコード収納で音楽や映画を楽しむ趣味部屋
壁一面を利用した収納棚で、大容量のレコードを収納することができます。
レコードラックは低めの設計にすることで圧迫感が軽減されますし、上部にプロジェクターを投影するスクリーンを設置して音楽も映画も楽しむオーディオルーム兼シアタールームに。
リラックスしてくつろげるプライぺート空間を。
大容量に収納できるレコードラック
サイズオーダーが可能なラックで自分の好みのサイズを。
レコードやオーディオを収納したりするサイズにしてもいいですね。
ゆったりくつろぐ重厚感ある3人掛けソファー
音楽や映画を楽しむ上で欠かせないのがリラックスできるソファー。
重厚感あるゆったりと座れるソファとともにくつろぎの空間を。
伸縮ラックでお部屋をコーディネート
上下のテーブルを伸縮させてセッティングができるローテーブル。
お部屋の間取りやスペースに合わせて幅調節ができ、またL型に設置してコーナー置きも可能なので、コーディネートを楽しむことができます。
縮めてサイドに移動することでスペースを確保して、動画やオンラインでヨガやエクササイズしたりすることもできます。
レコードラック/カウンターテーブル/ウォールシェルフ/ベンチ/サイドテーブル
まとめ|レコードをおしゃれに収納して音楽を楽しむこだわり空間を
レコードを収納する際の基本の保管方法を押さえておけば、レコードの量やお部屋の間取りなどに合わせた家具をセレクトしてインテリアを楽しむことができます。
デットスペースになりがちな壁面にディスプレイしながらレコードを収納するアイデアも楽しい空間作りに。
自分でDIYをして一から棚を作成するのもいいですが、材料や工具の調達や、作業数日がかかるなどちょっと大変だなと感じる方にはお好みのサイズを注文できるオーダー家具がおすすめ。
レコードサイズにピッタリのレコード棚が欲しい、空いたスペースにぴったり収まる収納ラックが欲しいを叶えてくれるオーダー家具でおしゃれ空間を作ってみてください。
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このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
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