吊り戸棚収納のシーン別活用集|実例をもとに上手に取り入れてみよう!

リビングに吊り戸棚収納を取り入れた実例

吊り戸棚収納のイメージというと、
「キッチン専用の収納家具では?」
「設置や取り付けが大変そう・・・」
「取り付けたはいいけど結局使わなそう・・・」
「デザインも似たようなものばかりでインテリア的に微妙・・・」
とネガティブに思っている方も多いはず。
しかし最近では、このいずれのイメージも覆すようなおしゃれかつ取り付け簡単、それでいて機能的な吊り戸棚が豊富にラインナップされています。
キッチンだけではなく、おうちのあらゆるお部屋におすすめの吊り戸棚収納。
本記事では、お家のあらゆるシーンに吊り戸棚収納を取り入れた実例と収納アイデアを、導入メリットを交えながら詳しくご紹介!
この記事を参考にすれば、あなたもおうちの収納を全部吊り戸棚収納に変えたくなるかも?



吊り戸棚収納についてのアレコレ

吊り戸棚とは、壁や天井に直接取り付けられた棚のこと。
大抵はキッチンのシンク上の空きスペースに設置されることが多く、システムキッチンなどでは特に大型かつ大容量の吊り戸棚がシンク上に設置されているパターンが多く見受けられます。
しかし前述したように、近年では吊り戸棚はもはやキッチン専用の収納棚ではなく、バスルームやトイレ、リビングルームから書斎や廊下、クローゼットの中に至るまで、おうちのあらゆるところに取り入れたい収納家具として注目されています。
ここからは、そんな吊り戸棚収納の導入メリットや、導入に当たっての注意点について詳しく解説していきます。

吊り戸棚収納の導入メリット

吊り戸棚収納の導入メリットはさまざまありますが、大きくは以下の4点が挙げられます。

「収納力を大幅にアップできる」
「デッドスペースを有効利用できる」
「設置の自由度が高く、生活環境やライフスタイルの変化に対応しやすい」
「赤ちゃんやペットがいても安心して設置できる」

吊り戸棚収納はいわゆる「浮かせる収納」になるので、これらのメリット=浮かせる収納のメリットとも言えます。
キャビネットやチェスト、本棚などと違って地面に設置スペースを取らないので、居住スペースが限られている方、特に都会の狭小住宅や賃貸住宅などにお住まいの方にとってはまさにうってつけの収納スタイル。
後ほど実例でもご紹介しますが、最近では壁掛けタイプの壁面収納棚を吊り戸棚として活用している方も多いので、このような取り付けや取り外しが簡単にできる収納ラックであれば、賃貸住宅のお住まいの方や転勤族、模様替えや引っ越しの多い方にも使いやすいのでとても便利です。
狭いお部屋でもスペースを有効活用しながら、こどもやペットが触れない高さに安全に収納を増やすことができるというのが吊り戸棚収納の最大の魅力なのです。

吊り戸棚収納を導入するにあたって考えたいこと

続いて、吊り戸棚の設置にあたり事前に考えておきたいポイントはこちら。

「想定する収納物と収納量の確認」
「吊り戸棚のサイズと設置位置の確認」
「(DIYする場合は)必要工具や材料の確認」

特によく考えておきたいのは、どこに何を収納するのかということ。
キッチンであればキッチンツールや食器、洗面所ではタオルや洗剤のストック、クローゼットの中では衣類や寝具など、設置環境や設置目的、用途が明確になることで、サイズや取り付け位置のだいたいの目安がつくようになります。
また、サイズが決まればそれに合わせて内部にしまう収納ボックスやバスケットなどもセットで選びやすくなります。
何も考えずにむやみに吊り戸棚収納を増やしてしまうと、持て余して無用の長物になるだけでなく部屋が狭くなったり邪魔になったりするので、必要なサイズを必要な分だけ都度増やしていく、という心がけが吊り戸棚収納を上手に取り入れるコツなのです。

吊り戸棚収納導入時の注意点

最後に、いざ吊り戸棚の取り付け!となる前に必ず確認してほしい3つのポイントについてお伝えします。

「(賃貸物件の場合)吊り戸棚の設置許可が取れるか」
「取り付けたい位置の壁や天井が、適切な構造になっているか」
「取り付け後に動線や周囲の家具などに支障が出ないか」

以上の3点は、設置前に必ず確認をするようにしましょう。
特に2番目と3番目に関しては、安全面での観点から非常に重要な確認事項です。
このチェックを怠ると、かえって使いづらくなるどころか、思わぬ事故やケガなどを招くことになりかねません。
ご自身でわからない、自信がないという方は決して無理をせず、プロに相談することをおすすめします。



吊り戸棚収納活用実例①キッチン

キッチンに吊り戸棚収納を取り入れた実例

それでは以上のメリットや注意点を踏まえた上で、実際のお部屋別に導入実例を見ていきましょう。
まずはキッチン。
キッチンは調理器具や食器などの大物はもちろんのこと、調味料やキッチンペーパーといったキッチン雑貨などの細々した小物まで、おうちの中でも1,2を争うくらい物が多い場所でもあります。
ここで手軽に収納力をアップする一番の近道は、やはり各キッチンメーカーにならって吊り戸棚収納を上手に活用することに尽きるでしょう。
造り付けの吊り戸棚収納ももちろんいいのですが、筆者のおすすめはこちらの実例で使用しているような簡単壁掛けのウォールシェルフを後付けすること。
このようなタイプであれば、キッチンに必要な分だけ必要なサイズを付け足しできるので、無駄なく賢く収納力をアップできます。
食器棚やキッチンカウンターの上など、キッチンは意外と収納スペースが作りやすい空間でもあるので、特に賃貸住宅にお住まいで収納スペースに困っている方は、このような壁掛けタイプのウォールシェルフが収納力アップの大きな手助けになるはずなので、ぜひ導入を検討してみては?

キッチンの吊り戸棚収納におすすめのガラス引き戸式ウォールシェルフ

見せる収納にピッタリのガラス引き戸式ウォールシェルフ

こちらの実例で使用している吊り戸棚収納は、ガラス製の引き戸式ウォールシェルフ。
このような透明なガラスタイプの収納は台所収納として非常に人気が高く、お気に入りの食器などを見せる収納としておしゃれにディスプレイできるだけでなく、空間を広く見せる効果や、食品や調理家電、キッチン用品などを汚れから守る役割もあるので、小さなキッチンストッカー代わりとしても利用できておすすめです。

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吊り戸棚収納活用実例②洗面所

洗面所に吊り戸棚収納を取り入れた実例

続いては洗面所。
洗面所もキッチン同様に、家族みんなが毎日使う場所であり、さまざまな物であふれがちな場所でもあります。
そして、キッチン以上に清潔感が求められる空間でもあるので、こまめな整理整頓が必要になってきますが、ここにも吊り戸棚収納を使うことで洗面用品やタオル、化粧品や生活雑貨などをスタイリッシュに片付けるだけでなく、掃除用具のような見せたくないアイテムを隠すのにも一役買ってくれます。
洗面所は特に賃貸住宅や狭小住宅の方だと、居住スペースを確保するためにスペースのしわ寄せがきやすい場所でもあるので、デッドスペースを効率的に利用できる吊り戸棚収納は相性がいい収納といえるでしょう。

洗面所の吊り戸棚収納におすすめの開き戸式ウォールシェルフ

小サイズから大容量収納までサイズ展開豊富な開き戸式ウォールシェルフ

こちらのシンプルな開き戸式のウォールシェルフは、サイズ展開が豊富なのでスペースに合わせて最適なサイズを選ぶことができます。
こちらのモデルでは、ウォールシェルフの素材がメラミン素材という耐水性や防汚性に優れた素材となっているので、洗面所のように湿気や汚れにさらされやすい空間にはうってつけ。
隠す収納として見せたくないものを隠したり、家族それぞれの分を用意して、専用の着替えや日用品などを収納するのもいいかもしれませんね。

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吊り戸棚収納活用実例③玄関

玄関に吊り戸棚収納を取り入れた実例

玄関は、家族はもちろん来客も最初に目にする空間であるため、ここでの収納はインテリアとしての印象も大切ですが、ここでも吊り戸棚はその威力を発揮します。
外出用品やスリッパから靴や傘、小物類に至るまで、こちらも何かと物が多くなりがちな場所ですが、こういった細々したものもまとめて収納でき、なおかつサイズを慎重に選べば、圧迫感を感じさせずに玄関をスタイリッシュな雰囲気にすることも可能に。
この実例でご紹介している前面鏡付きのウォールシェルフのように、玄関に明るさや奥行きの拡がりをもたらす機能的な吊り戸棚収納もあるので、空間や目的に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか?

玄関の吊り戸棚収納におすすめのミラー扉式ウォールシェルフ

前面鏡貼りで多機能なミラー付きウォールシェルフ

こちらの前面鏡貼りのミラー付きウォールシェルフは前述したように、玄関に取り入れると鏡の視覚的効果でスッキリ広く見せられるうれしい効果付き。
もちろん玄関でのちょっとしたメイク直しや身だしなみチェックにも便利かつ、吊り戸棚収納としても容量十分。
見た目にも高級感が出るので、玄関収納としてはこれ以上ない収納家具であると言い切れるでしょう。

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吊り戸棚収納活用実例④クローゼット

クローゼットに吊り戸棚収納を取り入れた実例

吊り戸棚収納は見えるところの収納だけではありません。
クローゼット内での収納スペース増設や、デッドスペース活用にも非常に有効です。
クローゼット内で吊り戸棚収納を取り入れる最大のメリットは、吊り戸棚自体が棚板や間仕切りとして機能することで、画像のように吊り戸棚の棚上や棚下なども収納スペースとして有効活用することができ、クローゼットの収納力を飛躍的に向上させられる点にあります。
服やアクセサリーなどはもちろん、隠したい日用品のごちゃごちゃなどもまとめて収納できるので、とにかく居住スペースでは徹底的に生活感を排除したい!という人におすすめしたい収納テクニックです。

クローゼットの吊り戸棚収納におすすめの引き戸式ウォールシェルフ

スリムで省スペースな引き戸式ウォールシェルフ

こちらで使っている引き戸式ウォールシェルフは、クローゼット内の収納スペースを最大限拡げるための理想的な収納家具です。
スリムで省スペースなデザインで、扉も引き戸式なので余計なスペースが必要ないので、クローゼット内のごく限られたスペースでも使いやすくておすすめ。
大きなウォークインクローゼットであれば、複数並べてシェルフオンシェルフとして空間を余すことなく使うことも可能に。
現状のクローゼットの収納力に限界を感じている方には、ぜひ一度お試しいただきたい商品です。

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吊り戸棚収納活用実例⑤書斎

書斎に吊り戸棚収納を取り入れた実例

この実例では、書斎の空間を有効利用するために吊り戸棚収納を採用しています。
書斎もまた、書類や本、文房具など細々したものが多いシーンではありますが、デスク頭上のスペースなどを有効活用すれば、目線の高さで物を探しやすくするため、たくさんのアイテムをスッキリ収納できるだけでなく、作業効率も格段に上がります。
収納する物に合わせてカゴやストックボックスを利用すれば、さらに整理がしやすくなるでしょう。
また、筆者のイチオシな取り入れ方は、こちらの実例でも使用しているようにルーターやコンセント収納として吊り戸棚を使うこと。
画像のようなスリットの入ったウォールシェルフであれば、デスク周りの配線のごちゃごちゃや電源タップなどを一挙にすっきりさせることができるので、デジタルガジェットが多い現代のデスク周りにはピッタリの収納でしょう。

書斎の吊り戸棚収納におすすめの蓋開閉式ウォールシェルフ

電源タップやルーター収納におすすめの蓋付きウォールシェルフ

こちらの特徴的なデザインのウォールシェルフは、蓋付きで実用性に優れたモデル。
ブラックの光沢仕上げの質感と、直線的でモダンなたたずまいが、書斎の落ち着いた雰囲気にマッチしています。
また、配線逃がし用のスリットが設けられているので、見た目を損ねる配線や電源タップ、wifiルーターをきれいに収納できたり、内部に熱がこもりにくくなるので機器の排熱面でも有効です。
また、蓋部分には小物を飾ったり本を収めたりと、マルチに活躍する書斎の万能収納となるでしょう。

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吊り戸棚収納活用実例⑥こども部屋

こども部屋に吊り戸棚収納を取り入れた実例

吊り戸棚はこども部屋の収納にもバッチリはまります。
こども部屋ではおもちゃや学習用品、洋服など、こどもが成長するにつれてどんどん物が増えていってしまうもの。
このタイプの壁掛け吊り戸棚収納であれば、収納量やレイアウトを自在にカスタマイズできるので、こどもの成長に合わせて柔軟な対応が可能に。
また、前述したように小さいお子さんがいる家庭であれば、高さのある所に設置すれば触れられる心配がないのも安心なポイントですね。
実例のようにポップなカラーもラインナップされているので、見た目にもかわいらしさを演出するだけでなく、例えば絵本やおもちゃをカテゴリーごとに色分けして、複数の色違いの吊り戸棚に収納させることで、整理整頓の習慣を身につけることができるなど、工夫次第で教育面でもうまく活用できるかもしれませんね。

こども部屋の吊り戸棚収納におすすめのボックス式ウォールシェルフ

細々したものの収納にピッタリのボックスタイプウォールシェルフ

こちらのタイプはオープンタイプのウォールシェルフを活用。
このように転び止めの桟付きであれば、おもちゃや絵本、筆記用具などを落下の心配なく収納できるので、こども部屋にはうれしい仕様ですね。
シンプルデザインなのでこのように派手なカラーでも取り入れやすく、お部屋のアクセントとしても機能するので、こども部屋だけでなく北欧テイストのリビングなどにもおすすめしたいデザインです。
実用面とインテリア性が両立したウォールシェルフですので、こども部屋の収納にお困りの方、いかがでしょうか?

価格13,200
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まとめ:吊り戸棚収納には簡単壁掛けタイプのウォールシェルフがおすすめ!

リビングに吊り戸棚収納を取り入れた実例

いかがでしたか?
ご紹介してきたように、吊り戸棚収納はおうちのほとんどの部屋でそのメリットをいかんなく発揮できる万能の収納方法です。
なかでもご紹介した壁掛けタイプのウォールシェルフは、取り付けや取り外しが簡単なので、環境やライフスタイルに合わせて柔軟に取り入れやすい点が最大のメリット。
ぜひこちらの実例や関連商品を参考にしながら、賢く効率よく収納スペースを拡げていってくださいね!


この記事を書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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