大量の本もすっきりまとめる収納アイデア

大量の本もすっきりまとめる収納アイデア

大量の本で本棚が溢れてしまい、整理する時間がないと感じていませんか?
漫画本や小説、画集など、種類に限らず多くの人が本をたくさん所有していますが、その収納方法に悩んでいる方も多くいます。
本記事では、大量の本をすっきりと整理するための実用的な収納アイデアと、生活空間を快適に保つ方法を紹介します。本棚を選ぶ際のポイント、さらに増えすぎた本を見直して断捨離する際の見極め方など、アイデアを駆使して美しい収納を目指しましょう。



大量の本が収納できてない原因は?

大量の本が収納できてない原因は?

読書好きな人にとって、本が増えていくことは嬉しいことでもあり、収納スペースを圧迫する大量の本をどのように収納するかは悩み所です。本棚がパンパンになってしまう前に、何が原因で収納スペースが足りなくなるのか、原因を見ていきましょう。

本の量が多すぎる

漫画、文庫本、専門書...といった様々なジャンルの書籍があふれ、「本」の量が多すぎることが真っ先に考えられる原因です。本棚の容量を超えると収納できないだけでなく、見た目にも圧迫感が生まれます。
本棚に置けなくなってしまうと、適当な置ける場所や段ボールなどに本を積み上げるようになってしまいます。積み上げてしまうと、さらに手に取りづらくなりせっかくの本も読まれることなく放置する原因になってしまいます。

本屋さんによるとつい手に取ってしまって、いつの間にか増えている漫画や雑誌。
読みたくて買ったのに、いつの間にか山積みの中にあって、上にはちょい置きした小物が…。

棚の高さが合っていない

本棚の高さが文庫本用には低すぎたり、マンガ本には高すぎるという場合も多いです。収納ケースを活用してスペースの高さを調整したり、可動式の棚板を利用しましょう。本のサイズ別に分けることで、無駄なく収納スペースを使い切ることもできます。

分類別に仕分けができていない

整理整頓の基本は分類です。ジャンルや著書ごと、あるいは読み終わった本と未読の本で分ける等の工夫をすることで、読みたい本をすぐに手に取ることができます。



本の収納場所を用意する3つのポイント

本の収納場所を用意する3つのポイント

本の収納場所となる本棚を新しく用意する際に考えるべきポイントを3つご紹介します。

棚板の耐荷重

棚板の耐荷重

見落としがちなのが棚板の耐荷重です。書籍は意外と重量があります。大量の本を収納する場合、棚板に大きな負荷がかかります。
棚板の耐荷重を超えると、棚がたわんだり、最悪の場合、破損する可能性があります。例えば、一般的な文庫本は約200~300gですが、これが数十冊となると、すぐに棚板が許容する重量を超えてしまうことになります。耐荷重が明示されていない本棚やシェルフの場合、使用前に確認することが必要です。

地震対策

背の高い本棚を選ぶ方も多いと思いますが、地震対策はされているでしょうか?地震が発生した際に棚が倒れて本が飛び出すと、怪我をしたり、避難の際にも障害となる危険があります。耐震マットやストッパーを使用することで、棚の安定性を向上させたり、L字金具を利用して棚を壁に固定するなど、これらの対策を実践することで、本棚を安全に保ち、安心して本を保管することができるでしょう。

収納力と取り出しやすさ

本の収納は、ただ単にたくさんの本を収めるだけではなく、使い勝手を考慮することが重要です。いくら収納力が高くても、本を取り出すのが不便な場所に置くと、必要な本を探し出すのがストレスになります。
例えば、大型の書棚を選ぶことは確かに大量の本を収納する上で有効ですが、棚の上部に頻繁に使用する本を置いてしまうと、取り出すのに不便になります。この場合、上段に置くのはあまり使用しない本や参考書などに限定し、よく手に取る本や日常的に読みたい本は下段や中段に配置すると良いでしょう。
日常的に手に取りやすい配置にすることで、本を読む楽しみをさらに高めましょう。



本も断捨離してすっきりさせよう

長い期間をかけて集めた沢山の本。すべてを収納できる場所があれば良いですが、部屋のスペースにも限りはあるでしょう。大切な本を傷ませずに保管するためにも、不要な本を見極めて断捨離も検討しましょう。

何年も読んでいない本

何年も読んでいない本

購入したことに満足して、開くこともなく何年も手に取っていない本は、いつか読むと思いつつも現実にはその機会がありません。何年も眠ったままの本が多数ある場合、それらを処分することで、かなりのスペースが確保できます。思い切って手放してスペースを確保しましょう。
余裕ができた収納スペースには、自分が本当に好きで必要な本を整理しておくと、毎日の読書時間がさらに豊かなものになるでしょう。

再読しない・読み途中のまま放置している本

一度読んだけれど、再度読み返すことがない本や、途中で読むのをやめた本も断捨離の対象です。それらに囲まれてお気に入りの本を見つけにくくなっては本末転倒です。貴重な収納スペースを占有してしまい、本棚に無駄な圧迫感を与えているので、こういった本は処分して新たな本を迎えましょう。

電子書籍で所有する

電子書籍で所有する

お気に入りの本はもちろん、前述した何年も読んでいない本や読み途中で放置するかもしれない本は、最初から電子書籍として所有する方法もあります。実際に手元に保管しておく必要がなく、スペースをより有意義に利用できます。

電子書籍に入っていれば、出張や旅行での移動時間などに読みかけの本の続きを読むこともできて便利!



大量の本も美しく収納するテクニック

本はそれぞれ異なる装丁デザインです。一冊一冊は美しくおしゃれであったとしても、色もサイズもデザインも違う本を同じ場所にまとめると、どうしてもバラバラとした印象を与えてしまいます。ここでは大量の本をすっきりと、しかも美しく収納するテクニックをご紹介します。

同じ高さの本同士でまとめる

同じ高さの本同士でまとめる

文庫や雑誌を同じ収納ボックスに並べると、ガタガタとした並びになり綺麗に見えなくなってしまいます。
高さを同じサイズで並べることで見た目が美しくなると同時に収納効率が上がります。また、整然と整った本棚はインテリアとしての印象も良くなるメリットもあります。これはシンプルながらも効果的な収納術の一つです。

本の背表紙を揃える

本の背表紙を揃える

コピックなどは背のデザインが大きく異なることが多く、雑多なイメージになりがちです。
逆に、背表紙がきれいに揃っていると、本棚が統一感を持ち、視覚的に整理された印象を与えます。たとえば、背表紙の色やデザインが似ている本をグループ化して並べると、簡単にカラフルな本棚になります。このようにすることで、目に優しく、見栄えも良くなります。

扉のある空間に収納場所を作る

扉のある空間に収納場所を作る

扉があることで本が直接視界に入らず、部屋全体の整理整頓を保つ効果があります。また、ホコリや汚れから本を守ることもできます。例えば、クローゼットや押入れの中に棚を組み込むことで、大量の本を隠して収納できます。キャスター付きのマガジンラックを導入することで出し入れができ、片付けにも便利です。
また、隠す収納方法のひとつとして扉付きのキャビネットや本棚も有効です。



大量の本もアイデアですっきり収納しよう

大量の本もすっきり収納しようとするなら、いくつかのポイントを押さえた収納アイデアが欠かせません。この記事で紹介した収納アイデアを取り入れて、自宅の本棚を整理整頓してみてください。試行錯誤しながら最適な収納方法を見つけることで、あなたの本好きな生活がさらに快適になるでしょう。時間と手間をかける価値がある素敵な収納をぜひ実現しましょう。



本棚インテリアの役立つアイデアコラム


このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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