リビングを快適にする壁面収納のポイントと実例

壁面に収納棚が付いている

リビングの壁面収納は、お部屋をすっきり見せるだけでなく、空間を最大限に活用できるアイデアです。ここでは、壁面収納を活用する際のメリットや注意点を押さえて、自宅をより快適な空間に変えるためのヒントを紹介します。
狭いリビングでも、高さやレイアウトを工夫すれば収納力を大幅に増やすことができます。デザインのテイストを揃えることで、おしゃれなインテリアにも仕上げられる点が大きな魅力です。
さらに、雑多になりがちな小物や日用品も、壁面収納によって整理整頓がしやすくなります。家族全員が使いやすいように工夫すれば、生活動線もスムーズになり快適な毎日を過ごせるでしょう。

この記事はこんな方におすすめ

  • リビングの収納力に悩んでいる方
  • リビングの散らかりやすさを改善したい方
  • ビングの生活感を抑え、おしゃれな空間にしたい方
  • 床面積を広く使いたい、または狭いリビングにお住まいの方
執筆者 執筆者

arne interior
WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。


壁面収納とは?リビングに取り入れる魅力

壁面全体に本棚がある

壁面収納を活用すれば、有効スペースを効率的に利用できるだけでなく、インテリア性や利便性も高まります。
壁面収納とは、部屋の壁側に棚やキャビネットなどの収納家具を設置することで、限られた床面積を節約しながら収納力を確保するアイデアです。リビングは家族が集まる場所でもあるため、物が増えがちですが、壁を活用することで圧迫感を減らしつつ必要な物を整然と収納できます。
インテリア性の面でも、扉のデザインや飾り棚のレイアウトを工夫することで、おしゃれな空間づくりに役立つのが魅力です。見せたいアイテムと隠したい物を上手に選別することで、生活感を抑えたスタイリッシュなリビングに仕上げることができます。
また、壁面収納は高さを有効に活用できるため、狭いリビングであっても大容量の収納スペースが得られます。すっきりとした見た目と機能性を両立できるため、家族構成やライフスタイルに合わせて柔軟にアレンジできる点も大きな利点です。

サイズオーダーもできる壁面収納棚

本棚 大容量 収納 オフィス 書斎 ラック

均等に美しく配置された縦板と、可動式の棚板でどんなサイズも収納可能。
本棚としての利用はもちろん、見せる収納としても最適なラックです。
シンプルな造りに見えて、細かなこだわりがたくさんある収納家具になっています。

サイズ
約幅742×奥行300×高さ1700mm
材質
プリント化粧合板
仕様
日本製/完成品
耐荷重
約10kg
仕様
可動棚板15枚/連結金具、転倒防止金具付き
シリーズ名
h-001

失敗しないリビング壁面収納の選び方

本棚

リビングの壁面収納を選ぶ際には、レイアウトや収納物をしっかり考慮し、使いやすさとデザインを両立させることが重要です。
最初に検討したいのは、リビング全体の広さや間取りです。家具の配置や動線に影響しないよう、壁面収納のサイズや形状を選ぶことで、居住空間をストレスなく保つことができます。
次に重要なのは、収納する具体的なアイテムの種類や量を把握することです。使用頻度の高いものは取り出しやすい場所に、あまり使わないものは上部や扉の内側などへ配分すると効率的に使えます。
また、扉の開閉方式や素材にも注目しましょう。引き戸タイプは省スペースに適しており、扉の素材や色をリビングの雰囲気に合わせることで、一体感のあるインテリアを演出できます。

レイアウトと広さに合った設置パターン

リビングの基礎的な広さを把握したうえで、家族が集まる場所やテレビの配置などに干渉しないよう配慮するのがポイントです。通常の棚だけでなく、コーナーを有効活用できるL字型の壁面収納なども検討してみましょう。
壁の高さや奥行きに合わせて、家具のサイズだけでなく配置パターンも複数比較してみると失敗を避けやすくなります。造作家具であれば、柱やコンセント位置にも合わせて設計するため、リビングの動線と調和した設置が可能です。
家具を設置したあとでも、必要に応じて棚板の高さを変えられる可動棚なら、ライフスタイルや持ち物の変化に柔軟に対応できます。使い勝手を重視するなら、可動式のパーツがあるかどうかを確認しておくと安心です。

収納するアイテムの洗い出しと優先度の決め方

まずはリビングに置きたいアイテムをリスト化し、使用頻度や大きさを把握する作業がおすすめです。例えば、雑誌やリモコンなど日常的によく使うものは取り出しやすい位置に収納すると便利になります。
装飾品やコレクションなど、見せる収納をしたいアイテムがある場合は、ガラス扉やオープン棚を組み合わせるとインテリアとしての楽しみも広がります。逆に、生活感のあるアイテムは扉で隠すことでスッキリと見せることができます。
何を優先的に収納するかを明確にした上で、壁面収納の内部レイアウトを決定することが重要です。日用品やAV機器、装飾アイテムなどの優先度をあらかじめ決めておくことで、使い勝手もアップし、整理整頓も楽になります。


タイプ別リビング壁面収納の実例

デザイン性や機能性に特化した多彩な壁面収納タイプを上手に使い分けることで、リビングを快適で魅力的な空間に仕上げることができます。
壁面収納にはシンプルな既製品からオーダーメイドまで、さまざまなタイプがあります。選択肢が豊富な分、リビングの雰囲気に最適なデザインを見つけやすいのがメリットです。
おしゃれに見せたい場合は、自然素材やガラス扉などを取り入れることで上品な質感を演出できます。一方で、家族みんなが使う場合は、耐久性やメンテナンス性も重視して選ぶことが大切です。
予算に余裕がある場合は造作収納で、空間にぴったりと合うサイズや配色を実現できます。既製品をうまく組み合わせる方法もあるので、まずは理想イメージに近い実例を参考にしてみるとよいでしょう。

壁面収納を飾り棚として使用

おしゃれなデザインを目指すコーディネート例

飾り棚を取り入れた壁面収納は、雑貨や観葉植物などを並べることで、リビングが一段と華やかになります。ガラス扉やオープン棚を組み合わせれば、見せる収納を取り入れつつ、ホコリの侵入も最小限にできます。
カラーコーディネートも重要で、壁や床の色合いと合わせた扉の色味を選ぶことで、統一感のある空間が完成します。モダンテイストなら、光沢のある素材やメタルフレームなどを活用すると都会的な印象を与えられます。
収納の中で照明をさりげなく取り入れるのも魅力的です。スポットライトやLEDテープを設置すると、ディスプレイ部分を強調でき、夜のリビング時間をよりリラックスした雰囲気に演出してくれます。

低めの壁面収納

狭いリビングでの省スペース収納テクニック

狭いリビングでも、壁全面を使った収納を取り入れれば床面を広く保てます。高さや奥行きを抑えた家具を選べば、通路や動線に圧迫感を与えずに収納力をキープできるでしょう。
収納内部にはスライド式の引き出しや可動棚を設けるのがおすすめです。限られた空間でも、奥まで使いやすくなるので、見た目以上の収納力を発揮します。
また、扉の開閉スペースが確保しにくい場所では、引き戸タイプや折れ戸タイプを活用するのも有効です。小さな工夫で、使い勝手の向上とインテリアとの調和を同時に叶えることができます。

壁面にピッタリの収納家具

造作収納でオーダーメイドの理想を叶える

既製品ではサイズが合わない場合や、リビング全体の統一感を追求したい場合は造作収納が効果的です。間取りや柱の位置に合わせて設計できるので、デッドスペースを有効に活用できます。
引き戸の仕組みや収納内部の構造など、細部にわたってのオーダーが可能なため、家族のライフスタイルや機器類に合わせた最適なレイアウトに仕上げられます。特に、AV機器の配線処理や放熱対策なども考慮して設計できるのは魅力です。
ただし、造作収納はオーダーメイドのため費用がかかりやすい点にも留意が必要です。長期的に考えて、自宅をより快適にする投資と捉えられるなら、造作による統一感や使い心地は大きな価値を生み出すでしょう。


テレビ周りのケーブル収納&配置アイデア

テレビ周りはどうしてもコードや機器類が多くなりがち。見た目をすっきり整える方法を押さえておきましょう。
テレビボードや壁面収納をカスタマイズする際、ケーブルや電源タップの収納方法も重要な観点です。コードが絡まったり、壁に垂れ下がったりしていると見栄えが悪く、掃除の際にも邪魔になります。
ケーブル用のバックパネルや配線穴を設計段階で組み込んでおくと、後から配線をまとめる手間が軽減されます。また、コード類を隠すことで見た目もすっきりし、リビング全体の印象をアップさせることができます。
AV機器やゲーム機が複数ある場合は、それぞれが熱を持つため放熱経路にも注意が必要です。機器の上に空間を設けるほか、通気口や扉の換気スリットなどを備えておくと、安全に長く使い続けられます。

テレビの下の壁掛け壁面収納

配線すっきり!コード類のまとめ方

最も基本的な方法は、テーブルタップやコードをケーブルボックスに収納することです。さらに配線モールを使用すれば、壁や床に沿ってコードを這わせる際にも見た目がきれいです。
壁面収納自体に配線用の穴を設けることで、コードを家具内に通すことができます。見えない箇所にケーブルをまとめることで、生活動線の邪魔にもなりません。
掃除機をかけるときにもコードが引っかかる心配が減り、日々のメンテナンスがスムーズになります。抜き差しする機器が多いご家庭は、コンセントの位置や個数にも気を配っておきましょう。

テレビまわりの収納

レコーダーやゲーム機の収納センスを高める配置

レコーダーやゲーム機など、リモコン操作が必要な機器は手元からでも操作できる位置や高さを意識すると便利です。背面がオープンになっている場所に置くのも、放熱面で効果的です。
棚板の高さを調整できる可動式のラックを取り入れると、機器のサイズに合わせてジャストフィットに。設置後に機器の買い替えや増設があっても、柔軟に対応しやすいのが利点です。
また、インテリアに溶け込ませたい場合は、扉付きのキャビネットを使うと目立たずに収納できます。使うときだけ扉を開けるスタイルなら、生活感を抑えながらも機能性を損なわないためおすすめです。


設置場所・耐震・安全面のポイント

リビングでの壁面収納は、安全性やメンテナンスも重要です。取り付け方法や災害対策に配慮しながら使いやすい収納を目指しましょう。
家庭内で重いものを収納する場合は、壁への固定がしっかり行われているか確認が大切になります。地震の多い地域では特に、耐震対策を徹底して行うことで家具の転倒被害を軽減できるでしょう。
壁材や間柱、配線などの構造に合わせて、正しい取り付け金具やボルトを選ぶ必要があります。施工経験が豊富な業者や専門家に依頼すると、安心して長く使える収納になるはずです。
また、壁面収納は高さがある分、定期的な掃除やメンテナンスにも注意が必要です。ほこりがたまりやすい上部を拭きやすいよう、踏み台や手入れ用の道具を準備し、清潔で安全な環境を保ちましょう。

壁面への固定方法と補強のコツ

収納家具を壁に固定するときは、壁の裏にある下地材の位置を探してしっかりビス留めすることが基本です。間柱の位置を正確に把握できる機器を使うと安心です。
固定用の金具は、耐荷重や使用環境に合うものを選んでください。上部の転倒防止金具を使うことで、地震時に家具が倒れるリスクを大幅に減らせます。
もし壁に補強が難しい場合は、家具の背面を補強板で強化するなどの対策も検討してみましょう。DIYで取り付ける際には、作業手順や工具の使用方法を正しく把握して進めることがトラブル回避に繋がります。

地震対策と掃除・メンテナンスの基礎知識

地震対策としては、家具転倒防止金具やストッパーを活用する以外にも、重い物をできるだけ下段に収納するなどの工夫があります。重心を低くすることで、揺れによる影響を軽減しやすくなります。
掃除やメンテナンスの頻度は、設置場所やライフスタイルによって異なりますが、特に高い位置にある棚はほこりがたまりやすいので定期的なチェックが欠かせません。扉付きの場合でも、内部にほこりが入り込まないよう注意しましょう。
定期的に家具の金具やネジが緩んでいないかを確認することも大切です。メンテナンスを怠ると、収納力や安全性が低下するだけでなく、見た目も損なわれてしまうので気を付けましょう。


まとめ・総括

以上、リビングの壁面収納を取り入れる上で欠かせないポイントと実例をご紹介しました。自宅の形状や家族構成に合わせて、使いやすく魅力的な収納を実現しましょう。
壁面収納はリビングを広く見せるだけでなく、家族が使うアイテムをスムーズに収納できる利点があります。レイアウトの工夫や安全面への配慮をしっかり行うことで、居心地の良い空間へ変えられるでしょう。
また、見せる収納や省スペース設計など、多目的な使い方が可能なのも壁面収納の魅力です。造作や既製品など予算や好みに合わせて最適な方法を選び、長く愛せるリビングづくりを目指してみてください。
限られたスペースを最大限に活かしながら、おしゃれさや機能性も同時に叶えられるのが壁面収納の強みです。家族のコミュニケーションが増えるリビング空間を目指すために、ぜひこの記事のポイントを参考に検討を進めてみましょう。


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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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