猫も飼い主も大満足!猫家具diyのアイデアや設置方法

猫家具をdiyで取り付けたイメージ

飼い猫のことが大好きで、おうちの中に思いきり遊べる空間を用意してあげたいとは思いつつ、
「部屋が狭くて大きい猫家具が置けない・・・。」
「好みのデザインの猫家具がない・・・。」
「取り付けや設置の自信がない・・・。」
「そもそもあんまりお金はかけたくない・・・。」
というジレンマを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか?
こんな方にぜひチャレンジしてほしいのが、猫家具をDIYで作ったり取り付けてみること。
本記事では、なるべくコストをかけずに猫家具を自作してみたい!設置してみたい!と考えている方向けに、DIYの手順やアイデア、準備するアイテムに至るまでを一挙ご紹介!
実際に販売されている商品や取り付け実例に基づいた製作アイデアの紹介や、設置にあたっての注意点や確認ポイントなどもわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事はこんな方におすすめ

  • 市販の猫家具では、お部屋のインテリアやサイズにフィットするものが見つからない人
  • 愛猫の遊び場や運動不足を解消したいけれど、できるだけコストを抑えながら安全なものを手作りしたい人
  • ワンルームや1Kなどの限られたスペースで、猫のための遊び場と自分の生活空間を両立させたい人
執筆者 執筆者

arne interior
WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。


猫家具DIYの魅力とは?

ネットショッピングの普及もあって昨今では多くの猫用家具を目にすることが多いと思いますが、DIYならではの楽しさとメリットもたくさんあります。
大きなところでは以下の3つ。

  • 愛猫の運動不足・ストレスを解消
  • インテリアに合わせたデザイン性
  • コストを抑えつつ自由にカスタマイズ

順番に詳しく解説していきます。

メリット①:愛猫の運動不足・ストレスを解消

ねこは上下運動や高い場所を好む動物なので、キャットウォークやキャットタワーをdiyで作ったり取り付けることで自由に行き来できる空間が増え、ストレス解消や運動不足を解消することにつながります。
特に室内飼いのネコにとって、走り回れるルートを確保することは健康維持に不可欠なこと。
キャットウォークや階段、キャットタワーやキャットステップといった縦の動線を作ると猫たちの運動量が自然に増えますし、トンネルやハンモックを追加すれば遊びの幅が広がり、猫用の遊具としても活用できてストレス解消にとっても効果的なのです。

メリット②:インテリアに合わせたデザイン性

猫家具を選ぶ際、お部屋の雰囲気をできるだけ崩さないように・・・と考える人は多いはず。
猫が使うということもあって、既製品だと比較的ナチュラルな印象のアイテムが多い猫家具ですが、例えば洗練されたホテルライクなお部屋にお住まいの方にとって、これらのナチュラルなテイストのものをうまく合わせるのは至難の業。
その点DIYなら色や素材、形状を自由にアレンジできるため、お部屋のテイストに合わせたものが取り入れられます。
昨今ではSNSなどさまざまな媒体でDIYのやり方やアイデアを発信している人がいますので、ほしい猫家具がない!という人ほどDIYを取り入れるのがベストかもしれませんね。

メリット③:コストを抑えつつ自由にカスタマイズ

既製の猫家具は機能性が高い反面、高価格なものも少なくありません。
まして専門業者などに造り付けでキャットウォークやキャットステップを設置するとなると、ビックリするようなお値段になることも・・・。
その点DIYなら、必要な材料を自分で選ぶことで予算をコントロールしながら作ることができます。
家具自体を作るだけでなく、必要な工具や取り付け金具を準備すれば、自分自身でローコストに取り付けや固定が可能に。
この場合はもちろん専門的な知識や経験が必要になるので、後述するような事前準備を抜かりなく行うようにしましょう。


猫家具DIYに必要な材料と道具

猫家具DIYに必要な道具のイメージ

自分で猫家具を作るには、大きく分けると「材料」と「工具」の2種類が必須です。
順に見ていきましょう。

木材(2×4材など)・棚受け金具・ネジ

キャットウォークやタワーのフレームづくりには、2×4(ツーバイフォー)材が定番です。
しっかりした厚みと幅があるため強度を確保しやすく、ホームセンターでも気軽に調達できるので、棚部分はもちろん市販の突っ張り金具を併用して壁や天井とのつっぱり棒方式のフレームにも活用できます。
また、壁にキャットウォークやキャットステップを固定する場合は耐久性の高い棚受け金具と適切な長さと太さのネジが必須。
猫が走り回ったり飛び乗った時の家具への衝撃は、猫自身の体重以上の衝撃になるとも言われているので、脱落や破損が起きないように鉄製やステンレス製のしっかりとした棚受け、ねじを使うのが鉄則です。
また、金具を取り付ける際に注意したいのが柱や壁の下地をしっかり確認すること
特に日本の住宅の場合、石膏ボードに直接ネジを打ち込むと抜け落ちるリスクがあるため、下地センサーなどを活用して確実に固定するようにしましょう。
もしこれらの確認に自信がない場合は無理をせず、住宅の施工会社や賃貸管理会社、専門業者などに相談することをおすすめします。

ノコギリ・ドリルドライバー・サンドペーパー・メジャー・水平器

作業に必要な工具はノコギリ、ドリルドライバー、サンドペーパー、メジャーと水平器などが挙げられます。
特に木材のカットはもっとも時間のかかる作業となりますが、作業スペースが確保できる場合は電動丸ノコを用いれば大幅に作業時間を短縮できます。
スペースの限られている方やDIY初心者の場合は、ホームセンターのカットサービスを活用するのも一つの手。
サイズで失敗しないよう、材料や設置部分各所の寸法計測をお忘れなく。
また、猫の肉球は非常に敏感なのでサンドペーパーでの仕上げもできる限り行いたいところ。
木材の角や表面を滑らかに整えることで、猫が爪を引っかけたり尖ったところが突き刺さることを防ぎます。


DIYで作れる猫家具の種類と設置イメージ

それではここからは、実際DIYでチャレンジしていただきたい猫家具のアイデアや設置イメージを、実際の商品を見ながら解説していきます。
実例を参考にアレンジしたり、新たなデザインを創造したりなど自分流に楽しんでみましょう。

①キャットウォーク

まずはキャットウォークのアイデアから。
壁に沿って設置するキャットウォークは、部屋の空間を有効活用する代表格です。
例えばリビングのテレビ周りにキャットウォークを設置したいと考えたとき、テレビ台を囲うような大型の壁面テレビ台兼キャットウォークシステムをイメージする方も多いと思いますが、見た目にもボリューム感があってテレビ周りをスッキリさせたい方にはイマイチ。
その点写真のようなL字型のキャットウォークであれば必要なところに必要な分だけ追加できるので、テレビ周りの圧迫感を減らしつつ猫の回遊動線を作り上げることができるのです。
猫の飼い主さんの中には、テレビ自体の転倒防止目的で壁掛けで固定されている方も多いと思いますので、実例のように壁掛けテレビ×壁掛けキャットウォークは相性抜群で非常にオススメですよ。

商品価格

19,800円

サイズ
約幅905 奥行210 高さ215 mm
材質
[本体]合板、ウレタンフォーム      [張地]アクリル100%(モケット生地)
仕様
日本製/完成品/壁掛け用フック4個付属
耐荷重
約15kg(本体重量を除く)
重量
約3kg
シリーズ名
arneco

②キャットステップ・キャットタワー

お次はキャットステップ。
キャットステップは狭い部屋でも導入しやすく、階段代わりに壁に取り付けられる薄型ステップが便利です。
①と同様に壁掛け固定できるキャットウォークを階段のように設置することで、大掛かりなキャットタワーやステップを設置しなくても上下移動が可能になります。
また、実例のように好きなサイズや段数にカスタマイズできる本棚を組み合わせることで、省スペースながらも効率のよい壁面キャットステップシステムができあがります。
狭いお部屋でお悩みの飼い主さんにはピッタリですね。

商品価格

9,800円

サイズ
約幅598 奥行200 高さ200 mm
材質
強化紙化粧合板
仕様
日本製/完成品/壁掛け用フック3個付属
耐荷重
約15kg(本体重量を除く)
重量
約5.5kg
シリーズ名
arneco

③キャットハウス

続いてキャットハウスのアイデア。
キャットハウスというとハードルが高いようにも感じますが、ペットのプライベートスペースを作ることは猫が心理的安心感を得るうえでとっても大事なスペースなので、ぜひともチャレンジしていただきたいところ。
画像のように、猫1匹が入れるくらいの大きさで扉もつかないオープンタイプのハウスでもプライベートスペースとしては十分なので、まずはこのようなハウスを作るところから始めてみるのもいいかもしれませんね。
画像のように、よく移動するキャットウォークなどの動線上に壁付けで固定すると使用頻度も上がって〇。
ただし他の家具と違ってボックス状で重量がかさむので、家具自体の強度や固定方法については綿密に確認したいところ。
ちなみにこちらでご紹介の商品であれば、厳重な耐荷重試験や落下試験をクリアしているので、このような上級者向けの家具については市販品に頼るのも一つの手。
状況や予算に応じて検討しましょう。

商品価格

69,800円

サイズ
約幅560 奥行250 高さ410 mm
材質
木製、ポリレジン樹脂
仕様
日本製/完成品/壁掛け用フック3個付属/爪とぎ用ダンボール2個付属
耐荷重
約15kg(本体重量を除く)
重量
約6kg
シリーズ名
arneco

④爪とぎ

猫の飼い主さんにとって意外と盲点なのが、爪とぎ家具の有無。
こちらでご紹介しているように、猫は性格的に爪とぎをする生き物なので、お気に入りの爪とぎがないと他の大事な家具にその矛先が向かってしまうことも・・・。
そうならないように、爪とぎ家具をDIYで作ってみるのもおすすめです。
こちらは先にご紹介したキャットウォークの接地面に、爪とぎ用段ボールを埋め込んだようなデザインでキャットウォーク×爪とぎを両立させたアイデア。
動線上で回遊しながら爪とぎができるので、猫の使いやすさもアップしつつデザイン面でもインテリアに溶け込みやすく〇ですね。

商品価格

45,800円

サイズ
約幅560 奥行288 高さ205 mm
材質
木製、ポリレジン樹脂
仕様
日本製/完成品/壁掛け用フック3個付属/爪とぎ用ダンボール2個付属
耐荷重
約15kg(本体重量を除く)
重量
約3.5kg
シリーズ名
arneco

猫家具をDIYする際の注意点

DIYならではの作り方や取り付け方をする分、安全面や設置場所については事前に入念なチェックが必要です。
猫は予測不能な動きをすることがあるので、家具の耐久性と安定感は何より重要。
以下の注意点をしっかり把握して、十分な強度設計と猫の安全確認を行いましょう。

注意点①:耐荷重を考慮した安全設計

たとえ体重が軽い猫でも、ジャンプや複数匹による同時使用などで負荷がかかる場合があります。
使用する金具や木材がどれだけの重さに耐えられるかを考慮し、余裕を持たせた設計を心がけましょう。
目安としては、キャットステップやキャットタワーの足場部分の耐荷重でおよそ15kg程度
また、棚板が頑丈でも取り付けが甘かったり、取り付け金具の強度が足りないと破損や脱落のリスクが出てきます。
キャットタワーやキャットウォークは支柱や壁面との接合部が一番力がかかるので、ネジがしっかり奥まで入っているか、部品同士の噛み合わせにガタつきがないかを細かく確認、検証してください。
特に高い場所ほど猫が勢いよく飛び乗った際の衝撃は大きいため、柱や壁の下地を探して頑丈な固定を行うのが基本です。
下地探しに自信がなければ、スタッドファインダー(下地センサー)を活用するか、無理せず専門業者に施工をお願いしましょう。

注意点②:採寸と設置場所の確認

2つ目に気を付けたいのが「採寸」。
ここでいう「採寸」とは、置きたい家具自体のサイズ確認と、設置場所のスペース確認の2つの意味を指しています。
例えばキャットタワーやキャットウォークの足場の幅サイズは、猫1匹であれば20cm程度、多頭飼いでゆとりを持たせた設計にしたいなら30cm程度を目安にしましょう。
設置する高さも重要で、キャットステップを階段状に設置したい場合は、高低差を20~30cm程度、また水平間隔は15cm~20cm程度に設定すれば、老猫や体の大きな猫も無理なく利用できます。
家具自体の大きさだけでなく設置環境に問題がないかも必ず押さえておきたいところで、例えば

  • 設置を想定している壁の広さはどれくらいか?
  • 窓やドアの位置は?(脱走してしまわないか)
  • 生活動線の邪魔にならないか?
  • 飼い主さんの手が届く範囲か?(=メンテナンスがしやすいか)

などなど、設置にあたって注意しないといけないことは多岐にわたります。
失敗を防ぐためにも、できるだけ事前に設計図を描いて具体的なサイズやスペースを把握した上で設置イメージを固めると、スムーズに作業が進みますよ。

注意点③:仕上げやメンテナンスの重要性

キャットタワーやキャットハウスなどを製作設置する場合は、猫が触れる場所の仕上げにもぜひ気を使ってあげてください。
木材などをカットする際にどうしてもささくれやバリが発生し、それをそのままにしてしまうと猫のケガにつながります。
製作段階や設置段階で角を丸めたり、表面をサンディングするなど怪我防止の工夫を徹底しましょう。
家具の角がどうしても気になる!という場合は、市販品で幼児向けの家具用コーナーガードもあるので、仕上げとあわせて検討しましょう。
また木製品の仕上げに塗装を考えている場合は、油性ペンキやラッカー塗料といった有害性の高い塗料はできるだけ避けて、猫が舐めても害の少ないオイル系の自然塗料や蜜蝋ワックスを選ぶのが〇。
仕上げたいイメージや塗装の耐久性に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。


DIYで猫家具を作るのはやっぱり不安・・・。そんな方へ!

猫家具をdiyで取り付けたイメージ

ここまでDIYで猫家具を作ったり設置するための準備や手順についてご紹介してきましたが、
「こんなに準備できない・・・」「DIYできる自信もない・・・」「猫たちが安心して使えるか不安・・・」「でも安く済ませたいし・・・」
という方もいるはず。そんな方に朗報です!
arneオリジナルの猫家具シリーズ「arneco」がそのお悩みを全て解決します。
豊富なサイズや色柄、パターンを展開しており、猫や飼い主さんの好みに合わせて組み合わせも自由自在。
壁面が石膏ボードであれば、付属の壁掛けフックで簡単かつ頑丈に取り付け&取り外しが可能で、特許技術のストッパーにより耐久性や耐震性もバッチリ
さらに強度が必要な場合はDIYで下地に向かってねじ止めすることも可能です。
また、設置スペースや用途に合わせて自在にサイズや仕様をカスタマイズできるので、造り付けのようにおしゃれで洗練された空間も夢ではありません。
カンタン・おしゃれ・手軽でリーズナブルに猫家具を設置したい方、是非とも「arneco」シリーズを検討してみてはいかがでしょうか?


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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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