海外風のおしゃれな部屋を作るには?狭い部屋でも真似できるカラーコーディネートとレイアウト
広い部屋を最大限に利用して、ワークスペースや休憩スペースがオープンな空間に設けられたおしゃれな海外オフィス。
こんな場所で働けたら、こんな空間で生活できたら……そんな憧れを持つ方も多いでしょう。
本記事では海外オフィスを参考にリノベーションやリフォームをせず、お住まいのリビングやワンルームに取り入れられるインテリアコーディネートアイデアをご紹介します。
おうち時間をより快適に過ごせる部屋作りにおすすめなarneの家具もご提案しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
海外風の部屋って?
海外の部屋というと天井が高く窓も大きい、広々とした開放的な空間にお洒落な大型家具やアンティーク家具などを配置し、個性的な壁面アートが飾ってある部屋を思い浮かべる方が多いはず。
比べて日本は、限られた空間に必要最低限の家具を配置、装飾も最低限なお部屋が一般的です。
海外風インテリアでよく見る暖炉を取り入れ、マントルピースなどの装飾を贅沢にこだわった大掛かりなリノベーションをするという方法は魅力的ですが、そう簡単にはいかないもの。
ですが家具の配置やカラーコーディネート次第で、ご自宅を理想の海外風に見せることも夢ではありません。
一般的なオフィスではあまり見かけないカラーを取り入れた海外風オフィスの実例を見ながら、おしゃれな部屋作りのポイントを解説していきましょう。
海外風部屋づくりのポイント①|どんなテイストにしたいか決める
ソファー/ローテーブル/デスク/デスクチェア/カウンター/カウンターチェア
「海外風」と言ってもテイストは様々。
人気の北欧スタイルやブルックリンスタイル、カラフルなアジアンリゾートテイストやアメリカンスタイルなど。
海外風の部屋を作るにあたってどんなテイストの部屋にしたいか、自分のライフスタイルにはどのようなテイストが合っているかなど、まずは明確にコンセプトをイメージしましょう。
海外風部屋づくりのポイント②|使いたいカラーを決める
理想の部屋のスタイルが定まったら、それに沿ったテーマカラーを決めてカラーコーディネートすることが重要です。
カラーの配色で基本となる黄金比率は【70:25:5】と言われています。
配色で最も大きい配色を占める「ベースカラー」
面積を占めるメインの色を「メインカラー」
差し色となる「アクセントカラー」
これらを決めて組み合わせることでバランスの取れたコーディネートが実現します。
色が多すぎるとごちゃついて見えるためベース・メイン・アクセントの3色でまとめるのが一般的とされていますが、多色使いをする際にはアクセントカラーの比率を抑え、そのカラーを2色程でまとめるとおしゃれな印象がアップ。
アクセントカラーはベースやメインカラーに溶け込まないようビビッドな色や正反対の色を取り込むことで、その場所や家具が引き立ち華やかな空間となり海外風の部屋に一歩近づくことができます。
このようなコツを踏まえて色合いを選べばカラーコーディネートの失敗は防げるはずです。アクセントカラーと部屋全体の統一感を重視し、バランスの良いコーディネートを心がけましょう。
家具の色を変えるだけで印象が変わる!リビングのカラーコーディネート例
ソファー(左)/ソファー(右)/ローテーブル/デスク/チェア(左)/チェア(右)/オープンラック
内装を変えるのは難しいですが、カラーコーディネート次第でお部屋の印象を変えることができます。
前述した黄金比を踏まえ、ナチュラルカラーの部屋にグリーンをアクセントとして取り入れた北欧テイスト。ホワイト・ブラウン・ブルーでコーディネートした西海岸スタイルの部屋。
どちらも全く同じワンルームの間取り、同じ家具を使用していますが色合いを工夫するだけで大きく印象が変わります。
一人暮らしやワンルームの場合、全ての家具を変えることが難しい場合にはクッションカバーやラグを変えるだけでも印象は変えられます。
気軽にイメージを変えたい、頻繁に模様替えをしたくなる方はベーシックカラーのソファを選ぶのがおすすめ。ソファがシンプルであれば、遊び心のあるクッションなど少し奇抜なものを選んでも失敗は少ないでしょう。
その際のアイテム選びはセンスの見せ所。目指すテイストとカラーを明確にし、そのイメージを固めることが理想の部屋作りへの近道です。
海外風部屋づくりのポイント③|部屋のポイントとなる場所を作る
壁に写真やアートを飾ることで、部屋の注目ポイントとなる場所を作ることができます。大きな絵画やタペストリー、壁に設置できる観葉植物を飾るのもおすすめ。壁の印象を変えると空間が一気に海外風になります。
この時、小さなものをたくさん配置するのではなく大きなものに絞って配置することで空間が引き立ち、海外インテリアを強く印象付けることができます。お気に入りのものを飾れば気分も上がり、より快適な部屋作りが叶うでしょう。
海外オフィスを参考にしたリビングコーディネート例
ソファー/ローテーブル/テレビ台/デスク/デスクkチェア/ウォールラック/ダイニングチェア
ソファはお部屋の印象を決める大切なアイテムです。目指すテイストに合った大きな家具を置くことで、一気に海外インテリアに近づくことができます。グレーやベージュなどどんなお部屋にも馴染む色も良いですが、ポイントとなるようなカラーを上手に使えば部屋の印象をガラっと変えられます。
今回は海外オフィスのカラーコーディネートを参考に、木目家具を基調としたシンプルなリビングをオレンジのソファーメインにコーディネート。カラフルなアイテムを多く取り入れてしまうと、子供部屋のようなポップなイメージになってしまいますが、シンプルな空間に1点だけポイントとなるカラーのアイテムをプラスすることで上品で高級感のある雰囲気に。
壁紙の色を変えるのが難しいときには、カーテンを変えるだけでも印象が大きく変わります。時間と手間がかかるDIYなどを行わないよう工夫とアイデアでコーディネートしたリビングダイニングです。
ソファ周りのレイアウト
海外風のお部屋には、インパクトのあるデザイン家具があることが理想的。全ての家具をユニークなものにする必要はありませんが、部屋のポイントとなる個性的なアイテムがひとつでもあるとグッとおしゃれな海外風イメージに近づきます。
今回はソファの形こそシンプルなものの、ビビッドなカラーのソファを選ぶことで海外風インテリアを印象づけました。また大きな家具で圧迫感が出ないようロータイプのソファーを配置。
海外風インテリアに欠かせない壁面装飾には絵画やポスターもおすすめですが、お手入れ不要の壁面観葉植物を取り入れることでリゾート風のお部屋を印象付けることもできます。また、床に置く観葉植物とは違い場所を取らないので動線の確保ができるのもポイント。アジアンリゾート風のお部屋に欠かせないラタンの家具とも相性抜群のアイテムです。
目を引く印象的なアートを探して自分好みのものを見つけるのは大変ですが、arneの壁面観葉植物は豊富な種類からお選びいただけるので理想的なものが見つかり、すぐに実践できるはずです。
テレビ周りのレイアウト
家族の視線が集中しやすいテレビ周りは注目ポイントを取り入れやすい場所です。テレビボードの脇にグリーンを配置したり、壁におしゃれなアートを飾ったり。何を置いても自然と目線に入るため海外インテリアを印象付けるアイテムを置くことで、部屋全体にそのイメージを付けやすくなります。
テレビ台を選ぶ際は海外インテリアの特徴でもある開放感を感じさせるため、ハイタイプのテレビ台は避けた方が良いでしょう。圧迫感の少ないローボードを選ぶのがおすすめです。
ワークスペース周りのレイアウト
今回のコーディネートではビビッドカラーのソファを主役としているので、ワークスペースはベースカラーのホワイトで統一。
壁面に取り付けたウォールラックには、デスク周りに散らかりがちな小物を収納しておけるのはもちろん、雑貨や洋書などの本を飾ればグッと海外風のイメージに近づけることができます。
部屋全体のバランスを崩さないよう意識しつつ、モダンな雰囲気をプラスしたワークスペースコーディネートです。
海外風部屋作りにおすすめのアイテム
広い座面が人気の三人掛けローソファー
大きなソファは海外風の部屋を作るのに欠かせないアイテム。部屋の印象を左右する大型家具はポイントとなる大胆なカラーを選ぶと、より外国風インテリアを印象付けます。またソファの生地が変わるだけでも異なる雰囲気になるので、素材選びも重要です。
arneのソファはさまざまな生地から選ぶことができる上に、シンプルな部屋に映えるビビッドカラーやモノトーンなど、豊富なカラーバリエーションがあるためテイストに合ったものがきっと見つかります。
一人暮らしにもおすすめなローテーブル
一見シンプルなデザインのテーブルですがスタイリッシュな脚が斜めに取り付けられていたり、小物類の収納に便利な引出しの取っ手はカラーによって異なったりと、細部にまでこだわりの詰まったローテーブルです。ソファテーブルとしてはもちろん、床に座っての作業もしやすい高さです。
壁掛け観葉植物でリゾート風空間を演出
海外風インテリアを演出するのに欠かせない壁面装飾を、壁掛けの観葉植物にすることでお部屋が華やかになります。また光触媒加工で太陽光や照明などのライトを利用して、消臭・抗菌の効果も発揮してくれる優れもの。
植物に挑戦したいけどお手入れに不安がある方は、まずフェイクグリーンを取り入れるのもおすすめ。テクニック不要、飾るだけで部屋がおしゃれになるアイテムです。
おしゃれなパソコンデスク
脚と天板カラーを選んで組み合わせができるので、どんなテイストの部屋にも合わせることができます。
おしゃれ、かつ快適な空間作りにはお部屋に合った家具選びが最も重要。見た目のスタイリッシュさで高級感のある雰囲気作りに一役買ってくれる人気のテーブルです。
座り心地の良いデスクチェア
温かみのあるウッド脚が特徴のカバーリングチェアー。カバーの取り外しができるので、模様替えなど部屋のテイストや気分を変えたくなったときにも簡単に対応できるのが嬉しいポイントです。
コンパクトでどんな部屋にでも馴染む人気の椅子は豊富な生地とカラー、脚の色も選んで購入することができます。
賃貸でも簡単に設置できるウォールラック
デザイン性の高いアートパネルなどで部屋の印象を変えるのも良いですが、実用性を兼ねたウォールシェルフも人気のアイテムです。外国風の雑貨をディスプレイしたり、お気に入りの本や小物を収納したり。壁を有効活用しながらお洒落に飾ることができます。
生活感を隠したい場合には、扉付きのウォールシェルフも取り扱いがございます。サイズオーダーも行っていますので、ほしいサイズがない場合もお気軽にご相談ください。
理想的な海外風のお部屋を目指して
海外風の部屋作りのコツや雰囲気づくりに役立つ家具をご紹介しました。
本記事でご紹介したカラーコーディネートは、ワンルームやリビングだけでなくベッドルームなどにも応用ができます。
海外の映像でよくみかけるベッドルームは、枕やクッションがたくさん置いてあるのが特徴的です。お部屋全体はベーシックなカラーで揃え、アクセントカラーを取り入れたファブリックアイテムを置くことで、手軽に海外風ベッドルームを演出することができます。
こちらの記事でおしゃれなベッドルームを作るコツをご紹介していますので合わせてご覧ください。
>>シングルベッドを2つ置いた6畳の寝室レイアウト
好きなアイテムだけを単純に集めてしまうだけでは、統一感のある空間から遠ざかってしまいます。
理想のテイストを明確にイメージして全体のバランスを意識し、素敵な海外スタイルのお部屋を目指しましょう!
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このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。