迷ったらニュートラルカラーを!初心者にもやさしい、飽きない色の選び方
部屋の配色で迷った時には、取り入れやすいベージュやグレーなどのニュートラルカラーがおすすめです。こうした色合いは落ち着いた印象を与え、主張が激しくないため初心者でも使いやすく、長く飽きないカラーとして人気があります。また、ニュートラルな色はどんな家具やインテリアとも相性がよく、模様替えやアイテムの追加もしやすいというメリットがあります。穏やかで控えめなカラーを基調とすることで、リラックス効果も期待できるため、居心地の良い空間を演出したい方にも最適です。本記事では、ニュートラルカラーの魅力や優しい配色を取り入れたレイアウト実例をご紹介していきます。

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WEB事業部 愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。
ニュートラルカラーとは?
ニュートラルカラーとは、ホワイトやベージュ、グレー、ブラウンなどの落ち着いた自然素材をイメージさせる色合いのことで、ニュートラルとは中間色を表し、シンプルでナチュラルな印象を与え、どんな素材の家具やインテリアにも合わせやすいのが特徴です。 部屋の模様替えをする際、ニュートラルなトーンを選べば、季節を問わず暖かで飽きの来ない空間を演出できます。また、多様な素材とも調和しやすいため、木や麻など自然素材を取り入れたインテリアを楽しむのも素敵です。ニュートラルカラーを上手に取り入れ、心がくつろぐ快適な空間づくりを楽しみましょう。
無彩色+低彩度カラーで作る優しい世界
ニュートラルカラーには無彩色や低彩度のカラーが含まれます。無彩色とはホワイトやグレー、ブラックのような色味を持たないカラーで、シンプルモダンなイメージを演出できることから、インテリアでも人気なカラーです。無彩色をベースに彩度の低いベージュやブラウン、アイボリーなどを組み合わせることで、空間に温かみと親しみやすさをプラスできます。こうした色の組み合わせはシンプルでありながら、居心地よく安心感のある暮らしを演出します。控えめな彩度とニュートラルカラーの選択が、心地よい暮らしを支えてくれるでしょう。
代表的な色たちの特徴
ホワイトやベージュ、グレーなどのカラーは、おしゃれな空間作りで定番のカラーです。ホワイトは清潔でシンプルな印象を与え、部屋を明るく広く見せる効果があります。ベージュは優しくナチュラルな雰囲気を醸し出し、どんな家具とも相性よくコーディネートできます。グレーは落ち着いたモダン洗練の印象で、洗練された空間作りに欠かせない定番カラーと言えるでしょう。こうした色はベースカラーとして使いやすいため、アクセントカラーをプラスするとさらに魅力的になります。特に、グリーンなどの植物やアクセント小物を加えることで、空間に生き生きとした雰囲気をもたらします。代表的なカラーの特徴を理解して、自分らしい居心地の良いおしゃれな部屋を作ってみましょう。
ニュートラルカラーがもたらす効果
家族が集うリビングや個人の時間を過ごす寝室など、ニュートラルカラーを取り入れることで生まれる効果はさまざまあります。ここでは、インテリア初心者の方にもおすすめしたいメリットについて具体的にみていきましょう。
視覚的な安らぎと開放感
ニュートラルカラーの大きなポイントは、暮らしに視覚的な安心感や落ち着きを与えることです。彩度が低いので刺激が少なく、無理なくリラックスできます。部屋の壁紙や大きな家具を、アイボリーやホワイトなどの落ち着いた色合いにするだけで空間に奥行きを感じられ、暮らしもよりリラックスした雰囲気へと生まれ変わります。程よく抑えたトーンの色調にこだわれば、視覚的なストレスも少なくなり、毎日の暮らしに穏やかな癒しが生まれるでしょう。
暮らしを引き立てる背景としての魅力
ニュートラルカラーは主役となる華やかな色ではなく、暮らしの中でアイテムやデザインを引き立てる、控えめで上品な色です。シンプルな背景でまとめられたデザインの空間には、アクセントカラーを取り入れたアイテムが一層際立ち、視覚的にも鮮やかなリズムを作ります。派手になりすぎず、安心感のあるなじみ深いカラーをベースに用いることで、個々のアイテムや家具の魅力が自然と引き立つでしょう。ニュートラルな背景だからこそ、カラフルな小物が暮らしに決定的なアクセントを加え、デザインバランスも良好になる効果も期待できるため、自分らしいインテリアスタイルを実現できる、理想的な背景色とも言えます。
時間や季節に左右されない万能なカラー
ニュートラルカラーは壁紙や家具などのインテリアと合わせやすく、季節感や時間帯を問わず快適な空間づくりを手助けしてくれます。北欧テイストはもちろんのこと、どんなスタイルの部屋にも馴染んでくれるため、時間が経っても飽きることなく楽しめます。長く愛用する家具や床、壁紙にも採用しやすく、コストパフォーマンスにも優れたカラーです。
取り入れ方のコツ
ニュートラルカラーを取り入れたおしゃれな部屋に仕上げるためには、いくつかの基本的なコツがあります。ここからは、簡単に取り入れられる具体的なポイントをいくつかご紹介していきます。
色数は3色以内が基本:トーンを揃えるのがカギ
家具の配色では、多くの色を使わずに3色以内に抑えるのが基本的なバランスの秘訣です。彩度を抑えたホワイトやグレーを組み合わせれば、統一感がぐっと高まりますし、インテリアなどのイメージもまとまりやすくなります。ベージュ×ブラウン×ホワイト、グレー×ホワイト×ナチュラルな色など、自分らしい組み合わせを選びましょう。
素材感で奥行きを出す:木、リネン、石などの合わせ技
心地よく洗練された空間づくりにおいて、単調にならず奥行きを持たせるには、素材や質感の組み合わせがポイントです。例えば、温かみのある木の家具に、ザラザラした質感のリネンのファブリックを合わせ、重厚感を持った石を部分的に取り入れれば、自然素材の持つ美しさが互いを引き立て合い、豊かな表情や奥行きを生み出します。自然素材それぞれが異なるニュアンスを持つため、組み合わせによって空間全体の居心地にも影響を与えます。素材感のバランスを意識しながら、立体的で温かみのあるインテリアを完成させましょう。
抜け感を意識する:光と空間の余白を味方にする
空間にシンプルでナチュラルな印象を与えるためには、適度な抜け感を意識することが大切です。部屋に光や空間の余白を残すことで窮屈さがなく、リラックスした気持ちになれるでしょう。たくさんのアイテムを詰め込みすぎるのを避け、あえて余白を作ることで、ひとつひとつの家具や雑貨が際立ち、それぞれの魅力が引き立ちます。また、窓辺をすっきりさせることで自然光が入りやすくなり、明るく開放的な雰囲気になります。アイテムを飾り過ぎない空間づくりを心がけることで、居心地の良さと快適さを同時に実現できます。
部屋別・ニュートラルカラーを使ったコーディネート実例
部屋ごとにカラーを少しずつ変えつつも、全体を中立的な色でまとめれば、お部屋全体が統一感のあるおしゃれな仕上がりになります。ここからは、優しいニュートラルカラーを使った具体的なお部屋別の実例をご紹介します。
リビング:リラックス感を重視した配色バランスを意識する
家族が集まるリビングは、居心地の良い空間づくりがおすすめです。リラックス感を演出するたに、ベージュやブラウン、ホワイトなどのナチュラルな配色を意識すると良いでしょう。柔らかなベージュのソファにブラウン系の木製家具を組み合わせることで、優しく穏やかな雰囲気が生まれます。さらに壁やカーテンなどの素材にホワイトを選べば、清潔感や広がりも感じられます。少し寂しい印象になる場合は、アクセントとして観葉植物などのグリーンを添えると、自然を感じさせる癒し効果も加わります。家族の日常に寄り添う、心安らぐリビング空間を目指しましょう。
寝室:色味を絞って深い落ち着きを演出
寝室は一日の疲れを癒す大切な場所です。落ち着いた雰囲気を作るために、色味を絞ることがポイントです。特にグレーは静けさと落ち着きをもたらし、寝室に最適なカラーといえます。壁や寝具にグレーを選ぶことで、深みのあるシンプルな雰囲気が漂い、穏やかな眠りにつながります。また、アイボリーをカーテンやラグ、小物類に取り入れると、柔らかな質感と温もりが加わり、居心地の良さがアップします。色味を抑えた空間づくりによって心が静まり、リラックスした時間を過ごせる寝室に仕上がります。
まとめ:自分らしく整える、静かな心地よさ
明るすぎず、暗すぎない心地よいトーンのカラーは、気持ちをリセットして静かな心地よさへと導いてくれます。ニュートラルなカラーを取り入れたインテリアは主張しすぎないため、ゆったりと落ち着いた空間を生み、心と体を穏やかにしてくれます。色や物をシンプルに整えることで、自分自身が大切にしている生活の軸が見えてくるかもしれません。本記事を参考にニュートラルなカラーを取り入れ、心地よさを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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