洗面台整理のコツと収納アイデア大特集

洗面台は日々の身支度や清潔を保つために欠かせない場所ですが、物が溢れやすく、整理整頓に悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、洗面台周りの収納ポイントから具体的なアイデアまで、使いやすさと見た目の美しさを両立させるコツをたっぷりとご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
- 洗面台のごちゃつきを解消したい方
- 限られたスペースを有効活用したい方
- 毎日の身支度を快適にしたい方
- 機能的で美しい洗面台にしたい方

arne interior
WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。
洗面台整理を始める前に押さえておきたいポイント
まずは洗面台を整理するうえでの基本的なポイントのデザイン面と機能面の両立の重要性を確認しましょう。洗面台は朝や夜、複数回にわたって使われる場所だからこそ、置く物や道具が増えやすい傾向があります。先にどの道具がどのくらいの頻度で使われるかを把握することで、そこから優先的に収納場所を決めると効率的です。特に毎日使う物は取り出しやすさが求められるので、最前列や手に取りやすい位置への配置が望ましいでしょう。
また、洗面台周辺は水滴や汚れが飛び散るため、素材選びも含めて清掃の手間を減らす工夫が大切です。ケースやトレーを使えば物が直置きされる状況を避けられ、汚れても簡単に拭き取りやすくなります。デザインを統一しておくと、清潔感がアップして視覚的にもすっきりとした空間を演出できます。
容器やケースのデザインを統一して見た目すっきり
色や素材が異なるボトルや小物ケースが混在すると、見た目のごちゃつき感が増してしまいます。できるだけ同じカラーや同じシリーズの容器を使用すると、視覚的なノイズが減って洗面台が広く感じられます。さらに統一したデザインの容器にまとめることで、日々の掃除もしやすくなる点がメリットです。
使用頻度とカテゴリー別に分けて収納
まずは毎日使うスキンケア用品や歯ブラシなどを手前の取り出しやすい場所にまとめ、それ以外のアイテムは奥のスペースを活用すると整理が進みやすくなります。カテゴリーで仕切りを作っておくと、必要なものをすぐに見つけられるだけでなく、戻す場所も分かりやすくなります。使用頻度が高いアイテムを常に見直す習慣をつけると、洗面台周りの散らかりを防止できるでしょう。
デッドスペースを活かせば収納力UP
洗面台下や扉裏、鏡裏などのデッドスペースをうまく利用することで、収納できるアイテム数が格段に増えます。扉裏には小物ポケットやフックを設置して乱雑になりやすい細々とした道具を一括管理するのも方法の一つです。デッドスペースを活かした収納は、洗面台の表面をスッキリ保つ鍵となるため、活用できる場所を探してみましょう。
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洗面台周りの収納アイデア
洗面台まわりの収納を工夫することで、見た目をスッキリさせながら使い勝手を向上させましょう。
洗面台周りは、タオルや歯ブラシなど使用した後に水滴や汚れがつきやすいアイテムが集中するエリアです。短い距離で複数の動作が行われる場所でもあるため、収納を工夫しておくと少ない動作で出し入れが完結します。さらに、ラベルや色を合わせた収納用品を使えば、見た目の美しさにも配慮できるでしょう。
オープン収納と隠す収納を使い分けることもポイントです。取り出しやすさを重視したいタオルや頻繁に使う歯ブラシ、ヘアケアに使う小物はオープン収納にすると動作がスムーズになります。一方で、見せたくないものやストックなどはボックスや扉付きの収納内に隠すと、洗面台がゴチャついて見えません。
タオルは吊るす・たたむ・ボックスにまとめるなど工夫する
タオルは意外に場所を取るため、適切な収納方法を選ぶと空間を有効活用できます。使用前のタオルはかごやボックスに入れて清潔に保ち、使用後はタオルハンガーにかけてしっかり乾かせるようにしましょう。カゴやボックスは色や大きさを揃えると統一感があり、見た目もすっきりと整った印象になります。
マグネットフックや突っ張り棒で“小物の浮かせる収納”を実現
洗面台の壁面や鏡面にマグネットフックや突っ張り棒を取り付けると、小物を浮かせて置けるので作業スペースが広がります。歯ブラシやヘアブラシを浮かせておけば、水垢の発生を抑え掃除もしやすくなるのがメリットです。また、洗面台周りに置き場が少ない場合でも、壁を使った収納を取り入れることでスッキリ感を保ちつつ収納力をアップできます。
小物入れを使って洗面台まわりのゴチャつきを解消
歯磨き粉や整髪料など、形や大きさがバラバラのアイテムは仕切り付きのトレーやボックスを導入すると楽にまとめられます。取り出す時に倒れにくく探しやすいので、忙しい時間帯でもスムーズに使いこなせるようになるでしょう。コンパクトなアイテム同士が混在すると散らかりやすいので、アイテムの大きさや用途ごとに仕切りを設けるのがポイントです。
洗面台下スペースの整理法

洗面台下の扉内は大容量収納として活用できますが、工夫次第でさらに取り出しやすくなります。
洗面台下は背の高いボトル類やストックをまとめて収納できる貴重なスペースです。ただし、奥の物が出しにくくなるケースも多いので、手前と奥で整理方法を分けるのがおすすめです。必要な分だけを手前に引き出せるケースや引き出し式の棚を取り入れれば、奥まで無理なく使いこなせます。
また、扉内に突っ張り棒を渡してハンギング収納を加えると、洗面台下空間に新たな段を作るように物を仕分けできます。ボトルが多い場合には、高さを調整できる棚やスタッキングボックスを使うとより効率的です。空きスペースを活用して洗剤やストック品を管理することで、洗面所全体の見た目と作業性が格段に向上します。
高さを活かした引き出し・棚で収納を増やす
洗面台下のスペースは高さの余裕があるため、スタッキング可能なボックスや高さ調整できる棚を使うのがおすすめです。重ねて収納できるアイテムを選べば、限られた横幅を有効活用しながら多くのものを整理できます。引き出しタイプにしておくと、奥にあるものも簡単に取り出せるので日々の負担が減ります。
洗剤や柔軟剤はボトル詰め替えで統一感を出す
洗剤や柔軟剤はパッケージデザインが異なると雑然とした印象を与えがちです。そこで詰め替え用のボトルを活用し、ラベルを貼って中身が分かりやすいように工夫すると、見た目に統一感が生まれます。ボトルの形を揃えておくと収納もしやすく、残量を把握しやすくなる点がメリットです。
鏡裏の収納をフル活用

鏡の裏にあるスペースは、洗顔料やコスメなどを仕分けするのに最適な場所です。
鏡裏の収納は、普段視界に入らない分、隠す収納として重宝します。ただし狭いスペースなので、見やすく取り出しやすいようにカテゴリー分けをしておくのがポイントです。細かな区分を確保しておくと物が混ざりにくく、ストレスなく使うことができます。
特に洗顔料やコスメ、ケア用品などの小物類は放置するとすぐに散らかりがちです。扉を開けるだけで一気に目に入るので、仕切りや小型のボックスを駆使して整頓しておきましょう。突っ張り棚や追加の収納トレーを活用すると、空間を立体的に使えて収納効率が上がります。
ペンスタンドや仕切り付きケースを使い、小物を分類する
リップや綿棒など細かいアイテムは、ペンスタンドや仕切り付きケースを活用すると一目で所在がわかります。見つけやすさだけでなく戻す場所も明確になるため、散らかりにくいという利点があります。鏡裏の限られたスペースを有効に使えるように、何をどこに入れるか事前に検討するのがおすすめです。
歯ブラシやコップは吊り下げタイプで衛生面も安心
歯ブラシやコップを直接置くと水が溜まりやすく、衛生面が気になることもあります。吊り下げタイプのスタンドを取り付けることで、水切れが良くなり汚れがたまりにくくなるのがメリットです。さらに、扉を閉じれば見た目もすっきりとするので、洗面台全体を清潔かつスマートに保つことができます。
洗濯・ヘアケア用品のまとめ方
洗濯機まわりやヘアケア小物は、できるだけ一ヵ所にまとめて作業しやすい動線を作るのがコツです。
洗濯機周辺では洗剤や柔軟剤、洗濯ネットなどをスムーズに取り出せるように収納をまとめておくとストレスが減ります。洗髪後に使うアイテムと、乾燥やセットに使うヘアケアアイテムを同じエリアに集約しておくと移動の手間が最小限に抑えられます。見た目も揃えたいなら、無印や100均などで購入したシンプルなケースを使うと整理がはかどります。
また、ヘアアイロンやドライヤーなどはコード類が絡まって場所を取ることが多いです。専用のホルダーやフックを用意して収納位置を固定すれば、出し入れのたびにコードを整理する手間がかかりません。取り出す時はスムーズで、片付ける際も一発で使ったものを戻せるため、散らかり知らずの洗面スペースを実現できます。
ドライヤーやヘアアイロンは専用ホルダーでスリム収納
ドライヤーやヘアアイロンはとにかくコードが長く、乱雑に置くとすぐに絡まってしまいます。専用ホルダーやフックを使い、コンセント近くの壁面や棚板にかけておけば取り出す際も片付ける際も手間取りません。温度が高くなる機器を収納する場合は、耐熱性や安全面にも配慮したホルダーを選ぶことがおすすめです。
洗濯ネットや洗濯バサミは壁面や棚の隙間を有効活用
洗濯ネットや洗濯バサミには指定の置き場がないため、散らかりがちです。壁や扉にフックを取り付けたり、棚のわずかな隙間にかけられる突っ張り棒を使って収納場所を確保してみましょう。使った後にすぐに戻せる配置にしておけば、日々の洗濯動線を乱さずにキレイを保てます。
コラム内掲載商品
プチプラ&DIYアイデアでさらに収納力アップ
手軽に実践できるプチプラアイテムやDIY術を活用すれば、コストを抑えながら収納力を格段に高められます。
市販のラックが合わない場合でも、100均アイテムや身近な素材を使ったDIYで洗面台周りをカスタマイズ可能です。突っ張り棒や小物トレーを使って、ちょっとした棚を増やしたり高度なレイアウトを作ったりするなど、工夫次第でスペースを有効に活かせます。プチプラといえど、アイデアを掛け合わせれば十分に機能的で見栄えのする収納が実現できます。
賃貸で壁に穴をあけられない場合でも、突っ張り式の棚やラックを使えば大幅な改装なしに収納を拡充可能です。壁を傷つけないので退去時の原状回復も心配不要で、不要になった時は簡単に取り外せます。洗面台横のデッドスペースなど、限られた空間を最大限活かしたい時にも大活躍です。
100均などのアイテムで簡単カスタマイズ
店舗数が多くて手軽に入手できる100円ショップには、サイズや形状が豊富な収納アイテムがそろっています。洗面台下やミラー裏の大きさに合わせてトレーを使い分けたり、引き出しに仕切りをプラスしたりするだけでも整頓効果が高まります。家族構成や生活スタイルが変わっても低予算でアップデートできる点も魅力です。
賃貸でもOK!突っ張り棚やスリムラックで手軽に増設
天井と床、あるいは洗面台と天井の間などに突っ張り棚を設置すれば、高さを有効に活用できるようになります。スリムラックも組み合わせると、タオルや洗剤、ヘアケア用品などをまとめて置けて乱雑になりにくくなります。引っ越しの際には簡単に取り外しができるので、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる点がポイントです。
まとめ:きれいな洗面台整理で毎日の身支度を快適に
洗面台を整えれば、忙しい朝の身支度もスムーズになります。ぜひご紹介したアイデアを参考に、使いやすく気持ちのいい洗面台を作ってみてください。
洗面台整理は単に見た目の美しさを追求するだけでなく、家族の生活リズムや動線を大切にしながら進めることがポイントです。普段からこまめにアイテムを見直し、不必要なものを減らすことで、常に清潔感のある環境をキープできます。ぜひ今回のアイデアや手法をもとに、心地よい洗面スペースを実現してみてください。

このコラムを書いた人

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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
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