置けないを置けるに変える!スリムな収納テクニック

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部屋の空きスペースやちょっとしたすき間を活かせるスリムな収納アイテムは、どこに置けばいいかわからない問題を解決してくれます。幅が狭いからといって収納力が乏しいとは限らず、使い方次第では生活動線を邪魔することなく物を多く収納できます。
本記事では、スリムな収納の魅力や導入のポイント、幅サイズごとの特徴、そして置く場所に合わせた具体的なアイデアまでを詳しくご紹介します。記事を参考に、部屋のインテリアを損なわず、余裕のある生活空間を目指してみましょう。

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arne interior
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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。


無理なく空間を広く見せるスリムな収納の魅力

無理なく空間を広く見せるスリムな収納の魅力

わずかなスペースを有効活用できるスリムな収納は、見た目に圧迫感を与えずに空間を広く見せられることが大きな魅力です。棚やラックの幅を極力抑えているため、室内に配置しても視線を遮りにくく、空間全体をすっきりと見せられます。人の動線に配慮した設計も多く、狭い部屋でも便利に使えるのが特徴です。
また、狭小住宅やワンルームなど生活空間が限られた環境でも、収納幅を抑えることで、収納力を維持しながら省スペースを意識した設置ができます。必要な場所にポイント的に置くことで散らかるのを防ぎ、インテリアの雰囲気を崩すことなくまとまりを生み出すことができます。


スリムな収納のメリット・デメリット:導入前に知るべきポイント

スリムな収納にも長所と短所があり、すべての部屋に適しているわけではありません。導入前にその特性を知り、失敗を防ぎましょう。
メリットとしては、場所を取らずに収納を追加できる点が挙げられます。特にデッドスペースを活かしやすく、小物から日常雑貨まで多用途に使える柔軟性が魅力です。
一方デメリットは、深い奥行きのある収納に比べると、一度に大量の物を収納しにくいことが挙げられます。また、スリムな収納特有の高さや軽量設計であることが多いため、重い物を入れる際には注意が必要です。こうした特徴を踏まえて、部屋の広さや用途に合った製品を選ぶことで、失敗を最小限に抑えられます。

素材やデザインの種類:部屋の雰囲気を損なわない収納選び

スリムな収納には、木製やスチール製、プラスチック製など多様な素材が存在します。木製なら温かみを感じられ、ナチュラルインテリアとの相性が良いです。スチールやプラスチック製なら耐久性があり、水回りや屋外付近でも使いやすい特徴があります。
デザインの選択肢も豊富なので、カラーを空間の雰囲気に合わせて選ぶと統一感が生まれます。例えば、モノトーンの部屋には白や黒の収納家具が馴染み、カフェ風のインテリアには木目調の収納がよく合います。強度や耐湿性なども考慮し、使いやすさとインテリア性を兼ね備えた収納を選ぶことが、快適な暮らしにつながります。


幅サイズ別:自宅に合ったスリム収納を見つけるコツ

スリムな収納を選ぶ際には、置きたい場所の幅や高さをしっかり測定しておくことが大切です。必要な収納量や配置スペースを考慮しながら、最適な幅の収納を選びましょう。
また、収納したい物の種類と量もあらかじめ把握し、棚の高さ調整や仕切りの有無なども確認しておくと便利に使えます。幅の違いによって収納できるアイテムの大きさやレイアウトの自由度が変わるため、現時点の用途だけでなく、将来的な使い方の変化にも対応できるかを考えて選ぶと安心です。ここでは、サイズごとに合った空間をご紹介していきます。

幅10~15cm:わずかな隙間にもフィット

幅10~15cmのスリム収納は、冷蔵庫と壁のわずかな空きスペースや、洗濯機横の数センチ程度のすき間などにぴったりフィットするため、調味料や小瓶、掃除用品などのコンパクトなアイテムをまとめて収納するのに適しています。スライド式のラックやキャスター付きのスリムワゴンなど、取り出しやすさを重視した設計の商品も多く存在し、必要なときにはすぐに引き出して使えるため、物が散らかりやすい場所にこそ、その利便性を実感できるでしょう。

幅16~20cm:キッチンやランドリーで活躍

幅16~20cmになると、収納できるアイテムの幅も若干広がり、ペットボトルや詰め替え用洗剤のボトルなどを並べて収納しやすくなります。見た目にもバランスがよく、日用品のストック置き場として重宝するでしょう。多くの商品が省スペースと適度な収納力を両立しているため、料理道具やバス用品などを整理するのに適しています。
キッチンでは、これらのスリム収納を活用してスパイスやレトルト食品の在庫を一箇所にまとめることで、より調理効率を向上させることができます。

幅21~30cm:より大きな収納力を実現

幅21~30cmのスリム収納は、一見スリムというよりも標準的な棚に近い印象を与えるかもしれませんが、一般的な棚と比べると幅はコンパクトでありながら、ある程度の収納力を確保できる点が特徴です。リビングやダイニングに置いて、雑誌や書籍などをまとめるのにも適しています。リビングに配置する際には、家族で共有する日用品や書類などをひとまとめにしておけば、必要なものを探す手間が省けるでしょう。幅広い用途に応えられるサイズなので、空間に合った高さや奥行きもあわせて検討するとさらに使い勝手が良くなります。


設置場所別:すき間や狭いスペースを有効活用するアイデア

置く場所に合わせたスリム収納を選ぶと、使い勝手が向上するだけでなく、空間全体を美しく維持しやすくなります。部屋ごとに必要となる収納物や使い勝手は異なるため、設置場所の特性を見極めたうえでスリム収納を導入しましょう。
部屋を圧迫するような大型収納ではなく、空いたすき間を埋めるような配置がスリムな収納を配置する際の基本です。必要な場所に必要なだけ設置できる柔軟性があるため、部屋の構造やライフスタイルに合わせて選ぶと無理なく生活空間に溶け込みます。ここからは、スリムな収納家具を使ったコーディネート実例をご紹介します。

リビング・玄関:キャビネットタイプでおしゃれに

リビング・玄関:キャビネットタイプでおしゃれに

リビングや玄関など、人目に触れる場所で使いたい場合には、床置きできるキャビネットタイプのスリム収納が適しています。扉付きのものやオープンラックタイプなど多様なデザインがあり、部屋の雰囲気に合わせて選べるのが魅力です。飾り棚としての機能を持ちながら、雑多な小物を上手に隠すこともできます。

玄関に置く場合は、靴べらや折り畳み傘などのちょっとした小物をまとめて収納できるため、必要なものをすぐに取り出せて便利です。リビングでは、写真や観葉植物を飾りながらリモコン類やケーブルを目立たなく収納できるため、見た目を損なわずに部屋をすっきりと整えることができます。狭いスペースでも有効に活用できるため、統一感のあるアクセントとしておすすめです。

キッチン:調味料やレトルト食品のストックに最適

キッチン:調味料やレトルト食品のストックに最適

キッチンは物が多くなりがちな場所であり、収納を導入することで、限られたスペースを効率よく使えます。レンジ台横のすきまにフィットする薄型のストッカーを配置することで、レトルト食品や缶詰などのストック品をまとめてしまえば、調理中の動線がスムーズになるでしょう。調味料や小さなカトラリーを収納するスペースを追加したい場合などにも、このタイプの収納家具は重宝します。料理をする際に必要なものをすぐ手に取れるように配置すれば、時短にもつながり、料理が楽しくなるでしょう。

洗面所・ランドリー:オープンラックで使い勝手の良い空間へ

洗面所・ランドリー:オープンラックで使い勝手の良い空間へ

洗面所やランドリースペースは、タオルや洗剤など収納したい物が多く、狭くなりがちな空間です。そんな場所には、収納スペースが複数段設けられた収納が最適です。また、扉の付いていないオープンタイプであれば、通気性が確保されているため、湿気がこもりやすいタオルや衣類にも適しています。家族の多い家庭であれば、段ごとに使用目的や利用者を分けることで、よりスムーズに整理整頓できます。

トイレ:掃除用具やトイレットペーパーをスッキリ隠す

トイレ:掃除用具やトイレットペーパーのストックをスッキリ隠す

トイレは限られたスペースであるうえに、必要なものが意外と多い場所です。掃除用具やトイレットペーパーのストックなどを簡単に収納できないと、雑然とした印象を与える原因になります。縦長の収納を設置することで、掃除用具や消耗品をひとまとめにし、清潔感のある空間をキープできます。デザインによっては同じカラーや素材でトイレの内装に合わせられるため、インテリアの雰囲気を損なわずに必要な物を取り出しやすくなります。無駄にスペースを取らずに収納していくことで気持ちの良い環境が整います。


まとめ:スリムな収納は暮らしの余白を作る

わずかなすき間を見逃さずに活用できるのがスリムな収納の強みです。単に物を減らすだけでなく、暮らしに余白と動線の余裕を生み出します。身の回りにある空きスペースを活かせるので、無理なく設置できるサイズやデザインを選べば、家族が動きやすく、片付けもしやすい環境を整えられるのです。本記事を参考に、今あるデッドスペースを見直しながら、空間の有効活用とインテリアの調和を両立させて、無理なく快適でゆとりある暮らしを目指してみてはいかがでしょうか。


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