パソコンがあっても心地いい、仕事感を出さないダイニングのつくり方

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デスクワークの普及により、ダイニングテーブルをパソコン作業の空間と一緒に活用する人が増えていますが、一方で、部屋に“仕事感”を出しすぎたくないという声も多く聞かれます。ダイニングを自然にワークスペース化するためには、仕事専用のデスクのような雰囲気をあまり出さずに、いかにインテリアに溶け込むかが大切です。本記事では、ダイニングテーブルをパソコンデスクとして兼用する際のメリット・デメリット、そして空間づくりの具体的なポイントを詳しく紹介します。

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arne interior
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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。


ダイニングテーブルとパソコンデスクを兼用する背景

ダイニングテーブルとパソコンデスクを兼用する背景

リビングやダイニングをワークスペース化する人が増えている理由には、生活様式の変化が大きく影響しています。
在宅勤務やリモート作業が普及し、自宅でのパソコン作業が一般的になった一方で、専用のホームオフィスを設けない場合、普段使用しているダイニングテーブルを作業デスクに使うケースも多くあります。ダイニングは家族が集まる場所であり、程よい広さや椅子の数などが揃っていることが多いため、パソコン一式を置いても圧迫感が出にくい点がメリットとして挙げられます。
また、家具の増設や模様替えを最小限に抑えたい人にとって、既存のダイニングテーブルを活用するのは非常に合理的な選択肢になります。生活空間を維持しつつ作業環境を整えられるため、多くの人がダイニングテーブルを複数の用途で使用していると言えるでしょう。


食事とパソコン作業を同じ場所で行うメリット

ダイニングテーブルでパソコンを使うことには、意外と多くの利点があります。
ダイニングは、リビングのように家族が集まる場として設計されているため、十分なスペースや安定感があるケースが多いです。そのため作業用デスクとした時も、書類やノートPC・タブレットなどを広げて作業しやすいでしょう。
また、食事や会話を前提に作られた家具は座り心地にも配慮されていることが多く、一時的なパソコン作業にはピッタリです。
使い方によっては、昇降機能や収納スペースが付いたタイプのダイニングテーブルを選ぶことで、さらに利便性を高めることが可能です。多機能なテーブルはインテリアとしてもおしゃれなアイテムが増えているので、工夫次第で部屋づくりの選択肢が広がります。
ここでは、ダイニングテーブルをパソコンデスクとして兼用するメリットについてご紹介していきます。

1.家具やスペースを節約できる

専用のパソコンデスクを新たに配置しようとすると、部屋全体のレイアウトを大きく変えなければならない場合があります。そこで、既に配置されているダイニングテーブルをデスクとして兼用することで、追加の家具を増やすことなく部屋を広く使うことができます。
収納力のあるダイニングテーブルであれば、パソコン周辺機器をまとめてしまえるため、掃除や片付けもしやすくなり、日々の快適さにもつながります。家具の数を減らすことはインテリアの統一感にも寄与するので、最小限の家具で落ち着いた空間を演出できるのもメリットです。

2.食事と作業をスムーズに切り替えられる

ダイニングテーブルとパソコンデスクが別々にある場合、作業時と食事時で席を移動しなければならず、意外と時間や手間がかかります。兼用であれば、テーブルから離れて別の場所に移動する必要がないので、ちょっとした合間でもすぐ作業に戻れるなど、時間を有効利用できます。特に、短い休憩を多く取りながら作業する人にとって、スムーズに切り替えできる点は大きなメリットとなるでしょう。

3.家族や同居人とのコミュニケーションが増える

ワーキングスペースがダイニングにあることで、完全に個室にこもるよりも、家族との会話や共有時間が自然と増えていきます。例えば、料理をしながらの作業でも、キッチンから距離が近く、リビングの延長として使えるため、生活の延長として自然にコミュニケーションを取りやすくなります。家族とのコミュニケーション不足を感じる場合は、あえてリビングやダイニングの一角を作業スペースにすることで、コミュニケーションを促すきっかけにもなるでしょう。


ダイニングテーブルを兼用するデメリット

快適さやスペースの節約だけではなく、作業環境として見たときに、ダイニングテーブルでは物足りないケースもあります。ストレスを減らすためには、あらかじめ注意点を押さえておくことが重要です。
特に、集中力や作業の効率に関しては、リビングやキッチンの雑音などの影響を受けやすく、人によっては生産性が落ちる可能性があります。また、ダイニング本来の役割である食事との両立を考えると、こまめな片付けや掃除の手間が増えることを認識しておく必要があります。ここでは、ダイニングテーブルをデスクと兼用する際のデメリットについて解説していきます。

1.高さや奥行など作業には不向きなサイズもある

ダイニングテーブルは食事をしやすいように設計されているため、身体への負担や目の疲れを感じる原因になることも考えられます。
例えば、作業に適した奥行を確保できないと、一般的なオフィスデスクに比べると高さや奥行が合わず、作業しづらくなる場面もあります。もし、ダイニングテーブルでの作業が合わないと感じる場合は、リモートワークを想定したデスクを別途用意するか、昇降機能付きのダイニングテーブルを検討するのも一つのアイデアです。

2.食事後の片付けが必要で作業準備に手間がかかる

ダイニングテーブルは、パソコンを広げる前に食器や調味料、クロスなどを片付けなければならず、スムーズに作業を始められないことがあります。特に、作業が急ぎのときほど、片付けやセットアップの時間がもどかしく感じられるでしょう。
そのため、ダイニングの近くにちょっとした収納やワゴンを置いて、食器や作業道具を一時的に置けるスペースを確保しておくとスムーズに切り替えられます。

3.集中しにくい環境になる可能性がある

ダイニングやリビングは人の出入りが多く、テレビの音やキッチンでの作業音がしやすい場所でもあるので、作業に集中したいときには、こうした生活音が大きな妨げになることがあります。デスクトップパソコンのように、常に同じ位置で作業する場合、周囲の動きが気になってしまい、生産性に影響が出ることもあるでしょう。集中力を維持するには、仕切りやパーテーションを活用したり、イヤホンやヘッドホンで雑音を遮断するなどの対策をして、集中力を高めましょう。


兼用時に押さえたいテーブル選び5つのコツ

ダイニングとワークスペースを兼ねるには、テーブル自体のサイズや機能性が非常に重要です。食事をする際に快適なうえに、パソコン作業にも適した設計を選ぶと、どちらの目的でもストレスなく使用できます。自分の作業スタイルや家族構成、部屋の広さを見極めたうえで、必要な機能をしっかり押さえたダイニングテーブルを選ぶようにしましょう。ここでは、快適に作業するためのダイニングテーブル選びのポイントを、5つに絞って解説します。

1.高さは70~72cmを目安にする

作業時の快適さを優先してパソコン作業をする際は、70~72cm程度のテーブルの高さが負担になりにくく、食事にも適した高さなので、兼用しやすいと言われています。椅子の高さとの組み合わせも大切で、座面の高さやクッション性によっても座り心地が変わります。もし高さが合わない場合は、チェアの調整やクッションを使って、身体への負担を軽減する工夫も検討してみましょう。

2.奥行は60~70cmを確保する

奥行きが狭いと、パソコンを開いたときに手元のスペースが足りず、窮屈に感じることがあります。食事をする際にも、お皿やカトラリーを並べるスペースを考慮すると、奥行き60cm以上あるとゆとりを持って配置できます。広めの奥行きを確保したい場合は、ダイニングテーブルとして販売されている製品でも、機能的なパソコンデスクのような設計のアイテムがあるか確認しておくといいでしょう。

3.コンセント位置や配線スペースの有無を要チェック

パソコン作業で必須となる電源周りの確保は、ストレスなく安全に使うために重要な要素です。テーブルにコンセントが内蔵されているタイプや、天板に穴があって電源コードを通せる設計がされているものを選ぶと便利です。コード類は床に這わせるだけでも意外と目立つため、コードをすっきりまとめられる配線スペースやケーブルホルダーがあると、部屋全体が散らかりにくくなります。パソコン周りの配線を整理して、見た目だけでなく安全面や作業効率の面でも使い勝手を向上させましょう。

4.収納付き・伸長式などの機能性を重視する

伸長式のダイニングテーブルは、普段はコンパクトに、必要に応じて広げられる点が魅力です。来客時や作業スペースを一時的に広げたいときに重宝します。また、小物収納が付いているタイプであれば、マウスや書類、電源コードなどを収納できるので、テーブルの上をすっきりさせることができます。用途や普段デスクワークで使う小物の量に考慮して、収納スペースやテーブルのサイズを検討しましょう。

5.汚れや傷が目立ちにくい素材を選ぶ

食事と作業の両方に使う以上、テーブルは頻繁に拭いたりものを置いたりするため傷や汚れがつきやすい環境になります。素材や仕上げによっては汚れが取りにくいこともあるため、選ぶ際に注意が必要です。傷や汚れが目立ちにくく、さっと拭き取れるメラミン素材やウレタン塗装のテーブルなどは、お手入れが簡単で長期間綺麗に使えます。木目調でも、表面加工によってはメンテナンスが容易になる場合があるので、インテリアとの相性とメンテナンス性の両面から素材を検討しましょう。


「仕事感」を出さない、ダイニング環境のつくり方

部屋にパソコンがずっと置いてあると、どうしても仕事感が前面に出てしまいがちです。特にダイニングは、リラックスしながら食事や会話を楽しむ場所なので、その雰囲気を損なわない工夫が大切です。近年では、テーブル周辺に小型の収納ボックスやカバーを設置して、使わない時はパソコンや周辺機器を隠すレイアウトが注目されています。部屋の雰囲気に合わせたデザインのボックスやカバンを選ぶと、インテリアの一部としても楽しめます。
仕事とプライベートをうまく切り替えるアイデアとして、作業が終わったらパソコンをしまうといったルールを設けるのも良い方法です。ここでは、ダイニング空間をオフィス化し過ぎず、インテリアとしても美しく保つためのコツを紹介します。

パソコンがあっても生活感を出さない工夫

パソコンの存在感を抑えるには、デザイン性のある収納家具を活用するのが手軽で効果的です。薄型の収納ラックや機能的な収納アイテムを活用すれば、使わない時はパソコンやキーボードを隠すことができます。テーブル周りの配線も整理しないと生活感や仕事感が出やすいため、コードクリップや結束バンドを活用して目立ちにくくしましょう。こうした小さな工夫を積み重ねることで、生活感のあるダイニングと落ち着いた作業スペースの両立を叶えることができます。

使わない時間の片付け方がインテリアの印象を決める

ダイニングテーブルをワークスペースにする以上、作業後の片付け方がインテリアの印象を左右します。周辺機器やデスクライト、文房具などはまとめて収納できるボックスを準備し、使わない時にはテーブル周りから取り除くようにすると、生活感を和らげることができます。また、片付けのルールを決めてテーブルをいつでも使える状態にしておけば、食事やちょっとした息抜きにもスムーズに移行できます。


ノートPC・デスクトップPC別に考えるレイアウト実例

使うパソコンの種類によって、ダイニングテーブルのレイアウトは異なる工夫が求められます。
ノートPCは取り回しがしやすく、作業しないときはコンパクトに収納できる一方で、デスクトップパソコンは本体やモニターが大きいため、電源や配線を含めた準備が必要です。ここからは、ノートPCとデスクトップPCそれぞれのパソコンで快適に使えるレイアウト実例をご紹介していきます。

ノートPC:取り回しやすく省スペースなレイアウト

ノートPC:取り回しやすく省スペースなレイアウト

ノートPCは軽量で折りたたみ可能なので、使わないときはダイニングテーブル横の棚や専用ケースにすぐ収納できます。テーブルを片付ける時間も短縮され、食事と作業の切り替えがよりスムーズになります。また、電源ケーブルも比較的短いため、コードがテーブル周辺で絡まりにくい点もメリットと言えます。必要に応じて追加のモニターやマウスを使う場合は、USBハブなどを利用して配線をまとめると作業効率が上がります。さらに、ノートPC向けのスタンドなどを活用すると、角度や高さを調整しやすくなり、姿勢への負担を軽減できます。ダイニングチェアとの高低差を補うことで、快適な作業環境を手軽に整えやすいでしょう。

デスクトップPC:モニター配置や配線を工夫して快適に作業できる空間に

デスクトップPC:モニター配置や配線を工夫して快適に作業できる空間に

デスクトップPCをダイニングテーブルで使う場合は、モニターサイズや本体の置き場所をしっかり確保する必要があります。配線類が多くなりがちなので、ケーブルをまとめるボックスや、結束バンドを活用して整理しておくと見た目もすっきりします。また、モニターの裏側にコードをまとめておくなどの工夫をして、テーブル上を広く保つ工夫もおすすめです。
デスクトップPCはセッティングが大掛かりになる分、パフォーマンスに優れ、大画面での作業ができる利点も大きいです。作業効率を重視するなら、ダイニングテーブルでもレイアウトを工夫して導入を検討してみましょう。


まとめ:ダイニングをワークスペースとして上手に取り入れよう

ダイニングテーブルで作業することは、スペースの有効活用や、家族とのコミュニケーション促進など、多くのメリットがあります。快適な作業環境をつくるためには、テーブルの高さや機能、素材にこだわるのはもちろん、パソコンや周辺機器の収納・配線を整える収納を取り入れれば、仕事感を出さずにスッキリとした空間をキープできます。
また、ノートPCなら収納できる前提、デスクトップPCなら家具の一部として見せることで、ダイニングは仕事と暮らしのどちらにも寄り添う空間になります。
本記事を参考に、パソコンの存在を否定せず、あくまでダイニングが“食事の場”であることを意識してレイアウトを整えながら、心地よいダイニング空間をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。


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