気分を上げる、ポップなインテリアのつくり方

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ポップなインテリアは、色や形の遊び心で部屋の空気を明るくし、日々の気分を軽やかにしてくれるスタイルですが、ただ派手にすれば良いわけではなく、配色や取り入れ方のルールを押さえることで大人っぽく心地いいインテリアに仕上げることができます。
この記事では、ポップなインテリアの基本定義から、配色のコツ、家具・雑貨の選び方、レイアウトの実例まで、幅広くご紹介していきます。記事を参考に、まずは小さな範囲で試しながら、気分が上がるポイントを自分の部屋に作っていきましょう。

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arne interior
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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。


ポップなインテリアとは

ポップなインテリアとは

ポップなインテリアの魅力は、明るさや遊び心だけでなく、日常の空間に心地よいリズムを生むことにあります。ポップなインテリアは、ビビッドカラーや明るい配色、丸みや幾何学といった分かりやすい形を取り入れて、空間に前向きなムードを足すスタイルです。カラフルな印象が強い一方で、本質は楽しい要素や、暮らしやすさを崩さずに取り入れることにあります。
ポップな印象を上手に取り込んだ部屋には、色やモチーフが目立っていても、視線の行き先が整理されていて散らかって見えません。逆に、失敗しやすいのは、色も形も情報量も同時に増やしてしまい、落ち着く場所がなくなることです。それを防ぐためには、最初に部屋の中でポップな印象を、領域ごとに分担させることです。ソファ周りだけ、壁面だけ、玄関だけなど、範囲を区切ると、選ぶものが自然に絞れて、長く飽きずに楽しめるデザインになります。

ポップ=派手ではない

ポップなインテリアの印象は、原色をたくさん使うことだと誤解されがちですが、実際は彩度や面積の調整で成立します。例えば、くすみピンクや淡いブルーのように彩度を抑えた色でも、形や配置が軽快なら十分ポップに見えます。
上品に見せるコツは、色を大きく塗るのではなく、面積が小さい差し色として使うことです。クッション、花瓶、ポスターの一部など、点で効かせるだけでも印象は変わります。柄物を入れるときも、柄の色数が少ないものや余白があるものを選ぶと大人っぽくまとまります。

日常に余白とリズムをつくる

ポップなインテリアの空間でも、日常の動線や家具の配置にリズムをつくり、色や柄を置く場所と、あえて何も置かない場所がセットになることで、ポップな要素が際立ち、散らかった印象を減らすことができます。まずは壁の一面を空ける、床を見せる面積を増やす、収納で物の輪郭を揃えるなど、不要な物を減らして整えるのが近道です。
余白ができたら、丸いミラー、丸いクッション、丸い照明のように形を反復させると、ポップな空間の中にも統一感と遊び心が両立します。配置は、目線の高さにポイントを作ると、視線が自然に流れ、部屋全体のバランスが整いやすくなります。例えば、正面の壁にアートを置き、近くに同色の小物を2点ほど散らすと、視線が行ったり来たりして楽しいけれど落ち着くバランスが生まれます。


カラフルに見せる配色ルール

ポップに見せる決め手は配色にあります。色の面積・置き場所・色数のコントロールができると、小物からでも一気にポップに仕上がります。配色で失敗しないためには、色の量を意識することが大切です。色は増やすほど難易度が上がるので、最初は少ない色数で、同じ色を複数箇所に繰り返すのが基本です。
また、部屋全体で均等にカラフルにするより、目立たせる場所を決めて集中させたほうが洗練されます。視線が集まる場所だけ色を強め、他はベース色で整えると、狙ったポップ感が出やすくなります。配色は、センスよりもルールを決めて配置することがコツです。ベース、サブ、アクセントの役割分担を決め、面積比と色数の上限を守るだけで、暮らしやすいポップな空間に近づきます。

まずは目に入りやすい場所を変える

少ない範囲で効果を出すなら、目に入りやすい場所から変えるのが合理的です。その理由は、人の視線が、部屋に入った瞬間に見える壁面や、座ったときの正面、光のある場所に集まりやすいところにあります。例えば、リビングならソファ周りが最優先です。壁紙やカーテン、サイドテーブル、壁のアートを変えるだけで、部屋の印象が大きく動きます。まずは見える場所に1か所色の主役を置いて、そこから周辺にかけて模様替えを進めると、スムーズにコーディネートができます。

差し色の決め方はまずワンカラーから

差し色はまずワンカラーで決めて統一感を出すのがコツです。例えば、クッションと花瓶とポスターに同じブルーを入れると、物が違っても意図して選んだ印象になります。土台は白・グレー・ベージュ・木目などのベーシックなカラーにしておくと、差し色がきれいに見えます。ここに、差し色1色と、輪郭を整える黒や同系の濃淡を足すと、さらにまとまりが出ます。ビビッドカラーを使う場合は面積を小さく、くすみカラーを使う場合は面積を少し広げるなど、使う色によってバランスを取りながら配色しましょう。

色数の目安とバランス

一つの空間の中で使う色数の目安は、ベース1~2色、アクセント1色、ポイント1色程度に抑えると扱いやすいです。色を増やしたい場合は、まず同系色の濃淡で幅を出し、それでも足りなければ別の色を追加すると破綻しにくくなります。柄物を入れる場合は、柄の中にある色を他のアイテムと連動させると統一感が出ます。例えば、ラグにネイビーとオレンジが入っているなら、クッションはネイビー、花瓶はオレンジのように分けると、統一感が出しやすいです。柄は主役になりやすいので、柄を入れたら無地を増やして余白を確保して、バランスを取りましょう。


ポップインテリアに合う家具や雑貨の選び方

ポップな空間は小物だけでも作れますが、どれを主役にするかによって、部屋の印象が大きく変わります。家具や雑貨を選ぶときは、色と形と素材のうち、どれを目立たせるかを決めると失敗が減ります。ポップにしたい気持ちが強いほど全部を盛りたくなりますが、暮らしの道具として使うなら扱いやすさも同じくらい重要です。ここでは、カテゴリー別に選び方のポイントを紹介します。

ソファ・チェア・ラグの場合

ソファ・チェア・ラグの場合

大型の家具は、色か形のどちらかを主役にすると部屋が整います。例えば、ソファをビビッドにするなら形はシンプルに、逆に形が個性的なソファなら、色はベーシックにして強調されすぎないようにすることが大切です。また、チェアを1脚だけ差し色にしたり、ラグは柄でリズムを作れる反面、面積が大きいので柄の色数が多すぎないか、床やカーテンと競合しないかを確認してから選ぶことも重要です。手入れの頻度も現実的に考えながら、最適な家具を選びましょう。

照明・ポスター・ミラーの場合

照明・ポスター・ミラーの場合

照明は、光の色とデザインで空間の雰囲気を左右します。家具を増やさずに印象を変えられるので、部屋が狭い場合や賃貸にも向いています。ポスターやアートは、配色ルールを固定するのにも便利です。気に入った1枚の中から差し色を決め、その色をクッションや小物に反復させると、選び方がぶれにくく、統一感を出しやすくなります。照明はシェードの色だけでなく、光の色温度でも印象が変わります。温かい光は柔らかく、白い光はクリアに見える傾向があります。賃貸では壁に穴を開けない取り付け方法を選び、耐荷重や落下対策を必ず確認して安全に楽しみましょう。

クッション・小物・収納家具の場合

クッション・小物・収納家具の場合

クッションや小物、雑貨は、色の追加も柄の追加もやりやすく、手軽に替えられるおすすめのアイテムです。無地と柄を混ぜるなら、柄を1~2個に絞り、残りは同系色の無地にすると整います。小物は、同じ色や同じ素材を点在させて反復させると統一感が出ます。例えば、黄色を使うなら花瓶、キャンドル、トレーの3点で使うというように、回数を決めると散らばりがちな色がまとまります。収納は、見せる収納に特化した家具を配置するなら、色や高さを揃えて装飾品として成立させ、隠す収納をするなら扉やボックスで視界の情報量を減らしましょう。


ポップなインテリアを楽しむレイアウト実例集

ポップなインテリアは、空間に色と遊び心をプラスしてくれるスタイルです。大胆なカラー使いやユニークなアイテムも、レイアウト次第で洗練された印象に仕上がります。ここからは、ポップなインテリアを楽しむためのレイアウト実例をご紹介していきます。実例を参考に、遊び心とバランスを両立させたポップなインテリアを目指しましょう。

ホワイトベース×ビビッドカラー

ホワイトベース×ビビッドカラー

白を大きく残して余白を確保し、明るいビビッドカラーを一点投入するレイアウトは、視覚的に分かりやすく効果的です。目安としては、ビビッドカラーを少数に抑え、ホワイトのインテリアを中心にレイアウトすると洗練された空間になります。
ビビットカラーの配置場所は、壁面アートやチェア、ラグの一部など、より視線が集まる一点に集中させたり、複数使うなら、同じ場所にまとめて塊にして、散らかりにくくするのがコツです。輪郭を締めるために黒やメタルを少量入れると、子どもっぽさが減ります。例えば、黒フレームのポスター、スチール脚のサイドテーブルなど、線で締めるアイテムが相性抜群です。派手になりすぎない配置の工夫で、単色がベースの空間にアクセントカラーを加えましょう。

ベーシックな家具+ポップな小物

ベーシックな家具+ポップな小物

ベーシックなソファやテーブルを中心に、小物や雑貨でポップさを加える方法は、模様替えしやすく、汎用性が高いコーディネートです。例えば、ソファや収納などの大型家具は、ブラウンやグレーなどのベーシックなカラー、差し色は、クッション2つと花瓶1つをポップなカラーで反復させるコーディネートが挙げられます。さらに、ラグで柄を少し足すと、面でポップが入り完成度が上がります。色を増やしたくなったら、まずは同じ差し色の濃淡で増やし、次にもう1色をポイントとして足す順番にすると失敗が少なくなります。季節や部屋のテイストに合わせた小物で、大人っぽいポップな空間を楽しみましょう。


まとめ:自分らしいポップなインテリアで、心地いい空間へ

ポップなインテリアは決して派手さだけを目指すものではなく、自分らしさと心地よさを両立させることが必要です。そのためには、配色のルールと余白など、主張しすぎないバランスを意識すれば、誰でも取り入れやすく長く楽しめます。本記事を参考に、日常に彩りとユーモアを添えるポップな要素を、自分なりの分量で楽しんでみてはいかがでしょうか。


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