理想の子ども部屋を作る!おしゃれで機能的な仕切りテクニック

成長するにつれて、子どもたちのプライベート空間のニーズは変化していきます。そのため、理想的な子どもの部屋づくりでは、おしゃれで機能的な仕切りテクニックを利用して、限られたスペースを最大限に活用することが求められるのです。今回は、そんな子ども部屋のための仕切り方法を紹介します。

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新社会人で家族と離れてはじめての一人暮らしを始める方も多い時期。ワンルームや1Kのお部屋で新生活を始める方も多いですよね。
どんな家具を置いてコーディネイトしようかなど楽しみの広がる一人暮らしですが、段々とお部屋が寝るだけの場所になってしまった…という方も一定数います。
その大きな原因の1つが、一人暮らし向け賃貸は狭いお部屋が多いこと。寝室やダイニングが仕切られていないので、どうしても生活を区切ることが難しくなり、とりあえずベッドに寝転がってしまったりして締まりのない生活が続いてしまいがちです。


子ども部屋に間仕切りを作る理由

子ども部屋に間仕切りを作る理由

子ども部屋に間仕切りを設置することは、成長するお子さまの必要に応じた空間を作り出すために非常に効果的な手段です。
特にプライベート空間の確保は、子どもたちが思春期に差し掛かるタイミングで重要となります。間仕切りは、一つの部屋を機能的に分けることを可能にし、例えば勉強エリアと遊びエリアを明確に区分することで、集中力の向上や整理整頓がしやすい環境を実現します。
子ども部屋における間仕切りは、ただ単に空間を区分けする以上の価値を持ちます。それはお子さまの成長を支え、彼らの想像力と個性を育む場となるのです。



間仕切りを作るメリット・デメリット

間仕切りを作るメリット・デメリット

子ども部屋に間仕切りを作ることは、プライベート空間を確保するというメリットがありながら、デメリットも存在します。この章では、子ども部屋に間仕切りを作るメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

■子ども部屋に間仕切りを作るメリット

・プライベートなスペースを確保できる
間仕切りを設けて自分だけの空間を作ることで、勉強時には集中力を高める環境を作り、遊び時間には、自分の好きなように空間を使うことができます。お子さんが自室で過ごす時間が、より有意義なものとなるでしょう。

・整理整頓の習慣付けに
間仕切り家具をうまく利用することで、追加の収納スペースとして活用できます。たとえ部屋が狭くとも、上手に空間を分けることで、物の収納場所を作り出し、部屋全体がすっきり整理整頓されます。

・環境の変化にも対応できる
間仕切りは部屋の模様替えや拡張にも柔軟に対応できる点が魅力です。成長に伴い、子どもの趣味や活動が変わったときに、簡単にレイアウトを変更して、新しいニーズに合わせたスペースに変えることができるのです。

・生活習慣が違っても気を遣わない
子ども部屋を仕切る大きな利点の一つは、異なる生活リズムへの柔軟な対応です。例えば、子ども同士のどちらかが早く寝る必要がある場合や、親が遅くまで活動している場合、空間が仕切られていれば、お互いの睡眠や活動に影響を与えにくくなります。

■子ども部屋に間仕切りを作るデメリット

・開放感が損なわれる
間仕切りが存在することで視界が遮られ、窮屈な印象を受けることがあります。また、光の流れが妨げられるために、部屋が暗く感じられることも考えられます。

・場所を変えることが出来ない
固定式の間仕切りの場合、場所を変えることができないので、部屋のレイアウトを変更したい時に不便を感じる可能性があります。その点、可動式の間仕切りであれば、必要に応じて簡単に空間を変更できますが、追加コストが発生することも念頭に置く必要があるでしょう。

・冷暖房の効きが悪くなる
間仕切りを設けると、部屋の空気が行き渡りにくくなります。結果的に部屋の一部が冷やしきれない、または暖めきれないという恐れがあります。対処するためには、より効率的な空調システムへの投資や、断熱材を用いた間仕切りの工夫が必要です。それらには追加のコストが発生するため、間仕切りを設置する前には、その利点と維持コストをしっかりと天秤にかけることが大切です。



子ども部屋に間仕切りを作る時の費用

間仕切りの方法は大きく分けて二つあります。一つ目はリフォームを伴う固定式の仕切り、二つ目は可動式の仕切りです。
壁を新たに建てるために大幅なリフォームが必要になることが多く、費用は数十万円からとなることが一般的です。素材やデザインによって費用は前後しますが、予算をしっかり計画することが不可欠です。
対して、可動式の間仕切りは設置が簡単で、市販の製品を利用する場合、数千円から数万円程度で購入可能です。特に、成長に合わせて空間の使い方が変わる子ども部屋には、柔軟に取り外しや動かしたりできる仕切りが適していると言えるでしょう。

以下コラムで、価格やDIYアイデアについて詳しく解説していますので、参考にご覧ください。予算に合わせて最適な間仕切りを選び、子どもにとって快適で刺激的な空間を作り出しましょう。

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手軽に出来る!子ども部屋の間仕切りアイデア

子ども部屋の空間作りにおいて、間仕切りはプライバシーの確保や空間を分けるのに役立ちます。この章では、おしゃれで機能的な仕切りテクニックをご紹介します。

パーテーション

子ども部屋にパーテーションを置くことで、インテリアにおしゃれなアクセントを加えつつ、機能的な空間を作り出すことができます。また、子どもの成長に合わせてレイアウトを簡単に変更できるのも大きなポイントです。
必要に応じて遮光機能のある仕切りを使えば、睡眠やリラックスタイムの質も向上。適切なサイズのパーテーションを選べば、スペースを最大限に活かすこともできます。

カーテン

カーテンと言っても様々な種類があります。例えば、アコーディオンカーテンは間仕切りとしての利用に特化されており、レールに沿って簡単に開閉できます。また、ロールスクリーンは天井から吊り下げるタイプの仕切りで、使わない時はコンパクトに収納可能です。
カーテンを選ぶ際には、その機能性も考慮することが重要です。遮光カーテンは日中の眩しい光を遮り、昼寝や早寝をするお子さんに最適な環境を提供します。また、音を吸収するカーテンを選べば、隣のスペースでの活動音を和らげることもできます。

間仕切り家具

間仕切り家具は、部屋の中を区分けするだけでなく、収納スペースの確保にも役立ちます。たとえば、学習スペースと遊びのエリアを明確に分けることで、集中力を高める効果も期待できます。
間仕切りに本棚を利用するのは、見た目も機能も優れた収納アイデアです。シェルフを活用すると、おもちゃや学用品を整理しやすくなりますし、部屋のレイアウトを時々変更することで、刺激的な環境を維持できます。



カーテンで仕切る2人部屋レイアウト

カーテンで仕切る2人部屋レイアウト

カーテンで仕切るレイアウトは、限られたスペースを最大限に活用し、プライバシーを確保しながら快適な空間を作ることができます。
カーテンの素材選びはレイアウトに大きく関わってきます。例えば、厚手のカーテンを使用すると、個室のような空間を確保することができますが、光が遮られるため部屋全体が暗くなる可能性があります。
逆に、薄手のカーテンなら光を通すため、空間に開放感が生まれますが、プライバシーはそれほど高くはなりません。通路を確保しつつ、各スペースが使いやすいように心がけましょう。



ツートンカラーのオープンラックで空間を分割

ツートンカラーのオープンラックで空間を分割

オープンラックは、実用性とデザイン性を兼ね備え、空間の分割に理想的なインテリアアイテムです。
開放感を保ちながら部屋をゾーニングすることで、新しい使い勝手や雰囲気を生み出すことができます。特にツートンカラーのラックを使うことでコントラストによって存在感が際立ち、部屋にアクセントを加えることが可能です。また、オープンラックのもう一つの魅力は、ディスプレイ機能です。お気に入りの本やおもちゃなどを飾ることで、それ自体がインテリアの一部となるのです。
効率的な収納と、デザイン性の高さを両立させるツートンカラーのオープンラックを活用して、快適かつスタイリッシュな空間を実現してみてはいかがでしょうか。



6畳の子供部屋を間仕切り家具で分ける

6畳の子供部屋を間仕切り家具で分ける

6畳の子供部屋でも、間仕切り家具を活用することで、機能的にもデザイン的にも魅力的な空間を作り出すことができます。
ベッド周りに使用する本棚には、左右伸縮可能なラックがおすすめ。必要なときに引き延ばして目隠しを作ったり、使わないときにはコンパクトに収納できるため、シーンに合わせて調節が出来ます。
狭い子供部屋に間仕切り家具を導入する際は、部屋全体のバランスと家具の機能性を考えながら、子供の成長やライフスタイルに合わせて調整することが重要です。



ハイタイプのラックで仕切るレイアウト

ハイタイプのラックで仕切るレイアウト

ハイタイプのラックで部屋を区切ることで、スペースを効率良く分けることができるだけでなく、それぞれのプライバシーも守ることが可能になります。ラックは空間を区切るだけでなく、学用品やお気に入りの小物を収納するのにも便利。ラックは前後どちらからでも物を取り出すことが出来るオープンタイプを選びましょう。
おしゃれなラックは収納力を向上させるだけでなく、インテリアにもなるので、お部屋の中でぐっとおしゃれな雰囲気もアップします。

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子ども部屋の間仕切りにおすすめな家具

子どもにとって自分の部屋は秘密基地のような特別なスペース。学び、遊び、休息の場所として、子ども部屋の間仕切りは重要な役割を担います。この章では、おしゃれで機能的な仕切りテクニックにおすすめな家具をご紹介します。

伸縮可能な間仕切りラック

伸縮可能な間仕切りラック

幅を自由に調整できるので様々なスペースにフィットする伸縮ラックは、子ども部屋の間仕切りにぴったり。左右に引き延ばすことによって、収納力がアップするだけでなく、空間を仕切るのに一役買います。また、コーナーラックとしてもお使いいただけるので、空間を有効活用できます。

価格19,800円~
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縦・横置きができるおしゃれなラック

縦・横置きができるおしゃれなラック

天地を問わないデザインなので、縦置き・横置きそれぞれ違った雰囲気を楽しめます。オープン部分は、前後どちらからでも収納物を取り出せるので、間仕切りにおすすめです。

価格21,800円~
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パーテーション代わりになるオープンラック

パーテーション代わりになるオープンラック

置いておくだけでインテリアとしても機能するおしゃれなオープンラック。背板の少ないデザインで採光と換気がしやすいため、冷暖房を遮りがちになってしまう間仕切りのデメリットも解消します。
縦横どちらでも置くことが出来、縦に置けばA4サイズの雑誌やファイルなども立てて収納することが可能です。

価格39,800円~
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組み合わせて使うコの字ラック

組み合わせて使うコの字ラック

サイズの異なる3つのコの字ラックがセットになったオープンラックは、組み合わせ次第で幅や奥行き・高さを変えることができます。間仕切りとしてだけでなく、複数台組み合わせれば大型壁面収納など、アイデア次第で様々な組み合わせを楽しむことが出来るアイテムです。

価格39,800
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おしゃれな間仕切り家具でインテリアを楽しみましょう!

部屋の広さに応じて間仕切りを設置することで、個室のようなプライベート空間を簡単に作り出すことができます。
子どもの部屋づくりにおいては、子どもの安全を第一に考えることも重要です。仕切りを設置する際は、安定性や素材にも気を配り、子どもが安心して過ごせる環境を整えましょう。

最後に、子ども部屋の仕切りテクニックは、デザインと機能性のバランスを取ることがポイントです。今回ご紹介したアイデアを参考に、子どもが快適に、そして創造的に日々を過ごせるおしゃれな空間を提供してあげましょう。それによって、子どもの成長を見守ることができる理想の子ども部屋を実現できます。


この記事を書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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