生活感のない部屋を意識しておしゃれなインテリアにするポイント4選

生活感のない部屋を意識しておしゃれなインテリアにするポイント5選

部屋作りにおいて一歩進んだセンスを発揮したい方に向け、生活感を消し去りつつおしゃれなインテリアを実現するポイントをご紹介します。
生活感が溢れる部屋は、物が散乱しやすく視覚的に落ち着かないうえに、掃除がしにくくなります。これに対して、生活感のない部屋は空間をスッキリと見せ、精神的にもリラックスできる環境になります。
シンプルモダンやミニマリストの流れはもはや定番となりつつありますが、ただ物が少ないだけではない、洗練された空間作りのコツを押さえて、お部屋を特別感のあるものに仕上げるためのデザインや収納アイデア、家具の選び方やレイアウトの工夫を詳細に紹介していきます。

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生活感のない部屋とは?

生活感のない部屋とは、日々の暮らしに必要なアイテムが見えない、スッキリとした空間のことを指します。部屋全体に統一感があり、選ばれた家具やアイテムがデザイン性に優れていて、まるでモデルルームのような高級感ある雰囲気を演出。
リビングや寝室、キッチンに至るまで、生活感を感じさせないおしゃれな空間は、数多くのインテリア雑誌やシェアされるSNSの写真で見ることができます。

生活感のない部屋の共通点はある?

生活感のない部屋の共通点はある?

生活感のない部屋というと、一見実際には誰も住んでいないかのような、雑誌やカタログから飛び出してきたようなインテリアを想像するかもしれません。しかし、実は生活感が漂わない部屋にはいくつかの共通点があります。

目に入る情報量が少ない

生活感がなくスタイリッシュな部屋は、目に入る情報量をことさらに減らし、余白を多く残すことで視覚的なストレスを軽減します。視覚的な情報が少ない部屋は、心理的に落ち着きを感じやすく、モダンな印象とシンプルで落ち着いた空間を作り出します。

開放感を感じる

生活感のない部屋は開放感を強く感じさせます。これは物が少なく、スペースが広く感じられるため、部屋全体が開放的に見えるからです。例えば、家具の数を必要最低限に抑え、壁や床の色を明るいトーンで統一すると、空間がより広く感じられます。また、高い天井や大きな窓も開放感を演出するのに効果的です。



スッキリする?それとも寂しく感じる?生活感のない部屋のメリットとデメリット

スッキリする?それとも寂しく感じる?生活感のない部屋のメリットとデメリット

生活感のない部屋は、おしゃれで洗練された印象を与えます。しかし一方で、その無機質さゆえに「寂しい」と感じる人も多いです。では、生活感のない部屋には具体的にどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

生活感のない部屋のメリット

生活感のない部屋には余計なストレスの減少、掃除のしやすさ、一見したときのインテリアの美しさなどメリットが複数あります。家でのリラックスタイムをより充実させるメリットについて詳しくみていきます。

精神的な落ち着きと掃除のしやすさ

生活感のない部屋には、精神的な落ち着きをもたらす効果があります。乱雑な空間にいると、それ自体がストレスの原因となりがちです。生活感のない、すっきりとした部屋は視覚的なノイズが少なく、居住者にリラックス感を提供します
例えば、寝室に余計な物が少ないと、眠る前に気が散ることがなく、質の良い睡眠を得られる可能性が高まります。また、リビングにごちゃごちゃと物がない場合、家族や友人と過ごす時間もリラックスして楽しめます。

物が少ない分、掃除も簡単に済ませることができます。例えば、テーブルの上に何も置かないと、視界が開けてリラックスできるだけでなく、拭き掃除も一瞬で終わります。精神的な安定を図り、掃除の負担を減らすために、生活感のない部屋を目指すと良いでしょう。

生活感のない部屋のデメリット

一方で、あまりにも物がないと、使い勝手が悪くなったり、あまりにも無機質で居心地が悪く感じることも。生活感のない部屋を実現するためには日常的に物を片付ける習慣が必要で、それがストレスになることもあります。
また、ある程度の生活感が無い環境は、インテリアに温かみを求める人や個性を演出したい人には不向きなインテリアとなります。無機質な雰囲気が耐えがたいと感じる人や、快適に過ごしたいというニーズが高い人は、程よく生活感を残すことも一つの方法です。



ミニマリストな部屋との共通点と差別化

生活感のない部屋とミニマリストな部屋は、一見似ているように見えますが、その本質には違いがあります。

ミニマリストとは?

ミニマリストとは必要最小限のモノで生活する思想を持つ人々のこと。ミニマリズムは物を減らすことで精神的なストレスを軽減し、よりシンプルで豊かな生活を実現することを目指しています。
余計なものを削減するという点では生活感のない部屋作りと共通点がありますが、生活感のない部屋は主にインテリアの見せ方に注力し、おしゃれさと高級感を求めます。一方、ミニマリストな部屋は機能性や居心地の良さを追求し、物の所有を最小限に抑えることに重きを置きます



生活感のない部屋の4つのインテリアポイント

では、いくつかのポイントを押さえ、生活感のない部屋をつくるための方法を見ていきましょう。

飾り過ぎないを常に意識

飾り過ぎないを常に意識

生活空間を洗練されたおしゃれなインテリアに仕上げるためには、「飾り過ぎない」ことを常に意識することが重要です。それぞれが素敵なインテリア家具や雑貨であったとしても、アイテム一つ一つが主張し過ぎると、結果的にごちゃごちゃとした印象になりがちです。飾りが多すぎると、部屋が雑然として統一感が失われ、生活感が出やすくなります。
そうではなく、本当に必要なアイテムに絞ります。たとえば絵画やポスターを数点絞って飾り、余分な小物を排除することでシンプルで統一感のあるデザインに近づけます。

飾り過ぎない、とはつまり、お部屋に必要なもの、そしてその場を引き立てるアイテムのみを選び、美しく整えること。これが、生活感を感じさせないスタイリッシュなインテリアへと繋がるのです。

コードや生活感のある日用品は隠す&まとめる

生活感が漂うアイテムの代表として対策したいのがコード類や主張の強いパッケージの日用品。これらを上手に隠すことで、見た目の美しさを保つことができます。まず、電化製品の配線は隠しやすい場所に配線し、可能であればケーブルボックスなどを使用してまとめることで、部屋の印象を大きく変えることができます。

日用品は、収納ボックスにまとめたり、統一したデザインの容器に移し替えるなどして見せたくないアイテムは見えない場所に配置すると効果的です。

ゴミ箱は中身が見えないスッキリデザインを選ぶ

お部屋をスタイリッシュに保ちたい場合、ゴミ箱の存在は意外と頭を悩ませるものです。いくら日頃の生活ゴミをマメに捨てていても、蓋のないゴミ箱で袋が見えていたりすると、どうしても生活感が現れがち。そんな時におすすめなのが、中身が見えないスッキリとしたデザインのゴミ箱を選ぶというアイデアです。
ゴミ袋が目に入ると途端に生活感が生まれるので、フタ付きのゴミ箱を選んだり、中が見えづらい構造になっているゴミ箱を選ぶことで生活感を隠し、部屋の美観を保ちましょう。
新しく購入するのは…という場合には、直接目につく場所ではなく、カウンター下やテーブルの隣といった少し見えにくいスペースに設置することで、さりげない存在感を保ちつつ機能性を確保できます。

書類などは家の中で住所を決めて出しっぱなし厳禁

生活感が漂う最大の原因の一つが、散らかった書類です。文字というのは無意識下でも情報として目に入ってきてしまい、お部屋の情報量を増やす要因のひとつです。どんなにインテリアにこだわっても、書類が乱雑に放置されているだけで一気に雰囲気が損なわれます。
「とりあえず…」でテーブルなどに放置する習慣を見直して、書類などは家の中で住所を決めて、置きっぱなしの習慣からは卒業しましょう。



生活感のない部屋を維持するための生活習慣

生活感のない部屋を維持するのに最も重要と言っていいのはインテリアレイアウトよりも生活習慣と言えるでしょう。
物が少ない以上、余計なものが1つでもあるとインテリア全体を損なうポイントになってしまいます。クリーンな印象を維持するため、生活習慣の見直しをしてみましょう。

整理整頓と日々の掃除の重要性

整理整頓と日々の掃除の重要性

物があふれ、乱雑な空間は、いくら美しい家具や装飾があってもその魅力を半減させてしまいます。まずは、使わないものは思い切って処分し、必要な物だけが手に取りやすいように配置しましょう。
こうした生活習慣の部分では、ミニマリストの思想を取り入れ不要な物を持たない生活を心がけることをおすすめします。日々のものをすぐに片づけ、物の定位置を作ることで散らかさないといった整理整頓と掃除を日常に組み込みましょう。こうした習慣は、どんなインテリアデザインも一層引き立てること間違いありません。

定期的な見直しと断捨離

定期的な見直しと断捨離

私たちの生活空間は、日常の営みとともに、気づかないうちに様々な物で溢れがちです。日常の掃除とは別に、おしゃれなインテリアを保つためのポイントの一つに、定期的な見直しと断捨離があります。
断捨離をすることで、例えば、季節ごとのデコレーション品や、使われていない雑貨、古くなったファッション小物など、時間と共に役割を終えた物を見つけられるでしょう。

最も大切なのは、定期的にこのサイクルを繰り返すこと。週・月ごとに一度などでタイミングを設けることで、部屋の見直しと断捨離をルーティンとすることで、生活感を感じさせない洗練された空間を維持できるのです。自分にとって価値のあるアイテムだけを厳選して、すっきりとおしゃれなインテリアを実現しましょう。



まとめ:生活感のない部屋の作り方

シンプルだけれど洗練された「生活感のない部屋」の作り方は、家具やインテリアアイテムの選び方だけでなく、空間を維持するということが重要なポイントだと分かりましたね。
目に入る情報量を減らすことを意識して、日用品は隠すインテリアを活用しながら心理的に落ち着くモダンなお部屋を目指しましょう。



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このコラムを書いた人

arne interior WEB事業部

愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。 おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。

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