北欧スタイルのインテリアで理想のキッチンに!コーディネート事例をご紹介
北欧スタイルのキッチンは、シンプルで温かみのあるデザインが特徴です。
自然素材や明るい色調、機能的でミニマルなデザインが組み合わさり、心地よい空間を演出します。
新築やリフォームを検討している方の中にも、北欧スタイルを取り入れたキッチンにしたいと考えている方も多くいるのではないでしょうか。
毎日立つ場所だからこそ、使い勝手のいい理想的なキッチンにしたいですよね。
人気の北欧スタイルキッチンにするためのインテリアのポイントや色選び、レイアウトの事例をご紹介します。
「北欧スタイル」を知ろう
「北欧」とは、ヨーロッパ大陸の北部に位置する地域で、主にスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランドの5つの国を指します。
これらの国々は地理的に北極圏に近く、寒冷な気候や美しい自然景観が特徴です。
冬は特に寒さが厳しく、家の中で過ごす時間が長いため、より快適に過ごせるようにインテリアや家具にこだわっています。
自然の温かさと明るい色調
北欧の日照時間の変化は季節によって大きく代わり、夏は約18時間以上の日照時間なのに対して冬は約6時間以下と大幅に短くなります。
そのため自然光の活用が重要視されており、大きな窓やガラス扉、カーテンの使用によって室内に自然光を取り込む工夫がされています。
また、北欧インテリアは白やクリーム色などナチュラルな色味を基調とし、淡いグレーやパステルといった明るい色調を取り入れるのが特徴です。
これにより室内を明るく広々とした印象にすることができます。
自然素材の使用
北欧インテリアでは天然木やコットン、リネンなどの自然素材が好まれます。
これらの素材は温かみや質感をもたらし、自然な雰囲気を演出できるので北欧インテリアらしくなります。
ミニマルなデザインと機能性
シンプルで無駄のないスタイリッシュなデザインが特徴的な北欧スタイル。
スッキリとしたデザインのものが多く、それに加えて機能性と快適さを重視しています。
家具や収納スペースが効果的に配置され、使い勝手や動線がスムーズにいくよう考慮されたデザインが求められています。
Cozy and Hygge(コジー アンド ヒュッゲ)
北欧スタイルのインテリアは快適さと居心地の良さを追求します。
Cozy(居心地の良さ)とHygge(快適さや幸福感)の要素を取り入れ、ホッと落ち着ける空間づくりをしていきましょう。
北欧スタイルのキッチンにするための色の選び方
ベースは白やナチュラルカラー、木目調に
北欧スタイルのキッチンにするために、ベースには明るさ、暖かさ、自然の要素を反映した色彩を選択しましょう。
面積の広い壁や床などに白やナチュラルカラー、木目調の色味を取り入れると、インテリアがまとまりやすくなります。
壁や天井はホワイト系の色味が採用されることが多いので、フローリングや木製の家具などで木の質感をプラスすればより北欧風のスタイルに近づけます。
アクセントにパステルや自分の好きなカラーを
シンプルな中に遊び心をプラスするのが北欧スタイル。
サブカラーやアクセントカラーに自然の風景や水、空などのイメージを思い起こさせるミントグリーンやペールブルー、淡いピンク色などパステルカラーもよく用いられます。
落ち着いた色味の中にアクセントとなる色を取り入れることで、全体がまとまり洗練されたイメージを生み出します。
広い範囲にカラフルな色を取り入れるのが不安な方は、キッチンの背面など部分的に取り入れるのもおすすめです。
調理スペースや食事エリアなどの壁にアクセントクロスを使用することで、特定のエリアや特定の要素を強調することができ、
単調な壁に比べて、部屋全体のバランスが取れ、デザインや雰囲気を引き立てることができます。
シンクやコンロ周りなど、水はねや油はねが多い場所にはタイルがおすすめです。
汚れてもサッとふき取る事ができますし、様々な色味や形状のものがあるので好みのタイルを選ぶ楽しさもあります。
また、異なる素材を使用することで、質感や触感の多様性を空間にもたらすことができるので、
視覚的な魅力とデザインのアクセントを追加することができます。
キッチン雑貨や食器にも北欧スタイルをプラス
キッチン雑貨など小物にもこだわると、より北欧テイストのキッチンに。
北欧柄のテキスタイルは植物や動物などの自然をモチーフとしたデザインや、幾何学模様を使った柄が多く、洗練されたデザインのファブリックやキッチン雑貨が多くあります。
色味も様々なので、いいアクセントになってくれます。
2~3色メインとなる色味を決め、お皿や調理器具を揃えることで統一感が生まれすっきりとした印象になります。
北欧スタイルのキッチンインテリア事例
理想的な動線のキッチン
テーブル/ベンチ/チェア/ウォールラック/ソファ/プレイマット
白と木目を基調としたナチュラルテイストのキッチンダイニング。
オープンキッチンで、調理したらすぐ横のダイニングテーブルに料理を運べますし、
食べ終わったお皿をシンクに持っていくのも楽な配置になっています。
調理スペースには同じ形のペンダントライトを取り付け、ダイニング部分にはシェード部分がラタンで編まれた照明を吊り下げています。
必要な場所に照明を取り付けることにより、部屋全体が明るくなり過ぎず、落ち着いた空間になってくれるので、
家族団らんのできるキッチンにはおすすめです。
また、キッチンの奥にはパントリーを設け、その先のドアは玄関スペースにつながっています。
買い物から帰ってきたら直線でパントリーやキッチンまで行けるので、効率性の高い動線となっています。
サイズオーダーできるダイニングテーブル
幅(最小90~最大180cm)、奥行き(最小50~最大90cm)、高さ(最小40~最大90cm)をそれぞれサイズオーダーできるダイニングテーブル。
天板と脚のカラーも変更できるので、キッチンにぴったりのテーブルが出来上がります。
シンプルな形なので、インテリアの邪魔をすることなくマッチします。
フラットな背もたれがシンプルなダイニングチェア
手すりから背もたれまでフラットなダイニングチェアは、シンプルな見た目で可愛らしく、ゆったりとくつろいでいただけます。
生地展開を豊富に取り揃えています。
モダンスタイルのダイニングベンチ
座面にステッチとクルミボタンがあしらわれたシンプルなダイニングベンチ。
サイズバリエーション豊富で、置きたい場所に合わせてサイズをお選びいただけます。
小回りの利く、かわいいL字のキッチン
ペールブルーを基調としたL字キッチンはコンパクトでありながらも作業スペースが広く、作業動線は短いため効率よく調理が行えます。
キッチン部分の壁には模様の入ったデザインタイルを施工し、アクセントに。
壁面には見せる収納として壁面ラックを設置して、お気に入りのおしゃれなグラスやお皿を収納できます。
省スペースであっても開放感のある爽やかで心地よいキッチンは、毎日の料理が楽しくなります。
おしゃれに飾れる、見せる収納棚
扉により、ほこりやゴミが入りづらくなり収納物を清潔に保つことができます。
ガラス扉なので中に何を収納しているのかが分かりやすく、見せる収納として活躍してくれます。
arneでは豊富な素材やカラーバリエーションを取り揃えており、
好みに合わせて素材やカラーの変更を行っていただけるので気軽にお問い合わせください。
ちょっと一息つきたい時に丁度いいスツール
作業をしていて少し休みたい時にぴったりのコンパクトなスツール。
シンプルでインテリアの邪魔をせず、軽くて持ち運びも楽なので、好きな場所に置いておけます。
ちょっとしたサイドテーブルとしてもご使用いただけます。
収納力抜群のコの字型キッチン
調理スペースが広く確保できるコの字型キッチンは、動線も短く済むので作業がしやすい作りです。
収納場所も多いため、調理器具や食器が多い家庭におすすめ。
また、一辺をキッチンカウンターとしても有効活用できるので、リビング側に椅子を置くことで来客をもてなすテーブルにできたり、
家族皆で作業するスペースにできたりと、様々な活用が可能です。
コンロ側の一部の壁にグリーンのモザイクタイルを施工し、シックでモダンなキッチンに。
料理を作ることが好きな方が落ち着いて作業のできる空間になりました。
使いたい用途に応じて組み合わせ
レンジ台とキャビネット・収納庫・作業台を組み合わせて収納スペースを作れるキッチンボードです。
用途に合わせて組み合わせができ、サイズや色のバリエーションが豊富なのでご自宅のキッチンに合うものが見つかるはず!
清潔感あふれるホワイトキッチン
モノトーンでまとめたキッチンダイニングは機能的でミニマルなデザインで、
使い心地もさることながら、開放的な空間でのんびりと落ち着いて過ごせます。
ダイニングチェアや観葉植物で色味を足すことで、のっぺりと単調にならず、まとまりを見せてくれます。
同じホワイトでも調理スペースの壁は白いタイルを施工しているので、
壁紙と質感の対比が生まれ、視覚的にもアクセントになってくれます。
一本足がおしゃれなテーブル
幅と奥行きが5cm間隔で選べるセミオーダーのテーブル。(幅・奥行きは80~100cm)
シンプルな見た目なので様々なテイストのお部屋にマッチします。
天板の形も幅広くご用意しており、テーブルの高さも3段階あります。
お部屋に合わせて選んでいただけます。
まとめ
北欧スタイルのキッチンにするためには、色味や機能性などこだわるポイントが沢山ありますが、
一番のポイントは「そこに立って心地よい時間を過ごせるかどうか」ではないでしょうか?
料理をする際にどこに何があればスムーズに作業ができるか、自分の好きな色が視界に入ることで楽しい気分になるなど
自分の好みやライフスタイルに合わせて考慮しながら取り入れることで、心地よい空間を作り出すことができます。
これから新築やリノベーションを考えている方の参考になりましたら幸いです。
北欧スタイルの魅力を活かして、自分の暮らしをより居心地の良い幸福感あふれるものにしていきしょう。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。