食事の時にぴったりのローテーブルは?高さや大きさなどポイントを教えます!
ローテーブル/フロアチェア/ローソファー/サイドテーブル/チェスト
お部屋での食事や家族団らんの時間をより快適にするために、ローテーブルはどのように選べば良いのでしょうか?
この記事では、食事に適したローテーブルの高さや大きさ、さらにはお部屋の雰囲気に合わせたテーブル選びのポイントをご紹介します。
ソファや座卓などの座面高を考慮しながら、一人暮らしから家族まで幅広く役立つローテーブルをご紹介いたします。
目次
ローテーブルで食事をするメリットとデメリット
ローテーブルでの食事は、リラックスした姿勢でくつろぎながら楽しむことができることが最大のメリットです。
家族や友人との団らんの場をより和やかにする効果がありますし、和室などの雰囲気にも合うので、床座生活を送る方にもおすすめです。
しかし、座椅子やクッションがなければ長時間の食事には向かず、腰に負担がかかる恐れも。
また、高さがあってないと食べ物を取り分ける際には少し不便を感じることもあるでしょう。
適切なローテーブル選びには、メリットとデメリットを踏まえることが非常に重要になります。
ローテーブルで食事をするメリット
ローテーブルで食事をするメリットには、まずお部屋の空間を有効活用できる点が挙げられます。
床座文化が根付く日本では、床に近い位置で生活する習慣がありますが、ローテーブルはその延長上にあるインテリア。
ソファや椅子を使わずに、床に直接座って寛ぎながら食事ができるのが魅力です。
また、コンパクトなテーブルは、スペースを取らずに済むため、省スペースでも圧迫感を感じさせません。
そのうえ、おしゃれなローテーブルはインテリアのアクセントになることも。
ゲストをもてなしたり、家族との時間を楽しんだりする際のくつろぎの食事タイムを演出します。
リラックスした姿勢で食事を取ることができるのも大きなメリット。
床座や座椅子、ソファなど自分の好きなスタイルで食事をとっていただけます。
選ぶ際は、高さや大きさを考慮して、ご自宅の空間にぴったりの一品を見つけてください。
ローテーブルで食事をするデメリット
一方、デメリットとしては、一般的なダイニングテーブルと比較すると高さが低いため、食べる際に背筋を曲げたり、足を組んだりする必要があり、長時間の食事には体に負担がかかる可能性があります。
また、テーブルの下に足を伸ばすスペースが限られるため、広々とした足元を求める方には不向きかもしれません。
さらに、足腰の弱い方には床からの立ち上がりが難しい場合がある点も考慮する必要があります。
他の家具との高さの調和を考えると、ローテーブルはダイニングセット全体の統一感を得るのが難しい場合があります。
確かにメリットは多いものの、使い勝手や快適性を重視するなら、機能性とデザインを兼ね備えたテーブル選びが重要です。
食事をするローテーブルを選ぶポイント
食事をする際のローテーブル選びにおいて、最適な高さは一般に床から約30~40cmが理想的です。
あまりに低すぎると食事がしにくく、高すぎるとリラックスして食事を楽しむことができません。
大きさは使用人数や部屋の広さに合わせて選びましょう。
2人用なら幅75cm程度、4人用なら120cmを目安に。
天板の形状はスペース効率と使いやすさを考えて、正方形や長方形、円形などから選びます。
また、安定感も重要で、しっかりとした構造であることを確認してください。
さらに、清潔さを保つために、水や汚れに強い素材や、お手入れが簡単な表面加工のものを選ぶのがオススメです。
最適なローテーブルの高さは?
食事に最適なローテーブルの高さ選びは、座るクッションや座椅子の高さによって異なります。
一般的には、座面からテーブルの天板までの高さが20~30cm程度が理想的です。
座椅子に座ったときに腕が自然にテーブルに届き、無理なく食事ができる高さを選びましょう。
また、日本の伝統的な座布団を使用する場合は、低いテーブルが適しています。
高さ調節が可能なローテーブルを選べば、様々な座り方や用途に合わせて調整できて便利です。
実際に座って確かめることができるのであれば、自分にとっての最適な高さがどれくらいなのかを確認してください。
床、座椅子に座って使用する場合
床や座椅子に座ってくつろぐ時、ローテーブルの選び方はとても重要です。
理想のテーブルは使用する椅子や座面の高さによって異なります。
床座の生活をおすすめするなら、テーブルの高さは約30~40cmがベスト。
これにより、食事をしたり、作業をしたりするときに腕が自然な位置に保たれ、長時間快適に過ごせます。
一方、座椅子を使用する場合は、テーブルの高さは座椅子の座面高よりも少し高いくらいが良いでしょう。
一般的な座椅子の座面の高さが約15cm〜20cmであることを考えると、テーブルの高さは40cm前後がおすすめです。
これにより、食事の際にも肩や腕に負担をかけず、リラックスした姿勢を保てます。
ソファに座って快適に食事をするためのローテーブル選びの重要なポイントとしては、ソファの座面高とテーブルの高さのバランスが挙げられます。
一般的なソファの座面高は約40cmですが、これに合わせてテーブルの高さを選びましょう。
理想的には、ソファの座面からローテーブルの天板までの距離が10cm前後であると良いでしょう。
したがって、テーブルの高さは約50~60cmがおすすめです。
この高さであれば、膝や太ももにテーブルが当たることなく、食事を楽しむことができます。
しかし、カフェで過ごす時のように、ソファにゆったりと座り、テーブルに邪魔されることなく家族や友人の顔を見ながら談笑をしたい時には約40~50cm前後の低さのテーブルがおすすめです。
また、テーブルの大きさに関しては、使用する人数や置くスペースを考慮して選びましょう。
過度に大きいと動線を妨げたり、小さすぎると食器が乗らなかったりと使い勝手が悪くなります。
ソファとのバランスを見ながら、最適なローテーブルを見つけてください。
一般的なダイニングチェアの座面の高さは約42cm前後のものが多く、ダイニングテーブルもそれに合わせ高さ約72cmが平均的な高さとなっています。
子どもが座るには少し高い印象があり、そんな時ロータイプのダイニングチェアは子どもも簡単に自分で座れる高さのものが多いです。
ローダイニングチェアはゆったりと座れるタイプのデザインが多く、テーブルも、食事をする際に膝や太ももが当たらずリラックスできる高さが理想的です。
食事をするときの快適さを追求するならば、脚が軽くテーブルの下に入る程度のスペースも大切で、使用する人数や置く部屋のスペースを基準にサイズを選ぶと良いでしょう。
ポイントはダイニングの環境と使用するダイニングチェア、使用する人に合ったテーブルを選ぶことにあります。
最適なローテーブルの幅と奥行きは?
最適なローテーブルを選ぶ際、幅と奥行きは非常に重要です。
まず、テーブルが置かれるリビングのスペースを考えましょう。
ワンルームやコンパクトな部屋には、圧迫感なく収まるよう、奥行きが狭めのテーブルが望ましいです。
一方、大きめのリビングや家族が多い場合は、100cm以上の幅があるテーブルが活躍します。
テーブルは、座る人が快適に食事を楽しめることが最優先。
周りの家具とのバランスを考えつつ、必要なスペースを残して選ぶと良いでしょう。
また、使い勝手も重要なポイントです。ローテーブルの奥行きがある程度あれば、食器や食事を置くのに便利で、使用する人全員が快適に食事をすることができます。
また、置く場所によってもサイズを考慮する必要があり、テーブルを置いた時その周りを通りやすいかなど生活動線が不便になってないかなど考える必要があります。
最適なサイズはリビングのスペース、家族の人数やライフスタイルによって異なりますが、これらを考慮して選ぶことが大切です。
使用人数とサイズの目安
ローテーブルを選ぶ際、使用人数とテーブルのサイズは重要なポイントです。
一般的に、2人で使う場合は幅80cm程度のテーブルを選ぶと快適です。
奥行きについても、十分なスペースを確保するために40cm以上を目安にすると良いでしょう。
また、4人で使用する際は幅120cmのテーブルが適しています。
奥行きは同じく40cm以上あれば、各自がリラックスして食事ができます。
6人以上で使用する場合は、それ以上のサイズが求められ、150cm以上の幅が必要になることもあります。
ただし、お部屋のスペースとの兼ね合いも考慮し、適切な大きさを選びましょう。
サイズ選びの際は、使用人数を基準にしつつ、動線や快適な食事スペースを保つことがポイントです。
お部屋のテイスト別!おしゃれなローテーブル
【北欧風・ナチュラルテイスト】食事におすすめのローテーブル
お部屋にナチュラルな温かみを加えたい方には、北欧風のローテーブルがぴったりです。
木目が美しい木製のローテーブルは、洗練されたデザインが魅力です。
一般的な食事に適した高さは、床から40~45cmが理想的。
膝の上にお盆を置く感覚で、カフェのようにくつろぎながら食事が楽しめます。
また、大きさは使用する人の数や、お部屋のスペースに合わせて選んでください。
北欧風のローテーブルは、機能的でありながら空間に溶け込むナチュラルな雰囲気をもたらします。
素敵な木目が、毎日の食事をより楽しいものにしてくれるでしょう。
【モダンテイスト】食事におすすめのローテーブル
おしゃれなモダンテイストにぴったりなのは、シンプルなデザインながらもインテリアに映えるガラス製や光沢感のあるメラミン素材のテーブルで、透明感あふれる清潔感をプラスしましょう。
テーブルの高さは、くつろぎながら食事を楽しめるように、ソファに合わせた高さのテーブルが理想的。
モダンなローテーブルには、シンプルでスタイリッシュな雰囲気のアクセサリーやキャンドルを置いて、こだわりの空間を演出するのもおすすめです。
食事の時間をさらに特別なものに変えてくれるテーブル選び、ぜひ参考にしてみてください。
【和風テイスト】食事におすすめのローテーブル
ローテーブル/フロアチェア/ローソファー/サイドテーブル/チェスト
和風テイストのお部屋で食事を楽しむ際、ローテーブルは相性のいいアイテムです。
和室に調和するテーブルは、天然の無垢材を使用したものや木目調のものがオススメ。
自然の温もりが感じられ、シンプルながらも上質なデザインが和の雰囲気を引き立てます。
座布団やクッション、座椅子に座りながら、くつろいだ姿勢で食事ができる高さ40cm前後のものがおすすめです。
機能性だけでなく、デザインやお部屋のテイストに合わせて選び、あなたの生活に溶け込むローテーブルを見つけて、快適な食事の時間を楽しみましょう。
食事の時にぴったり!ローテーブルのおしゃれなレイアウト実例
温かみのある北欧スタイルのリビングダイニング
ローテーブル/ローソファ/スツール/チェスト/デスク/チェア/ウォールラック
あたたかい色合いの北欧風のお部屋には、木目調が温かい雰囲気を演出してくれるローテーブルを合わせました。
ご飯を食べる場所とくつろぐ場所を同じにすることで家族や友人とのコミュニケーションが取りやすく、多様な活動を同時に楽しめる空間に。
低めのダイニングチェアにピッタリ合う高さのテーブルを見つけるのは難しいことがありますが、サイズオーダー可能なテーブルなら、自分の思った通りの使いやすいテーブルを手に入れることができます。
ダイニングテーブル/ベンチ/ベンチ(背もたれあり)/チェスト
男前なインダストリアルスタイルのお部屋
シンプルかつ個性的なインダストリアルスタイルに似合うブラックの脚を取り入れたローテーブル。
センターテーブルとしても丁度いい高さで、お部屋に圧迫感を与えないサイズ感。
一人暮らしのワンルームなど、省スペースで多くの家具を置けない場所には作業台も兼用できるテーブルを設置するのがおすすめです。
お部屋のテイストに合わせて天板と脚の色を変えれらるので好みの組み合わせで個性を出すことができます。
ベッド/ベッドサイドテーブル/デスク/スツール/ウォールラック
モダンで洗練されたリビングダイニング
モダンでおしゃれな雰囲気を出すために、家具などの色味を統一し、ブラックやダークブラウン、グリーンなど深めの色でまとめました。ローソファーと合わせても丁度いい高さのローテーブルは、お部屋の空間を広々と見せてくれるので解放感があります。
ホワイトを基調としたダイニングは、光沢感が高級感を醸し出してくれるメラミン素材を使用。
水に強い素材なので、万が一飲み物をこぼしてもサッとふき取れば片付けが完了するのでお子様のいるご家庭にもおすすめの素材です。
落ち着く空間でくつろぐ和室ダイニング
ローテーブル/フロアチェア/ローソファー/サイドテーブル/チェスト
和室と相性のいいローテーブル。
フロアチェアと合わせてくつろぎのスペースになっています。
天然木の突板を使用しているのでより温かみのある雰囲気に。
畳にもよく合うデザインなので、和室でくつろぎながら家族団らんの時間を過ごしていただけます。
ポップでかわいいワンルーム
友人を呼んでワイワイ談笑するには、ローテーブルがおすすめです。顔を見合わせコミニケションを取りやすく、床に座りながらリラックスできます。
お気に入りのクッションや座椅子に座りながら一緒に食事をとると親密度も深まり楽しい空間に。
まとめ ぴったりのテーブルを見つけて食事タイムを楽しむ!
食事の時間を快適に過ごすためには、リビングダイニングに最適なローテーブル選びが重要です。
テーブルは、座った時に肘が楽に置ける高さがおすすめ。
座椅子やソファなどテーブルと合わせるアイテムによって楽な高さが変わってくるので、一度座ってみて考えるとサイズを探す参考になるかもしれません。
幅や奥行きのサイズについては、お部屋の空間を考慮し、使い勝手の良いものを選びましょう。
デザイン性を加味すると、おしゃれな雰囲気でリビングを彩れます。
また、食事以外にテレワークなど作業スペースとして使える便利なスタイルのテーブルは、LDKでの多目的な活用にも対応。
ダイニングエリアをもっとお気に入りの空間にするために、機能性とデザイン性を兼ね備えたテーブルを選び、食事タイムをより楽しんでください。
食事にぴったりのローテーブル紹介
サイズ、カラーが選べるローテーブル
ロータイプからダイニングテーブルの高さまで選べるテーブルは、天板と脚カラーも豊富にご用意しています。
座椅子やソファ、低めのダイニングチェアなど座るものに合わせてサイズオーダーもできるので、お部屋やチェアに合わせてぴったりのものを探してみてください。
天然木の突板が美しいローテーブル
板目が美しい天板に黒脚が合わさったスタイリッシュなテーブルは、様々なテイストのお部屋にマッチします。
こちらもサイズオーダー可能で、天板の角が丸いデザインも選んでいただけます。
このコラムを書いた人
arne interior WEB事業部
愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
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