片づけ上手の秘密は“扉”にある?フラップ扉収納の魅力
フラップ扉は、本棚や収納棚、ディスプレイラックといった家具と一緒に取り入れるだけで、見た目をすっきりさせる力があります。お気に入りのインテリアをおしゃれに整えたいリビングやキャビネット、テレビ台周りに最適で、扉を閉じれば生活感が消えて、扉付きの収納として機能的です。本記事では、見えない収納で生活感を隠しつつ収納力も確保できる、フラップ扉のアイテムの魅力についてご紹介していきます。
執筆者
arne interior
WEB事業部 愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。おすすめ商品や選び方のポイント、インテリアの基礎やコーディネートなどの家具にまつわるお役立ち情報をご紹介します。
そもそもフラップ扉の収納ってどんなもの?
フラップ扉とは、前面が横または斜めに開くタイプの扉で、上下どちらかに開閉する構造が一般的です。シェルフやラックに取り付けることで、「見せるディスプレイ」と「隠す収納」を両立でき、郵便物や文房具などの細かなアイテムもすっきり隠せます。片手で開閉できるデザインも多く、リビングやワークスペースの整理に便利なアイテムです。
他の扉(開き戸・引き戸)との違い
開き戸や引き戸に比べ、フラップタイプの扉は前面がフラットで、閉じたときに空間全体がすっきりまとまる点が魅力です。前方に大きく開く必要がないため、狭いスペースでも使いやすく、横方向のスペースも取りません。また、扉自体が一枚の面になることでディスプレイラックのように見た目を整えやすく、生活感を隠す効果にも優れています。
木目調や艶のある素材など、デザインの幅も広く、ミニマルで上品な印象を演出できるのも特徴です。
限られた空間を美しく保ちたい方や、スマートな収納を求める方にとって、フラップ扉の収納は機能性とデザイン性を兼ね備えた理想的な選択肢になります。
見た目すっきり!フラップ扉収納の魅力
フラップ扉の最大の魅力は、見せたくないものをすっきり隠しつつ、全体の印象をおしゃれに保てることです。リビング収納やテレビ台周りに設置すれば、ケーブルや日用品を隠せてディスプレイラックに並べたお気に入りのアイテムだけを引き立てられます。ここでは、そんなフラップ扉のついた収納家具の魅力をご紹介します。
生活感を隠してインテリアを整える
生活感を隠してインテリアを整えるには、見せる場所と隠す場所を意識的に作るのがコツです。本棚に扉付き収納やフラップをつければ、日常の雑多さが消えておしゃれな印象になります。さらに、収納ボックスやラベルで整頓すると取り出しやすく、掃除の時短にもつながります。家電のコードや子どものおもちゃも扉付き棚やフラップで目隠しし、色を統一した収納ボックスで視覚的に整えるなど、小さな工夫で暮らしをすっきり見せましょう。
上開き・下開きで変わる印象と使い勝手
上開きと下開きは家具の印象と使い勝手を大きく左右します。上開きはフタを見せるデザインで視線を集めやすく、上段の出し入れが楽なため収納の取り出しやすさが優先される場面に向いています。下開きは落ち着いた佇まいで重厚感を出しやすく、床近くの物を取り出しやすいのが利点です。狭い空間では扉の開き方で動線が変わるため、キャビネット、チェストいずれも用途と設置場所を考えて選びましょう。キッチンでは調理道具の出し入れ、寝室では衣類の収納やチェストの引き出しとの併用など、用途によって最適な開き方が異なります。子供や高齢者がいる場合は安全性と操作のしやすさも重視しながら、見た目も使い勝手も妥協しない選び方を心掛けましょう。
フラップ扉の収納を選ぶときのポイント
フラップ扉収納を選ぶときは、まず設置場所に合わせたサイズや耐荷重、素材を確認することが大切です。キャビネットやシェルフ、テレビ台など用途別に内部の仕切りや開閉角度、配線スペースが適切かをチェックしながら、キャビネットと組み合わせた際の見栄え、実際の使用シーンをイメージしましょう。ここでは、フラップ扉の収納を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
他の家具とのコーディネートのコツ
フラップ扉の収納と、他の家具とのコーディネートのコツは、色味と高さ、素材のバランスを揃えることです。本棚やディスプレイラックは壁面を活用してシェルフ感覚で配置し、リビングの視線を整えたり、テレビ台やチェストは同系色でまとめ、リビング収納は見せる収納と隠す収納を使い分けるとすっきりまとまります。ラックや小物でアクセントカラーを加え、木材や金属など素材を統一させたり、ラグや照明、観葉植物で質感をつなげ、季節ごとにディスプレイを替えるとより居心地の良い空間になります。
開閉のスムーズさと耐久性
毎日使う扉は、扉のスムーズな開閉や耐久性が必須になります。ダンパーやスプリングの有無、ヒンジの取り付け方法を確認して、長期間の使用に耐えるかを見極めましょう。子どもがいる家庭では安全性も重要で、ゆっくり開閉できるものを選ぶと安心です。普段の掃除や潤滑も忘れずに行って、安全な環境で使えるようにしましょう。
どんな空間に向いている?設置場所のアイデア
フラップ扉収納は、雑多になりがちな小物や書類を扉で隠すことで、部屋全体がおしゃれにまとまるので、場所を選ばずさまざまな場所で力を発揮します。ここからは、フラップ扉の収納を使ったコーディネート実例をご紹介します。季節ごとのディスプレイ替えや、動線に合わせた配置で、より過ごしやすい空間を目指しましょう。
リビングで見せない収納に
リビングで見せない収納にするには、扉付きのラックやテレビ台を活用しましょう。見せたい本や雑貨は本棚やディスプレイラックに飾り、日用品やケーブル類はフラップ付き扉や扉付き収納に隠すとすっきり見せることができます。壁掛けのラックと組み合わせたり、高さや奥行きをそろえて生活感を抑え、開閉のしやすさや配線ルートも考えて配置すれば実用性と美観が両立します。照明やグリーンで雰囲気を整え、掃除しやすい動線も意識しましょう。
寝室のちょっとした片付けにも活躍
寝室のちょっとした片付けには、コンパクトな収納が便利です。狭いスペースでも使える収納棚はタオルや小物、バッグの定位置になります。見た目を整えたい場所には、扉付きタイプがほこり対策に有効で生活感を隠すことができます。引き出し式の小さなチェストを組み合わせれば、鍵や充電器などの細かな物もすっきり収まり、毎日の出入りが快適になります。収納棚としての機能性と見た目のバランスを意識しましょう。
まとめ:見せる×隠すを両立する収納上手へ
フラップ扉の収納は、本棚やディスプレイラック、テレビ台といった既存家具と組み合わせることで、部屋を整えながら実用性を高めてくれます。素材・カラー、開閉のスムーズさ、耐久性をチェックして購入すれば失敗が少なく、ディスプレイしながら自由にカスタマイズする楽しみもあります。本記事を参考に、実用性と見た目を重視した収納家具で、使いやすい空間をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
このコラムを書いた人
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愛知県名古屋市の家具製造・販売メーカー、株式会社arneが運営するarne interior公式オンラインショップスタッフです。
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